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「人と比べて辛い」から解放されよう

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
人と比べてしまって辛い … 「劣等感」について向き合ってみました。

そもそも、劣等感ってどんなもの?

自分の思考のカラクリから始まり、さまざまな誤解をクリアしながら
「比べて辛い」をどう自分自身の栄養に変えていくか
12の方法から今の自分自身に最もフィットしそうなものと繋がっていきました。

劣等感を悪者にする必要はありませんでしたね。
対象となる人への捉え方をほんのちょっと広げてみることと
自分軸を思い出すことで、
人と比べる辛さを解放して、本来やりたい事により集中できるようになっていきましょう。
 

セルフケアの道具箱

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

7月の月曜日は復職や転職にむけたリハビリの重要ポイント「再発予防」について考えました。
再発を予防するために役に立つことのひとつは「セルフケア」でしょう。
自分で自分のコンディションをケアできれば、また何かがあっても、なんとかなるという安心感につながります。
これが、私たちのストレス耐性を高めるひとつの支えになります。

今日は、このようなセルフケアをするためのサインになる「きっかけ」とそのためために「役に立つこと」を考えてみました。

当然のことですが、ストレスをかける原因も、それによって生じる反応も人それぞれです。
ですから、きっかけも、できることも、人によってまったく違います。

前半では、自分の日頃のコンディションを振り返ってみて、落ちている時と上がりすぎている時の状態を意識しました。
そのとき、自分のコンディションが日頃と違うことに気づく「きっかけ」に何があるでしょうか?
このきっかけを知っておけば、今の自分は「要メンテナンス」だと感じ取り、対処することができます。

後半は、いつもやりがちなストレス対処から、最後はストレスケアの道具箱のレパートリー100をめざしてアイディアを出し合いました。
模造紙に落書きしながら、他の方がやっている思わぬアイディアを聞くと、本当に、人それぞれなんだなと思いますね。
今日は本当にたくさんのアイディアがうまれたようで、各テーブルの模造紙はカラフルな落書きでびっしりでした。
新しい発見があったという方も多く、道具箱にたくさんアイディアを入れてくださったようでした。

★卒業発表、連続で開催します★

町田クリニック リワークプログラムからご案内です。

カレンダーにも掲載していますが、近々で2回、卒業発表があります!

7月28(水)午後

8月2日(月)午後

復職、転職間近の方々の経験をうかがえる貴重な機会です。

ぜひご参加ください!

個別フォローは卒業発表終了後になります。
開始時間が遅くなること、お一人の時間が限られることをご了承ください。

よろしくお願いします。

「きく」のって大変!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

コミュニケーションのそもそもについて考えてきた今月の水曜日。
今日は、言葉を使った「はなす」「きく」をテーマにしてみました。

チェックリストを使って自分の話し方や聞き方を振り返ると、いろんな癖があることに気がつきます。
相手によって違うときもあるし、場面によって変わることもある。
はっきり明確に伝えることや、相手の枠組みに沿って聞くこと。苦手意識にもいろいろあるようです。

後半は「きく」ことをテーマにして、4つの違ったきき方を実際にやってみました。
かなり過酷な指令もとんだのですが、実験だからと、皆さん頑張って取り組んでくださいました。
実際にやってみるとしんどいことも感じられるのですが、ふと日常に視点を移してみると、結構やってるかも?ということも多いようです。
特に親しい相手、家族などの場合には、意識していないからこそやってしまう、ことも多いようでしたね。

★7月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど ヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど  認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど 実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
HSP(Highly Sensitive Person / 繊細過ぎる・傷つきやすい・気にしすぎる人達)の方々が
よく遭遇する17の場面において自分自身を助けるフレーズを習得していきました。

