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適応障害☆アートセラピー

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中の「疾病理解」では、その特徴と治療について理解を深めました。

 

適応障害いう言葉は聞いたことはあるけれど、実際にはよくわからないという参加者が多かったです。

適応障害とうつ病の違いなどを踏まえながら学びました。

職場にありがちな適応障害や負のスパイラルに陥る構造ども併せて皆で確認しました。

 

「今までうつ病と適応障害の違いがわからなかったけれど今回分かった」との感想がありました。

 

午後の「アートセラピー」では、コラージュとパステルアートのグループに分かれて作業をしました。

 

最後に皆で作品をシェアし、様々な感想をフィードバックしましたが、温かく楽しい時間になりました。

集中して取り組んだ作品を持ち帰って家に飾る方もいます。

 

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

 

グループワークは、“まずは自分考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関りに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

考え方のクセを広げてみよう

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、先週に引き続き、
抑うつ的な状態になっていく典型的なエピソードから
「考え方のクセ(自動思考)」に気づいていく力、
また、その考え方をどうやって広げていく・柔らかくしていけばいいかの発想のヒントを
みなで集めていきました。

内容盛りだくさんでしたが、全部ができるようになる必要はありません。

「うわ~!コレまさに自分がいつも思っていることだ!」となったポイントは
柔らかくしていく発想のヒントをもとにして
更にプラスして自分なりの「引き出し」を増やしていけるといいですね。

また、皆さんの中から実際のケース(不安な場面)をサンプルして
皆で検討していきました。

とても短いストーリーの中にも
いくつもココロの方向を広げていけそうな部分がありましたね。

これもまた、全部広げていく必要もありません。
たった1つでも、ゆる~く らく~に 捉えていけるだけで
「さらにその先」も変わっていきそうでした。

「さてと☆ まずはどこを楽にしてあげようか。」

スイッチを入れる言葉はひとそれぞれ。
小さなスイッチを押せる指、ココロに備えていきましょう。

17のしんどい場面を助けるフレーズ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日はHSP(繊細な人、傷つきやすい人、気にしすぎてしまう人)や、
メンタルが辛くなってると陥りやすい傾向や場面において
更につらい状態へと繋がっていかないように
しんどい場面においてどう意識してこなしていくかを皆で検討しました。

相手の気持ちやそのあとの展開をシュミレーションしすぎてしまって何も言えなくなってしまう
頼めない・断れない
人に見られていると動けなくなってしまう

などなど、様々なつらく感じる場面の中で

あまりにも自分自身の言動に注目しすぎてしまわないような
ちょっとした意識づけや、ちょっとした自分自身への言葉かけを
大事にして積み重ねていけるといいですね。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
「自分の業務量が多い事を忙しそうにしている上司に相談ができない。」というテーマで
エクササイズしてみました。

今日はとっても「リアル」の醍醐味を感じた回でした。
みなさんが真剣に取り組もうとしているからこその反応から気付けることは
想像以上にあったりします。

ここは、自分を苦しめる人達が実際には傍にいない「安全な場」。
自分がその時に何を感じて、何に反応しているのかを
客観的にな目で、安全な場所で、細かく観察してみると
これから楽になっていけるようになる大切なポイントを見つけたりすることもできるのですね。

みなさんの向き合う姿に
すごい底力を感じた今日でした。

11月の振り返りと個別フォローアップ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、11月最後の月曜日ということで、月間の振り返りを行ないました。
今月やったこと、気づいたこと、今後に役立ちそうなこと。
各自で振り返った後、全員でシェアしていきます。

普段の私たちは、あれもこれもと思いが飛び交ってしまい、なかなか「ここ」にとどまってじっくり考えるというのは難しいものです。
自分に視点をゆっくりむけること、少しの変化もないがしろにせず、しっかり味わうことが役に立つように思います。
日々のちょっとした取り組みの積み重ねで、いつのまにか変化しているような気がします。

今日は、2グループに分かれて、ゆったりとシェアの時間がとれました。
それぞれが書いたキーワードをの付箋から、それどんなこと?とか、もっと詳しく聞かせてほしいとか、様々な興味が広がりました。

