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人間関係改善ワーク①

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、人をコミュニケーションのスタイルによって4つのタイプに分ける、ソーシャル・スタイルを紹介しました。

これは、自分や相手、そしてお互いのことを理解し、そしてよりよい関係を築いて行く上で、とても役立つ実践的なツールです。

特に今日はリーダータイプを取り上げました。というのは、このタイプはちょっと怖いと感じる上司に多いからです。しかし、自分から踏み込んでいけると、実は人情味があって面倒見がよかったりします。

関係を築いていく上での心構えと、具体的に仕事のペースをゆっくりにしてもらうときの伝え方について検討しました。

[今]の自分を整理して課題を見つける~プレ*リワーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

毎週木曜日16時~ プレ*リワーク の時間が始まっています。

リワーク・デイケアのスタート「前」のステージにいらっしゃいる方々と「今の自分」を整理し、今取り組むことって何だろう?と検討する時間を過ごしました。

 

「リワーク・デイケアを利用するには、〇〇でなきゃいけない」ことは全くなく、

どんな状態であっても「そうか。今の自分はこんな感じなんだな。」が見えてくると、「今ならでは」の旬の取り組めることがちゃ~んと自然に出てきます。

見えない・動けない … が一番苦しいのではないでしょうか。誰だって一度に全てをクリアできる訳ではありません。時間をかけてやっていくことの順番だったり、プロセスのイメージだったりを一緒に検討する時間です。

「来れないや・・・」

「OK! じゃあ、そこからだね。」

ジャッジを一切しないことから、前を進む力を「力」として使うことができるようです。

 

知識やスキルの習得やロールプレイetc.の内容だけがリワーク・デイケアではありません。プログラム以前・その先 … 全体を一緒に取り組んでいくのが皆さんと私達がいるこの場所です。

 

いつもはリワーク・デイケアをファシリテートし「既に来ることができている人達」と一緒に過ごしている筆者としては、このプレ*リワークで皆さんの初心 … まだまだ新鮮な痛みや涙の中にいる方々のハートに触れ、筆者自身の初心にも戻れる貴重な時間でもあるのだな、と先日「プレ*リワーク」初回を迎え、感じ入った次第です。

 

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・ご予約不要です。何度でも「プレ*リワーク」をご利用戴けます。

・初回ご利用前に診察が必要です。

・リワーク・デイケア利用前に「プレ*リワーク」は必須ではありません。

疾病理解講座「ストレス」・小グループ「エゴグラム」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は疾病理解講座「ストレス」について行いました。

ストレスに関する理論として、セリエが提唱した汎適応症候群やラザルスが提唱したストレスモデルの説明を行いました。

そして、NHKきょうの健康で放送された「命を守るストレス徹底対策『万病のもとストレスチェック』」を鑑賞後、ストレスを感じる場面やその時の反応、対処法(今後とりたい対処法も含めて)について分かち合いました。

会社でのストレス、家庭でのストレス、対人関係でのストレス等、様々あると思います。

とりたいと思っている対処法がありつつもなかなかその対処法に結び付かないというようなこともあると思います。その時にはその背景にある考え方等を見返してみることも1つかと思います。

自分がストレスに感じやすい場面やその時に想定できる対処法を頭の中だけでなく、紙面に書き出すことで、整理できるかと思います。そして、事前に対処法等を考えておくことで、ストレス時に対処できる可能性も高まることに繋がるかと考えられます。

小グループではエゴグラムについて行いました。

エゴグラムとは交流分析に基づく自己分析の方法で、5つの自我状態のエネルギーの配分を考えるものです。5つの自我状態とは、批判的な親(Critical Parent)CP、養護的な親(Nurturing Parent)NP、大人(Adult)A、自由な子ども(Free Child)FC、順応した子ども(Adult Child)ACのことです。

質問項目からそれぞれの自我状態の得点を算出しました。算出した結果をグラフにあらわすことで、自らの性格特徴を把握することの一助になったかと思われます。

 

 

姿勢を意識するヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

本日は姿勢を意識すること行いました。

立ちポーズの基本姿勢はタダアーサナです。

山のポーズとも言います。

 

とてもシンプルですが、身体に対する意識やポーズをとることの難しさを教えてくれる欠かすことのできないポーズです。

 

