ブログ

記憶の場面と今の自分を分離する

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

2月の水曜日午前中は<ピンチで使えるNLP(神経言語プログラミング)>と題してワークをしています。

今日はアソシエーション・ディソシエーション … 記憶を引き出す時に、その光景を「自分自身の目で見ている」ようなものにするか、はたまた「自分がその光景を見ている」(光景の中に自分自身の姿も見える)ようなものにするか、その違いを体得していきました。

辛い時には意図せずとも辛かった場面を何度も何度も反芻してしまいます。そして無意識にあたかもその辛い場面に今まさにいる様に思い返してしまっているんですね。たとえ美味しいご飯を食べていても。心地良い湯舟に浸かっていても。(アソシエーション)

これをディソシエーションに思い返し方を変えてみるだけで、「今ここは安全なんだ」という大前提の中でその場面を振り返ることができるようになります。ワークのプロセスで、安全を感じることができるポジションにみなさん必ずたどり着きました。その瞬間に体(五感)で感じたあの感覚 … その一瞬手前とは明らかに違いましたよね。

辛い事・嫌な事に振り回されないでいられる自分」は実は既にちゃんと自分の中にいる。そんな事実を体感していただきました。

今日はディソシエーションの2つのパターンを3回4回エクササイズしましたが、たったそれだけでも感覚をつかめましたね。自分の得意なパターンがどちらかもはっきり分かった方も多かったです。コツをつかんだら、あとは車の運転のように自然に使えるようになるまで練習です!上手にできるようになってくると … これまた自然に安全ポイントの「距離」そのものも縮んでいくのが醍醐味です☆

今週は火曜日・水曜日と連続して 「 思考と感情から距離を取る 」 というテーマに取り組みました。

今朝のシェアにて☆

ヤダヤダという ココロを連れて ジムに行く

昨日の「脱フュージョン」にも繋がるようなフレーズに反応しまして思わず縦書きに。今朝の雰囲気はまるでどこかの番組の俳句添削コーナーになりました。赤丸をつける私の気分はすっかり和服の例の人(笑)

色を通した自己洞察

第2・4火曜日の午後は カラーセラピー・マインドフルネス を実施しています。

今日もそれぞれの色を通して、自己洞察が進みました。

みなさんそれぞれに自分自身の内側から湧き上がるストーリーをそのまま伝えてくれるのですが、それがまた実にたくさんの気付きに満ちたものばかり。

当の本人はそんなことは最初から狙えるはずもなく、本当にただただ思いついたままを語ってくれるだけなのですが、「てこの原理」のように、ほんのちょっとだけ色のことばやストーリーで合いの手をいれると、統合されて洞察がどんどん深まっていくのが不思議ですね。

言葉で上手く話そうとしなくても大丈夫。ココロがしっかり/なんとな~く反応していれば、実はそれで十分なのデス。

今日ものほほんとした中で、深~いシェアのひと時を過ごしました。

感情・思考べったりからの脱却

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

火曜日は認知行動療法(CBT) を実施しておりますが、今月はその中でも「第3の波」と言われている<アクセプタンス&コミットメント(ACT)>に取り組んでいます。

今日は、思考や感情に囚われている状態からいかに抜け出すか … 「脱フュージョン」の手法のアノ手コノ手をいろいろ検討してみました。

人気だったのは「バスドライバー」でしたね。感情や思考の乗客達は本当にもう好き放題に暴れますよねぇ。でも、シレっとして運転しているバスの運転手さんの様子、どんな風にイメージができたでしょうか☆

他にも合計23のパターンを自分のケースに当てはめながら検討してみました。自分自身と相性の合う脱出パターンを身に着けられたら、イイカンジで一生モノのスキルです!

来週は脱フュージョン以降のプロセスを検討していきましょう。

「アクセプタンスって『受け入れる』ってことでしょう?辛い状態を受け入れるなんてできないもん!!」

… と、全力で抵抗しているココロとアタマに朗報を♪ 今までのみなさんのちょっとした誤解の<肝>にも触れていきます。

例によって、途中からのご参加、大丈夫です。

ウエストを引き締めるヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

昨日のヨガは、リクエストもあったので、

ウエストを引き締めることを目標にポーズを行いました。

腹筋には

  • 腹直筋
  • 腹斜筋
  • 腹横筋

の3つがあり、普通の腹筋運動で鍛えているのは体の正面の腹筋である腹直筋です。

ウェストのくびれを作るには、腹斜筋と腹横筋を鍛えなければいけないのです。

 

