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ミラクル・クエスチョンとスケーリング・クエスチョン

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
本日は、様々な心理療法の中で「ブリーフセラピー」について行い、特に、ブリーフセラピーの技法の1つであるミラクル・クエスチョンとスケーリング・クエスチョンについて行いました。
ミラクル・クエスチョンとは、問題が解決したら、何が異なってくるのか、どのようなことからそれに気づくのかを問う質問で、目標づくりや例外探しの一助となると思います。また、スケーリング・クエスチョンとは、問題や解決を点数化する質問で、状態を把握する一助になると思います・
そこで、気になる事柄を挙げ、そのことに関する今の状態をスケーリングし、スケールが1上がったら異なること、解決した状態を想像し、本件について、分かち合いました。
なかなか、困ったこと等があっても、その状態を細分化して考えることは少ないかと思います。解決した状態を思い浮かべることや今の状態を把握することで、より、解決への見通しが立ちやすくなってきたのではないかと思います。
次に、かるたを行い、何枚くらいとれるか等の予想と実際にとれた枚数との比較、感じたこと等を分かち合いました。仕事等では、つい、目標や数値にばかり、目がいってしまいがちかと思いますが、遊びの中ではいかがでしょうか?目標に関わらず、純粋に楽しむことができたのではないでしょうか。
このようなゲームを通じて、ご自身の傾向を知り、今後の生活の中で生かすことも1つかと思います。

陰ヨガで柔軟性の向上

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

 

本日のヨガは、前半のポーズを全て陰ヨガにしました。

 

陰ヨガのポーズは、目線や手足を置く位置、角度など細かいことが決まっていません。

 

その日の自分の身体のコンディションに合わせて向き合いながら、最適な位置や角度を探して見極めていくヨガになります。

 

ポーズをホールドする時間の経過とともに体や心が感じる刺激や反応する部位が変わります。

 

その変化を見逃さず、最後までじっくり観察をすることで、今の自分の状態に気づくこともできます。

 

ホールド後には、筋肉の奥にある筋膜や腱に刺激を加えることができ、終わってからは、股関節など柔軟性の向上につながります。

 

ご参加の皆さんはどんな体の変化があったのでしょうか〜^ ^

 

復職の道(全体像)と復職準備チェック

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、復職の全体像について説明した上で復職準備チェックを行ないました。チェックシートを使って、現在地点を把握し、これからの取り組みにつなげました。

毎日リワーク・ケアの中で復職に向けて取り組んでいると思いますが、どういう変化・成長があるのかが実感しづらくなっていきます。チェックシーとを使うと、自分の変化をすこし客観的に振り返りやすくなります。また、今後、復職するためにどういう準備が必要で、それぞれ何を意識して取り組んでいくのかを整理しました。

みなさんの復職に役立てていただければと思います。

CBT:ストレスのアセスメント

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

火曜日のプログラムでは、認知行動療法(CBT)に取り組んでいます。
この一カ月ほど、CBTの基本モデルに沿って、自分のストレス状況とストレス反応をじっくり振り返ってきました。

今日は、これまでの振り返りをまとめて、自分のパターンや特徴をまとめてみる、アセスメントを行いました。
認知行動療法は、ストレス対処の為の強力なツールです。
そのツールを、より実践的に有効に使いこなすためには、まず、自分自身のストレスの特徴を理解することが大切です。

それぞれ、振り返りシートを使って、自分の特徴やパターンを振り返り、アセスメントを通して、改善できそうなポイントや癖などを、既に見つけることができました。

自分なりの悪循環にも気づくことができ、次回以降、より有効な対処方略をみつけることができそうです。

9月の振り返り

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は9月最後のリワークということで、1ヶ月間の振り返りを行ないました。みなさん、今月も沢山のことに気づいたり、感じたり、学んだりされているようでした。

今月はの振り返りでは、「自分の気持に気付いて、向き合うことの大切さ。」「気分に飲まれるのではなく、今できることをやっていくことの大切さ。」を分かち合うことができました。それぞれの学び、気付いたことも、今課題に感じていることもいろんなことを分かち合える時間になりました。奥の深い話がたくさんありましたね~。

午後は、復職が決まった人の卒業発表を行ないました。休職期間中に身につけたり、成長したことをまとめられ、我々にとっても学びの深い時間となりました。

1ヶ月間の振り返りは、「今月はあまり参加できなかったなぁ」という人にもお勧めです。他の人がプログラムを通して、何を学ばれたのか分かるのでとってもお得ですよ!