自分自身の傾向がなんとなく分かってはいるものの、
じゃあ、どう意識していけばいいの?
その考え方のちょっとした「コツ」は、本当に「 ちょっとした 」レベル。

でも、その「ちょっとした」を日常活用していると、
それが習慣になり、自分の思考回路に定着するようになり、
特に意識をしなくても、自然にラクな対応・対処ができるようになっていくのですね。

本日は、17の場面を助けるフレーズに加えて、
先週、皆でかき集めたとってもリアルな 165個の「いい」「OK」=自分自身に許可を出すポイントも共有し、
その中から今の自分を最も助けるフレーズをいくつかピックアップしていきました。

自分の想像していた以上に、許可をしていない、閉鎖してしまっている自分自身の姿に気が付いた方が多かったですね。

ま、いいか

の感覚は、少しずつでOK、育てていってOKでした。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
怒鳴る人にどう対処していけばいいか?というテーマについて検討しました。

怒鳴るだけではなく、圧を使って思い通りにしようとする人、
怒りの感情をコントロールせずに/できずにそのままぶつけてくる人、
そんな人達に対して

気持ちの持ち方、
考え方、
捉え方、
ふるまい、
さまざまな角度から その場にいながらにして 少しでも苦痛を減らすアイデアが出てきました。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職された方が現在のコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローしていく時間です。

今日も皆さんが復職や仕事に関して思っていることを話し合いました。

☆ 職場でどうしても相性の合わない人とどうやって付き合えばいいのか?

職場の人間関係は、多くの方が抱えている悩みですね。

皆さんからは、

・ストレートに言いすぎる人には、直接自分の辛さを伝えた

・周りの話せそうな人に相談して、その人が苦手だと知ってもらう。案外他の人も同じように思っている

・“叱る人”は、会社のため、自分のために言ってくれていて愛情があるが、“怒る人”はその人の問題。感情に巻き込まれない

・同じ日本人でも、年齢、育った環境によって違う。合わないことがあっても当たり前と思う

・偉い役職の人だと緊張したり構えてしまうが、下手に出たり、何でも言うことを聞くのではなく、どの人にも同じように接するようにしている

・周りがいい人だから自分がやらなきゃではなく、きちんとアサーション(自分の意見を言う)する

・仕事上の評価はあくまで仕事の評価であって、自分の人間性を評価されている訳ではない。自己否定しない

など、みなさんの実体験から出された意見は、頷くことばかり、ぜひ参考にしたいものばかりでした。

他にも、元の職場に戻ったときの同僚との接し方、仕事を続ける原動力について話し合いました。

最後は、お勧めリラックス動画やTV番組について話題になり、見てみたいなぁと思う動画がたくさんありました。

今日の感想は、

・自分の悩みとみなさんの悩みを共有できて、1人では思いつかない見方や発見があった

・みんな職場の人間関係に悩んでいるのだと思った

・話すことで自分の考えていることを再確認、再認識できた、などでした。

1人で考えていると悶々としてしまいがちですが、話してみたらみなさん同じような悩みを抱えていることがわかり、元気がもらえたり気分が軽くなります。土曜日の朝、ちょっと早起きしてぜひ話にきてください。

 

メールや電話の基本マナー☆自己紹介のウソ・ホント

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

今日のリワークは『復職支援』です。

「電話応対・職場のメールマナーの基本」では、メールのCCやBCCって何?など基本的なメール使い方の確認を行ったり、効果的な件名の入れかたを考えたりしました。

また、電話の相手の声が聞き取れないけれど、何度も聞かないといけなくなった時はどう伝えればいいのだろ?など素朴な疑問も交えて学びました。

 

復職前に、こうした機会を利用してほんの少し負荷をかけてみる、そして、自分の感覚を確かめてみる、というのもいいかもしれません。

 

少し負荷のかかる復職支援の実践プログラムは、少人数になる傾向があるかと思いますが、少人数ゆえに発言しやすいという利点があります。

そのようなことを踏まえ、復職前のお試しとして参加されると良いのではないかと思います。

 