まずは、骨盤を整えるポーズをしてから、体幹強化を行い、

ねじりのポーズをいくつかやりました。

腹斜筋を強化するおすすめなポーズは、

バシシュタアーサナ

腹部はもちろん、手首、腕、肩も強化します。

きついなと感じるようであれば、左上の足をついて腕をあげるバージョンでも大丈夫です。

ぜひ、行ってみてください。

 

 

 

 

イラショナルビリーフからラショナルビリーフへ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、論理療法について行いました。

まず、論理療法の原理について見直し、ビリーフが感情や行動を生みだすことを確認いたしました。

ビリーフにはイラショナルビリーフとラショナルビリーフがあります。健康的な感情・行動につながるためには、イラショナルビリーフをラショナルビリーフに変えることとなります。その際に、イラショナルビリーフを論理性、経験主義、実用性の観点から見直していくことについて、確認をいたしました。

本日は、抱きがちなイラショナルビリーフである「物事は全て完璧に思い通りにすすまなければならない、そうでなければ恐ろしいことだ」「私はいつも大事な時に失敗をする。この先、人生真っ暗だ。こんな人生、価値がない」について、検討をいたしました。

物事は思い通りにすすまないこと、すべてが完璧とはならないこと、失敗をしたことで、人生の価値はなくらないこと等について、確認いたしました。

その後、自分がイラショナルビリーフを抱きやすい場面におけるイラショナルビリーフとそのイラショナルビリーフをラショナルビリーフに変えたものについて分かち合いました。

イラショナルビリーフを咄嗟にラショナルビリーフに変えることは難しい面もあるかと思います。日常生活の中で、ラショナルに考えるよう心がけてみることも1つかと思います。

お得なトーク!オトーーク!!(2月)

みなさん、こんにちは!南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、自分の話したいことが話したいように自由に話せ、さらにさらに他の人の話もたーくさん聞けるお得なトーク、オトーークの日でした。

例えば好きなものの話をすると、どんなに自分がそれを好きなのかを再確認して、さらに好きという気持ちが実感できたりします。そして、自分では選ばないテーマやまったく知らないことを他の人から聞けるので、本当に自分自身の世界が広がっていきます。

今日もいろんなテーマで話し合うことができました。

 

今回のテーマは「アジアの国」「児童相談所との関わり」「漫画の表現」「実家と子どものころの遊びを懐かしむ」「自己表現(質問編)」「好きな映画」「育児の復帰のタイミング」

 

というバラエティ豊かなテーマをそれぞれが発表。今回はみなさんの体験談などから深いい話がたくさん聞けました。肩の力を抜いて純粋に楽しめるけど、お得情報満載!という感じで、今回もお得なトークでした。

いつもそうですが、今回は特にお互いのことが分かった感じがして、話したことを受け入れてもらえてる感じもあり、とても安心感のある雰囲気だったと思います。フリートークにも花が咲きました。

やる前は5分と聞くと長いと感じる人が多いようですが、やってみると意外と話せてしまうものです。

何も準備がなくても参加できますし、見学もOKなので、気軽に参加してみてください。

 

<個別ワーク>*Office*集中トライアル

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

水曜日午後のメインは<個別ワーク>*Office*集中トライアル  ★ 詳細 (PDF)  ★Q&A です。

1月からスタートした*Office*、だんだん人数が増えてきました。

こちらでご用意しているアイテムもだんだん増えてきました。といっても、各自やりたいものを持参される方が多いです。

この1ヵ月で写経がルーティンになった方もいらっしゃいますね。継続は力なり、です!

 

今日は大人の塗り絵をされる方もいらっしゃいました。

他には、ナンプレ、簿記、英語のお勉強、読書、お裁縫、★ 生活スタイルチェック ★ の補習・復習(運動)、今回新登場の72actions(以前大谷翔平さんが高校生の時に取り組んだことで有名になりました)に取り組まれた方もいらっしゃいました。

「この時間でやろうと思って、この本買ってきた♪」とお勉強の本を持ってくる方、「家ではやっぱりなかなかできなくて … 」と埃を払って持ってきた、という方も☆

 

こちらから検討すること・考えることをお渡しする<処理ワーク・こなしワーク>「Task(タスク)」の難易度にも幅ができてきました。「言いにくいことを言ってみる」そんな実践の雰囲気をぐいっと作ってみた場面もありました。

 

