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★5月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど
復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど
自己洞察ワークソーシャルスキルアップヨガ

水曜: 認知行動療法・個別プログラムなど
認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

木曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど
コミュニケーション

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど
実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

ねっこにある「こころの構え」-OK? or notOK?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

5月の木曜日は、「相手に振り回されない」コミュニケーションについて考えてみました。
最後の今日は、自分のこころの構えと対人関係とのかかわりを考えてみました。

私たちは、小さい頃からの環境や対人関係の積み重ねで、他者や自分に対するこころの持ち方を定めています。
自分が悪いと思いがちな人、相手の責任だと思いがちな人、どっちも事情があるなと思う人、自分なりのくせがありませんか?

今日は、身近な人や場面、状況などをイメージして、自分がどのポジションを取っているか、振り返ってみました。
シンプルに考えてみて、自分と相手を、OKと思っているか、Not OKと思っているか、を考えてみました。
「自分にとって」自分がOK?notOK? 相手がOK?notOK?
振り返ってみると、人によっても違うし、シチュエーションによっても違ったようです。

相手との関係に悩むことは多いのですが、相手を変えようとしなくても、自分がどのポジションにたつかで、関係は違ってきます。

もちろん、気持ちよい関係が作れるポジションは、私も、相手もOKとする構えです。ただこれは、それほど簡単でもありません。
それでも、自分がどのポジションにいるかに気づき、居心地が悪ければ、変化が起こせそうな感じです。

後半は、グループワークで、いくつかのケースを例にして、いろいろなコミュニケーション、行動を話し合ってみました。
聞いてみると、自分では考えもしなかったような行動に出る人もいて、おもしろいものですね。
最後は、各グループ、うまくいくと思う行動を、役柄になり切ってロールプレイしてもらいました。

今回は、職場を想定した迫真の演技!リアリティが高くて、なり切った人たちも自然と感情が湧いてきたようでした。
ロールプレイ、緊張しますが、なりきってやってみると、頭の理解だけでなく、心にしっくりすることもあるようです。

来月は、自分にOKをだすためにも、まずは、自分の心の声をきいてみましょう!
素直な自分の声は、実は感情が語っているものです。
いろいろな「感情」と握手して、仲良く付き合っていきたいですね。

CBT*考え方のくせ12

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
抑うつにつながりやすい考え方のくせ(自動思考)について取り組みました。

今週と先週で実際に取り組んだ自分自身がモヤっとした時の「心のつぶやき」ワークを通して
自分にはどんな考え方のくせの傾向、パターンがありそうか検討していきました。

毎回のことではありますが「べき思考」や「白黒思考」は殿堂入りレベルでみなさんやはり多いですね。
それらに加えて今回は「拡大視縮小視」を振り返る方が多くいらっしゃいました。

階段を上り続ける<だけ>の人生

それは苦しいですものね。
まずはご自分の状態に気付くこと。ここからスタートです。

人と比べてつらいんだよ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
人と比べてつらくなってしまう・・・劣等感について検討していきました。

劣等感はダメ。
劣等感を持っている人はダメ。

そう思ってありのままの劣等感に向き合ってこれずに
かえってどんどん辛くなっていってしまう方は少なくありません。

劣等感は無くさなくても大丈夫。
劣等感をやっつけようとしなくても大丈夫。

大切なのは 無くすこと ではなくて
大切なのは つきあい方。

劣等感とどうつきあって自分の成長の力にしていこうか
本日はその12個のヒントをココロの引き出しに入れながら
今の自分をみつめていきました。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職後のコンディションや働き方を確認したり、みんなで意見を出してフォローし合う時間です。

今日は、

・復職してから、相手がどういう価値観を持っているか、どんな考え方のクセがあるのか知ろうとしているが、周りはリワークで習った認知行動療法やコミュニケーションを円滑にする方法を知らない。どのように付き合っていったらいいのか?

・復帰したら、できて当たり前、元気で当たり前と思われている。忘れていることもあるし、体調も万全ではない。どうしたらいいのか?

・完璧主義が出てきて、過去のできていた自分と比べてしまう…

といった話題についてみなさんと話し合いました。

印象深かったのは、

・「完璧」にとらわれているときは、完璧な仕事とはどういうものか書き出してみる。するとそこに到達するには、とてもとても時間や人出が足りないことに気づく。そして限られた人や時間の中でできる完璧を目指せばいいと思える

・「あんなにできていたのに…」と過去の自分と今の自分を比べて落ち込む。でも考え方を変えれば、「あれだけできていたのがおかしい」「何かが麻痺していた」「あんなに働いたから休職したんだ」と言える。だからあのときに戻る必要はないと考えられる

経験を基にしたみなさんからの意見は、お互いに気づきをもたらし、働き続けるヒントになりました。

今日はもう1つ嬉しいことがありました。

以前フォローアップに参加された方が、あのときの他の参加者のアドバイスが大変参考になったと、感謝をその方に伝えられていました。アドバイスした方もご自分の意見が役に立ったことを喜ばれていました。

