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自分の抱いているラショナルビリーフは?

本日のデイケア。

まずは、「あるなしクイズ」を行いました。

ある方に注目したり、法則を探したり・・・なかなか答えが分からないとイライラしたり、他の人が答えを導き出してくれると安心したり・・・クイズを行いながら、自分の感情に着目していただきました。また、「あるなしクイズ」は見方を変えることで、答えが導きだされることもあります。そこから、あらゆる方向から見てみることや、見方を変えることで、新たなことが見えてくること等について確認しあいました。

 

論理療法のビリーフには、イラショナルビリーフ(固定的、~ねばならない)とラショナルビリーフ(柔軟、~の方が好ましい)があります。

次に、出来事と自分の抱いているラショナルビリーフについて分かち合いました。

ラショナルビリーフは、他の出来事でも応用できること、他の人が発言されたラショナルビリーフを自分の生活の中でも活かすことができること等について、確認しあいました。

 

論理療法はセルフヘルプもできますし、ラショナルビリーフは様々な出来事で応用することもできると思います。

気持ちが苦しくなった時等に、イラショナルビリーフをラショナルビリーフに変えてみることも1つかと思います。

 

コミュニケーションのスタイルと雑談

今日はチェックシートを使ってコミュニケーションのタイプを調べ、誰がどのタイプなのか予想し合いました。

自分で思う自分と、他者から見た自分のギャップに、「周りからはそんな風に見えているんだ」と様々な気づきがあったようです。

彼を知り、己を知れば百戦して危うからず。自分を理解する枠組み、相手を理解する枠組みがあると、人間関係を良くしていくヒントになると思います。

午後は雑談のロープレを行いました。

普段何気なくしている雑談ですが、復職直後は「どう思われているんだろう?」などということが気になり、緊張したりするものです。

そこで、実際にロープレをしてみると…

やる前の「緊張したらどうしよう」という不安よりも、実際に「緊張しているなぁ」と実感するほうが気持ちが楽だと分かったり、緊張したり居心地が悪くなるのは自分だけじゃない、ということが分かって気持ちが楽になったり、心の準備につながったようです。

 

私のトリセツ*心のブロック

火曜午前中の<自己洞察ワーク>、今週は 「 私の取扱説明書 」 ファイナルとなりました。

先週よりも更に繊細な内側に触れていきました。

どんなブロックがかかっているのか … 普段は無意識にやりすごして 「 なんとなく言えない 」 に押し込めていた感情や想いをしっかりと見つめ、開放することを自分で許し始めることをしました。

工夫は必要☆ でも自分の取扱説明を伝えることを止める必要はどこにもないのです。

ブロックがあること、そしてその種類に気が付けば、自ずと工夫やブロック迂回の道は開けてくるのですね。

午後の<>は
オーラソーマ®を通して、自分に自分自身を与え戻していきました。

今日は「 発想の転換 」のテーマが多数出てきたように思います。

午前中のワークも午後のワークも共通して

必要以上に自分にシナリオを作りすぎない がポイントになった1日でした。

画像を撮影し忘れたので、今日はマインドフルネス(瞑想)の際の皆さんの足を☆

 

来週の午前中<自己洞察ワーク>は、認知行動療法より

ココロの落とし穴を作る ” 考え方のクセ10” 

3週くらいのシリーズで予定しています。 … とお伝えしたけど、もっとかな(^^;

苦しくなっちゃっている時に思わず陥っている考え方のパターン(=認知の歪み)。

それに気付けるか、それとも呑まれるか … この違いは人生レベルでとても大きなものになります。

一生使える ” 落とし穴にハマらないココロのワクチン” をこの機に皆で身に着けていきましょう!

目標設定とブレイン・ストレッチ(なぞなぞ)

今日は第一月曜日ということで、目標設定を行いました。

当院のリワークでは、長期目標として自分がどうなりたいかをイメージしてもらってから、今月の目標を立ててもらいます。

長期ビジョンを明確にした上で、そこから逆算して今何をしたらいいか、を明確にすることはとても大切な作業だと実感しています。

立てた目標を仲間の前で発表し、宣言することで動機が高まると思いますし、その中で1つでも行動に移すことができれば自信につながって行くと思います。

 

午後はブレイン・ストレッチでなぞなぞをやりました。

答えをきくと、「なるほど」と唸ってしまうものから、「しょーもな」というくだらないものまでいろいろありますが、みなさん楽しく取り組まれているようでした。

なぞなぞに答えるためには思い込みに気づいたり、発想を広げてみたり、様々な工夫が必要になります。そしてこれらはセルフ・コントロールに通じるものがあります。

実際に「間違えたらどうしよう」「分かったものの、これでいいのか不安」などなど、様々な心の状態になったようです。

楽しみながら、セルフ・コントロールのエクササイズになったようです。

 

