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怒りを適切に表現しよう

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の水曜日は「怒りの対処」について取り組んできましたが、今日は最終章で怒りを適切に表現することをテーマにプログラムを行いました。

怒りの対処においてやってはいけないのは、我慢と怒りに任せて人を攻撃することです。我慢するでも、攻撃するでもなく、怒りを適切に表現すること。そうすると、怒りをきっかけに相手との関係がよくなっていくこともあります。

また、「怒っている自分」を許せるようになると、「怒っている人」も許せるようになっていきます。周りで怒っている人がいたとしても、影響を受けにくくなるのです。

話し合う中でいろんな表現方法があることを改めて学ぶことができたと思います。

 

 

CBT:自動思考のパターンと傾向

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は認知行動療法(CBT)シリーズです。
先週も、心にひとりでに浮かんでくるつぶやき=自動思考を検討しました。
今回は、自分の自動思考にパターンがないか?特徴をとりあげてみたいと思いました。

自動思考にはストレス反応につながる場合だけでなく、様々な感情や気分につながるものがあります。
まず、ストレス反応につながりやすい代表的なパターンをいくつか検討してみました。

その上で、それぞれのストレス経験をふりかえって、どんな考えが、一番強い感情を引き起こしているか?
自動思考やストレス経験に特徴はなかったかなどふりかえってみました。

それぞれ、ストレスになる状況はいろいろ出ましたし、特徴的なパターンに気づくこともできた様子でした。

カラー心理を楽しもう <空間図式と色の関係から自己理解を深める>

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、「カラー心理」を体験しながら自己理解を深めてもらいました。

自分が思っている自分、自分でも気づいていない自分など、カラーを通じてどのくらい意識できているのかチェックしてみました。

意識できている自分の状態とカラーが一致している方、あまり一致していなかった方など様々でした。

一致している方は自身の思いを再確認し、一致していなかった方は自分の未知なる可能性や心の奥の本音などを垣間見れる時間になったかと思います。

また、今自分が必要としている要素は何かを考え、「自分を大事にしようと思った」「周りの目を気にしすぎていた、もっと表現したい」などの感想がありました。

選ぶ色は、その時に精神状態によって変化します。

また、このプログラムで出た色の意味は、参加者様を限定して決め付けるものではありません。

あくまでも、その日のコンディションからは、そのような可能性があるかもしれない。という視点で自己理解を深め、より良い状態とは何かを考える際の参考として捉えてもらっています。

ですから、1ヶ月後には、全く違う色を選ぶかもしれないですね。

 

次回の予定は10月26日です。

参加希望の方は、桃・赤・橙・黄・緑・青・水・紫・灰・黒・白・茶 の12色をご持参ください(12色セットでは、灰や白がないことが多いです、ご確認ください)。

※色鉛筆をお持ちでない方、忘れてしまった方には、貸し出しいたしますので、ご安心ください。

※自分の選んだ色のについての解説を皆でシェアします。

自己開示の場になることを念頭に入れてご参加ください(殻を破るチャンス!)

 

★10月のプログラム

< プログラム全体図 >(PDF) 

< はじめての方へ  (”見てるだけ”でもOK & 負荷の低いプログラム) > (PDF)

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

<お知らせ>

*月水の「リワーク」が具体的内容へ名称変更しました!

【 月曜日 】「復職準備」

【 水曜日 】「人間関係改善ワーク」

*第2土曜日午後 「アロマ・アートヒーリング・マインドフルネス」終了しました

*第4土曜日午前 「職場で実践!認知行動療法」午後「マインドフルネス」終了しました

 

【 プログラムご案内(全てPDF)】

火曜・午前 認知行動療法

木曜・午前)自己洞察ワーク

木曜・午後)<個別ワーク> *Office* 集中トライアル ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜・午前)各種療法・疾病理解・アサーション

金曜・午後)ヨガ

 

原則第1・3土曜・午前)須永CPとかたらうスモールグループ

原則第2・4土曜・午前)リワーク*フォローアップ復職者メイン&現役の方もご参加OK 

月1回・土曜)   ドラマセラピー (原則第4)

疾病理解講座「パニック症」と小グループ印象形成

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、疾病理解講座「パニック症」について行いました。

パニック症とは、突然、発作的に動悸(どうき)や息苦しさ、死の恐怖などの症状に繰り返し襲われ、不安が募る病気のことです。そして、治療としては、薬物療法の他エクスポージャーや認知行動療法等があります。

パニック症について、概要の説明ときょうの健康「パニック症 突然の恐怖 どう対処?」を観た後、ご自身の不安に感じる場面やその背景の心理、それを克服すべくステップについて、各自検討し、仕事上のこと、自分の苦手なこと等、様々な観点から分かち合いました。