皆さん、考えたり、困ったり、工夫したいと思っていることが共通していることも多いですね。
誰かの問いかけから、様々な答えが広がっていっている様子もありました。

個別フォローアップでは、それぞれ、今、感じていることや抱えている課題、今後へのもやもやなどを話し合いました。

グループで語り合うことで気づくこと、1対1で丁寧に話し合うことでわかること、うまく組み合わせていきましょう。
来月で今年も終わります。それぞれのペースを大切に、また歩みを進めていきましょう。

「別の人」の視点を楽しみながら自分に取り入れる

私たちは、普段、自分の視点から抜け出すことが、なかなか難しいですよね。

 

そして、どのように視野を広げて捉えたら良いのか?それをまた頭で考え続けてしまい、余計に苦しくなってしまったりします。

 

しかし、ドラマセラピーでは、さまざまな役になってみることで、「別人の視点」を得ること、それを身体で感じてみることが可能です。

 

例えば、コメディアンが持っている視点と、芸術家の持っている視点は、きっと普段の自分と少し違うはずですよね。

 

その視点から物事を見ると、今までとは違う部分に気がついたり、気にしていたことが気にならなくなったりと、新しい解釈や認識が生まれてくるのです。

 

今日のドラマセラピーでは、いろんな役が書いてある紙切れが入っている袋に手を入れてもらい、一枚づつ引いてもらいました。

 

そして、その役になって、架空の世界の中のラジオ局で、リスナーの皆さんからの悩みに答えるというワークをやってみました。

相談内容は

「なかなか自信が持てません。」

「ついついお酒に手が出てしまいます。」

といったものです。

 

それに対して、コメディアンや、ギャングスターや、カリスマ歌手などなどからアドバイスしてもらったのですが、どの回答もユニークで、思わず笑い声が出てしまう回答も多々ありました。

 

自分以外の他者になって、その視点から見ると、全く違ったものが見えてきますし、当然アドバイスだって変わるわけです。

 

それによって、身体が緩んだり、感情が緩んだり、がんじがらめの思考からも楽になれたりするんですね。

 

物事や出来事を、違った目で捉え直せるだけでなく、自分に対しての見方も変わっていくのです。それが体でわかるのが、ドラマセラピーです。

 

来月は今年最後のドラマセラピーになります。

この1年の自分をいたわって、労ってあげる、そんな時間にしたいと思っています。

初心者大歓迎です!

どうぞ、お気軽にご参加ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

催眠療法☆物語の感想を語ろう

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中の「心理療法」では催眠療法の実際とその仕組み学びました。

テレビのショーなどで見る催眠は、インパクトのある見せ方をしているため、「怪しい」とか「怖い」、「操られてしまう」などのネガティブなイメージを与えています。

しかし、実際の催眠は、自分の意に反して操られることはなく、しっかりと意識がある中で行われています。

日常でも催眠に似たような状態は多くあり、皆が体験しています。

今回は、催眠に対する誤解を解くと同時に、つらい症状の消失のみを期待することなく、より安全な利用の仕方を考えてみました。

午後のグループワークは物語の感想をグループで話し合いました。

今回のテーマは少し重く感じたようですが、皆さん率直な感想を語られていました。

「切なかった」「自分と重なった」「涙が出そうになった」「前向きになった」「つらかった」など様々な感想が語られました。

感想を語る際に、正解はありません。

そして、グループワークでは、自身の思いや考えを相手に伝えられているか、相手の話を聞いていたかなど自身のコミュニケーションを振り返ることが大事です。

自身の苦手意識ばかりを見るのではでなく、できた部分にも目を向けていただければと思います。

 

 

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

 

金曜日のグループワークは、“まずは自分考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関りに慣れる”そうした経験の積み重ねから自身のコミュニケーションのあり方を振り返ることができます。

抑うつに繋がりやすい考え方のクセ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、
今月の「行動」テーマ、来月の「アクセプタンス&コミットメント」の合間を縫って
再び「自動思考」に取り組んでいきました。2週にわたる取り組みの前半です。

自働思考は、物事に対して意識するともなくふと浮かんでくる捉え方。
文字通り「自動的」に瞬間瞬間浮いては消え、浮いては消え … なので
普段は意識的にキャッチすることがありません。

その中には、抑うつに繋がりやすいパターンがいくつかあり、
無意識にその考え方・捉え方にハマってしまっていることに気が付かないままでいると
どんどん苦しさの中に入ってしまいます。