同調とアサーション

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、アサーションについて行いました。

アサーションとは、自分も相手も大切にする自己表現のことで、自分の考え、欲求、気持ちなどを率直に、正直に、その場の状況にあった適切な方法で述べることです。自己表現には、非主張的自己表現、攻撃的自己表現、アサーティブな自己表現があります。時と場合、相手等によって、3つの自己表現を使い分けているかと思います。

本日は、うまくアサーティブ自己表現ができず、同調してしまう時の心理やそのような場合のアサーティブな自己表現について検討をいたしました。

他者の意見に同調してしまう時はどのような時でしょうか。

まずは、Asch,S.E.による実験で、図版(A)に書かれたものと同じ長さの線を図版(B)から選ぶというものです。1人で行うとほとんど間違えがないのに、サクラ全員が間違えた回答をすると、正解率が低下いたしました。それは、サクラの答えに同調してしまったために生じたものと考えられます。

今日の参加者は正解に自信があったから等と同調は生じませんでしたが、全員が同じ答えをしている中で、自分の考えを伝える難しさはあるかと思います。

そして、日常の中で他者の意見と同調してしまう場面とその時の気持ち、今後、同様の場面でアサーティブな自己表現ができるとしたらどのように伝えるかについて、分かち合いました。

特に、会社等の組織では他者に合わせる必要性が生じることも多々あるかと思います。そのような中でも自分の意見を伝えたい、伝えた方が良いと思う場合には、自分の気持ちに正直に、アサーティブな自己表現を活用していただけましたら、と思います。

 

体幹を意識するヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。
本日のヨガは体幹を意識してポーズをしました。
体幹とは「胴体の部分」です。
ヨガのポーズには体幹を使う動きが含まれています。
本日、おこなったブルックシャアーサナ、プランクポーズ、バシスタアーサナ、カミナリのポーズも体幹が大事です。ぐらついてしまったり、やりづらく感じる方は、やはり体幹が弱めです。
少しずつ、練習しましょう。
そして、深い呼吸によっても体幹が鍛えられます。
ポーズ中は、下腹部を引き締めた状態をキープしながら、出来るだけゆっくり長く呼吸することを意識してみてくださいね。

怒りを適切に表現しよう

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の水曜日は「怒りの対処」について取り組んできましたが、今日は最終章で怒りを適切に表現することをテーマにプログラムを行いました。

怒りの対処においてやってはいけないのは、我慢と怒りに任せて人を攻撃することです。我慢するでも、攻撃するでもなく、怒りを適切に表現すること。そうすると、怒りをきっかけに相手との関係がよくなっていくこともあります。

また、「怒っている自分」を許せるようになると、「怒っている人」も許せるようになっていきます。周りで怒っている人がいたとしても、影響を受けにくくなるのです。

話し合う中でいろんな表現方法があることを改めて学ぶことができたと思います。

 

 

CBT:自動思考のパターンと傾向

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は認知行動療法(CBT)シリーズです。
先週も、心にひとりでに浮かんでくるつぶやき=自動思考を検討しました。
今回は、自分の自動思考にパターンがないか?特徴をとりあげてみたいと思いました。

自動思考にはストレス反応につながる場合だけでなく、様々な感情や気分につながるものがあります。
まず、ストレス反応につながりやすい代表的なパターンをいくつか検討してみました。

その上で、それぞれのストレス経験をふりかえって、どんな考えが、一番強い感情を引き起こしているか?
自動思考やストレス経験に特徴はなかったかなどふりかえってみました。

それぞれ、ストレスになる状況はいろいろ出ましたし、特徴的なパターンに気づくこともできた様子でした。

カラー心理を楽しもう <空間図式と色の関係から自己理解を深める>

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、「カラー心理」を体験しながら自己理解を深めてもらいました。

自分が思っている自分、自分でも気づいていない自分など、カラーを通じてどのくらい意識できているのかチェックしてみました。

意識できている自分の状態とカラーが一致している方、あまり一致していなかった方など様々でした。

一致している方は自身の思いを再確認し、一致していなかった方は自分の未知なる可能性や心の奥の本音などを垣間見れる時間になったかと思います。

また、今自分が必要としている要素は何かを考え、「自分を大事にしようと思った」「周りの目を気にしすぎていた、もっと表現したい」などの感想がありました。

選ぶ色は、その時に精神状態によって変化します。

また、このプログラムで出た色の意味は、参加者様を限定して決め付けるものではありません。

あくまでも、その日のコンディションからは、そのような可能性があるかもしれない。という視点で自己理解を深め、より良い状態とは何かを考える際の参考として捉えてもらっています。

ですから、1ヶ月後には、全く違う色を選ぶかもしれないですね。

 

次回の予定は10月26日です。

参加希望の方は、桃・赤・橙・黄・緑・青・水・紫・灰・黒・白・茶 の12色をご持参ください(12色セットでは、灰や白がないことが多いです、ご確認ください)。

※色鉛筆をお持ちでない方、忘れてしまった方には、貸し出しいたしますので、ご安心ください。

※自分の選んだ色のについての解説を皆でシェアします。

自己開示の場になることを念頭に入れてご参加ください(殻を破るチャンス!)