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MBTIによる特性理解と今後の生き方

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

終身雇用が崩壊している今、組織に自分のキャリアをゆだねるのではなく、自分で自分のキャリアを作っていくことが大切です。リワークに参加される方の中にも転職を目指している人もいますし、とりあえず復職をするけれども転職を考えているという人もいます。

今日はMBTIを使って自分の特性について自己理解を深め、どういう仕事が自分に合っていて、合っていない仕事はどういうものなのかをチェックシートを使って振り返ってもらいました。

そして、その上で、今後の生き方の選択肢が増えるようにみなで知恵を出し合い、ディスカッションしあいました。

自分のことってわかるようでわからないことも多いので、本来なら時間をかけて少しずつやっていく作業を1日で取り組んだので、大変だったろうと思います。しかし、他の利用者さんから発想力豊な提案を受けて、今後の自分の生き方について発想が広がり、選択肢が増えたという人も多かったと思います。みなさん終わったあとはイキイキとした表情になっていました。

 

 

 

 

復職面談(コンディション編)12月

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、復職面談について練習しました。服飾面談では、①回復の程度、②再発予防の対策ができているか、③復職後の働き方の3つについて話し合われます。今日は①の回復の程度、最近のコンディションをどう説明するかに焦点を当てて、ワークを行ないました。

「最近の調子はどうですか?」と聞かれても、いろんな状態があるし、数週間前の状態ははっきりと覚えていないかもしれません。このように、コンディションの説明って思った以上に難しいのです。そこで、毎日クリニックで活用しているコンディション・シートを使うことで、状態を共有しやすくなると思います。

そして、実は来年からコンディション・シートをリニューアルしようと思っています。今日はそのシートをみなさんに活用してもらいました。まずは自分のコンディションを整理。そして、実際にロープレをして、人に自分のコンディションを説明することに慣れてもらいました。

みなさんで練習して、意見を出し合うことで、いろんなアイデアや大切なポイントに気づくことができました。準備をして、よりスムーズな復職につながればと思います。

森田療法精神交互作用

本日は森田療法について行いました。森田療法とは、森田正馬によって考案された、日本独自の精神療法です。森田療法の原理や精神交互作用、思想の矛盾、感情の法則等について説明をし、特に精神交互作用について、検討をいたしました。
精神交互作用とは、注意と感覚の悪循環で、ある感覚に対して、過度に注意が集中すると、その感覚はより一層鋭敏になり、その感覚が固着されることです。思想の矛盾とは、「こうあるべき」「こうあってはならない」と知性で感情をコントロールしようとする姿勢のことです。そして、思想の矛盾により、知的に感情を解決しようと構えれば、さらに精神交互作用が強まり、なくそうとすればするほど、堂々巡りの袋小路に陥る(「とらわれ」と「はからい」の悪循環)とされます。
そこで、精神交互作用のおこる場面や対処法等について分かち合いました。
ネガティブな感情を抱えたまま、行動することの大変さ、難しさ等を感じたかとも思います。ただ、感情をコントロールすることで、余計にその感情を強めてしまう恐れも否めないかと思います。そのため、厳しい面もあるかと思いますが、感情をあるがまま受け入れ、やるべきことをやっていくことも1つかと思います。

ウジャイ呼吸

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。
本日は、ウジャイ呼吸の練習をしました。
ウジャイ呼吸とは、胸式呼吸のひとつで、呼吸の気の流れをコントロールする呼吸法で、この呼吸法の特徴は音です。
息を吸うときも吐くときも、お腹をへこませ、口は閉じたまま、ノドを狭めてその気管を細くするイメージで、腹圧をかけたまま呼吸をします。
ノドの奥を「スゥースゥー」と、空気が通る音がします。
その音に集中することで、意識が高まっていきます。
大きく深い呼吸をすることで、肺の動きが活発になり、心と身体がポジティブなエネルギーで満たされていくのを感じられます。
効果は、

身体を温め、換気量がアップし、血液循環を促します。

体幹が活性化し、コアの筋肉を無意識に使えます。

意識が呼吸の擦過音に集中し、深い瞑想状態になります。

ポーズに慣れた方はウジャイ呼吸を実践してみてください。

 

こころ、あたま、からだ-感情にきづく

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、「こころ」「あたま」「からだ」をキーワードに、自分の感情にもう少し丁寧に気づいていこうというテーマでワークをしました。

「感情」というと、扱い方に戸惑うことも多いのではないでしょうか?
でも、こころに浮かぶ思いやからだで感じる漠然とした感じは、何が起きているのかを教えてくれる、大事なサインです。

