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★3月スケジュールの一部変更★

町田クリニック リワークよりお知らせです。

3月のプログラムに一部変更があります。

3月22日(火)14:15~「 色の呼吸  腹式-MF-脳よおやすみex” 」 (ヨガはお休みです)

(現在の3月スケジュールは改訂版になっています)

よろしくお願いします。

3月のアクションプランをたてよう!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、3月のスタートということで、今月のアクションプランを考えました。
月末の月間振り返りとセットのイメージで、月初にやっている毎月のプログラムです。
どちらも、自分の現状を把握して、復職や復職、社会復帰にむけて、リハビリの計画をたてるために役立ちます。

最初に「復職準備チェックリスト」を使って、自分のコンディションの変化をつかんでいきます。
これが「現在地」ですね。
そのうえで、自分が復職直前にこうなっていたいという状態をイメージすると、その間を埋めるのがリハビリになります。

アクションプランをたてるには、できるだけ具体的な行動にするのがとても大事です。
具体化することで、取り組みやすくもなるし、できた/できないが明確になるので、モチベーションもつながります。

最後は毎回、小グループに分かれて、自分のアクションプランについて「行動宣言!」します。
一つでいいから、日々意識して、何かやってみる。
できたら、次をやってみればいいし、できなかったら、やり方を変えればいい。
その意識だけはもっていきましょう。

後半は個別フォローアップでした。
復職にむけた不安や焦る気持ちも、詳しくわかっていくと、自分なりに抱えられるサイズにしぼんできますね。

さあ、今月も。ゆっくり進んでいきましょう。

自己肯定感の誤解

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今週と来週は、自己肯定感について検討していくのですが
そもそも
「 自己肯定感とは 〇〇〇〇 なものである 」と定義している中にある

誤解 を炙り出して、
「 実はそういうものじゃない 」と、認識を改めていきました。

皆に認めてもらっていなければならない
成功体験がなければダメだ
正しくあらねばならない
他の人よりも勝っている・秀でているものがなければならない …

これらをはじめ、さまざまな誤解に長い間苦しんできた方々が、今回も多いご様子でした。

自己肯定感を構成する要素を 「 1本の樹 」 に例えてみると
今まで必死にしがみついてきたことが、どんな要素だったのかを
振り返ることができましたね。

大きな樹に育てるために
あなたはどこにお水をあげますか?

樹がカサカサになってしまうから絶対やらないことを
私達は気が付かないまま、疑うことなく必死になってやっていたりするのですね。

肝の部分、引き続き自分自身の感覚にじっくり落とし込んでいきましょう。

2月の振り返りと個別フォローアップ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、2月最後の月曜日ということで、月間の振り返りを行ないました。
今月やったこと、気づいたこと、今後に役立ちそうなこと。
各自で振り返った後、小グループに分かれてシェアしていきます。
それぞれの出したキーワードにピン!ときたら、「それ、どういうこと?」と詳しく聞いてみました。

毎回、違う顔ぶれが集まる当院のリワークでは、皆さんの状況も様々。
お互いに、やってみたことや、気づいたことなど、困ったことなど、和やかに話がはずみます。
ときには、家族以外の人と話したの、何か月ぶりだろう!と実感がこもっている方もいらっしゃいます。
それでも、帰りの顔はそれぞれ晴れ晴れ見えて、「話す」ことの大きさを感じられます。

個別フォローアップでは、それぞれ、今、感じていることや抱えている課題、今後へのもやもやなどを話し合いました。
抱えている事情は人それぞれ。自分のおかれている状況が、人から見ると、まったく違って見えることもあります。
毎週1回、月曜日か水曜日にありますので、ぜひ、気軽に話に来てください。

グループで語り合うことで気づくこと、1対1で丁寧に話し合うことでわかること、うまく組み合わせていきましょう。

今日の振り返りもふまえて、今週の水曜日は3月のアクションプランをたてるところから始めます。
その前にまずは、今月も頑張った自分をねぎらって。また次の一歩をすすめていきましょう。

大事にされる自分づくり☆異文化コミュニケーション

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中の「自己理解」では、人から軽く扱われないための言動や心持を学びました。

例えば、謝らなくていい場面でやたらに謝りすぎたり、自分に余裕がないのに、他者へ過度に優しくしたりすると軽く扱われやすくなっていきます。

では何故、軽く扱われるようになってしまうのか、そんなことを掘り下げながら、自身の言動を振り返ってもらいました。

 

午後のグループワークは『異文化コミュニケーション』でした。

ある特徴を持った人物像が書かれているカードを1人1枚引いてもらい、引いたカード内容の人物になりきっ会話をしてもらいました。2人1組になり1人2分で自己紹介をしたり相手へ質問したりして特徴をつかみます。

会話の中で感じた特徴をシェアし、特徴の書かれたカードを読み上げて答え合わせをしました。

今回のワークは、人を観察し相手の文化を尊重すること、恥ずかしい気持ちを乗り越えることなどが中心でした。

 

グループワークは、“まずは自分考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関りに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

CBT*あるある事例「復職すればストレスだらけ」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
皆さんから実際にストレスに感じていることをテーマに出していただいて
皆で検討していきました。

リアルな事例は本当に実りが大きかったですね。
「思考を柔らかくしていきましょう」が目的のメインだったのですが、
最初の最初からポイントは登場しましたね。

★<事実>と<思考>の<区別>をつけよう★

*今の自分は<事実>の中にちゃんといるか?
*<思考の世界の中>にいることに気が付いていないのではないか?

