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プログラムも柔軟に…

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は本来なら復職面談の準備と練習をする予定だったのですが、参加された方々の顔ぶれから予定通りやるより、集まった人達のニーズに応えた方がいいと想い、懐かしの「みなさん何をやりたいですか?」という質問から1日が始まりました。

話し合った結果、MBTIとブレイン・ストレッチ、そして身体を動かすエクササイズ(ストレッチ、太極拳など)を行ないました。MBTIを通して、それぞれの個性をより理解し合えたり、楽しみながら思考力、柔軟性、判断力を養う認知機能の向上を行ない、身体を動かしてリラックス&経絡の刺激=血流促進とバランスのよいプログラムとなりました。

いろんな人がいるので、全てのニーズに応えるのは難しいですが、考え方だけでなく、プログラムも柔軟にできるといいですよね。参加されている人を大切にしながら、プログラムを進められたらと思います。

ストレスとリラックス

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は疾病理解講座「ストレス」について行いました。

まずは、リラックスと不安という観点から、拮抗条件づけや系統的脱感作法について、説明をしました。

そして、NHKきょうの健康で放送された「命を守るストレス徹底対策『体からリラックス』」を鑑賞しながら、実際にリラックスをするトレーニングを行いました。筋肉を緩めたり、体を温めたり等のトレーニングを行った後、手軽にできることや実際に効果を感じたトレーニングがあったこと等、感想を分かち合いました。

その後、ご自身の実践しているリラックス方法について分かち合いました。リラックス方法は人それぞれです。ただ、ストレスを感じた時等に少し、リラックスできる手段があると緩和されることにつながるかとも思います。リラックスをされる際には、ご自身の気持ちが落ち着く方法や行いたいと思ったことを大切にしていただけましたら、と思います。

小グループワークでは、20答法について、行いました。私は~と始まる文章に自分のことを書き出すことで、様々な気づきがあったかと思います。

 

 

股関節をゆるめるヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

本日は柔らかくしたいとのことで、股関節を動かしゆるめるポーズをしました。

 

股関節は体重を支える関節の一つです。

 

筋肉が緊張している状態が続くので、意識的に柔らかくしようと働きかけないと固くなりやすいのです。

 

そこで、寝る前に簡単に簡単にできるポーズ、スプタバッタコナアーサナもおすすめです。

あおむけの合せきのポーズです。

 

体調のすぐれないとき、疲れすぎていても可能です。

 

 

 

 

股関節や太ももの内側を優しく緩めていきます。

骨盤周りや脚の血行を良くしてくれるので、生理痛の緩和・むくみにも効果的なポーズです。

 

写真はボルスターやヨガベルトを使っていますが使わなくてもできます。

 

ゆったりと力を抜いて優しく呼吸をし、体の重みと重力で自然とポーズが深まるのを感じましょう。

 

 

価値観ワーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

毎週木曜日午前中の<自己洞察ワーク>、本日は皆で「価値観ワーク」に取り組みました。

撮影するのを失念してしまって残念でしたが、色とりどりの付箋紙をふんだんに使って、今回は「働く」をテーマにして自分の中にある価値観を検討しました。外側からのジャッジ・自らのジャッジを一切外して、自分にとっては何が大事なのか?をじっくり見つめていきました。

ワーク自体にも皆さん実りが多かったようですが、振り返りの時間をできることならもっともっと取りたかったなと思うくらい、皆さんのシェアがまた叡智に富んでいてお互いの実りに更にプラスされるようでした。お一人お一人の気付きが、みなさんの気付きや新たな知恵になっていく、そんなひと時でしたね。

2つのパターンを作られた方、ワーク中に自分の囚われに気付いてもう1回作り直された方、それぞれの取り組みの中で、「今の自分」をしっかり洞察できたようでした。

午後の<個別ワーク>では、せっかくですのでこの勢いで、引き続きじっくり価値観ワークに取り組む方も多かったです。午前中にシェアしきれなかったフィードバックを、ご希望の方には個別にもさせていただきました。

この価値観ワーク、今後いつでもこの<個別ワーク>時間中に取り組めるように、コンテンツファイルの中にやり方やポイントを入れておきますね。これ…「働く」だけではなく「パートナーシップ」「人生」「〇〇について」等、違うテーマでやってもとても有意義です。

