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問題解決の秘訣をリアルに実感

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、問題解決法のデモンストレーションを実施しました。
テキスト(文字)で目にする各ポイントを
実際のデモを通して「ああ、こういうことか」と実感できたようで何よりです。

できているつもり にすっかりなっていても
実際はトンとできていない事実・現実を体験できましたね。

「いまの自分の」現実的とは。
「いまの自分の」実行可能とは。
そのすべてにいかにジャッジしないかが、

現実に物事の解決処理に進むプロセスに繋がっていくことを理解いただけた方が多かったようで

本当に百聞は一見にしかず

だな、と今回も皆さんの反応を見て痛感した次第です。

休憩をはさんで、後半は自動思考(考え方のクセ)のあるあるエピソードから
自分がどのくらいそのクセにハマっているか気づいていきました。

10点満点中、ほとんどの項目で8点以上だった

そんなご感想、半分くらいあったんですよ。

「自分だけかと思っていたけど、そうじゃなかったんだな」 というご感想も多かったです。

無自覚にハマっている思考に気づくことが
思考にバランスが戻ってくる第一歩。

来週からは、不安やモヤモヤのドラマにハマらずに、
どう道を進んでいくか、目の前の物事に取り組んでいけるようになるか。
まずは「感情回避と感情駆動行動」について
とりくんでいきましょう。

来週も「そうそう!コレコレ!!」の合唱が響くヨカン。
ココロが苦しんだカラクリに気づいて、解放されていきましょう。

8つのOKを受け取ろう

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
HSP(Highly sensitive person ~繊細さん、気にしすぎてしまう、傷つきやすい人~)を含め、
メンタルが弱ってくると陥りやすい傾向と、
更に落ちていかないようにどう意識していくかについて取り組んでいきました。

自分自身へのダメだしだけでなく、あれもダメ、これもやっちゃダメ、
だって不安だもん、だって怖いもん … と
OKを出せなくなることが増えていってしまう事が往々にしてあるのですが
無自覚に自分に禁じてしまっていることに気付いて、そこにOKを出してあげましょう、という取り組みでした。

8つのOKを元に、
自分自身のオリジナル、自分自身の言葉で自分にOKを出すこともできましたね。
改めて書き出してみて、自分がいかに自分を窮屈にしていたか気づかれていた方が
今回も多かったです。今まで苦しかったですね。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
「そんなことも分からないの?」と言われてしまった時に、どう対応したらいいの?
をテーマに皆で検討しました。

表面的な伝え方、から、捉え方、誰のテーマかに気付くこと等、
いろいろなアプローチから多角的に気付けることがありましたね。

塵も積もれば山となる。
こういうちょっとしたことでも、ココロの処し方が分からずにずっと引きづってしまったり溜めこんでしまったら生きづらさ・やりづらさに繋がってしまいますね。
逆に言えば、楽になっていくには、小さな1つ1つを潰していくことも大切です。
これからもちょっとずつ、1つ1つ、マラソンして感覚を育てていきましょう。

★7月27日(水)午後 卒業発表あります!★

町田クリニック リワークプログラムからご案内です。

ご案内が遅くなりましたが、今月のプログラムカレンダーに掲載した「卒業発表」、予定通り開催します。

7月27(水)午後です!

復職間近の方から、ご自身の経験をうかがえる貴重な機会です。
ぜひ、ご参加ください!

個別フォローは卒業発表の後に行います。
開始時間が遅くなること、お一人の時間が限られることをご了承ください。

よろしくお願いします。

ふと思い出すことの中にある大事なこと・ドラマセラピー

今日のドラマセラピーは、「夏の思い出」をテーマに展開していきました。

夏休み、どんな思い出があるでしょうか?