リワークフォローアップの意義を感じられる出来事でした。

これからもみなさんで意見を交わしてフォローし合っていきましょう。

自律訓練法★かるた作り

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

午前中は、自律神経(交感神経と副交感神経)について学んだあと、自律訓練法の実践を通し、自己暗示がもたらす効果について考えていきました。
自律訓練法は、決まった言葉(公式)を唱えながら、緊張をとりのぞいて心身をリラックス状態にしていくものです。
慣れてくると、リラックスしたい時に、サッと短時間で集中できるようになります。
また、適度なリラックス状態を体験することで、自律神経のバランスも整いやすくなります。
「本当に手が重たく感じた」「中途覚醒して眠れなくなった時にやってみたい」などの感想がありました。

午後の実践チームワークでは、かるた作りをしました。
『リワークをテーマ』にかるたを作ってもらい、最後に各グループで作ったかるたを他のグループに渡して使ってもらいました。

制作中は、チームとしての動き、役割分担を意識してもらいました。文言を考えてアイディアを出している時には笑い声も聞こえてきました。

『た』・・・たくさん増やそうコーピング
『ね』・・・寝ることも仕事のうちです休職中
『う』・・・うつだっていいんじゃない、人間だもの(みつを)

など、楽しい内容のものがたくさんありました。

金曜日のグループワークやチームワークでは、楽しんで作業や話し合いができるような題材を用意しています。
みなさん、ぜひご参加くださいね!

★5/29(月)予定通り卒業発表開催します★

町田クリニック リワークプログラムからご案内です。

★卒業発表★ 今月は予定通り、開催します!

5月29(月)午後です!

仕事を始めた方から、ご自身の経験をうかがえる貴重な機会です。
ぜひ、ご参加ください!

個別フォローは卒業発表の後に行います。
開始時間が遅くなること、お一人の時間が限られることをご了承ください。

よろしくお願いします。

感情と思考にきづく

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
普段気づいているようで流れてしまっている自分の思考や感情に気付いていくワークを実施しました。

改めてストレスの場面を切り取ってみると
その瞬間には1つだけではない、いろいろな考えや、いろいろな感情が 湧き上がっていましたね。

自分がこれで傷ついていたのだ、と思っていたものの源は
こうしてよくよく見つめてみると、意外な部分がココロにぐさっときていたことに
気付かれた方も何人もいらっしゃいました。

また、怒っていたと思っていたら、
本当は別の感情の方がはるかに大きかった、と気づかれた方々も。

自分の感情や思考を客観的に気づいていくことで
ネガティブな「気分」に振り回されないようになっていきましょう。

その考えのその奥は

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
チャンクアップ/チャンクダウン の概念をご紹介しつつ
自分の考えの背後にある想い、奥にある想いに気付いていきました。

目の前のことに一生懸命になってしまうあまり
「そもそも、いまその努力は何のためにやっているのだっけ?」が
遠~~~~~い所で行方不明になってしまって
目の前の苦しみだけをただただやっている
・・・なんてことがないように

自分の軸を大切にしていきながら
「考え」のエレベーターを自由自在に上がったり下がったりしていきましょうね。

再発しないために-ケアのきっかけを知っておこう

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

5月の月曜日は、復職準備として「再発予防」のためにできること考えています。
今日はそのなかでも、「再発しないために」というテーマで、具体的な予防策や対処について考える内容です。
スタートから、メンバー自身、これからにとって一番大切なことだ!と意気込みが感じられました。

再発を防ぐためには、まず、ストレスや負荷がかかっている自分に気づくことが必要です。
自分の内面の変化- どんなところからそれに気づきますか?
外側の変化- どんなことがきっかけになりそうでしょうか?
この2つに注目して、じっくりとコンディションを振り返っていきました。

落ちているときは、わかりやすいですね。落ち込んだり、眠れなくなったり。自覚もある。
反対に上がりすぎているとき、実感としてわかりますか?
頑張りがきくときとか、意欲的にたくさんうごけて調子がいいと感じるとか、これがいつもの感じだと思っている人も多かったようです。
ちょっと待って! そういうときって、ほんとうに普段の自分でしょうか?
長期的にコンディションを記録していくことで、「いつも」の自分の状態を自覚することができます。

リワークでは、毎回、来た時と帰りのコンディションをチェックして記録します。
その積み重ねが「日頃の自分」「いつもの自分」を感じることにつながり、
そのいつもの自分とちょっと違うサインへの感度を高めることになるのです。

今日は、「いつもの感じ」が自分でよくわからないんだけど、、、という人がいました。
いつもの感じは、違和感がないから、実感として残らないのも当然です。
落ちてしまうと対処したくても動けない、、、という人もいました。
そういう人は、もっと前にケアを始めなくてはいけないのでは?

ストレスへのケアは、セルフケアが土台です。
自分の変化を自分で感じ取って、自分でメンテナンスできる道具をたくさんみつけておきましょう!

来週は、ストレスを感じるような出来事から回復する力について、考えていきましょう。
「レジリエンス」を育てていくために。