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怒りと向き合う

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、感情に気づく」をテーマにした3回目。「怒り」を取り上げました。
最初に、それぞれ怒りを感じた場面を思い出してみると、日常生活や仕事の場面など、いろいろな経験がありました。
なかには、あまり怒りを感じたことがないように思うけど、、、という人も。

自分の怒りのサインに気づいた後は、怒りがおきるメカニズムや効果的な対処法などについて、考えていきました。

「怒り」は、大切なものを守りたいからこそ生まれるメッセージです。
怒りのむこうで、本当に守りたいものは何か、きずいていくことで、相手にも適切に伝えられるようになるといいですね。

キャリア『私の働き方改革』

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の水曜日は『キャリア』をテーマに一ヶ月間取り組んできました。今日はその集大成として、みなさんの「働く」ということに対しての気持の整理を行ないました。

新しい生き方を模索して転職する人もいれば、今の会社に残ってこれまでどおりの生き方を取り戻す人もいます。また、一旦復職をして、働きながら新しい生き方を模索したり、同じ会社に戻るけれども、意識改革をして新しい働き方を目指す人もいます。様々なこれからの働き方(生き方)があります。

みなさん、これまでの自分の人生を振り返ったり、自分の特性やできることを整理する中で、「もっと素直に自分の気持ちを大切にしていいんだな」「自分の本当の気持ちに気づけた。」などいろんな気づきがあったようです。

「今後の働き方(生き方)」という壮大なテーマだったので、整理仕切れなかった人、気持ちの変化があったもののまだまとまりきらない人もいたと思います。ゆっくり時間をかけて、みなさんらしい生き方を歩むきっかけになったら嬉しいです。

 

 

 

 

適応のタイプを知ろう

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、自分が外部の世界と接触するときに、どのような適応スタイルをもっているのか、考えてみました。

人にはそれぞれ、ストレスがかかったときと、普段の行動のときに得意な適応のタイプがあります。
人とかかわるのか、引きこもるのか、能動的に動くのか、受身で初めて行動するのか、などいくつかのタイプにあてはまります。

それぞれ、外部と接触するには得意な領域がありますから、それをうまく使うこと。
人と接する上でも、その人達の得意なところから入っていくのがいいですねと、話しあいました。

皆さん、それぞれに思い当たることもあった様子でした。

私のストレス対処法

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

復職していく上で、再発を予防するための工夫や対策をしていくことはとても大切な課題です。今日は午前中にストレスに対処する基本をお伝えし、以前やったコーピングの活用方法について体験的なレクチャーをしました。

午後はそれらの知識を元に、普段皆さんが実践されているストレスの対処方法を整理し、可視化。自分でもわかりやすく、人にも説明しやすい資料を作成しました。

その後みなさんでそれぞれの対処法を分かち合いました。人それぞれユニークな工夫が随所に見られ、とても興味深かったです。これで7月から参加されている方は一通り準備が整いましたので、来月から面談の練習に入っていけると思います。

 

 

 

ドラマセラピー*夏の思い出との対話

8月の「はじめてのドラマセラピー」は、夏の思い出をテーマにとりあげました。

ウォーミングアップで体をほぐし、笑い声が出てきたところで、参加者の皆様にペアになっていただき、夏の思い出を語り合っていただきました。

そして、、、

お相手の話の中に登場したものの一つになって、相手の後ろ側から語りかけを行ってみるというワークを行いました。

自分がなるものは人間である必要は全くなく、どんなものでもOKです。

ある人は、クワガタになって相手に向かって語りかけ、、、

ある人は観覧車になって相手に語りかけ、、、

聞き手の側も、当時の自分に戻って語りかけに耳を澄まします。

 

「思い出の中にあったものから語りかけられて、なんだか心がほっこりしました。」

「自分が相手に語りかけているとき、自然と言葉が出てきたので面白い感覚でした。」

「当時の自分を、さらに上の方からそんな風に見ていてもらっていたんだなって、違う目線から見てくれていたものからのメッセージ、嬉しかったです。」

「自分じゃないものになって言っているのに、自分の気持ちが出ているような気がしました。」

 

などなど、、、

いろいろなご感想をいただきました。

ドラマセラピーで一番大事にしているのは、上手に演ずることでもなく、自己表現力をあげることでもなく、、、

「別人(別もの)」になったときに、自分の中にどんな気づきを得られたのか?

ということなんですね。

自分が何かを演じながら、、、

また、相手の演じる何かと関わりながら、、、

どんな気持ちが湧いてきたのか?

何に対して心が動いたのか?

そんなことに目を向けていくことで、「今の自分」への理解が深まっていくんです。

そして、、、

その気づきからもたらされる理解が、自分を受容するということに繋がっていくのだと私は思っています。

自分が何の役をやろうと思ったのか?という点も、偶然ではないのかもしれません。

その役をやることで、それぞれの中にある何かが表現されたのでは?とも感じています。

今日も、たくさん笑いましたね!

そして、自分を思い切り緩ませてあげましたねー!