本日は典型的なエピソードを通して客観的に見つけるワークを中心に実施する予定でしたが、
想定以上に新しく参加されている方の割合が多かったため、

改めて「抑うつに繋がりやすい考え方のクセ12」を
基本から触れていきました。

来週は、その考え方をどう広げていくか、柔らかくしていくか、のヒント集を参考にしながら
自分自身の「考え方のくせ」も癒して柔らかくしていきましょう。

 

複数の方々から

・2か月前には、ほとんどすべての「考え方のクセ」にハマっていたが、
今はだいぶ気付けるようになって、ハマりこんでいない自分に気が付いた

・前回(2か月前)には、絶対になくならない と思っていたのに
本当に意識していくと実際に少なくなっていくのだなと感じた(自信になった)

というようなコメントがありまして、
やはり2か月毎には自動思考はしっかり触れていきたいなと思った次第です。

特に、認知行動療法は<普段の生活>がメインエクササイズの場。
習慣にしていくことが大切なので、
できるだけ早い内から「考え方のクセ」の存在に触れ、気が付き、癒し、
時間をかけて無理なく取り組んでいけるといいですね。

★11月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 復職準備

火曜: 自己洞察ワークソーシャルスキルアップヨガなど

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど  認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど 実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職後のコンディションや働き方を確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローしていく時間です。

今日の話題は、働くためのモーティベーション、復職前の不安への対処、休職を繰り返さないための働き方など、みなさんが日頃思っていることを語り合いました。

中でも、復職前にやっておいたほうが良いことは? に対してたくさんの意見が出ました。

体力作りを挙げた方が多く、散歩をする、ジムに行く、徒歩でリワークに通う、重い荷物を持って歩くなど、ウォーキングを中心に、働くための体力をつけることが大切だと多くの方が感じていました。身体を動かして疲れると、良く眠れて生活リズムが整うという嬉しい効果にも繋がります。

他にも復職前にした方が良いことは?

通勤訓練をする、満員電車に乗る、立ち仕事なので立っている時間を増やす、上司に自分の状態を伝えておく、会話力を取り戻す、瞑想を取り入れる、コーピングを増やす、まとまった休みがあるうちに好きなことをする!と、いろいろなアイディアが出ました。

復職のことで頭がいっぱいになりがちですが、今までやりたかったことをする、旅行に行く、趣味に打ち込むなど、楽しいことやリラックスできることを増やしておくと、復職後のストレス解消に役立つコーピングの幅が広がります。

みなさんからの感想で、今日のお持ち帰りフレーズは、

・常に100%で仕事をしない

・ブレーキをかけて余力を残しておく

・復職したらゼロからスタート

・突発事項は起こるもの

・計画的に休みを取る

・コーピングを増やす  などなど盛りだくさんでした。

1人で考えていると悶々としますが、話してみると自分だけではないとわかり、色々なアイディアがもらえます。健康で長く働き続けるために、みなさんで話し合ってフォローしていきましょう。

あなたの愛着スタイル☆苦手な人への対処法

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中の「自己理解」では自分の愛着スタイルを知って、人とのコミュニケーションを振り返ってみました。

今回は不安型、安定型、回避型の特徴や克服ポイントなどを紹介し、自身の傾向がどこに偏りがちなのか考え、より良いコミュニケーションについて考えました。

3つの中でどれがいいのか悪いのかということではなく、自身のスタイルによって生きづらさを感じるなら、改善の余地があるかもしれない、または辛いパターンにならないために相手選びに慎重になってみる、などの方法を取り入れてみてはどうかということです。

安定型を目指したいとの感想が多かったです。

 

午後のグループワークは苦手な人への対処法をグループで話し合いました。

自分が苦手とする人物像の特徴などをまとめキャラクター化します。

その後、それぞれのキャラクターを持ち寄ってグループで話し合い、最強のキャラクターを作り、攻略法まで考えていきます。

苦手な人のことを思い出す作業はつらいことも多いです。

しかし、キャラクター化することで、客観視できる部分もあり、またユーモアを交えることで深刻さが軽減され気が軽くなる効果が期待できます。

 

 

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

 

金曜日のグループワークは、“まずは自分考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関りに慣れる”そうした経験の積み重ねから自身のコミュニケーションのあり方を振り返ることができます。