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インバスケット式ケース・スタディ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は新しくインバスケット式ケース・スタディを行いました。

インバスケットとは、「未処理箱」とか「未決済箱」という意味らしいのですが問題が起こったケースをどのように解決して行くか、その問題への対処の仕方を学習して行くためのやり方です。管理職の昇級試験などにも使われることがあるようです。

ストレスへの対処のプロセスを切り取りながら、自分がどのように対処する傾向があるのか、どのように考えて対処したらうまく対処できるのかを架空のケースを使って、より実践的に学んで行くことができます。

今日は思いがけないことが起こったときに、何を問題とするのかを考えてもらいました。同じ状況であっても、何を問題と捉えるかは、実は人それぞれ。そして、何を問題と捉えるかによってその後の対処方法が変わってくることも実感してもらうことができました。

今後も様々なケースを通して、より実践的に復職の準備につながるようなプログラムを目指して行きます。

 

 

 

 

 

産業医

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

今日は第3土曜日恒例のリワーク*フォローアップを実施しました。

今回は、<産業医>とどのように関わっていくかについて一番時間を割いたでしょうか。休職中から復職したその後も、産業医との関係を大事にしていくことの大切について皆で検討しました。

今日のキーフレーズは<まずはトライ>

狙い過ぎない、結果にこだわり過ぎない、重くならない、実際の反応を確認してみる … そんなポイントが「一歩」を作っていくのですね!

また、復職が目の前に迫ってきたら不安が大きくなるのは自然なこと、という話でも沸きました。

来月は新年度スタート直前のフォローアップになります。今回も復職目の前の方々からとても具体的かつリアルなご質問が飛び交い内容の濃い時間となりましたが、来月はますます … となりそうです。

< 次回のリワーク*フォローアップは 3月17日(土)9:00~  開催です >

午後は<>をやりました。

久し振りに見る卒業された方々のタッチ♡

今日はまた、指先ではなく手の平で豪快に色を白紙に落とされた方も☆

1枚目の最もスイッチとなっている部分を拡大した、イエロー尽くしの 「 ココロのスイッチ 」 でした。

疾病理解講座「アルコール依存症」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は疾病理解講座「アルコール依存症」について行いました。

依存症のプロセスは、さみしさ、ストレス等「ほんの軽い気持ち」からはじまり、いつしかはまる、そしてやめたくてもやめられない状態になるとのことです。

また、依存の対象は多種多様ですが、大きくわけて、「物質依存(ものへの依存)」、「行為・プロセス依存」、「関係依存(人への依存)」に分けられます。

本日は、「物質依存(ものへの依存)」と考えられる「アルコール依存症」について行いました。具体的には、アルコール依存症の原因と考えられることや治療についての認識、家族の役割等について行い、感想等をわかちあいました。ご自身の体験談、さみしい時等に何かに依存したくなる気持ち、依存症の方を支える家族の心のケアの必要性等について分かち合いました。

依存症は誰にでもなる恐れのある病気です。病気について理解をすることで、予防や早期治療等に結びつくものと考えられます。

コンセンサス『NASA』

今日はグループワークで、コンセンサスを行いました。コンセンサスとは、合意形成という意味です。グループで話し合って1つの意見にまとめていくプロセスを体験するためのワークです。

休職する人の中には「自分の意見を言うと、場の雰囲気が悪くなるのではないか」などと遠慮してしまう人が多いのですが、自分の意見をちゃんと伝えて、相手の意見をしっかり聴くことで実はよりお互いを理解し合えたり、グループの意見がより豊かになっていくことを体験してもらうことが狙いです。

月面で遭遇して、生き残るために必要な道具の優先順位を決めてもらったのですが、「生命維持に必要なもの、移動手段に必要なもの、発見してもらうために必要なもの」などとカテゴライズして決めたグループ、とにかく楽しく過ごして見つかったらラッキーと自由な発想をするグループ、いろんな決め方、いろんな発想があることに気づかされました。

 

 

 

 

いかに自分を説明していないか

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークの報告です。

今日は 「 私の取扱説明書 」 ワーク、先週の続きを実施しました。

「さて、それをどれだけちゃんと相手や周りに伝えているか? 」 10点満点でその度合いをチェックしてみました。

取扱説明書の中でも最も伝えたい項目で<伝えられ度>が高ければ、他の項目がそんなにしっかり伝えられていなくても、殆どストレスになりません。

ですが逆だと、とっても辛い! 最も伝えたい項目の点数が1点・2点 … ストレスが大きくなってしまいます。

今日はそんな部分を実際に直接「伝えてみる 」ワークもしてみました。普段様々なブロックがかかって口に出せない言葉たち。自分自身を理解してもらう以上に、大切にしている”ブロック”の存在に気付いた方も多かったようです。

その”ブロック”も自分の何かを必死に守ろうとしている故のもの。決して悪者ではないのです☆ そことどう折り合いをつけて、伝え方の工夫をしながら解放させていけるのか。。。引き続き洞察していく価値、大です!

 

来週からは<認知行動療法>がスタートします。

新年度に備え、しっかり思考のバランスを豊かに養っていきましょう!

