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強い人・キツい人が怖い

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、ケーススタディとして
「 強い人・キツい人が怖い 」 に取り組んでいきました。

認知行動療法の基本モデルを元に全体を見渡すこと(アセスメント)の大切さや
考え方のくせ(自動思考)に気付く事の大切さも再確認できました。

また、強い人・キツい人の「圧」に巻き込まれないようにするためには、
どんなことを意識できるといいか、ということにも触れていきました。

 

最近の火曜日・木曜日では
みなさんから質問をよく戴き、それが筆者の楽しみになっています。

とてもリアル。
本当に真剣に取り組んでいらっしゃるのを感じます。
きれいごとにしない、飾りごとにしない、
「そのままの自分」で いま どうやって進んでいこうか … の気持ちが届いてきます。

わからないままにしない
ちょっとしたことでも確認したくなる

みなさんのそんなお気持ちは、未来の財産!
私も大切に思っています。

今日もたくさんの気付きがみなさんにはあったようです。

来月(4月)の認知行動療法は、
・感情に振り回されない
・ぐるぐる思考やモヤモヤに振り回されない
がテーマの1か月です。

ぐるぐる思考はメンタルを本当に消耗していきますよね。

感情の操り人形にならない自分を
どうやって育てていくか。

そんなことを見つめる1か月です。

こころの窓の開き方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、対人関係を育てていくキーワードとして「自己開示とフィードバック」について考えてみました。
対人関係は、自己開示とフィードバックを繰り返して、やりとりしているといえるでしょう。
相手との関係で自分の「こころの窓」をどのくらい開こうか加減することで調整します。

自分のことを伝えるのは結構勇気のいることで、難しいなぁと感じている人も多いものです。
逆に、相手について感じたことを率直に伝えることも、結構勇気がいることです。

これまでの友人との関係を振り返った方、最近のできごとを考えるヒントになった方、自分の居心地のよい距離感に気づいた方など、今日もいろいろな点から発見があった様子です。

ここでもやはり、大事なのは、自分の意思や願い。相手にどう思われるかではありません。

自分はその人との関係をどうしたいか、あるいは、何のためにその方たちとつきあっていくのか。
誰に対しても、どんなときでも、心の窓をオープンにすることがいいわけでは決してありません。
窓の開き方はそのときどき、自分の都合で調整してもよいのです。

HSP*苦しい17の場面を助けるフレーズ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
HSP(Highly Sensitive Person ~ とても敏感な人 / 繊細な人 / 感受性の高い人)が
苦しみやすい17の場面において、

自分自身を助けるにはどう意識していけそうか、
自分自身をラクにしていくフレーズにはどんなものがあるか等を
具体的に検討していきました。

17の場面からは HSPの傾向が強い方の特徴を
繰り返しおさらいできましたね。

大切な 「 気づく 」 のために

これは特徴の1つだ!と気づいて、

自己関連付けをし過ぎない、
過剰に心配しすぎない、
バウンダリー(ココロの境界線)を力まず引けるように

今日からすぐ使えるフレーズと一緒に
意識付けをしていきました。

今回のみなさんで一番反応が大きかったのは
「完璧にしようとしすぎる」でした。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
自分の仕事で手一杯なのに、同僚から仕事を頼まれた。
「断りたい」をテーマにしてエクササイズしてみました。

場数を踏んでいくことの大事さを
体得できた方、「なるほど」と理解された方、
それぞれのステージの表情がとても印象的でした。

理屈じゃない 分野にも 
復職に向けての大切な要素があります。

来週も引き続き、ロールプレイをやっていきましょう☆

本日は<ヨガ>がお休みでしたので
<アートヒーリング>を実施しました。

アートヒーリングもまた、
理屈じゃない 分野になりますが、

自分の内なる感覚と繋がることができる
「自己一致」のメソッドとして有益なものです。

自分の内にある 貫く
自分の内にある ゆるす
自分の内にある 信念  ・・・ などなど

繋がりましたね。 出会えました。 ありましたね☆

働くうえで大事にしたいこと

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、働くうえで大事にしたいことを振り返る一日にしてみました。
働くことは、生きていくなかで大事な要素の一つになります。
これから、もっと生き生きと働らけるように、自分にとって大切なことを整理しておきましょう。

