記憶の場面と今の自分を分離する
2019年02月13日
こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。
2月の水曜日午前中は<ピンチで使えるNLP(神経言語プログラミング)>と題してワークをしています。
今日はアソシエーション・ディソシエーション … 記憶を引き出す時に、その光景を「自分自身の目で見ている」ようなものにするか、はたまた「自分がその光景を見ている」(光景の中に自分自身の姿も見える)ようなものにするか、その違いを体得していきました。
辛い時には意図せずとも辛かった場面を何度も何度も反芻してしまいます。そして無意識にあたかもその辛い場面に今まさにいる様に思い返してしまっているんですね。たとえ美味しいご飯を食べていても。心地良い湯舟に浸かっていても。(アソシエーション)
これをディソシエーションに思い返し方を変えてみるだけで、「今ここは安全なんだ」という大前提の中でその場面を振り返ることができるようになります。ワークのプロセスで、安全を感じることができるポジションにみなさん必ずたどり着きました。その瞬間に体(五感)で感じたあの感覚 … その一瞬手前とは明らかに違いましたよね。
「辛い事・嫌な事に振り回されないでいられる自分」は実は既にちゃんと自分の中にいる。そんな事実を体感していただきました。
今日はディソシエーションの2つのパターンを3回4回エクササイズしましたが、たったそれだけでも感覚をつかめましたね。自分の得意なパターンがどちらかもはっきり分かった方も多かったです。コツをつかんだら、あとは車の運転のように自然に使えるようになるまで練習です!上手にできるようになってくると … これまた自然に安全ポイントの「距離」そのものも縮んでいくのが醍醐味です☆
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今週は火曜日・水曜日と連続して 「 思考と感情から距離を取る 」 というテーマに取り組みました。
今朝のシェアにて☆
「 ヤダヤダという ココロを連れて ジムに行く 」
昨日の「脱フュージョン」にも繋がるようなフレーズに反応しまして思わず縦書きに。今朝の雰囲気はまるでどこかの番組の俳句添削コーナーになりました。赤丸をつける私の気分はすっかり和服の例の人(笑)
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