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休職の経緯と復職の課題(10月)

みなさん、こんにちは。南浦和駅前、町田クリニックのリワーク報告です。

今日は今月の集大成。休職の経緯を振り返りました。

ストレス要因、ストレス反応、自分のコーピングスタイルとサポート体制を1枚の紙に整理。辛かったときのことを思い出すと、どうしても視野狭窄になりがちです。1枚の紙に書いていくことで、当時の状況を俯瞰して振り返られるようになります。

「自分がだめだった」「なぜ、うまく対処できなかったのか」というように自分を責めるのではなく、朝のワークで繰り返し身につけてきたマインドフルネスの精神を発揮して、あるがまま振り返りました。みなで振り返ることで、復職の課題について深く洞察することができました。

しんどい作業だったと思いますが、みなさん真剣に取り組まれていたのが印象的でした。分かち合いにおいても、それぞれの体験を共有し、「自分だけじゃなかった」と安心したり、書いて整理することと、人に話して伝えるのは違うなど、気づきの多い時間となりました。

カラー心理で自分を知ろう!

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、「カラー心理」を体験しながら自己理解を深めてもらいました。

自分が思っている自分、自分でも気づいていない自分など、カラーを通じてどのくらい意識できているのかチェックしてみました。

意識できている自分の状態とカラーが一致している方、あまり一致していなかった方など様々でした。

一致している方は自身の思いを再確認し、一致していなかった方は自分の未知なる可能性や心の奥の本音などを垣間見れる時間になったかと思います。

選ぶ色は、その時に精神状態によって変化します。

また、このプログラムで出た色の意味は、参加者様を限定して決め付けるものではありません。

あくまでも、その日のコンディションからは、そのような可能性があるかもしれない。という視点で自己理解を深め、より良い状態とは何かを考える際の参考として捉えてもらっています。

ドラマセラピー*別人になることでの気づき

 

今日は久しぶりに気持ちよく晴れた1日でしたね。

1ヶ月ぶりのドラマセラピーでは、動きながらうっすら汗ばむほどの陽気でした。

「ドラマ」というと、「しっかりと演技しなくちゃいけない」と思う方もいるかもしれませんが、ドラマセラピーは「別人になることを楽しむ」という感じです。

 

自分から離れてみることって、普段はなかなかできませんよね。

でも、ドラマセラピーの時間は、何にだってなれます。

ドラマの世界は自由ですから。

「別人」になって遊んでいると、不思議と動き方や喋り方、姿勢まで変わっていきます。

そうやって自由に「別人」を遊んでいるうちに、普段ならば口に出せないような言葉が口から出たり、感情を表現できたりするのです。

 

今日は、袋に手を入れて紙を引いてもらい、紙に書かれた「役(職業)」を互いに演じながら、相手が何役なのかを当てるというワークを行いました。

「魔法使い」と「小学校の先生」との会話(!!)など、普段はありえない会話が繰り広げられたり、、、

大笑いしたり、思わぬ共通点に驚いたり、、、

皆さん、すごく楽しまれていて、私も嬉しかったです。

 

 

「役と自分は全く違うと思っていたんですが、やっているうちに、私の中にも似た要素があったなと思いました。偶然に紙を引いたわけではなかったのかもしれないなとも感じました。」

 

「自分には息子しかいなかったのですが、今日は娘のいる気分を味わいました。子沢山のお母さん役ができて嬉しかったです。」

 

「魔法使いの役は楽しかったです。言葉じゃなくて、動きだけで魔法を使っている感じを体験できたのも楽しかったです。自由になれた気がしました。」

 

最後のシェアリングでは、そんなご感想も出ました。

来月は11・9の午後に行います。

別人になって、新たな体験をしてみませんか?

ドラマセラピーの時間に、ぜひいらしてくださいね。

お待ちしております。

 

従わざるを得ない状況でのアサーション

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、服従とアサーションについて行いました。

3つの自己表現(非主張的自己表現、攻撃的自己表現、アサーティブな自己表現)について、特徴等を振り返りました。そして、Milgram,S.の服従に関する実験の教師役(被験者)になったつもりで、ご自身の反応等を考えていただきました。

Milgram,Sの服従に関する実験とは、教師(被験者)が生徒(サクラ)に問題を出し、生徒が誤答すると、実験者に言われたままに教師が生徒に電気ショックを与えるというものです。教師と生徒の間は壁で仕切られており、様子は見えませんが、電気ショックを与えるたびに苦しむ、生徒の声がインターフォンから流されます。

みなさんは、この実験で、生徒(サクラ)が問題を間違えるたびに電気ショックを与えますでしょうか?(実際には与えられていないが、与えられていると信じ込まされている)難しい判断かと思います。

実験者の期待に応える必要性と自分が人に苦痛を与えてしまうという罪悪感等の葛藤が伴うものと考えられます。

次に、日常生活で、従いたくないが、アサーティブな表現ができず従わざるを得ない状況とその背景の心理、どのようなことを考えるとアサーティブな自己表現につながるか等について検討いたしました。

日常の中で、自分の意見を言うことができず、相手に従ってしまう、ということはしばしばあることだと思います。

そのような場合にも、自分らしさを大切にしながら、アサーティブな対応ができましたら、と思います。

 

シャバアーサナ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。
本日のヨガは股関節をたっぷりゆるめましたが、
ヨガで1番大切なポーズのシャバアーサナの効果をお伝えしようと思います。

 

ヨガのレッスンでは、最後にシャバアーサナを必ず行います。

 