足でしっかり床を踏みしめ、頭のてっぺんが天井へ引っ張られてるのをイメージして身体を伸ばします。

 

背骨のライン上に頭を安定させて、首の側面と後ろ側を伸ばします。

 

恥骨からあごにかけて、身体の前側が開いているのを感じてください。

 

胸骨を全体に向けて張り出します。

 

身体が左右前後へ均等に伸びていくようにします。

 

以上のことを気をつけながら練習していきましょう。

心の境界線と感情~怒り・不安・罪悪感

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

毎週水曜午前中の自己洞察ワーク、5月は「バウンダリー(心の境界線)」をテーマに検討しています。

今日は感情、特に、怒り・不安・罪悪感を中心としたネガティブな感情に焦点を当てて、心の境界線が壊れている時のココロのサインを見つめました。

心の境界線が壊れている3つの対人関係のパターン、その背景にある想いと、パターンから湧いてくる感情のカラクリ … 。ここに集う誰もがたくさん、そして辛~く経験しているものでした。人によっては、その辛さそのものさえも麻痺してしまっていた … んだ … と、ハっとした 場面もありましたね。今日はインパクト強かった!みなさん自分自身と向き合いました!!

「感情」ですから、一番みなさんの身近なものです。それだけにダイレクトに響くものもありました。バウンダリーシリーズ、今週が峠、でした。越えました。

辛い感情は「ソレ、なにかちょっと違ってるよ!」というサインでもあるのです。アラートなのですね。

その感情に振り回されるのではなく、アラートだと気付けるココロの視線がとても大切であり、今日はみなさんでしみじみ「ハァァアァァ」となりながら気付きの場面におりました。

バウンダリをしっかり持てると、ストレスや対人関係の多くが解決されると言われています。バウンダリもまた、英語と同じ、繰り返し触れていくことでそのセンスが磨かれ、ブロックにも対峙しやくなり、慣れもし、自然に身についていくものです。ちょっとずつちょっとずつバウンダリ感覚を自分のモノにしていきましょう。

「バウンダリが壊れているケースあるある」のチェックリストは、バウンダリ期間中(6月まで)の午後<個別ワーク>*Office*集中ワークトライアル の中で実施することが可能です。

来週は、バウンダリと関係の深い「自己価値」に触れていきます。また、先週今週とみなさんから集まった実際の具体的な場面「じゃあ、こういう時ってどうすりゃいいのさ!?」(これまた「あるある」)は、目を通して、ウーン!と唸りました。遣り甲斐ありそうデス☆ こちらも早速来週から3週に亘って皆さんで検討していきましょう。ケースを重ねていったその先にどんな感覚が生まれてくるのか … みなさんのシェアと表情が今からとても楽しみです。

シリーズ途中参加・スポット参加OKです。

午後イチの生活スタイルチェック、今週は<運動>を検討しました。

運動キライ。運動する習慣ナイ。じゃあ、どうすればいいの!? … というテーマで話が深まりました。

<個別ワーク>*Office*集中ワークトライアル 120、今日のクラフト系では冒頭に「スクラッチアート教室」が開かれていました☆ 既に何回もやって慣れている方が、初めて参加の複数の方々にやり方を教えて下さっていました。

とても印象的だったのは、(塗り絵や写経も同じなのですが)頭をカラッポにしてただただ<今ここ>に集中することはうつ状態にまでなっている脳の状態の回復に役に立つ … という話をとても真剣にみなさんお聴きになっていた姿でした。

この作業の大切さを私自身も改めてジーーンと感じつつお伝えしていた次第です。

また、今日の印象的だった出来事の1つに、今日の生活スタイルチェックの議事録を利用者の方がスッと自ら作成してくださった事がありました。私がお願いしなくても流れを覚えて「やりますね」と確認して作業を進める。。

まさに「職場」をやっているな、と感じた一幕がありました。感覚を戻すべく臨場感溢れるトレーニングの場でした。

 

一方、今日は1か月ぶり、2か月ぶりの方々が1.2.3.4  … たくさん来室されました。 みなさんそれぞれのステージとプロセスを尊重しあいつつ、自分のペースを守りつつ、1つずつ前に進んでいらっしゃる様子が今日もここにはありました。