 

<個別ワーク>振り返りでのシェアの1つに … (ご本人様のご快諾を得てここに公表しております)

初めてこの<個別ワーク>に参加した時にやった写経を、3・4か月振りに再度やってみた。最初にやった時には「綺麗に書こう」「上手に書こう」と力も気合いも入っていた。そしてその分すごく疲れた。(当時そうおっしゃっていたのを私もよく覚えています)でも、今日はそんな力が一切入らず自然に写経をしている自分がいた。結果、今日の1枚の方がはるかに綺麗で上手、美しくできあがった。満足も納得もできたと。

この写経がまるでご本人を象徴しているかのようで、筆者はじ~~~~んときました。この3・4か月の間に1つ1つのステージで様々な感情体験をし、大切なテーマのプロセスを進み、今ここに写経のようなご本人がいるのだな、と。

初来所までのしばらくの期間、なかなか入口の扉を開けてこの空間に入れなかったご本人。当時は「いつかきっと『入れなかったんだよ~』って笑って話す時がくるよ。今までもそんな人達をたくさん見てきたよ。だから大丈夫だよ。」と促していた日々を今日もまた思い出しました。

<個別ワーク>宝のひとときの1つでした。

今日は他にもたくさんの貴重なお話を各々10分弱ずつですがお聞きできました。ちょっとした時間ですが、その積み重ねで着実にみなさんの変化を感じた次第です。また来週もやっていきましょうね!

そして、その感動の余韻を感じつつ、「リワーク・デイケア開始前の段階の方々」<プレリワーク> 16時~へ☆今日「はじめまして」をする方々とはどんなお話になるのかなぁ(^-^) … と想いを馳せつつ、受付へ確認に行く筆者でした。

MBTI

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は参加者のニーズにお答えして、久しぶりにMBTIというタイプテストを行ないました。ざっくり説明すると、人の性格を16のタイプに分けて理解するもので、長所・短所や合っている職業や職場環境が分かるというものです。

リワークの中では再発予防だけでなく、キャリア・職業準備はとても大切です。これからどんな風に生きていきたくて、今の仕事とどんな風に携わっていくのか。それが「また働きたい」という気持につながっていくのだと思います。

今日はそれぞれの持ち味に焦点を当てながら、どういった職場環境だと自分が輝かせるのか考える機会となりました。分かち合うことで、また新しい気づきが得られ、より深い自己理解につながったと思います。

 

CBT*ストレスあるある

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

毎週火曜日午前中の<認知行動療法>、今日は「ストレスあるある」と題して、普段皆さんがストレスに感じていることをテーマに検討をしました。

いつもはまず最初に小グループに分かれて各々検討しているのですが、今日は1つのテーマを終始全体で検討していきました。今日のお題に挙がったのは、「休む為に休職しているのに、じっとしていられない(じっとしていると却って苦しい)。」

提供してくださった方は「自分だけかもしれないけど… 」なニュアンスで発言してくださいましたが、「私も~な人~」とお声をかければ、ハイ、全員手が挙がる!立派なあるあるでしたね。

そこにある感情を見つめ、自動思考を整理し、その背後にある前提やルールを見つめ、更にはスキーマまでも触れていきました。それぞれのレベルを検討して全体像をとらえることができました。 対処法もいろいろでましたね☆

全体で1つのテーマをじっくりと、のスタイルは久々でしたが、好評でしたのでまた実施したいと思います。

午後は<アートヒーリング>でした。

今日皆さんから出てきたテーマは、「開き直る」「ゆったり」「許す」「しあわせ」「優しさ」「包まれる」「守られてる」「愛する」「ゆだねる」「信じる」「開ける」でした。

それぞれの色が皆さんの栄養になりますように☆

人間関係改善ワーク②

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、人をコミュニケーションのスタイルによって4つのタイプに分ける、ソーシャル・スタイルを紹介しました。

これは、自分や相手、そしてお互いのことを理解し、そしてよりよい関係を築いて行く上で、とても役立つ実践的なツールです。

特に今日は理論家タイプを取り上げました。このタイプはあまり自己開示しないので、何を考えているか分からないですし、上司になると何かと、「根拠は?」「理由は?」と面倒くさいタイプになりがちだからです。しかし、相手の専門性を活かしてじっくり関係を築いていくと、的確なアドバイスをくれるようになるので、これほど心強い味方はいません。

関係を築いていく上での心構えと、具体的に相談の仕方について検討しました。

心の中を彫刻に*ドラマセラピー

 

今日の「初めてのドラマセラピー」では、「心の中を彫刻にしてみよう」というワークを行いました。

心の中を彫刻?