シャバアーサナとは、仰向けの状態になり、活性化された身体の全ての筋肉を休め、さらに頭の中を空っぽにするポーズです。

別名『しかばねのポーズ』とも言われています。効果は、

・強い感情を手放せます。

・目の疲れが回復します。

・全身の筋肉、神経系を休息させ、身体機能の回復をもたらします。

・自律神経のバランスを整え、精神を穏やかします。

・頭の疲労回復し、睡眠の質を向上させます。

究極のリラクゼーションポーズ、体、脳、心すべての力の「抜け」をゆっくり味わってみてくださいね。

 

アサーション:実践ワーク

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今回は、アサーションについて考えてきたシリーズの仕上げとして、場面に応じたアサーティブな表現を考えてみました。
日ごろ、自分の思いや考えをきちんと表現したいな、と思っていても、なかなか、難しい場面はありませんか?
頼んだ注文が来なかったり、家族と意思の疎通が難しかったり、日常でも、様々な場面が思い浮かびます。

今日は、4つの場面、それから自分が苦手な場面をイメージして、非主張的な表現、攻撃的な表現とともに、アサーティブな表現をどうしたらよいか、案を出し合ってみました。
それぞれの場面で、非主張的な表現、攻撃的な表現、アサーティブな表現の案が、さまざまに話し合われました。

最後に、自分の癖やアサーティブになりにくいのはなぜかを振り返り、それぞれの案を考えました。
お互いに、考えた表現に反応しあったり、活発な意見交換ができました。

 

グループDE問題解決!マシュマロ・タワー・チャレンジ

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、グループワークでマシュマロタワーの挑戦しました。

パスタとマシュマロとテープや紐を使ってできるだけ高いタワーを作るというもので、製作するプロセスを通してチーム・ビルディングについて学ぶことができます。

みなさん初めての課題に戸惑い、苦戦しながらも楽しんで取り組まれていました。1回目は綿密に打ち合わせてからタワーの建設にとりかかり、2回目は作業しながら、試行錯誤されていました。楽しみながらの集中力は凄まじいものがあり、見ていて鳥肌がたちました。

みなさん、いいチーム・ワークを実感できたようです。

結果は以下のとおりです。

 

 

 

★11月のプログラム

< プログラム全体図 >(PDF) 

< はじめての方へ  (”見てるだけ”でもOK & 負荷の低いプログラム) > (PDF)

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

<お知らせ>

*月水の「リワーク」が具体的内容へ名称変更しました!

【 月曜日 】「復職準備」

【 水曜日 】「人間関係改善ワーク」

*第2土曜日午後 「アロマ・アートヒーリング・マインドフルネス」終了しました

*第4土曜日午前 「職場で実践!認知行動療法」午後「マインドフルネス」終了しました

 

【 プログラムご案内(全てPDF)】

火曜・午前 認知行動療法

木曜・午前)自己洞察ワーク

木曜・午後)<個別ワーク> *Office* 集中トライアル ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜・午前)各種療法・疾病理解・アサーション

金曜・午後)ヨガ

 

原則第1・3土曜・午前)須永CPとかたらうスモールグループ

原則第2・4土曜・午前)リワーク*フォローアップ復職者メイン&現役の方もご参加OK 

月1回・土曜)   ドラマセラピー (原則第4)

疾病理解講座「適応障害」・小グループ「ジョハリの窓」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
本日は、疾病理解講座「適応障害」について行いました。
適応障害とは、強いストレスによって日常生活が困難になる程の心の不調があらわれる病気のことです。
適応障害について、概要説明やきょうの健康「これって適応障害?」を観た後、適応障害の原因であるストレスへの対応について、分かち合いました。
ストレスを感じる状況を思い浮かべ、解決案を数多く出し、それについてのメリット、デメリットの比較を行い、解決案を選定いたしました。
ストレスのある状況ではなかなか解決策等が見出しにくいかと思いますが、事前に検討をしておくことで、ストレス状況でも自分の考えた解決策を見返すことで、対応がしやすくなるかとも考えられます。
小グループワークでは、ジョハリの窓について行いました。ジョハリの窓とは、自分をどのように公開ないし隠蔽するかという、コミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案されたモデルです。自分の中には、自分にも他者にもわかっている「開放の窓」、自分にはわかっているが、他者にはわかっていない「秘密の窓」、自分にはわからないが、他者にはわかっている「盲点の窓」、自分にも他者にもわかっていない「未知の窓」があります。基本的には、開放の窓を広げることで、コミュニケーションが円滑になると言われております。まずは、自己開示尺度で自分の傾向を探り、ジョハリの窓を活用して、職場や自分の所属しているコミュニティでどの程度自分を公開すべきか等について分かち合いました。状況や相手との関係性によって、自己開示のレベルは異なるかと思います。ご自身が相手とどのような関係になりたいのか等について、考慮しつつジョハリの窓の理論を活かしていただけましたら、と思います。

腰回りをほぐすヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。
本日のヨガは、腰回りをほくしました。
腰の違和感は、お尻の上部が凝っているかたが多いです。
ここは梨状筋といってぎっくり腰や坐骨神経痛の方がよく硬くなっているところです。

今日は梨状筋をゆるめるポーズをしました。

 

ウッターナアーサナでは、ひざを曲げてもいいので、お腹と太ももをつけ、ハムストリングと膝裏、おしり、心地よくのばしました。

 

エーカパーダアーサナでは、時間をかけ、じっくりと内観をしながら、梨状筋をゆるめました。

 

梨状筋は坐骨神経と関連しており、凝り固まると下半身への血流が減り、冷えたり、こむら返りになりやすくなったり、下半身が疲れやすくなる原因にもなりますので、違和感があったらその日のうちにほぐしてあげてください。