七夕の願い事

こんにちは。

本日のデイケアは論理療法。

まず、どういう気持ちや考え方だったか等を考えながらババ抜きを行いました。

ババをひいてしまった時やあがった時、なかなかひいたカード同士がペアにならずカードが減らない時の気持ち、ビリーフ(認知・考え方)等をシェアしました。

みんな同じババ抜きというゲームを行っているのに様々な感情、ビリーフを抱くことを確認しあいました。

論理療法では、同じ出来事があっても、みんなが同じ感情を抱くことはありません。それは、ビリーフが感情を決定しているという考え方をしているためです。

来週は七夕。次に短冊に願い事を書き、シェアいたしました。

願い事について「~ねばならない」等と極端に考え方であるイラショナルビリーフ、「~であってほしい」等と柔軟な考え方であるラショナルビリーフ、どちらに近いか考えていただきました。そして、イラショナルビリーフを抱いていては苦しくなる旨、確認しあい終了となりました。

論理療法はセルフヘルプにも役立ちます。

苦しくなった時等に自分のビリーフを少し立ち止まって考え、イラショナルビリーフの場合はラショナルビリーフに変えること等を考えてみることも1つかと思います。

ギネスに挑戦とSST

今日は月に一度『ギネスに挑戦』ということで、高速ババ抜きをしました。

いかに早くババ抜きをするかチームで競っていただきました。通常のババ抜きのような心理戦はありませんが、早くやらなければならぬというただならぬ緊張感の中、みなさん取り組まれていました。

1つ1つの動きを早くしたり、カードの整理の仕方を工夫したり、並び順を変えてみたり、様々な工夫が見られましたが、通常のババ抜きと大きく違う点は、勝負ではなくチームワークが必要だという点。「タイムを早くする」という目標のもと、チーム一丸となって取り組まれていました。

遊んでいるように見えますが、チーム・ビルディング、業務改善など仕事に通じる点も多かったので、今後も形を変えてやっていきたいと思いました。下の写真は、今回のタイム・レコードです。

午後はSSTで「雑談」について話し合ってもらいました。

職場の状況や業務内容、人によってとらえ方、考え方は様々ですが、総じて言えることは「雑談って人間関係においても、セルフコントロールにおいても大事」だということ。

普段、何気なく行っている雑談ですが、時に困ることがあるのも雑談です。

職場で起こりやすい状況をいくつか取り上げ、次回はロープレを通して実際に体験していこうと思います。

私のトリセツ(後編)

火曜午前中の<自己洞察ワーク>、
今週は6月「ストローク月間 」 の最終日でしたので、念入りにストロークのシェアをコンディションチェックと一緒に行いました。

また、先週に引き続き「 私のトリセツ 」第2弾では、

その「取扱い説明」をどれだけ相手に伝えているかをイメージしやすいように数値化してみました。それを元に色々と自分のからくりを洞察してみました。時間がいくらあっても足りないですね。。

午後の<>は

オーラソーマ®を通して、自分に自分自身を与え戻していきました。

今週も「思い出したもの」… いろいろありましたね。

今日は4人の方が色の世界にデビューしました☆

膝を抱えてじっと見つめる姿がとても印象的でした。。

6月の振り返りと人狼ゲーム

今日は月間振り返りということで、6月の一か月間をみなさんと振り返りました。

1ヶ月間リワークを通して同じ時間を過ごしていても、

それぞれのあり方で学び、気付き、その変化を実感されているようでした。

 

午後は、ブレイン・ストレッチで「人狼ゲーム」を行いました。

人間観察とコミュニケーションから繰り広げられる推理とサスペンス。

とても盛り上がりましたね~♪

初めてやる方も多かったですが、みなさんの名演技と名推理は見ごたえたっぷりでした。

考え方(イラショナルビリーフ・ラショナルビリーフ)と感情

こんにちは。

本日のデイケアの報告です。

まずは、ゲシェンクというゲームを行い、そのゲームを行っている際の感情やビリーフを考えていただきました。

ゲシェンクというゲームを知らない参加者も多かった中、試行錯誤状態で行いました。

終了後、「ゲームに勝ちたい」と思っていたが「勝てなくても楽しかった」等の感想がありました。

もし、「勝たなければならない」と考えながら、ゲームを行っていたら、楽しむことはできなかったということを振り返り、極端な考え方をすると苦しいということを確認しあいました。

後半は論理療法。あるケースをもとに、イラショナルビリーフとラショナルビリーフ、それぞれからどのような感情を抱くかについて考えました。イラショナルビリーフからは不健康でネガティブな感情、ラショナルビリーフからは健康でネガティブな感情を抱くこと、

そして、同じ出来事であっても、ビリーフによって、感情が異なることを確認しあいました。

コンセンサス

今日は、スリー・テンというコンセサス(=合意形成)を目指すグループワークを行いました。

コンセンサスを得るためには、自分の意見を伝え、相手の意見も聞き、お互いの意見を尊重しつつ、折り合いをつけていくという高度なコミュニケーションが求められます。

今月は「自分の言いたいことを人に伝える」ということをテーマに取り組んできたところもあって、みなさん白熱したディスカッションをされていました。

表面的な意見だけではなく、何を大切にしているのか、どういう前提で物事を考えているのか、深くお互いのことを知ることが必要だということが分かりました。