午後はグループで自己紹介をしました。

自分のプロフィールの中に「ウソ」を入れて紹介します。そのウソはどれなのか、皆で考えていきました。

紹介者は、人前での自己開示をしていかなくてはなりません。そして、聞き手は相手をよく観察すること、物事を明らかにしていくために効果的な質問は何かを考えること、などが課題です。

人の話を集中して興味深く聞くことで見えてくるものがあります。

紹介者の話から皆で様々な推察をしました。

自分の推察が当たった時はとても嬉しい気持ちになります。しかし、紹介者はウソを見破られるのではないかとハラハラします。

こうした楽しみの中にコミュニケーションの癖やコツが隠れています。

 

 

グループワークでは、話し合いを通じて自身のコミュニケーションを振り返ってみる機会になります。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

行動できないブロックを溶かす!

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、行動に焦点を当てた「問題解決法」の中でも、
実際に

そうはいってもさぁ・・・

と、ネガティブに考えてしまう、ぶぅたれてしまう部分に 取り組んでいきました。

リアル

でしたね。

いくら知識があったとしても、

でもさぁ・・・
だってさぁ・・・

の気持ちがブレーキをかけてしまう・ブロックとなって動けなくさせてしまっているのですね。

そのブロックを溶かしていく為には、

なにがNGなのか?
なにが「そこ!」なのか

みなさんそれぞれの1番の「ぶうたれ」をかき集めて、
その対処法、向き合い方を検討していきました。

みなさんにとっては、

え? これなの?
というような発想だったりするものが多かったですよね。

で、実際はソレをやったこと、今までありますか? でした。

よーーーーーく
よーーーーーく思い出してみると、

意外に やっていない のですね。

「実際」をスルーして、実際をやろうとしても、
それは実際ではないので、動きようがありません。

具体的な 実際 の捉え方を
今日はたくさん各自のココロの引き出しに入れていきました。

意外と なにも特別なことではない ものでした。

ですので、逆に皆さんスルーしてしまうのですね。

意外なこの一歩。
大きな大きな、大切な一歩 なのでした。

知っている のと
理解している のと
使える は 違います。

自分の中に入っっている 情報 は、どれでしょうね?

使えるの 最初の一歩。
ぜひ、イメージしてみましょう。

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※次回7月29日(木)のプログラム内容が変更となりました。

変更前)問題解決力アップ(行動)

変更後)考え方のクセを癒す(認知)
「あの発想を広げていこう☆」
自働思考*実践エクササイズ
みなさんのリクエストにお応えして、おとま君再登場!
おとま君、
どう考えたらその苦しい場面がラクになっていくのかな?
ストレスから抑うつが強くなっていく典型的なストーリーを元に
思考にバランスをもたらしていくエクササイズです。
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期待のずれとコミュニケーション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

水曜日は、コミュニケーションについて考えていきます。
先週に引き続き、今週もコミュニケーションにおこる行き違いの背景を振り返るテーマです。

今日は、「役割期待」をキーワードに、自分の身のまわりの人達との関係を考えてみました。

それぞれの対人関係を振りかえると、いろんな人とのかかわりをもって暮らしていることに気づきます。
距離感の違いで、身の回りの人達との関係が違うでしょうか?
職場の人達との関係、親しい人たちとの関係、区別できているでしょうか?

私たちは、どんな人たちに対しても、役割を期待しています。
当然、相手も、私たちに対して、役割を期待しています。
その役割がどんなことか、何を期待しているのかは、自分しか、あるいは、相手しかわからないことです。
この、お互いへの役割の期待にずれが生まれると、対人関係での行き違いが生まれることになります。

互いにきちんと伝えあらないことで、お互いの期待にずれが生じていませんか?
その視点をもつことで、お互いの風通しがよりよくなるかもしれません。

関係の近さと期待の大きさ、上手くつりあいが取れているでしょうか?
身の回りの人との関係を振り返ることで、発見できたことも多かったようです。