まだ名前のつかないような、ぼんやりとした「感じ」に丁寧に意識をむけて、ゆっくりとその存在を認めてあげる。
そして、その「感じ」が何を自分に訴えているのか、語りかけながら聞き取っていく。

嫌いな人、好きな人、思い浮かべると、それぞれにいろいろな「感じ」が生まれてきました。
その感じが何をじぶんに伝えようとしているのか、名前をつけるとすこし距離感がうまれることもあります。

「感じ」にふりまわされず、横において手をつないでいくようにつきあっていけると、飲み込まれずにすむかもしれません。

そんな感じを頭に置きながら、それぞれの体験をシェアしました。

人生サイコロ・トークと価値観のワーク(12月)

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の水曜日は1ヶ月間(全3回)かけてキャリアについて取り組んでいうと思っています。今日は人生をいろんな観点から振り返るために、サイコロ・トークを行ないました。サイコロを使って、出た目に応じてカードを引き、出たお題に答えるというものです。

自分の話をして、人の話を聞いて、思い出話に花を咲かせました。

午後は価値観を明確にするワークを行ないました。何を大切に生きるのかを明確にすることで、これからの生き方や仕事との付き合い方を考えるきっかけになったらと思います。みなさん、自分と楽しくも真剣に向き合っているのが印象的でした。

今日はたーっくさん自己開示をしたので、緊張したり、疲れたと思いますが、心なしかみなさんの心の距離はグッと近づいたように感じます。

次回は、みなさんの「できる」を特性に合わせて選択していけるようなワークを行なっていきます。

 

 

 

 

CBTで考えてみる-現実的な落としどころ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

3ヶ月かけて、認知行動療法に取り組んできました。
12月は、対応に苦しむことがあるような場合を想定して、CBTでどのように検討していくか、考えてみましょう。

例えば、相手に何を言っても改善されない、それで自分に迷惑がかかるし、ストレスがより大きくなる悪循環、、、
こんなケースを考えてみました。

やはり、一番大切なのは、何が、どう、自分のストレスになっているのかを、繰り返しアセスメントすることです。
何度も繰り返すことで、ストレス経験を客観的に見れるようになりましょう。

相手に変わってもらうことを期待するのはあきらめる。
常識の通じない相手には、正攻法で取っ組み合いするのはやめる。
話し合っていくと、いくつかのポイントがでてきました。
「現実的な落としどころ」をそれぞれみつけていけるといいですね。

 

復職準備チェック

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、復職準備チェックを行ないました。チェックシートを使って、現在地点を把握し、これからの取り組みにつなげました。

毎日リワーク・ケアの中で復職に向けて取り組んでいると思いますが、どういう変化・成長があるのかが実感しづらくなっていきます。チェックシーとを使うと、自分の変化をすこし客観的に振り返りやすくなります。また、今後、復職するためにどういう準備が必要で、それぞれ何を意識して取り組んでいくのかを整理しました。

みなさんの復職に役立てていただければと思います。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

リワークフォローアップは、復職された方、これから復職される方、両者の今抱えている不安や疑問点などについて話し、皆での経験を語ったり、知恵を出し合ったりしてフォローし合うグループです。

 

これから復職される方の「復職してどれくらいで仕事に慣れたの?」「同じ部署に復帰した?それとも・・・」などの素朴な疑問に対してすでに復職されている方の経験談を語ってもらう場面が多くみられます。

 

また、すでに復職されている方同士の情報交換の場にもなり、「他部署に配属になったが思ったよりも自分に合っていた」「職場の人の理解は得られている?」というような実際的に、どのような状況であるかなどをリアルに聞くことができます。

 

次回のリワークフォローアップは12月28日を予定しています。今年最後のデイケアになります。

※12月のリワーク・デイケア プログラムカレンダーをご確認ください

(カレンダーは前月の下旬頃にできる予定です)

状況とアサーション

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
本日は、状況とアサーションについて行いました。
3つの自己表現(非主張的自己表現、攻撃的自己表現、アサーティブな自己表現)について、特徴等を振り返りました。そして、スタンフォード監獄実験や一貫性論争を基にパーソナリティや自己表現は状況の影響を受けることについて確認をいたしました。
ある人に対してはアサーティブな自己表現ができるが、ある人に対しては難しい、会議の場では非主張的になるが、1対1で話をする際にはアサーティブになれる等と自己表現は相手や状況等の影響を受けます。
そこで、自分がアサーティブな自己表現になれない時の状況やその背後にある考え方や気持ちを振り返り、分かち合いました。
自己表現のみを変更しようとはせず、背景にある考え方や気持ちを振り返ることで、よりアサーティブな自己表現がしやすくなるかと思います。