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何を隠しているの?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の木曜日は、先月に引き続き、「感情」をテーマにしています。
今日は、前半で「罪悪感」と「恥」を取り上げました。

この2つの感情には、自分への否定的な判断がかかわってきます。
ただ大きな違いの一つは、「何を」隠したいと思っているかです。
一人で抱えていると、自分を否定する気持ちは大きく、硬くなっていきます。
ならばいったん、明るいところに出してみましょう。きっと、少し軽くなるはずです。

後半では、「適応」について考えてみました。
私達は、いつも自分の気持ちをそのままだすしているわけではないですね。
いろいろ加工して(?)出したり、出さなかったり。
意識して使い分けているのであればよいのですが、無意識で自動回路のようになっていたら、、、、
いつの間にか、自分の本心って、よくわからなくなっているかもしれません。
なぜ、そんな風にふるまっているのでしょう? 何を隠したいのでしょうか?

自分の本当の反応って、なかなか目を向けるのが怖かったり、嫌だったりするようです。
来週は、そんな気持ちとどうやって付き合っていくのか、その姿勢を考えてみましょう。

メンタルダウン時に自分を守る

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
HSP(Highly sensitive person) ~傷つきやすい人、繊細な人~ の傾向について取り組みました。

生まれつきその傾向が強い人の他にも
メンタルが辛くなったきた、しんどくなってきた時に
同じような状態になることも多かったりします。

しんどいメンタルがさらにしんどくならないように
下げ止めの杭をココロに持っていること、大切ですよね。

本日は
ああ、まさにこれでずっと辛かったんだ
と自分を振り返られた方も多かったご様子でした。

メンタルが辛くなってくると
無意識に、無自覚に、自分にたくさんのOKが出せなくなってきます。
更にメンタルの状態を落としていかないように
来週は閉じてしまっているかもしれないOKを再び開いていきましょう。

土曜講座 書いて自己肯定感を高めよう②

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

今回の「土曜講座」は、先月に引き続き〝書いて自己肯定感を高めよう“でした。

自己肯定感は最近よく話題になっているので、興味のある方は多いでしょう。

リワークでも何度か取り上げているので、まずは自己肯定感とは何かを復習して、次に自分の今の状態を確認しました。

自己肯定感は高い人もいれば、低い人もいます。また、いつも同じ状態ではなくて、高くなったり低くなったりします。

今の自分の状態を知って、低くなっている部分を補うようにします。

今日は書いて自己肯定感を上げる方法をいくつかお伝えして、実際に取り組んでみました。

「書く」ことは自己肯定感を高めるだけでなく、ストレスコーピング、アンガーマネージメントなどにも効果があります。

みなさんからは、

自分の良い所を認めてあげようと思えた

小さいことだが気付かずに人のためになっていることをしていると自覚して、自己有用感を高めたい

自己肯定感を回復する具体的な方法を知れて良かった

絶対やろう、続けなきゃと思わずに、柔軟に調整してやってみたいと思った

などの感想があり、効果を感じていただけたようでした。

書くことは、自己肯定感を高めるほかにも、気分を落ち着けたり、ストレス発散などにも効果があります。色々な方法を知って、必要な時に役立てるようにしていき

ましょう。

自分を許すとは?☆自己開示と受容

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

「自分を許すとは?」では、自分を許せなくなる背景を考え、その捉え方について考えました。
「自分は何をやってもダメなんだ」「人の期待に応えることができなくて情けない」などなど、自分を責め立てる、自分にとってはなじみの言葉を大事に抱えていないでしょうか。
変わりたい、幸せにりたいと言っているのに、とっている行動は自分を責め続けること・・・
そんな自分を許していく一歩について話していきました。
「理想と現実のギャップに苦しんで劣等感を強くしてしまう負ループに気づいた」「自己信頼感を忘れていたことに気づいた」などの感想がありました。

午後のグループワークでは、話し手は、皆に言える範囲の辛かった経験などを自己開示し、聞き手はそれに対して受容的な態度で聞くということを意識してもらいました。
「話をしてスッキリした」「話をしているうちに自身の中でまとまっていないことに気づいた」などの感想がありました。
金曜日の午後のグループワークは、人とのコミュニケーションの練習の場や振り返りの材料として利用してみることをお勧めします。穏やかな雰囲気ですので意外とリフレッシュにもなります。

考え方のクセをみつけていこう

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では

「ストレス場面あるあるエピソード」の中に
どんな考え方のくせ(自動思考)がそ~っと潜んでいるか
見つけていく・気付いていくワークに取り組みました。

最初から「これこれこういう『考え方のクセ』があるよ」とご紹介しても
ふ~ん
そうか~
と、分かったつもり、理解したつもりになって
華麗に頭から流れていってしまうことって多いのですが、