初回の来週は<基礎中の基礎>です。

午後の<>はオーラソーマ🄬を通して、自分のギフトに触れていきました。

色の世界にデビューした方々のセレクトをば。

最初は腕組みしていたのですがね☆ だんだん色の向こう側からやってくるイメージとメッセージをキャッチされていく姿がとても印象的でした。

色は鏡。色は扉。色は鍵。 自分の中にないものは … 決して出てはこないのデス☆

イラショナルビリーフを抱きやすい場面

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は論理療法を行いました。

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論理療法では同じ出来事があっても、みんなが同じ感情を抱いたり、同じ行動をとることはありません。それは、ビリーフが感情や行動を決定しているという考え方をしているためです。

このビリーフにはイラショナルビリーフとラショナルビリーフがあります。

イラショナルビリーフとは、「ねばならない」「must」といった固定的なもので、ラショナルビリーフとは「好ましい」「better」といった柔軟なものです。

イラショナルビリーフを抱くと不健康でネガティブな感情・自滅的な行動につながり、ラショナルビリーフを抱くと健康でネガティブな感情・建設的な行動につながります。

このような説明の後、自分のイラショナルビリーフを抱きやすい場面や内容、どのようなラショナルビリーフに変えたいか等について分かち合いました。

まずはイラショナルビリーフを抱きやすい場面等、自分の傾向に気づくことで、イラショナルビリーフをラショナルビリーフに変える一助になるかと考えられます。そして、感情が惑乱した時等に、イラショナルビリーフをラショナルビリーフに変える等、セルフヘルプとして役立てていただけましたら、と思います。

ソーシャル・スタイル

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークの報告です。

今日は、人をコミュニケーションのスタイルによって4つのタイプに分ける、ソーシャル・スタイルを紹介しました。

これは、自分や相手、そしてお互いのことを理解し、そしてよりよい関係を築いて行く上で、とても役立つ実践的なツールです。

今回リワークに参加されている人たちのタイプとしては、データを好み、緻密に理論を構築して行くミステリアスな理論家と人当たりがよく、やさしい雰囲気のサポーターの2つのタイプが多かったです。

誰がどのタイプか当てあいっこし、その後、それぞれのタイプのあるあるを話し合いました。

そして、それぞれのタイプとよりよい関係を築いて行くにはどうしたらいいか、みんなで考えました。たくさんの意見があがり、今後の人間関係を考えて行く上で役に立ててもらえると嬉しいです。

 

私の取扱説明書&「オレの花びら2018」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

今日は 「 私の取扱説明書 」 ワークを実施しました。

自分のことを分かっているようで、実は分かっていない、自分のことを伝えているようで、実は肝心なところが伝わっていない … そんなことに気付き、分かち合い、サポートし合ってみました。それぞれのグループで充実したシェアができたようです☆

今回は今週だけの予定でしたが、やっぱりもうちょっとだけ全体のシェアとワークをやりたいと思います。

来週の午前中は、前半が今回の残りのワークと、シェア&質疑応答、後半は<認知行動療法>基礎 を実施する予定です。(前半部分が長引いて「全部」になる可能性 … あります)

今回ご参加できなかった方も来週「私の取扱説明書」のシートをお渡しできますよ☆

午後の<なないろワーク>、今日は*ピンクのワーク*をやりました。立春も過ぎましたしね。

*ピンク*といっても本当に表現されるものはいろいろ! 同じ*ピンク*の中にも色々なピンクが。そして、塗り方、濃さ … 想い想いの*ピンク*にメッセージを込め、出来上がったものに名前をつけていきました。

集合写真を撮ったのですがね。

みなさん、快くご協力下さり、場所を移して

下駄箱の上で皆さんをお迎えしていたこのコ達の周りに*春と愛*を作ってみました

色のタッチがみ~んな違うから、本当に自然の中にいるみたい☆

自然の*ピンク*はどれを見てもまったく同じ*ピンク*はないものね

ストレス要因とストレス反応

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

今日はみなさんとストレス要因、ストレス反応について考えました。

「どういうときにストレスに気づくのか?」ということをテーマに話し合いました。

ストレスに気づくためには、自分の反応(いつもと違う自分=ストレス要因)に意識を向けることが大切です。毎日のコンディション・チェックや、心の習慣作りでみなさんの「気付き力」がどんどん研ぎ澄まされているようです。

そして、ストレス要因について整理しておくと、それに向けて準備したり、練習したり、心構えを作ることで予防につなげることができます。

今日整理したことを、今後のプログラムや日常生活の中でうまく活用して、みなさんの復職や再発予防に役立てていきたいと思います。

森田療法に関するプログラムがスタートします

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日より森田療法のプログラムがスタートいたします。

不安や恐怖を「あってはいけないもの」として「排除しよう」とすると、かえってそれにとらわれるという悪循環に陥ってしまいます。恐怖や不安はより良くより良く生きようとする欲望(生の欲望)と表裏一体のものであり、人間誰もが持っている自然な感情です。そこで、不安や恐怖をあるがままに受け入れながら、自分らしい生き方を目指していくというような考え方を森田療法ではします。

この考え方について、意見交換をいたしました。

森田療法は日本で創始された精神(心理)療法であり、日本人の心にも合うと考えられております。

森田の考え方を少し苦しい時などに活用いただけましたらと思います。

森田療法は本日はじまったばかり。

第1週目の金曜日に定期的に開催する予定ですので、これからもよろしくお願い申し上げます。