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その考えはどこからきてる?~チャンクアップ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
考えの塊~「チャンク」~の概念について検討していきました。

目の前の想いに囚われる・かかりきりになってしまって
どのような想いのベースからその考えが前面に出てくるのか?

そのベースとなるものは自分自身を守ったり、より良い方向にいかせたい想いなのですが、
目の前の想い囚われ過ぎてしまうと、なんのためにその目の前のことに取り組んでいるのかわからないまま、ただただストレスに晒されてしまう … ということが往々にしてあったりするのです。

実際に自分のことをテーマにしてワークしてみると
いままでいかに1つだけのルートに囚われていたかが実感できましたね。

まるでエレベーターに乗って建物を上がったり下がったりするように
自分の思考の塊を自由自在に移動できるようになって
ストレスを軽やかにかわしていきましょう。

リワークの使い方-リハビリのポイントをつかもう!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

月曜日は、復職や転職、社会復帰に向けた準備につながる取り組みを進めていきます。
そのなかで今月は、「リハビリのポイントをつかもう!」
リハビリと一言でいっても、何をどうしたらよいのか、とまどうことはありませんか?
今月は、ふたたび働き始めるまでに、何を整えていったらいいのか、自分のポイントをおさえていきましょう。

今日は、「働く力を回復する」ために、とりもどしておきたいポイントをつかみ、リワークをどう使っていけばよいかを考えました。

復帰へ向けて、どんな準備をしていけばいいだろうか?
いろいろな面から考えている皆さんの姿は真剣そのものでした。
最後に、復帰直前の準備が整っている自分のイメージを具体的にできるだけたくさん書き出すワークをしました。

なかなかイメージができない方もいらっしゃったようですが、焦る必要はありません。
少しずつリハビリを進めながら、自分の方向性を作っていきましょう。
書き出してみると、今の自分との違いがくっきりとして、自分なりに何をしたらいいのか考えられたという方も多かったようです。

皆さんが今に至った経緯も、もどっていきたい行先も、それぞれ違います。
ということは、リハビリしておきたいポイントも、そのための工夫も、本当に一人ずつ違うのです。
そのためには、個別に相談してカスタマイズすることも大切。
後半は個別フォローの時間だったので、そんな相談をした方々もいらっしゃいました。

さ来週は、ご自分のこれまでの経緯から、何が体調悪化の背景にあったのか、振り返っていきましょう。
辛い経験を思い出すことにもなるかもしれません。
だからこそ、家で、一人でやらずに、みんなのいる、外の場でやった方が、切り替えられることもありますね。

月に1度のなんでもとーく

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

本日は月に1度の<なんでもとーく>で
今の自分が思っていることを分かち合っていきました。

本日はいつもよりも少ない人数でしたので
お一人お一人の時間を比較的ゆったり取ることができながら
大切なことをいろいろ確認できましたね。

今日は「動ける時と動けない時の差が激しい」というテーマが
多かった1日でした。
双極性、反復性うつのほか、シンプルに調子良い時悪い時 …
いろいろなレベルの中にある「調子の差」。
どちらの局面でもどう過ごしていくのかの意識が
安定に寄与していくといいですね。

次回は10月14日(土)になります。
またお会いしましょう。

自己理解とは☆アートセラピー

午前中の「自己理解」では、自己理解の大切さについて学びました。
自己理解が進んでいる状態とはどんな状態で、自己理解が進むとどのようなメリットがあるのでしょうか。また自己理解が深まる習慣については、いくつか練習しながら進めました。
自己理解が進むと他者への理解も深まったり、自身をありのまま受け止めるようになったりするので人間関係が円滑になりやすくなります。
仕事でも判断力や行動力のUPにもつながります。

午後のグループワークは台風(大雨警報)の影響もあり参加者が少なかったため、予定していたプログラムを変更してコラージュやパステルアートを行いました。
コラージュは、思いのままに雑誌を切り、ペタペタと貼っていきます。パステルアートは丸を描いていく手法で行いました。何かの作業に集中するとあっという間に時間が過ぎます。
最後にできた作品の感想を皆でシェアしました。
さわやかな色づかいの海の中、さわやかな銀河を描いたパステルアート、好きなばかりを集めたコラージュはストレスコーピングの材料になりました。

金曜日は、作業や話し合いを通して、自身のコミュニケーションを振り返ったり、練習したりしています。
※グループワークは、参加人数によって内容が変更する場合があります。

認知行動療法*シリーズスタート

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日は<認知行動療法>の16回シリーズが再びスタートをきりました。
町田クリニックでは、ご参加を固定していないので、途中からのご参加でも毎回何かしら大切なポイントをスポットでも得られるようにプログラムをデザインしていますが、やはり初回にはこの認知行動療法を俯瞰して理解する土台の回となりましたね。

途中からご参加されてきた方々が
何度も何度も繰り返し聞いてきたフレーズは
「こういうことだったからか」と全体像と繋がって理解できた方もいらっしゃったご様子でした。

