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ライフスタイル(運動):セロトニン・ウォーキング

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日はライフ・スタイルの中の運動をテーマに行いました。

 

食事・睡眠は生きて行く上で必要なので、やらないという人はいないと思いますが、(意識的に行なう)運動は唯一やらなくても生きて行けるので、苦手な人はやっていないという人も多いのではないでしょうか。

「分かっちゃいるけど、やりたくない。」

それが本音だと思います。しかし、運動をすることで、おなかが減って、適度な疲労から心地よい睡眠につながるなど、ライフスタイルのリズムを作りやすいのも運動です。

日常の中に上手に取り入れて、負担は最小限に抑えて、心の安定につなげられたら言うことはないですよね。

セロトニン・ウォーキングは日常生活の延長線上でできるウォーキングです。疲れない程度にやる、ことができ、セロトニンの分泌を促すので、心の安定にも非常に効果があります。他にもどういう効果があるのか、どうやったらより効果的なのか、身体を動かすことの楽しさ、奥深さをお伝えしました。

 

 

 

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今日は第2土曜日恒例のリワークフォローアップを実施しました。

復職したての頃はどうしても自分のペースをよりパワフルにできるものだと想定してしまいがちです。休職する前の自分と比べ、職場の周りの人達と比べ。

その比較の誘惑を越えて、「今の自分」が安定して業務を続けられるペースがどこにあるか?を見誤らない堅実さが今日は主なテーマとなりました。

自分自身の強みを今ここで改めて思い出すことの大切さも一緒に、です。

 

次回フォローアップは5月25日(土)10時~ 「職場で実践!認知行動療法」になります。

現役の方もご参加可能です。

胸を開き、呼吸を深くするヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

本日のヨガは、胸を開くポーズを多めにやりました。

 

胸を開くポーズは呼吸が深くできるようになります。

 

深い呼吸は正しい姿勢が必要です。

猫背などの姿勢では、呼吸がしづらくなります。

深い呼吸ができるようになると、血流や代謝がよくなり、冷えが緩和され顔色もよくなります。

また、副交感神経が優位になってイライラや不安を起こしにくくなり、自律神経が整うため免疫力もアップします。

 

今日行ったトリコナアーサナは

上体が伸び、胸が開きます。

右手、左手反作用にたっぷりと開いてあげてください。

 

体側が硬い方は、写真のように深く行わないで、自分の体を観察しながら、下の手の位置を決めてください。ひざ下やすねを持っても大丈夫です。

論理療法~論理的思考

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、論理療法について行いました。

まず、論理療法の原理について見直し、論理的思考について、検討をいたしました。「物事は全て完璧に思い通りに進まなければならない。そうでなければ、恐ろしいことだ」というイラショナルビリーフについて、論理性、経験主義、実用性の観点から、全員で検討をし、「物事は思い通り、予定通りに進むにこしたことはない、そうでなくても今まで対応できてきた実績がある」と考えること等、ラショナルビリーフに変えました。

次に、自分自身が抱きやすいイラショナルビリーフについて挙げ、論理性、経験主義、実用性の観点から、参加者全員で検討をいたしました。

自分1人で考えてしまうと、まとまらなくなってしまったり、あるビリーフに固執してしまったり等、悪循環になってしまうこともあるかと思います。

みんなで考えることで、視野が広がったのではないでしょうか

自分の気持ちが苦しい時等に、違う観点から物事を見つめなおすことで、新たな見方につながる一助になるのではないかと思います。

心の境界線

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

水曜日午前中の自己洞察、5月は「バウンダリー」(心の境界線)のテーマで検討しています。

ストレスや人間関係で苦しい状態は、このバウンダリーを的確に持てると解決できたり、楽になったりすることがとても多いです。裏を返せば、このバウンダリー(心の境界線)を引けていないと、ストレスや対人関係における苦痛が増えてしまうのですね。

「あるある」なケースを自分自身がやっていないかをチェックするとともに、みなさんご自身のケースを振り返って、あの場合もそう?この場合もそういうこと?とストレスに潜んでいるバウンダリー問題を焙り出してみました。

