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5月のアクションプラン

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

5月、最初の月曜日です。とはいっても、10日になってしまいましたね。
今日は、今月のアクションプランを考えました。

まずは、「復職準備チェックリスト」を使って、働く力として回復しておきたいポイントをふりかえってみます。
定期的に振り返ることで、自分の変化を感じられます。
そのポイントを踏まえて、復職や転職などのゴールをイメージして、そのときの自分の状態を思い描きます。
その状態にどのくらいの期間でなっていきたいかを意識して、今月の取り組みを具体化していきます。

GWを過ごした後の今日は、リフレッシュできたという方が多かったようです。
生活リズムや気分を大きくくずすことなく過ごせたという方々も多く、セルフケア、ストレスマネジメントの力がついていることが実感できましたね!

そんな気分を反映してか、次に向けて、具体的にこうしたい、こういうことに手を付けたいというアイディアがたくさん出てきたようでした。

行動目標と計画を立てる時は、できるだけ小さいステップを具体的に設定します。
具体的にするためには、スケジュールに落とし込んでいくことが役に立ちます。
自分のスケジュールなのに、自分との約束を入れることが後回しになっていませんか?
大事な自分との約束のための時間をまず確保しましょう。
そして、一つずつやってみたら、なにかが終わったら、振り返りの時間も大切です。

話す機会のない「介護のハナシ」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークデイケアのご報告です。

本日は月に1度の<なんでもトーク>。
タイトル通りなんでもお話して戴いてOKのプログラムだったのですが、
殆どの方のお話が、ご家族の介護のこと、他界されたご家族のことに関するお話でした。

ここまで皆さんが揃いも揃って1つのテーマに集中するのは、
2020年にこのプログラムが始まって以来初めての出来事でびっくりしました。

普段(平日)のプログラムでは、こういった話が出ることは滅多にありませんが、
みなさん、それぞれの形で人生・生活の1つの側面として「介護」」や「家族」のテーマに取り組んでいらっしゃるのですね。

どんなに どんなに 頑張っても
どんなに どんなに 想っても
カラダのつかれ、ココロのつかれ、どうにもならないこと、合わないタイミング …

もっとああすれば良かった
もっとこう言えば良かった

100点満点なんて ないのですよね。

今月もまた胸を打つお話、ココロに残るフレーズがたくさんありました。

お話のテーマは介護だったりご家族だったりするのですが、
具体的な捉え方、取り組み方に関しては、介護に限らず日常の中で意識できると有益なポイントも盛りだくさんでした。

「平日のプログラムで取り組んでいることを
実際の生活の中でこうやって活用していくんだな、と再認識できた。」

「介護という特別なテーマのように見えて、
いまの自分のありかたにびんびん響くものがあって不思議だった。」

などのお声は、まさに<なんでもトーク>のあらましを説明しているな、と感じた次第です。

来月も楽しみにしています!

適応障害とは☆新商品を企画しよう

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中の「適応障害とは?」では、原因や症状、治療について学びました。

適応障害いう言葉は聞いたことはあるけれど、実際にはよくわからないという参加者が多かったです。

職場にありがちな適応障害や負のスパイラルに陥る構造ども併せて皆で確認しました。

 

「今までうつ病と適応障害の違いがわからなかったけれど今回分かった」との感想がありました。

 

 

午後のライフスタイルでは、コロナ渦における友人との交流について話しました。

相手が新型コロナへの感染をどれだけ警戒しているかによっても交流の方法が変わってくる、ITを駆使して様々な交流ができる、誘っていいのか迷うなど、気になっているあれこれを話しました。

リアルな人との交流が減っている現在は、リワークに参加すること自体が、ストレス解消になっているとの意見もありました。

 

グループワークでは、グループで話し合い新商品を提案してもらいました。

商品は「マスク」です。

二つのグループに分かれて話し合ってもらい、最後に発表してもらいました。

商品そのものに焦点をあてて、コアな顧客の取り込みを目指したグループと目を引くパッケージや宣伝などに力を入れたグループに分かれました。

同じ商品でもグループによって全く違う発想になるところに面白さを感じました。

 

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

モヤモヤの正体は?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、
「気付く」ことの大切さについて取り組んでいきました。

ストレスを感じている場面の中で
自分が考えていること、自分が感じていることは、
自分が「こうだ」とイメージしている以上に
実際は沢山の考えが湧き上がり、その考えがさまざまな感情を引き起こしていたりします。

本日は実際の自分のケースで取り組みながら、
感情を連れてくる「考え」が存在していることに気付いていきました。

私達がよく口にする 「 モヤっとする 」 。
そのモヤモヤの正体はいったい何なのか?

