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リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復帰される方々の疑問や不安に対して、既に復帰された方々が経験を振り返ってアドバイスをしたり、復職後のコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合うグループです。

苦手な仕事が上手くできなくて落ち込んでしまった…  

そんな経験ありますよね。みなさんはどうしていますか?

終わった直後は疲弊してしまって、できなかった自分を責めてしまう…
他の人が自分のことを悪く言っている気がする… と絶望的になりがちです。

でも、帰宅して落ち着いてから振り返ってみると、

・人手が足りなかった
・たまたま手がかかる事案が続いた
・経験が少なかった
・苦手なことは誰にでもある
・できることはやった
・得意なことはできている
・相手も必死だった
・無事に仕事は終わった

など、状況が原因と思われることもあり、決して自分だけのせいではなかったことが分かります。

また、「自分はだめだ」「もうお終いだ」などの自動思考(自然と浮かんでくる考え)も浮かんできて、その思考が自分を責めたり、落ち込ませていると気づきます。

今後、同じようなことが起こったときには、しばらくしてから客観的に振り返ってみる、今回のリストを見直してみる、そうすれば次の日まで否定的な気分を持ち越さなくてすむ!

その日のネガティブな気分はその日のうちに解消! という結論に至りました。

なかなか切り替えられないときには、お風呂に入ったり、美味しいものを食べたり、音楽を聴いたりして気分転換をすると、冷静に考えられるようになるという意見もありました。

リワークで学んだ認知行動療法が、自然と身について、役に立っていることが確認できました。
その時すぐには気づかなくても、後から客観的に見る力、思考の癖に気づく力、修正する力は確実に養われています。

上手に使いこなして、健康に仕事を続けていきましょう。

依存症★グループワーク

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

「依存症とは」では、依存症の種類やその背景にあるものを学びました。
依存症とは「特定の何かに心を奪われ、やめたくてもやめられない」状態になることです。
ポイントとしては、自分一人の力でどうにかなる状態ではなく、自分や親しい人がそのことによって苦痛を感じたり生活に困りごとが生じたりした状態であるかどうかです。

例えば、お酒をやめたくてもやめられない。飲み過ぎて肝臓を壊している。さらに、一日の大半を酔った状態で過ごしているため、仕事や家事ができないなどの困り感です。

誰にでも依存症になる可能性があることがわかり、普段から自分の変化に気を付けて観察しようと思ったとの感想がありました。

午後のグループワークでは、サイコロトークを行いました。
少人数だったため、普段は話せないことも話しやすく無理のないところから、自己開示ができたのではないかと思います。

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

★2月のプログラム

 

< はじめての方へ  (”見てるだけ”でもOK & 負荷の低いプログラム) > (PDF)

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど ヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど  認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど 実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

CBT*考え方を広げるアイデア集合!

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、最近幣リワークにご参加され始めた方も多かったため、
認知行動療法の基本もお伝えしつつ、
「考え方を広げよう」というテーマで
「認知再構成法」という手法に取り組んでいきました。

まずはストレス場面の全体を見渡す(アセスメント)の大切さを確認し、
その中でも肝となる最も強い感情を引き起こした「 ホットな思考 」 にターゲットを絞り
その考え方を広げていく・柔らかくしていくヒントやアイデアの数々を
意識の中に入れていきました。

みなさんにとって今日一番の「意外や意外」な収穫は、
どうやら 「 ミラクルが起こったら 」 のヒントだったご様子です。

ストレスが強くなっている時に
気に病んでしまうくらい悩んでしまっている時に
「ミラクルどころじゃないんだよ!」

… と思うのは自然なことですよね。

ところがところが … の話をさせて戴く中で
これがただの気休めではない、バランスを戻す効果がしっかりあるのだな、ということを
ご理解いただけたようで何よりです。

考え方のクセに気付くだけでも 大きいです。
考え方を広げるヒントから「ああ!」と気づけることも大きいです。
まだまだあったフレーズの中も、ご自分にとって使い勝手のよいものを身に着けていけるとラクになりそうでしたね。

 

来週は、本日取り組んだアイデアを実際に使えるようになりましょう!

どなたかにモニターさんになって戴いて、
「認知再構成法、実際にこうやって使うんですよ~」をデモンストレーションしながら、
みんなでケーススタディをしていきます。

みなさんは、オーディエンス 兼「天の声♪」。
「天の声」として自由に発想を広げていきましょう。

既に決まっている基幹テーマは
「休職状態の長期化で焦ってしまう」。
そこに実際のどなたかのリアル(現実)を乗せて検討していきます。

「見てるだけでもいいなら参加したい」
もちろんOKです!