そう聞くと、「何があったかな?」と、思い出そう、思い出そうとしてしまいがちですが、これだと頭をいっぱい働かせてしまうことになります。

しかし、目を閉じて、リラックスした状態になったときに、不意に、ふっと内側から立ち昇ってくるものってありますよね。

「ああ、こういうことがあったな」と。

実は、そういうものの中に「小さくても大事なこと」が潜んでいることがあります。

今日は、イマジネーションを使った短いワークを行った後に、自分の中からふっと浮かんできた「夏の思い出」を元に、ドラマワークを行なっていきました。

ただただ楽しかった思い出

甘酸っぱいような、それでいて胸が少しキュッとなるような思い出

複雑な思いが込み上がるような、ほろ苦い思い出

その時の自分の周りにいた海、森、大地、友人、家族、、、

そんなものたちに言葉を与えて当時の自分に語りかけていくことで、

自分の奥にあった「何か」が動き出します。

人は、どうしてもネガティブなことだけにフォーカスしてしまいがちですが、自分の人生の中に起きた、かけがえのない大事な瞬間や体験はあったはずです。

そこにアクセスして、改めてドラマとして再体験することで、自分の人生を肯定していくことができます。

また、まだ癒えていなかった傷を、ドラマの中で取り上げてあげることで、そこを癒してあげることができます。

すると、その思い出は、痛みのある嫌な思い出から、少し変化していくはずです。血を流したままの思い出に、そっと手を触れて撫でてあげることで、何かが変わっていきます。

ドラマは、頭(理性や思考)から離れて、そのプロセスを身体で実感できることが大きなメリットです。

今日は、最後の参加者のシェアの時間に、こんなご感想を口にされた方がいました。

「ふと浮かんできたのは、子供の頃の夏の嫌な思い出でした。その時の自分のネガティブな感情を出してはいけない、と思っていたんです。でも、その感情を出してあげることは悪いことじゃなくて、自分を楽にしてあげることだとわかりました。また、いろんな立場で、いろんな家族の感情が動いていたことも、ドラマをやってみてわかりました」

その通りです。

人間ですから、いろんな感情があっていいんですね。

それを、ドラマを通して健康的に外側に出すことで、楽になることはたくさんあります。

ふっと自分の中から浮かび上がってくるものの中に、「小さなことだけど、大事なこと」はたくさん詰まっているんですね。

そして、その感情を取り扱っていいからこそ、ふと浮かび上がってきたのかもしれませんね。

次回のドラマセラピーは8月の第四土曜日に行います。

初心者、大歓迎!

演技力などは一切不要ですので、どうぞお気軽にご参加ください。

お会いできることを、楽しみにお待ちしております!

職場と発達障害☆言霊の感想を語ろう

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。
今日のリワークは『職場と発達障害』です。

発達障害の当事者と職場の人の双方の立場から、その対応を考えました。
「明確で具体的な指示をする」「曖昧な指示に対して明確化するために聞く」など、発達障害への配慮や工夫は、そのまま他の人にも良い影響を与えることになります。
「発達障害ということであまりに配慮しすぎるのはどうだろうか」などの問題定義もあり、皆さん、活発に話し合いができました。
また、自身を客観視するきっかけになった方もいたようです。

午後のグループワークは当初の予定を変更して一冊の本の抜粋から、自身が感じたことを素直に表現して皆と分かち合いました。深いテーマだったので各グループとも自身の人生観などに触れる機会になり、振り返りのシェアも充実していたように思います。
「自分ばかり話過ぎてしまった」「もう少し自分の意見を言えばよかった」など、内容のみならず、自身のコミュニケーションのあり方もきちんと振り返ることができました。

グループワークは、“まずは自分の考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関わりに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

※金曜のグループワークは人数によって内容を変更する場合がございます。

★7月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど
復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど
自己洞察ワークソーシャルスキルアップヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど
コミュニケーション

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど
認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど
実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

CBT*行動を止めるブロックは溶ける!

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、問題を解決していこうとする上で、
意識的にも無意識的にも行動を止めてしまっている考え(ブロック/ブレーキ)に気づき、
その浮き上がっていた考えにどう対処していこうかを皆で取り組んでいきました。

実に皆さんいろいろなブロック/ブレーキがありましたね。
「だからダメなんだ」
「だからできないんだ」
では決してありません。

そのブロックこそが動いていけるようになる「宝の鍵」な訳です。

そのブロックの中には、
既に自動思考(考え方のクセ)が潜んでいたり、
過去と今はもう違くても良い、という認識が行方不明になっていたり、
発想の転換さえできてしまえば、ハードルがぐ~んと下がってきたりと
糸口はいくつもありました。

ブロックに縛られないで
ブロックを溶かして 動きやすくなっていきましょう。

ラクにラクに動く、で良いのです。
みなさんは、どれが「宝の鍵」でしたでしょうか?