今日のご感想で特に多かったのは、
・しっかり振り返ってみたら、こんな考えも実は浮かんでいたんだ
・〇〇が辛いと思っていたら、本当は△△が嫌で辛かったんだと今気が付いた
といったことでしたね。

自分が「事実だ」と思っていたことは
ああ、たった1つの事実ではなく、1つの側面にすぎないの「かも」。。

最初は小さな小さな「かも」がピョコっと出てくるくらいでも大丈夫。
考え方、捉え方のしなやかさが
スイッチON!となっていく瞬間を体験できた方が多かった本日でした。

不眠に取り組む認知行動療法

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

不眠に取り組む認知行動療法では、睡眠に対する考え方や行動を見直して不眠の改善に取り組んでいます。

今日は6回シリーズの3回目でした。

前半は、「刺激コントロール法」についてお話しました。眠れないと焦ってしまい、不安やイライラが高まって余計眠れなくなり、ベッド=覚醒という繋がりができてしまいます。それを断ち切るための方法や、実践ポイントを学びました。

また、眠る前のリラックス方法として、緊張をほぐす体操をしました。私たちは知らず知らずのうちに身体の様々な所に力が入っています。意識的に力を入れて抜くという動作を繰り返し、ジワーっと力が抜ける感覚を体験しました。

後半は、この1か月で睡眠環境を整えるために皆さんが取り組んでみたこと、快眠を得るためにやっていることを教えてもらいました。寝る前にスマホを見る時間を短くして、本を読むようにした。カフェインを摂る時間を変えてみたけれど、あまり変わらなかった。運動をしてみたら、寝つきが良くて朝いつもより起きられた。でもやり過ぎてしまった!

いいんです!自然と浮かんでくる自動思考や、習慣化している行動に気づいて、見直してやってみる!上手くいったら続ければいいし、上手くいかない点は修正していけばいい。実験を繰り返して、自分に合った考え方や行動を見つけていく、これが認知行動療法です。

お互いの工夫を聞いて、自分では思いつかなかった、トランポリンと、乳酸飲料ヤク〇トを試してみたい!という、何だか面白そうな話題になりました。次回感想をお聞きするのが楽しみです。

眠れないのは自分だけではないんだ、他の人の話を聞いてみなさん工夫されてるんだと思った、自分もできることを取り入れたいという感想でした。

眠れないと焦る気持ちや快眠の工夫など、みなさんで共有して不眠に取り組んでいきましょう。

「不眠に取り組む認知行動療法」は、毎月第1土曜日10時から12時です。途中回からの参加可能です。(6回シリーズであることはご了承ください。)初回ご利用の前に診察にて確認が必要です。

 

 

自分を許すとは?☆公園を作ろう!

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中は、「自分を許すとは?」では、自分を許せなくなる背景を考え、その捉え方について考えました。

「自分は何をやってもダメなんだ」「人の期待に応えることができなくて情けない」などなど、自分を責め立てる、自分にとってはなじみの言葉を大事に抱えていないでしょうか。

変わりたい、幸せにりたいと言っているのに、とっている行動は自分を責め続けること・・・

そんな自分を許していく一歩について話していきました。

「思った以上に自分を責めていたことに気づいた」「ありのままでいいのだと安心した」などの感想がありました。

 

 

午後のグループワークは、それぞれの与えられた役割を演じてもらい、その立場から公園をつくる際の意見を出してもらいました。

2グループに分かれましたが、同じお題なのに出来上がった公園は違っていて、それぞれのチームの個性が発揮されていました。

話し合いの際には、多数決はせず、じっくり話し合ってらうようにしました。

「自分の意見は言うことができた」「楽しかった」などの感想がありました。

金曜日のグループワークでは楽しみながら自己を表現ができるようにしています。

コミュニケーションが苦手な方も、安全な場所で人に慣れていってみてくださいね。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

4月の振り返りと個別フォローアップ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、4月最後の水曜日ということで、今月の振り返りを行ないました。
今月やったこと、気づいたこと、今後に役立ちそうなこと。
各自で振り返った後、全員でシェアしていきます。
それぞれの出したキーワードにピン!ときたら、「それ、どういうこと?」と詳しく聞いてみました。

今月は、プログラムや本などから得た情報を生かして、具体的にやってみたことを共有してくだ方が多かったように思います。
オリジナルのやり方を披露してくださった方もいて、早速やってみようと思ったり、
自分ではなかなか続かないようなことを継続しているのを聞いて感心したり。
実際の対人関係で試してみたら成功した!という方もいらして、みんな嬉しくなりました。

どんな知識も情報も、皆さんの実生活で役に立たなければ宝の持ちぐされ。
ちょっとしたことでも、ぜひ、行動を積み重ねていきましょう!