ちょっとしたホームワークをやっていく大切さ
習慣化させて自分の身に沁み込ませていく大切さ
背伸びをしない大切さ

これらを大切にしながら
今後の自分が今よりも楽になっていきますよう
これから皆でやっていきましょうね。


次回も今回のおさらいをしてから始めていきます。
最初から体系的に認知行動療法を学んでいきたい方は、今がご参加を始めるタイミングです。
(もちろん、シリーズ途中からのご参加でも大丈夫です)

ココロの貯金箱

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
メンタルが辛くなっていく・メンタルのエネルギーを保っていくカラクリを
「ココロの貯金箱」をイメージしながら皆で理解していきました。

基本中の基本。土台中の土台中の土台。
自分がどうしてこんなに辛くなっていってしまったのか。
あまりにも当たり前過ぎて、それがいかに大切なことなのかが抜けてしまっていると大変です。

やってこなかったこと
スルーしてたこと
視野にも入れていなかったこと
「くだらない」と拒絶感すらもっていたこと
大きく誤解していたこと …

いろいろ、いろいろ、ありましたね。

ああああ・・・
これだけ揃ってしまえばどんどんメンタルの具合が悪くなる一方だったのは
当たり前だな、こりゃ。

そんなお声がたくさん今回は集まりました。

土曜講座 リフレーミング、アファメーション

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

今回の「土曜講座」は、~生きやすくなるヒント~ リフレーミングとアファメーションです。

リフレーミングは、物事の捉え方を変えて別の視点を持つことです。短所や欠点だと思うことでも、別の枠組みで捉え直すと、長所や利点、プラスの面が見えてきます。

例えば、失敗すると落ち込んでしまいますが、「失敗は成功の母」と考えると、悲観し過ぎず、またがんばってみようという気持ちになります。

行き詰った状態を、より広い視野で捉え、発想を転換して、より良い解決策をえることができます。

アファメーションは、自分に肯定的な言葉を投げかけることで、潜在意識をポジティブに書き換える方法です。

自分がやりたいこと、望むこと、目標を書き出して、それを「~したい」から「~しています」という現在形や「~した」という過去形に書き換えます。

否定的な言葉を使うと、思考や行動はネガティブになりますが、アファメーションで肯定的な言葉を使い毎日唱えて耳で聞くと、肯定的なイメージがインプットされて、思考や行動がポジティブになります。

みなさんからの感想は、

・自分が欠点だと思っていた点に、良い側面があると知れて嬉しかった

・脳が騙されやすいなら、肯定的な言葉で現実と思いこませたい

・寝る前に肯定的な言葉を唱えてから、良い気分で眠りにつこうと思う

などでした。

土曜日の午前中はリワークで最近の状態を振り返ったり、新しい自分を発見したり、ゆったりと自分に向き合ってみませんか?

うつと食事☆自己紹介とメッセージ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です

午前中の「疾病理解」では、うつと食事の関係について学びました。

うつに関係する脳内の神経伝達物質がつくられるために必要な栄養素や脳の疲れを軽減するための糖質コントロールについて知識を深めました。

手軽に実行のできる食事の仕方など食べたいものを食べる時にも、食べる順番を変えたり咀嚼回数を少し増やしたりするなどのちょっとした工夫でできるため取り入れやすい内容です。

「栄養素という観点からうつを考えたことがなかったので勉強になった」「さっそく朝にバナナを食べようと思う」などの感想がありました。

午後のグループワークは『自己紹介とメッセージ』でした。

聴き手は主役(話し手)が話しやすいように、うなずいたり、「すごい」「へぇー!」などのリアクションを返したり、質問をしたりすることを意識してもらいました。

グループごとに一人ずつ自己紹介をしていき、最後にプラスのストロークをフィードバックしました。

「温かいメッセージに気持ちがほっこりした」「人前で話すは苦手だけれど、思ったよりは話せて良かった」などの感想がありました。

 

金曜日は、作業や話し合いを通して、自身のコミュニケーションを振り返ったり、練習したりしています。

※グループワークは、参加人数によって内容が変更する場合があります。

ACT*モヤモヤの泳がせ方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、
ACT(アクセプタンス アンド コミットメント セラピー)より
モヤモヤやぐるぐる思考に振り回されないための思考のコツをみなさんで構築していきました。

さまざまな思考の手法がありましたね。
今のみなさんにとって使いやすそうなもの、しっくりきそうな方法はどれでしたでしょうか?

ぐるぐる思考をやっつけよう、亡き者にしようとするのではなく
ただ上手に距離をとっていくだけでメンタルの消耗はぐっと小さくなると言われています。

(本日はイラストのようなイメージで締めくくりましたね)

振り返りのコメントには
「多頭飼いしている飼い主」をイメージされたお声も☆
リードを長くする/短くする感覚、つけていけるといいですね!

「あのこと」のもう片側

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
先週に引き続きリフレーミングについて取り組みました。

しんどいできごと、つらいできこと、 うまくいかなかったこと …

特にメンタルが疲れてくると
たった1つの視点からしか物事をとらえなくなってしまいがち。
物事はニュートラル(中立)
どうしても自分にとって不都合な側から見てしまいます。

「そうではなくて」と否定するのではなく
「それと同時に」と追加してあげるだけでOKなんですね。
ストレス対処能力の要となる1つのスキルを引き続き育てていきましょう。