集中トライアルは、2時間続けて1つのことをやり通す事だけが目的ではありません。

どのタイミングで集中が切れるのか? どう対処していくのかを見つけていくトライでもあります。

今日は休職されて初めて参加された方が、ここ数か月で一番集中できた!と、ご自身の本来の集中力が自然に戻り「自己信頼」に繋がった一幕もありました。メンタルがきつくなってくると集中力そのものが落ちてしまいます。「=自分自身」ではなかったことに気付けた、とても大事な瞬間でしたね。

今日もさまざまな「集中」がありました。

初回ご参加の方は、最初に *Office*集中トライアル 全体像の説明も20分程度しておりますので、どうぞご安心ください。午後のみのご参加も大丈夫です。

3人の助っ人*メンターワーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

2月の水曜日午前中は<ピンチで使えるNLP(神経言語プログラミング)>と題してワークをしていきます。

第一週目はその時の自分を支える「3人のメンター」(自分のメンタルをケアし支えてくれる存在)を登場させました。

5つのポイントが揃っていれば、何も知っている人、更には人間だけに限る必要はなく、動物、海、山、アニメのキャラクター、神様、天使、亡くなった方々 … 全てOKです!今回も実に様々な存在が皆さん登場させていましたね。

このワーク、

「あの人だったらこう言ってくれるだろうなぁ」では、ないのです!

その極意と大切なポイントに今日は触れることができました。来週も時間に余裕があったら再度このワークのおさらいができればいいな、と思っています。

それぞれのグループで、本人役の方の様子がどんどん明らかに変わっていった様子が分かりましたね。

今日の大きな気付きMVPは「自分にはない『と思っていた』」でした☆ これがひょっこり出てきた瞬間、受け取れてよかったですね(o^-‘)b

アクセプタンス&コミットメント①

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

今日は知行動療法 の「第3の波」と言われている<アクセプタンス&コミットメント>に取り組みました。

今日は想定していたシナリオに嬉しい想定外があり、みなさんの朝のコンディションチェックそのものから、認知行動療法の基本的な取り組み、更にはとても自然な形で<アクセプタンス&コミットメント>の概要とシンプルなデモンストレーションをお見せすることができました。

ふと、我に返って

「  … 。アクセプタンス&コミットメントはこういうものデス。」

「おお~!!」

この皆さんの反応が、表情含めとても印象深く残りました。あまりにタイムリーに事例が展開していって今日もまた本当に面白かったですね!

火曜日のこの認知行動療法のエクササイズは、参加される方のそれぞれのレベルで、その人なりの「新たな気付き」「新たな学び」「新たな発想」がどんどん/ゆっくり(これまた皆さんそれぞれのペースで)開拓されていく・磨かれていく … 育っていくのを見ることができて、ファシリテートしていても本当にやり甲斐を感じています。

一瞬一瞬みなさんの「できてる」「まだできてない」を確認しつつ、

「ほ~ら!ココ気付きポイント!」

「あっ!!!」

最近、このやりとりの皆さんの「あっ!!!」な表情を見るのがやみつきになってきました(笑)

2月の<アクセプタンス&コミットメント>に関しても、最初は2週間の予定でしたが、今回は初回からみなさんの振り返りがとても豊かで、濃厚・充実した時間となりましたので、この勢いで3週続けた方がより身につくと判断し、予定を変更して3週連続の実施としました。

それにしても、今週は本当にみなさん頑張られました!

今日は調子を崩すに至る6つのプロセスを振り返りました。以前を思い出した方、多かったですね。「まんま自分」とおっしゃっていた方も多かったですね。それでも自分を・過去を否定することなく、そう!「ただ見つめる」ことができた今日のワークでした。

この感覚、どうか忘れないでいて・・・

ここをこれだけじっくりでしたので、来週と再来週、丁寧に丁寧に「じゃあ、どうするの?」をやっていきましょう。今日の皆さんの表情、ずっと … 忘れられません♡

午後は第一週目恒例の<アロマテラピー>を実施しました。

 

復職準備チェック/メンタル・トレーニング

みなさん、こんちには。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は復職準備チェックリストを使って、現在の状況を振り返り、そして、今後の課題を明確にするワークを行ないました。みなさん、特にセルフ・コントロールのところで大きな変化を実感されている人が多かったのが印象的です。

午後は、メンタル・トレーニングということで、このデイケア・リワークの中で学んできたストレス・マネジメントを実際の場面で活用できるように、ゲームを通した実践的なワークを行ないました。

ストレスの対処について、より具体的、実践的なヒントがつかみやすく参考になったという人も多かったです。