来週は、本日できなかった「問題解決法シート」のケーススタディ(デモンストレーション)もやりましょう。
当初の予定通り、認知の実践ワーク(考え方を見つけて癒す)もやりましょう。
盛りだくさんですね。

心の境界線とHSP(繊細さん)

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、HSP(Highly Sensitive Person ~ 繊細な人、傷つきやすい人、気にしすぎる人)の傾向について取り組んでみました。

大きな4つの特徴の中でも、皆さんからの反応が大きかったのは
「深堀りしすぎ」でしたね。

えええ? それってどういうこと??

これを目の前の取り組んでいる事でも、相手のふとした表情でも、やりすぎてしまう。
そこからの辛さはみなさん相当なもののようでした。

また、相手のことを考え過ぎてしまって
どれも大事に想えてしまって優先順位を決められない …
シュミレーションが忙しすぎて、優先順位を決められない …

相手の気持ちや都合を考え過ぎて苦しくなってしまうのもまた、この傾向の辛さの1つです。
そして、バウンダリー(ココロの境界線)のテーマとも密接に関連していましたね。

来週はそんな中、少しでも楽になっていく為に
どんなことを自分にOKを出していくか? を皆で取り組んでいきましょう。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職後のコンディションや働き方を確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合う時間です。

今日は、復職後の振り返りが中心となりました。

復職して数か月、そろそろ残業をした方がいいのか?

周りは残業している、自分だけしていないのは…

産業医はまだしなくてもいいと言っているが…

せっかく整ってきた生活リズムが崩れてしまうと体調に影響が出るかも…

復職後に多くの方が抱く疑問です。

みなさんからは、経験を含めていろいろな意見が出ました。

・残業を考えられるようになったのは回復している証拠だが、まだ復職して数か月、飛ばし過ぎなくてもよいのでは?

・自分でなければできない仕事を作らない。コロナ禍でもあり、いつ誰が休むかわからない。マニュアル化して他の人にも任せられるようにする

・休職前は始業前に出勤して準備、就業後も残業していた。今は時間内に仕事を終えるのも能力と割り切っている

・70歳まで仕事をする可能性がある。今の会社を続けるのか、転職するか、残業も含めて、働き方を考えたい

職種にもよりますが、フルタイム以外でも働く選択肢が広がっています。休職、復職は、今後の自分に合った働き方を考える機会になります。

他にも、復職後、自分の意見をどれくらい出したらよいか、気分が落ちたときの対処法などを話し合いました。

今日の感想は、

・残業をしない働き方、自分だけしかできない業務を作らないなど、普段気を付けていることを整理できた

・実際に復職された方の話が聞けて、自分が復職した際に参考になる考え方を知ることができた

・今の自分にできることは、残業しないで帰ること

などでした。

RWフォローアップでは、細く長く働き続けるための方法を一緒に考えていきましょう。

許しの心理学☆解決法を考える

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日のリワークテーマは『自分を許す』です。

「自分を許すとは?」では、自分を許せなくなる背景を振り返り、その捉え方について考えました。

「自分は何をやってもダメなんだ」「人の期待に応えることができなくて情けない」などなど、自分を責め立てる、自分にとってはなじみの言葉を大事に抱えていないでしょうか。

変わりたい、幸せになりたいと言っているのに、とっている行動は自分を責め続けること・・・

そんな自分を許していく一歩について話をしていきました。

「他人に認められようとする前に自分を自分で認めてあげなければと思った」などの感想がありました。

 

午後のグループワークは『解決法を考える』でした。

職場や仕事の実際の事例をもとに、問題個所の選定し原因は何か考え、解決法の立案をするといった順に、グループで話し合ってもらいました。

着眼点が違うだけで、解決法も変わります。同じ問題を扱ってもグループごとに出てくるアイディアが違うことを感じることができたようです。

 

グループワークは、“まずは自分の考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関わりに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

 

※金曜のグループワークは人数によって内容を変更する場合がございます。