 

来週はバウンダリーを持てない時の「気持ち」に焦点を当てて検討していきましょう。

シリーズ途中からのご参加も大丈夫です。また、本日実施しました「あるある」チェックは午後の<個別ワーク>の時間に補習として検討することも可能です。5-10分程度のフィードバックもさせていただきます。

午後イチの「生活スタイルチェック」、今週は食事について検討しました。

<個別ワーク>*Office* 集中ワークトライアルでは、生活スタイルチェックの補習を複数項目やってみた方もいらっしゃいました。

また、実際の職場のようにこちらからいろいろ作業の指示を複数出す「タスク」にトライされた方もいらっしゃいました。「久々の職場のような感覚だった!」とのご感想。時間に間に合うか一瞬気になったり、どの順番でやろうか作業のやりくりを考えたり、どう断ろうか?どうやり方を質問しようか?。。。普段の生活ではなかなか経験できない「職場あるある」の疑似エクササイズです。今から免疫をつけていきましょう!

実はこの方、先日(4/27)のフォローアップCBT「職場で実践!認知行動療法」でご一緒だった方から、「復職してみて一番役に立ったのが「タスク」だった。実際の感覚を養えた。」というお話をお聴きになっての、今回初めての「タスク」トライでした。ご感想を語られた時の覇気ある表情がとても印象的でした。

学習ではなく「職!」な頭を使いましたね。お疲れさまでした☆

別の島(テーブルグループ)では、クラフトで集中作業をされている方もいらっしゃいました。

ご自身のコンディションに合わせて、負荷は自由自在です。

復職準備チェックとオトーーク

みなさん、こんちには。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は復職準備チェックリストを使って、現在の状況を振り返り、そして、今後の課題を明確にするワークを行ないました。継続して参加している人は、全体的に点数が向上し、参加した成果を実感されていました。また、具体的に振り返ることで、復職に向けて課題が明確になったようです。

午後は、オトーークを行ないました。

今月のテーマは、「話すことの大切さ」「田んぼと私」「私の夢(目標)」「そうだ!!フェスに行こう」「コミュニケーションとアファメーション」でした。

切り口は違いましたが、テーマがつながるところが多く、とても盛り上がりました。

それぞれの想い、それぞれの変化を分かち合えた一日でした。

 

 

CBT*拡大視縮小視

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

火曜日午前中の認知行動療法、今週は「考え方のクセ」シリーズの中の「拡大視縮小視」を検討しました。みなさんご自身の今までを振り返ってクセにはまっていた部分についてバランスのある考え方を試みました。

皆さんのご感想からは、日常的にあまりに沢山これをやっていたことに気がついて驚いた…というコメントが複数ありました。
考え方のクセがあまりに自分の心に癒着していると、まるで呼吸するかのように自然に当たり前の様にやってしまっているので、それがクセの1つであること自体に全く気付くことができなくなってしまうのですね。

今月も引き続き、考え方のクセを1つ1つじっくり丁寧に検討していきましょう。

午後はアロマテラピーを実施しました。マインドフルネスとあわせ、頭の中のしくみをお伝えしました。頭の中がどうなっていくのかをイメージしながら実施できると「意図」をより明確に持つことができますね。

ドラマセラピー・「別人」を演じることでみえる解決策

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

ドラマセラピーでは、毎回いろいろな役を演じながら自分への気づきや理解を深めていくことを大事にしています。

 

今日の午後のグループでは、物語の主人公(昔話でも、映画でも)を思い浮かべ、その登場人物が「物語には抱えていない悩みを持っている」という設定で、順番にその主人公になってもらいました。

 

さらに、、、

 

その悩みを解決してくれるカウンセラー役の他のメンバーたちには、袋に手を入れて紙を引いてもらい、その紙に書かれた職業としてアドバイスしてもらいました。

 

一つの例をご紹介すると、、、

 

お姫様が「自由が欲しいのに、王様や王女様が厳しくてお城の外に出れない」という悩みを告げ、その悩みに答えてくれるのが「バーのママ」や「宇宙飛行士」といった方々という具合です。