個別フォローアップでは、それぞれ、今、感じていることや抱えている課題、今後へのもやもやなどを話し合いました。
抱えている事情は人それぞれ。自分のおかれている状況が、人から見ると、まったく違って見えることもあります。
毎週1回、月曜日か水曜日にありますので、ぜひ、気軽に話に来てください。

グループで語り合うことで気づくこと、1対1で丁寧に話し合うことでわかること、うまく組み合わせていきましょう。

もうすぐGWに入りますね。
リハビリ中の方にとって、生活リズムを崩さないことは大事ですが、休みは休み!
ぜひ、気持ちを自由に開放して、楽しい時間を過ごしましょう。

ココロの貯金箱

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
ココロの栄養について取り組んでいきました。

私達が自分の中に蓄えているココロのエネルギーを「ココロの貯金箱」のようにイメージしながら

普段どのように消費されているのか?
調子の良い時と悪い時では、どのような違いあるのか?

貯金箱がエネルギーで満タンの時におこること、
貯金箱のエネルギーがコッソコソに枯渇してしまった時におこること、

エネルギーが少なくなってきた時に
ポジティブなことを望んで望んで止まないのに
なかなか自分のアンテナに入ってこないのはどうしてか?

焦りが強くなってしまうのはどうしてか?

みなさんにとって
「それって気休めなんじゃないの?」と思ってしまうようなフレーズが
実はどれだけ土台かつ大切なことなのか …

今までの自分自身を振り返りつつ、
そのカラクリを理解した1日でした。

こういう気持ちに駆られてしまうのは
自分がこういう状態なのは
その「現象」の中にいるからだ

…と客観的に自覚できることは
更にストレスのドラマを膨らませずに済むためには大切ですね。

今日のご感想には
「今まで典型的なカラクリをずっとやっていたことに気が付いた。」
「まさに自分のことだと思った。」
「なんで私のこと知ってるの?もしかして見られてた??とドキドキしてしまった(笑)」
「長引いている理由が分かったような気がした。腑に落ちた。」
「これを知らなかったら、これからも頑張っているつもりでただ自分を苦しめるだけのことをやっていただろう」

などなど、気付きや洞察のお声が寄せられました。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
本日はとてもリアル!
「抽象的な表現で人格を否定してくる上司」というテーマを取り上げました。

・具体的なフレーズ、
・どう捉えていくか
・そもそも大事なこと

などを整理しながら、しんどい局面をどう進んでいくかを確認していきました。

セルフケアのきっかけと道具箱

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

4月の月曜日は復職準備の一環として、「再発予防」について考えてきました。
再発を予防するために役に立つことのひとつは「セルフケア」でしょう。
自分で自分のコンディションをケアできれば、また何かがあっても、なんとかなるという安心感につながります。
これが、私たちのストレス耐性を高めるひとつの支えになります。

今日は、このようなセルフケアをするためのサインになる「きっかけ」とそのためために「役に立つこと」を考えてみました。

当然のことですが、ストレスをかける原因も、それによって生じる反応も人それぞれです。
ですから、きっかけも、できることも、人によってまったく違います。

前半では、自分の日頃のコンディションを振り返ってみて、落ちている時と上がりすぎている時の状態を意識しました。
そのとき、自分のコンディションが日頃と違うことに気づく「きっかけ」に何があるでしょうか?
このきっかけを知っておけば、今の自分は「要メンテナンス」だと感じ取り、対処することができます。

自分の上がりすぎの状態、落ちている状態。つまり、メンテナンスが必要な状態を知っておくこと。
これが、ストレスに対するセルフケアのスタートになります。
今日は、この「状態」を具体的に把握するためのヒントを、お互いに交換することができました。

後半は、いつもやりがちなストレス対処から、最後はストレスケアの道具箱のレパートリー100をめざしてアイディアを出し合いました。
模造紙に落書きしながら、他の方がやっている思わぬアイディアを聞くと、本当に、人それぞれなんだなと思いますね。
今日は100個までは増えなかったのですが、自分では思いつかなかったようなアイディアを、それぞれ道具箱に入れていただきました。

こんな時どう伝える?☆物語の感想を語ろう

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中は、「こんな時どう伝える?」では、言いづらいことを伝えるときのコツについて話し合いました。

例えば『上司や先輩が適切な対応をしていないため、成果が上がっていない』状況に対して、どのように伝えるのがいいでしょうか。

よくある対応として『適切でないことをはっきり指摘する』『目上の人に指摘はできないので諦める』などがあります。でも、両者とも円滑なコミュニケーションができていません。

 

これ以外にも、事例をもとに必要な考え方と言い回しについて皆で考えながら学びました。

 

今まで、はっきり言い過ぎてうまくいかなかったけれど、復職したら今回のことを思い出して実践してみたいなどの感想がありました。

 

 

午後のグループワークは、ひとつの物語を読んで、その物語の感想を語ってもらいました。

最初に物語を聞いたときにどんな気持ちになったか、なぜそのような気持ちになったのか、その物語に隠されているメッセージは何かなどを考えてもらいました。

 

こうしたグループワークでは、自己開示、アサーティブな自己主張、受容的な態度などの練習になる他、話し合いの中で自身がどのような反応をしているのか、それはいつものパターンなのかなど、自分のコミュニケーションの傾向性をしる機会になりますので興味のある方は、参加してみてください。

 

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。