前半は、キャリア・アンカーという考え方を使って、自分の価値観に気づくワークをしました。
キャリア・アンカーは「人生の碇」。
大切にしたい価値観と、優先順位の低い価値観を順位づけして、「いらない」と思うものを捨てることが目標です。
順位の低かった価値観は、もしかしたら、周囲のほかの人達からうけとってきたものかもしれません。
私たちの時間にも、キャパにも限りがあります。
その限りある資源を最大限に、納得できるように使うためには、勇気ある取捨選択が必要なのです。

後半は、働くうえでのモチベーションのありかを探っていきました。
仕事をしてきた時間のやる気のアップダウンを描いてみます。
さらに、体調が悪化した前後、プライベートで変化があったときなど、他のことも組み合わせていきました。

今日は、仕事の内容だけでなく、人間関係に影響を受けてることが多いなと気づいた方が多かったようです。

こういった仕事と自分とのかかわりかたの振り返りは、体調を崩したきっかけや、その背景を様々視点から見直すことにつながります。
来月は、復職、転職へむけて、再発予防を考えていきましょう。
復職面談でも大事なポイントの一つです。ストレスケアの道具は、いくつあってもいいのですから!

双極性障害とは?☆合意形成による話し合い

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中の疾病理解講座・双極性障害では、「双極性障害って何?」「どんな特徴があるの?」「治療方法は?」などを広く学び、理解を深めました。また、うつ病との違いも明らかにしていきました。

 

 

午後のグループワークでは、1つの物語を登場する4人の違った視点から見つめて、どの登場人物の視点から見た物語に共感するかを話し合いました。

個人の考えをグループの考えとしてまとめていく際に、多数決に頼らず、とことん話し合ってもらう方式をとりました(合意形成)。

 

それぞれの立場から見える物事の捉え方について様々な考察がなされましたが、グループの意見としてまとめる難しさを実感しつつも、自分の意見はきちんと伝えることができたとの感想が多く、充実した様子でした。

 

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

問題解決のブロックを見つめる

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、
自分自身を動けなくする「見えない壁=ブロック」を見つけ、
そのブロックに対して

どう考えていけば良いか
どう対処していけばいいか

を検討していきました。

実際に問題解決シートでワークしていき、
作業中に湧き上がってきた皆さんのリアルな「ブロック」。
それらをかき集めてみました。


今回も 出てきた 出てきた!
さまざまなココロの底からの 「 ぶーたれ 」 が☆

認知行動療法の本やHPなどをいくら読んでも動けない自分を
ジャッジするのではなく、

その本やHPなどには書かれていない、

実際に いまの自分が 動き出す には

何が・どんなプロセスが必要か ということを
ぶーたれ(ブロック)は
あますことなく、自分自身に教えてくれるのです。

「ここだよー」と。

 

こういう気持ちの時にはどうするの?
… をお伝えしていく中で

先週・先々週の神髄と、今のリアルの自分が
繋がっていったご様子でした。

ナニカを掴んだ皆さんの表情、とても印象的でした。

「はなす」ことと「きく」こと

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、コミュニケーションのなかでも大きな割合をしめる「はなす」「きく」をテーマにしてみました。

チェックリストを使って自分の話し方や聞き方を振り返ると、いろんな癖があることに気がつきます。
はっきり明確に伝えることや、相手の枠組みに沿って聞くこと。苦手意識にもいろいろあることがわかりました。

後半は「きく」ことをテーマにして、4つのモードでのきき方を実際にやってみました。
かなり過酷な指令もとんだのですが、実験だからと、皆さん頑張って取り組んでくださいました。
実際にやってみるとしんどいことも感じられるのですが、ふと日常に視点を移してみると、結構やってるかも?ということも多いようです。

モードの違いは良い・悪いではありません。正しい、間違いでもありません。
自分の意思で使い分けていけばよいものです。

今日は、どのモードにも共通する「きく」姿勢のキーワードとして、「相手に関心をもつ」ことが大切なんだという実感も生まれたようでした。

自分を制限しているもの

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、「バウンダリーとHSP」の取り組みを基に
自分を制限しているものについて OK を出していきました。

スケジュールのお題としては、
「8つのOKを受け取ろう」ではありましたが、
なんのなんの!