いったいどうやって?

そう思われますよね。

彫刻と言っても、ドラマセラピーの彫刻は大理石を使ったりするわけではありませんよ。

椅子や、マット、布などを使って、「今の自分の気持ち」を大きなオブジェのように作り上げていくのです。

そして、出来上がった作品の周りをグルグルと歩き回りながら作品を鑑賞します。

角度によって見える者や、作品の表情も違ってきます。

布の下にある倒れている椅子、反対になって傘立てに入っている傘、などなど、、、

いろんなものが沢山あつまって出来ています。

これら1つ1つのものは、声を出しているとしたら何を発しているのでしょうか?

それを感じたままに口に出して言ってもらいました。

すると、、、

いろんな気持ちが隠れていたことがありました。

 

・頑張らなくちゃいけないと思っている気持ち

・もう疲れきってしまったと思っている気持ち

・人前では苛立ちを出してはいけないと思っている気持ち

 

そのとき、偶然に傘立てが倒れて、もともと倒れていた椅子の上に乗っかる形になりました。

予期せずして彫刻の形が変わったわけです。

「倒れていた椅子があったからこそ、受け止められましたね。」

そう口に出したところ、参加者の方がこうおっしゃいました。

「そうか。倒れている椅子にだって、役に立つことってあるんですね。」

「倒れちゃっている椅子だから、できることだってありますよね。」

本当にその通りだと思います。

いつもきちんとしている状態だけが、素晴らしいわけではなく、、、

いろんな思いをしているからこそ、何かを支えていける力になれるのかもしれませんね。

 

今日の「彫刻のワーク」では、自分の心の中を可視化できただけでなく、新たな気づきもありました。

それらを大事にしていきましょう。

来月のドラマセラピーは7月第4週の土曜日です。

みなさまのご参加、お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

論理療法イメージ法

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、論理療法について行いました。

まず、論理療法の原理について見直し、ビリーフが感情や行動を生みだすことを確認いたしました。

ビリーフにはイラショナルビリーフとラショナルビリーフがあります。健康的な感情・行動につながるためには、イラショナルビリーフをラショナルビリーフに変えることとなります。その際に、イラショナルビリーフを論理性、経験主義、実用性の観点から見直していくことについて、確認をいたしました。

本日は、論理療法イメージ法について、行いました。論理療法イメージ法とは、まず、目を閉じて、問題の状況にいる自分自身をイメージし、通常の感情的な惑乱を体験することを試みます。そして、惑乱している感情から健康でネガティブな感情に変え、健康でネガティブな感情におけるビリーフ(ラショナルビリーフ)を確認するというものです。

それぞれ、ご自身の困っている出来事等を挙げていただき、論理療法イメージ法を使って、ビリーフや感情の変化を実感していただけたかと思います。

日常の中で、活用することもできるかと思いますので、活用していただけましたら、と思います。

 

背骨を意識するヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

本日のヨガは背骨を意識しました。

 

身体が左右に傾きすぎたり、前かがみの姿勢がくせになっていたり、ねじれていたりすると、エネルギーの流れの滞りや、アンバランスなとが発生し、身体にあらゆるトラブルがおこりやすくなります。

 

だからこそ、自分自身の身体の軸の背骨をヨガのポーズ中に意識をするのはとても大切です。

 

キャットアンドカウで背骨一本一本を丁寧に動かし、背骨のまわりのコリを観察しました。

 

壁を使ったタダアーサナでは、正しいアライメントで立てているか確認しました。

 

そして、ヴィラバドラアーサナII。

 

自分では、まっすぐのつもりでも、前に意識が行き過ぎてサーフィン状態になっている方が多いです。

 

土台から意識をもち、上に向かって背骨をすーっと伸ばしましょう。