小グループワークでは、印象形成について行いました。他者の印象をどのようにして作り上げるのか、自分の伝えたい印象を伝えるためにどのような工夫をしたら良いか等について分かち合いました。

伝え方を工夫したりして、自分の伝えたい印象を伝えることや対人認知を誤る理由についても、理解が深まったものと思います。

 

肩甲骨を動かすヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

肩甲骨は、背中上部にある逆三角形の骨です。

 

だいたい、手のひらくらいの大きさがあり、鎖骨、上腕骨と連携して、肩の関節を動します。

 

肩甲骨周りの筋肉がコリ固まると、背中がはり、肩こりや猫背になる、背中がむくむなど、正しい姿勢がとれないことにつながります。

 

本日は、肩甲骨まわりをほぐすポーズのゴームカアーサナや、キャット&カウ、猫の背伸ばしのポーズ、ダウンドッグなどをやっていきました。

 

ゴームカアーサナは、手をつなぐという完成ポーズにこだわってしまうと、腰を反ったり、ねじったりしがちですが、肩の関節を動かすことを意識し、背骨がまっすぐな感覚で行いましょう。

タオルなどの補助を使って引っ張り合う気持ち良さを味わってください。

足はからめるのが難しければ、あぐらや正座でも大丈夫です。

自尊心ってなんだろう

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

何回か、感情をテーマに取り組んできましたが、今回は「自尊心」「自尊感情」をテーマにしてみました。
「自尊心」よく聞く言葉ですし、大切なことのように思いますが、どんなことなのでしょうか?

最初に、参加者で「自尊心」に対して、どんなイメージをもっているか、話し合ってみました。
人によって、ネガティブにとらえている場合や、肯定的に受け止めている場合もあるし、様々なイメージをもっていました。

その上で、自分が「自尊心」を測っている尺度が何か、それぞれにふりかえってみました。
自分の尺度に気がつくと、それが考え方や感情、行動にどのように影響をしているか、考えられるようになります。

その尺度に基づいた「自尊心」が現実的なものなのか、それで自分が窮屈になっていることはないだろうか?
改めて見直すきっかけになったようです。

職場の怒り(クレームやパワハラなどの対処)

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の水曜日は「怒り」をテーマにしているのですが、今日は『職場の怒り』をテーマに行ないました。第1・2週は自分の怒りをどうコントロールするか、でしたが今日は周りで怒っている人とどう対応するか、です。

とても難しい問題だと思いますが、基本的には自分との付き合い方がうまくなってくると、周りの人との付き合い方もうまくなっていきます。ですから、これまでの応用編ということになります。

怒られる=ネガティブなことといった思い込みを手放し、うまく対応できると関係がよくなったり、改善につながるということをケース・スタディを通して学びました。

特にタイプわけのところは身近な上司との関係にも当てはまるところがあったようで、参考になったようでした。

10月にもう少し詳しく解説していきたいと思います。

 

CBT:自動思考と気分

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、認知行動療法(CBT)シリーズで、自動思考と気分との関係について考えてみました。
CBTでは、自分のストレス反応を「認知」「感情」「身体反応」「行動」からとらえていきます。
これまで、自分のストレス反応を振り返ってきました。

今日はいよいよ、「認知」に焦点をあてていきます。
これまで振り返ってきたストレス体験について、どんな考えが浮かんでいたか、そしてそのときどんな気分だったかを振り返っていきます。
どんな考えが、いちばんそのときの自分の気分に影響していたかを検証するためです。

自動的に浮かんでくる考えを「自動思考」といいます。
一方で、その背景にある、自分にとって当たり前の考え「スキーマ」は意識されないことも多いのです。

浅いレベルの認知=「心のつぶやき」に的を絞って振り返ると、自分なりの癖が見えてきたようでした。

REBT健康観

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、REBTにおける健康観について行いました。

REBTの目標は、健康な人間になることです。つまり、人生を楽しむことと長生きすることです。そして、心理的健康の12項目があります。その12項目とは、(1)自己重視、 (2)共同体感覚、 (3)自己管理、 (4)寛容、 (5)柔軟性 、(6)不確かさの受容、 (7)コミットメント、(8)自己受容、 (9)冒険心、 (10)現実感覚、 (11)     高い欲求不満耐性、(12)自己責任となります。この12項目について、実践できていることとこれから身に着けていきたい、実践していきたい項目について分かち合いました。

みなさんはいかがでしょうか?

実践できていることは大切にしつつ、今後、身に着けていきたいことを少しずつ、日常の中に取り入れていただけましたら、と思います。