心の習慣作り(ハッピースキーマ)

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は心の習慣作り(スキーマ療法)ということで、午前はマインドフルネス、午後はハッピースキーマ作りを行ないました。

ハッピースキーマとは、自分を楽にしてくれる、自分を支え、生きやすくしてくれる心の習慣のことです。

スキーマ療法というと、心の傷に焦点を当て生き辛さについてふりかえっていくので、大変な作業といえば大変な作業です。

しかし、今日はポジティブな体験や想いを振り返って、すでにあるハッピースキーマを探し、そして、ハッピースキーマを日常に活かせるように、「アファメーション」「問いかけ」「イメージ」に落とし込むワークをおこないました。

みなさん、自分の中にあるハッピースキーマという心の宝物に気付いたようです。発表している様子は、それぞれなんとも言えない、いい表情をされているのが印象でした。

CBT*感情的理由付け

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

毎週火曜日午前中は認知行動療法を実施しています。今日は「考え方のクセ」シリーズの中の「感情的理由付け」を検討しました。

不安や心配がベースになって物事の捉え方・判断の仕方にバランスを失ってしまう … 皆さんのケースの中から、今日はパートナーシップにまつわるお話で盛り上がりました。

パートナーシップでも大きく感情は揺さぶられるものですよね。今日は「私もある!」「私も同じ!」な反応がたくさん出ました。

感情は決して悪いものではありません。「自分の感情を無視していない」大切な側面を抱きしめながら、なおかつバランスのとれた捉え方ってどうだろう?と検討してみるセンスをこれからも育てていきましょう。

午後の<なないろワーク>では、色を通して自己洞察を図りました。

本日初参加の人生初めての色のセレクトです☆ 「自分自身をジャッジしない」というテーマを分かち合いました。

ライフスタイル(運動):セロトニン・ウォーキング

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日はライフ・スタイルの中の運動をテーマに行いました。

 

食事・睡眠は生きて行く上で必要なので、やらないという人はいないと思いますが、(意識的に行なう)運動は唯一やらなくても生きて行けるので、苦手な人はやっていないという人も多いのではないでしょうか。

「分かっちゃいるけど、やりたくない。」

それが本音だと思います。しかし、運動をすることで、おなかが減って、適度な疲労から心地よい睡眠につながるなど、ライフスタイルのリズムを作りやすいのも運動です。

日常の中に上手に取り入れて、負担は最小限に抑えて、心の安定につなげられたら言うことはないですよね。

セロトニン・ウォーキングは日常生活の延長線上でできるウォーキングです。疲れない程度にやる、ことができ、セロトニンの分泌を促すので、心の安定にも非常に効果があります。他にもどういう効果があるのか、どうやったらより効果的なのか、身体を動かすことの楽しさ、奥深さをお伝えしました。

 

 

 

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今日は第2土曜日恒例のリワークフォローアップを実施しました。

復職したての頃はどうしても自分のペースをよりパワフルにできるものだと想定してしまいがちです。休職する前の自分と比べ、職場の周りの人達と比べ。

その比較の誘惑を越えて、「今の自分」が安定して業務を続けられるペースがどこにあるか?を見誤らない堅実さが今日は主なテーマとなりました。

自分自身の強みを今ここで改めて思い出すことの大切さも一緒に、です。

 

次回フォローアップは5月25日(土)10時~ 「職場で実践!認知行動療法」になります。

現役の方もご参加可能です。

胸を開き、呼吸を深くするヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

本日のヨガは、胸を開くポーズを多めにやりました。

 

胸を開くポーズは呼吸が深くできるようになります。

 

深い呼吸は正しい姿勢が必要です。

猫背などの姿勢では、呼吸がしづらくなります。

深い呼吸ができるようになると、血流や代謝がよくなり、冷えが緩和され顔色もよくなります。

また、副交感神経が優位になってイライラや不安を起こしにくくなり、自律神経が整うため免疫力もアップします。

 

今日行ったトリコナアーサナは

上体が伸び、胸が開きます。

右手、左手反作用にたっぷりと開いてあげてください。

 

体側が硬い方は、写真のように深く行わないで、自分の体を観察しながら、下の手の位置を決めてください。ひざ下やすねを持っても大丈夫です。