実際にエピソードを使って「かくれんぼ」しているポイントを
さあ!見つけるぞ! となると、
気づくセンスが一気に磨かれましたね。

ああ、このパターン、まるまる自分自身だ。。。

そんなご感想も大変多かったです。

本日一番多かったのは、小グループで自分のパターンと併せて振り返ってみたことが
とても学びになった以上に

・とても気持ちが楽になった
・肩の力が抜けて、素直に今の自分に向き合ってもいいかな~って思えた
・自分だけじゃないと思ったら変な力と疎外感みたいな気持ちが抜けた
・自分のつらさをこうやって笑える日が来るなんて! こどくな気持ちだったことを自覚した

などなど
とっても深い気付きにも繋がったご様子でした。

次回は、
「見つけたはいいけど、じゃあ、どうやって広げるのかが分からない!」
のお声にお応えしましょう!

それぞれの考え方のクセを広げていく・柔らかくしていくアイデアのヒントを
みなさんのココロの引き出しに入れていきましょうね。

1枚ヒントシートが自分なりのメモ書きで埋め尽くされたものを
今までたくさん見てきました。
今後はみなさんの番ですね☆

自己肯定感をUPさせるたくさんの方法

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、先週に引き続き「自己肯定感」について取り組みました。

先週は自己肯定感にある誤解…
自己肯定感をもたせない「ブレーキ」となっている誤解を外していく作業をしましたので

今度は自己肯定感を育てるために意識できることを
さまざまなカテゴリーに分けて触れていきました。
今の自分にとって一番助けになりそうな意識アイテムはどんなことでしたでしょうね。

ちょっとずつ身に着けて自己肯定感を育てていきましょう。

ストレスケア②☆物の名前を考えよう!

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中の「心理療法」では、聴覚、視覚、言葉などを使ったストレスケア②ついて学びました。

体の使い方や思い描く映像、言葉遣いや話し方などストレスを感じた時とリラックスしている時の比較をしてみました。

ストレスを感じている時の姿勢やしぐさ、声のトーンや速度などなど様々な点をチェックしましたが、その一つひとつがストレスを倍増させるものであることに気づきます。

それをリラックスしている時の姿勢やしぐさ、声のトーンなどと交換して再現すると、少し気持ちが楽になることを体験しました。

 

午後のグループワークでは様々な物の名前を考えてみました。

例えば、「カリスマ」や「ペットボトル」を日本語名にしてみたり、耳かきのフワフワの部分の名前を付けてみたりしました。

どの課題も正解はあるのですが、今回は正解を当てるのではなく、自分たちならどんな風に名前をつけるか『アイディアを持ち寄って決定』してもらいました。

聞く態度や伝え方などを意識してもらいましたが、笑いながら楽しく話し合いができ、自身の意見も出しやすかったようです。

 

金曜日の午後のグループワークは、人とのコミュニケーションの練習の場として利用してみてください。意外とリフレッシュにもなります。

怒っていますか?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の木曜日は、「感情」をテーマにしています。
今日は「怒り」を取り上げました。

最初に、皆さんに「怒っていますか?」と聞いてみました。
、、、、、    ?
なぜか皆さん、自信をもって「はい。怒っています」とは答えられない。
なぜでしょう?

たしかに怒りは、強いエネルギーを生みます。
自分が大切にしている何かを侵害しようとする脅威に対して生まれる感情ですから、当然ですね。
「怒り」は、自分にとって大切なものを守りたいからこそ生まれるメッセージです。

なのに、それを相手に伝えなければ、当然、守りたいものを守ることはできません。
逆に、怒りをそのままぶつけても、結局は解決にならないのです。

怒りを扱うこのプログラムでは、毎回のように「自分が怒りを感じてきたことに気づいた」という方がでてきます。
ということは、これまで自分の怒りに目を向けてこなかった、ということですね。

確かにつきあい方にはコツがいる怒りですが、きちんと目を向けてあげれば、自分の大切なものが見えてくる感情でもあります。
後半は、その感情とつきあっていくためのツールとして「感情ノート」をご紹介しました。

日常の中で自分の感情に目を向けることは、そのセンサーを育てていくことにつながります。
感情をうけとめるセンサーが磨かれることは、自分の本当のニーズにきづくことにつながります。
練習してこなかったなら、ゆっくり時間をかけて。センサーを育てていきましょう。

感情のプログラム、来月も続きます。
自分の「こころのこえ」に耳をかたむけてみませんか?

★6月29日の卒業発表はありません★

リワークプログラムよりご案内です。

6月29日(木)の午後は、卒業発表は行いません。
午後のプログラムは個別フォローアップだけになります。

よろしくお願いします。

★6月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど
復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど
自己洞察ワークソーシャルスキルアップヨガ

水曜: 認知行動療法・個別プログラムなど
認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

木曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど
コミュニケーション

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど
実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)