自分自身のために 自分自身のことばで出てきたみなさんのOKは、
59個もありました。

総力を挙げて集めた傑作の1枚を、
次回、お渡ししましょうね。

生きた声での分かち合いの場面では、
みなさん、自分では出なかった発想を耳にするたびに
筆が動いていました。

「〇〇してもいい」

改めて 口に出してみると
改めて 「いいんだ」に向き合ってみると
改めて 仲間からその響きを伝えてもらうと

感じるものが ありましたね。

いままでこわばっていたものが
フワっと軽く柔らかくなった瞬間を迎えた表情が
今日もいくつも見受けられました。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
初めて参加された方が複数いらっしゃり、
とってもフレッシュな中で
さまざまな気付きを分かち合う時間となりました。

うぐっ っとくる瞬間をラクにしていく「肝」ポイントを今日も見つけることができましたね。

のんびり、笑いも入りながら、面白おかしく、でもポイントはしっかりつかみながら
来週もマラソンしていきましょう。

「頑張る」が抜けないとき

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

本日は月に一度のフリートーク<なんでもトーク>を実施しました。
春の嵐の中、お集まりの皆さんと
それぞれに今一番大切なポイントを分かちあうことができました。

今日一番みなさんの筆が動いていたなぁ、と
筆者が見渡して感じたテーマは、

ついつい全力で頑張ってやってしまう

… についての時でした。

ついつい頑張って全力でやってしまう。
気が付くと、疲れてぐったりしている自分がいる。
どうしたらいいか?

そんな分かち合いをしていた時のアイデアでした。

自分を変えようとしなくても
大丈夫でしたね。

自然体 と 強み

物事はニュートラル。
ほんのちょっと視点を増やしていけば、

弱点だ、と思っていたことが、
いま 使える 強み でもあることに
気付いていく事ができました。

頑張ってしまうのなら

「そんなときの頑張り方」の部分で、
みなさんの筆が一斉に動いていましたね☆

ちょっとした気づきの積み重ねを
また来月もみんなでやっていけますように … 。

あなたの愛着スタイル★人間コピー(グループワーク)

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

「あなたの愛着スタイル」では、自己の愛着スタイルを振り返って人とのコミュニケーションを工夫することを学びました。
恋人や親子など親密な関係を維持するために必死になったり、逆に親密になることを避けたり、人によって愛着スタイルが違うためコミュニケーションのパターンが変わってきます。
不安の大きい人は、毎日連絡を取りたいと思うかもしれないけれど、親密さを避けたい人は週に1回の連絡でちょうどいいと思っているかもしれません。
自分や相手のスタイルはどうなのかを知り、そこに苦しさがある時には、そのスタイルの変容を考えてみるのもいいかもしれませんね。

午後のグループワークでは、2つのグループに分かれ、それぞれ一人ずつ順番に、課題の絵を記憶して席に戻り、その記憶をもとに絵を描いていきます。
そうした行動を繰り返して1枚の絵を完成させました。
絵を描いている時は一切話すことはできないルールだったため、コミュニケーションは手ぶり身振りです。
絵を記憶して皆の前で描くなんて、とても緊張したと思います。
皆、プレッシャーを感じているようでしたが、そのプレッシャーに対して自分がどのような反応を示しているのかなどを冷静に振り返る機会にもなりました。
遊びを通して人前に出たり、他者とのコミュニケーションを取ったりして自分や他者の理解につなげ、また、場慣れしていくことを体験してもらいました。

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。