みなさんの笑顔、すごく素敵でした。

来月は都合によりドラマセラピーはできなくて申し訳ないのですが、、、

また次回、10・26(土曜日)に、ここでお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アサーション~がまんと断り方

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、アサーションについて行いました。

アサーションとは、自分も相手も大切にする自己表現のことで、自分の考え、欲求、気持ちなどを率直に、正直に、その場の状況にあった適切な方法で述べることです。自己表現には、非主張的自己表現、攻撃的自己表現、アサーティブな自己表現があります。時と場合、相手等によって、3つの自己表現を使い分けているかと思います。

本日は、がまんをやめるためのポイントと断り方について、行いました。

がまんしてしまう時には、どのような気持ちが働きますでしょうか。そのために、自分に正直になることや正直な気持ちを大切にすることについて、話し合いました。

また、断りにくい場面での断り方や断った際の気持ちについて、仕事の依頼を断る難しさ、申しわけなさ等について、分かち合いました。

依頼を断る際には、葛藤が伴うものです。断った後の状況を想像し、その状況を受け止めることやその状況に対する対応策を考えること等も依頼を断る際の後押しになるかと思います。そして、ご自身がどうしたいのかという気持ちを大切にしていただきたいと思います。

小グループワークでは、エゴグラムを行いました。エゴグラムとは交流分析に基づく自己分析の方法で、5つの自我状態のエネルギーの配分を考えるものです。5つの自我状態とは、批判的な親(Critical Parent)CP、養護的な親(Nurturing Parent)NP、大人(Adult)A、自由な子ども(Free Child)FC、順応した子ども(Adult Child)ACのことです。

質問項目からそれぞれの自我状態の得点を算出し、自らの性格特徴を把握することにつながったかと思います。そして、自らの強みを日常の中でも活用していただけましたら、と思います。

 

 

ウジャイ呼吸

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

本日のヨガは、ウジャイ呼吸のやり方を説明しました。

 

ウジャイ呼吸とは、胸式呼吸のひとつです。

息を吸うときも吐くときも、お腹をへこませて行います。

 

呼吸時に喉から音が出るくらい声門を締め、喉の奥でシューッという摩擦音を出す呼吸法です。

 

ウジャイ呼吸は、「勝利の呼吸」と言われ、プラーナ(生命エネルギー)を蓄えたり、気の流れを調整する効果があると言われています。腹圧をかけたままアーサナをとることで、ポーズが安定していきます。また、喉の奥で響く呼吸音を微細に感じ取ることで、リラックス効果を高め、集中力も高めてくれます。

 

初心者の方はなかなか難しいかと思いますが、慣れてきたら少しずつ試してみてください。

 

 

不安と恐れに向き合う

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の木曜日は「感情」をテーマに取り組んでいます。
今日は「不安」と「恐れ」といった感情に着目しました。

どちらもつらい感情ですが、人間にとってどうしても生まれてしまう根源的な感情のひとつです。

まずは、自分が不安を感じたときの経験から、どんな反応をしていたかじっくり振り返りました。

この不安のサインに気づくこと。不安に向き合うために、まず最初のステップです。
その上で、どのような対処ができるのか、工夫について考えてみました。

皆さん、不安と恐れの区別がつかないだけでなく、不安を感じていることに気づけていなかったという声もありました。
行動と考えを見直しながら、それぞれにできる対処を考えていこうと話しあいました。

特性理解とキャリア

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

終身雇用が崩壊している今、組織に自分のキャリアをゆだねるのではなく、自分で自分のキャリアを作っていくことが大切です。リワークに参加される方の中にも転職を目指している人もいますし、とりあえず復職をするけれども転職を考えているという人もいます。

今日は自分の特性について自己理解を深め、どういう仕事が自分に合っていて、合っていない仕事はどういうものなのかをチェックシートを使って振り返ってもらいました。

そして、その上で、今後の生き方の選択肢が増えるようにみなで知恵を出し合い、ディスカッションしあいました。

自分のことってわかるようでわからないことも多いので、本来なら時間をかけて少しずつやっていく作業を1日で取り組んだので、大変だったろうと思います。しかし、他の利用者さんから自分では思っても見なかった提案を受けて、今後の自分の生き方について発想が広がり、選択肢が増えたという人も多かったと思います。みなさん終わったあとはイキイキとした表情になっていました。

今後も定期的に行なっていきたいと思います。

 

 

 

 

役割期待のずれ

こんにちは。 南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

お盆明けの火曜日最初のプログラムは「役割期待」をキーワードに、まわりの人達との関係を考えてみました。

それぞれの対人関係を振りかえると、いろんな人とのかかわりをもって暮らしていることに気づきます。
そのどの人たちとも、同じように仲良くする必要があるのか? 改めて考えると、疑問もでてきました。

自分にとって本当に近い関係にある「重要な他者」との関係からは、私たちのこころは多くの影響を受けます。
だからこそ力にもなるし、ストレスにもなります。

その人達、あるいは遠い人達との関係をスムーズにする考え方のひとつとして「役割期待」について考えました。

互いにきちんと伝えあらないことで、お互いの期待にずれが生じていないか?
その視点をもつことで、お互いの風通しがよりよくなるかもしれません。

それぞれ、現実生活での対人関係や休職経緯を振り返って、気づくことがあった様子でした。