これらの確認の大切さから
今日は皆さん一緒に体験できましたね。

いままでのプログラムで得てきた知識を
こうやって使うんだ、の感覚もつかめたご様子でした。

思考を広げていくのも
1人がふと閃いた発想が、その場にいた皆さんの発想へと育っていく

ケースをやっている一方で、
自分自身の出来事にもしっかり重ねて、

*この発想、自分にはなかったから今まで苦しかったんだな
*自分自身のこともすごく楽に思えるようになった。胸が軽くなったのを感じた
*いままでたくさんメモしてきていた! 人が言っているのを聞いて初めてリアルと繋がった

などなど、たくさんのリアルな気づきにも繋がったようです。

「あの出来事」だけではなく、
「アレも、コレもだ。思えばこれが自分の傾向なんだな。あ、そうか。」
客観的に気づいた時の軽やかさ、感じた方も多かったご様子でした。

大切なのは、専門用語ではなくて、リアルな気づき。
これを積み重ねていくことが、大切なこれからの土台になっていくのですね。

来月も、後半に引き続きその土台を作っていきましょう。
前半は行動療法…問題解決ができるちから・いま動けるちから を育てていきます。

その「役に立ちたい」は大丈夫?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
最初にココロの境界線(バウンダリー)を危うくさせる3つのブロックについて検討していきました。

どれもこれも、つい最近の傾向ではなく、子供の頃からの「ココロのサバイバル術」だったものが
既に賞味期限切れになっているのに使い込みすぎて ちょー--っとこんがらがってしまったりしていましたね。

あの頃の自分をねぎらいつつ、
自分自身の「内なる子供(インナーチャイルド)」に「もう大丈夫だよ」の声掛け、ぜひやっていきましょう。

後半では、ストレスにつながりやすい「あるある事例」に取り組みました。

みなさんから実際のしんどさをリアルに出して戴いて、みんなで検討するこのワーク、
テーマは自分のことではないけれど、逆に客観的に自分自身のことに重ねて検討できたり、コツなどが身につきやすかったりする絶好の機会です。

本日は、学生時代の経験から 「 周りの役に立ちたい 」 という気持ちが強すぎてしまう、というテーマを皆で取り組んでみました。
リアルなケースからでてきた言葉だからこそ、リアルにココロに沁みた方 … 多かったご様子です。

来週は、バウンダリを育てるためにも大切な「自己肯定感」について取り組んでいきましょう。
まずは自己肯定感にまつわる誤解の数々を解消していくところからスタート。
この誤解がまたみなさんすっごいブロックになっていてですねぇ。。。

「矢印、逆です」
このフレーズがどういうことか、理解していきましょう。

この経験をどう伝えるか

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、再発予防についてじっくり考えてきた今月の締めくくり。

復職や転職、社会復帰へ向けて、それぞれの経験を周囲にどのように伝えるか、不安や悩みを共有しました。
同じような経験をしているお互いで話し合ってみると、共通することやヒントがもらえることも多いようです。

この経験を通して、自分についてわかってきたこともあるでしょう。
周囲に何を伝え、どう伝え、何を助けてもらうのか、何をわかってほしいのか、整理できているでしょうか?
再発予防のもう一つのかなめは、サポートを使うことです。
そのためには、自分がどうしてほしいのか、伝えることも必要ですね。

復職が見えてくると、どうしたって不安や緊張とともに、張り切ってがんばろう!という気持ちもわいてくるものです。
復職にあたって、心に留めておきたいポイントをいくつかご紹介しました。
以前とは違う自分が、これから仕事との向き合い方を考えるヒントになるかもしれません。

後半では、復職目前の方から卒業発表をしていただきました。
いつもながらですが、経過を共有して頂くと、本当に気付くことが多い時間です。
今回は特に、プログラムのこと、実際にやってみたこと、具体的に話してくださってわかりやすかったですね。

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来週の卒業発表はありません。
午後は個別フォローのみになりますので、ご了承ください。

★2/28の卒業発表はありません★

リワークプログラムよりご案内です。

2月28日(月)の午後は、卒業発表は行いません。
午後のプログラムは個別フォローアップだけになります。

よろしくお願いします。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職後のコンディションや働き方を確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローしていく時間です。

今日の話題は、「復職しよう」「復職できる」と思ったきっかけは何ですか?

みなさんからは色々な経験が語られました。

まずは体調。朝起きられるようになり、リワークに来れて、生活リズムが整ってきたこと。

リワークで人と話したり、意見を言ったり、コミュニケーションがとれるようになったこと。

仕事で何をするのか具体的にイメージが持てたこと。

給与面で期間が決まっていたので、そろそろ復帰しようと思った。

仕事以外の生活が元通りになったこと(家事をこなせる、趣味を楽しむなど)。

きっかけは1つではなく、様々な要素が重なって、「復帰しよう」と思えた方が多かったようです。

「まだ」と思うときは、無理せず、いつかその日が来ると信じて、今できることをしていきましょう。

今日は他にも、復帰後の記憶力や集中力の衰えへの対処法、準備をして余裕を持つことの大切さ、プライベートや趣味の充実方法などについて話し合いました。

みなさんからは、

・復職前後で共通点のある方々といろいろ話すと自分も前を向こうと励みになる

・復職にあたって思っていた素朴な疑問を相談して、胸のつかえがすっきした

・集中力、記憶力の衰えは仕方ない、やり方を工夫することが大切だとわかった

という感想をいただきました。

復職前後は、疑問を抱き不安になりやすいので、ぜひ同じ体験をしている方々と話して、不安を軽減していきましょう。