 

順番に「悩みを相談する側」と「アドバイスをする側」をやっていただきましたが、みなさん大笑いしながらワークを楽しんでくださいました。

 

そして、終わった後のシェアリングでは以下のようなコメントがでました。

 

「やったことのない役でしたが、思いもよらないアドバイスが自分の口から出てきてビックリでした」

 

「別人をやると、視点が全然変わりますね。すると、相談者が大きな問題だと思っていたことも、そんなに大きな問題ではないなと感じるのは面白いなと思いました。」

 

私たちは日常生活で、自分の視点から物事を考えたり捉えたりしてしまいがちです。

しかし、さまざまな役を演じることで視点がガラリと変わっていきます。

言葉も体の動きも変わっていきます。

 

すると、物事を多面的にみることがどういうことなのかを「体感」していけるのです。

さらに、今日は自分に必要だと思う人をリストから選んでもらって演じてもらいました。

「自由な穏やかな人という役を演じているときは、すごく自分の体が軽く動いているのに気がつきました。毎日、どれだけ自分が感情や、思考で重くなっているのかが分かりました。」

そういった声も上がり、大変嬉しく思いました。

 

いつもの自分のやり方でうまくいかないときは、自分の中には別の役もあるのだと思い出し、その役だったらどういう風に言うだろう?どういう風に行動するだろう?

そんな風に考えると、思わぬ解決策が見えてくると思います。

 

来月は5・25(土曜日)にドラマセラピーを行います。

ご興味ある方は、ぜひどうぞご参加ください。

 

足のむくみ解消ヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

本日のヨガはで足のむくみとだるさに効果のあるポーズをとりいれて行いました。肩凝りもリクエストにありましたので、一緒におこないました。

 

足のむくみとは、体内の血行不良によって皮膚の下に余分な水分が溜まった状態のことをいいます。

 

通常、体の中の血液は、心臓から下に向かって流れていきます。

その血液が足まで到達したときにふくらはぎがポンプの役割を果たして押し戻してくれるのです。

そのおかげで全身の血液が循環するのです。

 

ここで、むくみの問題は、ふくらはぎの血液が押し戻されず、そのまま停滞してしまうということです。足がパンパンの状態です。

 

ヨガのポーズは全身の血液とリンパの循環をよくするので、足のむくみにも効果的です。

 

ダウンドッグ、ジャニシールシャナアーサナ、クラウンチャアーサナ、などは足のむくみに効果のあるポーズですが、

 

今日はダイナミックなエーカパーダアドムカシュバナーサ

肩凝り、体幹、足をスッキリとたくさんの効果があります。

気持ちも前向きになります。

アサーション権

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、アサーションについて行いました。

アサーションとは、自分も相手も大切にする自己表現のことで、自分の考え、欲求、気持ちなどを率直に、正直に、その場の状況にあった適切な方法で述べることです。自己表現には、非主張的自己表現、攻撃的自己表現、アサーティブな自己表現があります。時と場合、相手等によって、3つの自己表現を使い分けているかと思います。

本日は、アサーション権について行いました。アサーション権とは、存在する権利、自分を表現する権利、以上の権利を行使するときに無力感や罪悪感なしに満足する権利のことです。

10項目のアサーション権を紹介し、それぞれ遂行できている面について、分かち合いました。自分と意見が異なる点については、その点を述べることや、聞かれたくないことやされたくないこと等について、自分の状態を伝えつつ、理解してもらうように努めること等について、分かち合いました。一方、自分のことよりも相手を思いやるあまり、自分よりも相手を優先してしまいがちになってしまうこと、対人関係を築く上で、自分のことを伝えたり、相手を優先したり等のバランスの難しさについても分かち合いました。

ご自身でアサーションとして遂行できていることについては、大切にしていくことで、より良い人間関係を築くことに繋がることや自己肯定感も上がると思います。また、アサーティブになりたいのになれない時等には、アサーション権として、書かれていたことを思い出していただけましたら、と思います。