ひとりだけで考えていると辛いですよね。
認知行動療法のことをまだ全然知らない・触れたことがなくても大丈夫です。

自分だけじゃないんだな、と感じながら、
みんなで考え方を広げていきましょう。

 

自分を思いやるこころ、自分を支えるこころ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は「自分」に対する受け止め方を考えるテーマでした。
前半は、自分を思いやる気持ち、後半は自分を支える心について考えてみました。

日ごろ、自分に厳しくすることには慣れている人が多いのではないでしょうか。
対人関係や、目標達成、様々な場面で、私たちは大きな努力を強いられます。
苦しくても、つらくても、自分を鼓舞し、エネルギーを振り絞ってがんばっています。

その根っこには、ほかの人や社会から受け取った「価値基準」があるかもしれません。
その基準にそって自分を評価することで、自分の存在を認めようとする。
その繰り返しが永遠に続くのでは、いつか私たちは疲れ切ってしまうかもしれません。

前半も後半も、今日のテーマは難しいと思った方が多かったですね。
私たちがいかに自分とつきあうのに苦労しているかを表しているように感じました。
スッキリしないことに頭を使って、もやもやしたまま帰るのは、なんと居心地の悪いものでしょう。

でも、正解なんてないのかもしれません。誰かにとっての答えは、その人の答えでしかありません。
もしかしたら、答えのでない答えを、ずっと考え続けていくのかもしれませんね。

追記:来週2月24日(水)の午後は、復職間近の方の卒業発表があります。
経験者のプロセスをうかがえる絶好のチャンスです。ぜひ、ご参加ください。
個別フォローアップは、卒業発表の終了後になります。
状況によってお一人当たりの時間が短くなることもありますので、ご了承ください。

骨盤まわりをゆるめる

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日のヨガは骨盤まわりをゆるめるヨガをしました。

デスクワークなどで長時間座っていることで骨盤まわりの筋肉がこわばります。

運動不足、筋力の低下によって骨盤内の筋肉がアンバランスになったり、血流が悪くなったりすることで、月経通やPMSなどを招いてしまいます。

本日はスクエアポーズ、バッタコナアーサナ、プラサリータパドッタナアーサナ、スプダヴィラアーサナなどを取り入れました。

ご自分の体の状態を確認しながらヨガでケアしてあげてください。

アドラーの言葉より

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月の<自己洞察ワーク>では、自己肯定感について取り組んでいますが、
今日は心理学者であり精神科医のアルフレッド・アドラーが残した言葉から

いまの自分の助けになるフレーズを
取り入れていきました。

フロイトやユングと並んで「心理学の三大巨頭」の一人として高く評価されてきた存在のアドラー。
バウンダリー(ココロの境界線)の概念にも触れるフレーズがそこここにありましたね。

 

アドラーが伝えたことを表面的にだけ拾っていくと
「グサっとくる部分もあって辛い」というお声もよく耳にすることがあるのですが

今日はその神髄の理解を通して「ああ、そういうことだったのか」と
和解できた方も複数いらしゃったようでした。

今日はこんなに「アドラーとの和解」がテーマになるとは想定外だったのですが

これって皆さんの中の「長年かつ根深いブロックとの和解」でもあるなぁ … と
お話をお聞きしつつ、ココロの中でにっこりしていた筆者でした。

 

「目的論」という視点にちょっとシフトしてみたら
「すでにある自分のちから」に気付けた方もこれまた複数いらっしゃったご様子。
気付くって本当に大切ですね!

 

次回(来週は祝日でおやすみです)は、
アドラーつながりで、これまた自己肯定感(の低さ)とも関連の深い
「 劣等感 」 について取り組んでいく予定です。

苦みをマリネして栄養に☆
上手な活用のしかたと、栄養にならないただの苦みとの識別力を身に着けていきましょう。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
「 褒められた時の反応のしかた 」
について皆で取り組んでいきました。


今日はハートの上(表面スキル)の部分と、真ん中(認知・考え方・気付き)の部分が
盛りだくさんでしたね。

次回も皆さんの日々の中の「困ったなぁ」を題材に
ロールプレイを入れながらやっていこうと思います。

ストレスーセルフケアのすすめ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、私たちの心身の調子に大きな影響を与える「ストレス」について、基本的なところを考えてみました。
毎日の生活にストレスはつきものですが、自分でなんとかできると思えば、それほど恐れるものでもなくなります。

ストレスと一口で言っても、実は、2つのことを混乱している可能性があります。
1つは、ストレスを発生するもとになる「ストレッサー」。いわゆる、ストレスの原因ですね。
もう1つは、そのストレス源からの刺激を受けて、私たちに生じる「ストレス反応」。心身の不調や行動、考えなどに現れます。

ストレッサーは、自分の外側で起こる出来事や事実、環境ですから、存在そのものがストレスになるとは限りません。
だから、同じ出来事でも、人によって、ストレスを感じる人と感じない人もいれば、その強さも様々になります。
では、人によって何が違うのかというと、そのストレッサーをどう受け止めるかが違うわけです。

ストレス反応は、たいていは嫌なものですから、なかなか客観的には見れないものです。
でも、何が原因になって、どういう反応を引き起こしているのかを区別して、
その間で、自分がどういう受け止め方をしてるのかを理解することがストレスマネジメントの出発です。

私たちは、受け止め方を選ぶ自由をもっています。
この自由を使って、自分のストレスをマネジメントできる感覚、主体的なコントロール感を取り戻す感覚を身につけましょう。

まず、日ごろの自分とは違うな?という、ストレスのシグナルをみつけることが大切です。
チェックリストをみていくと、体に出やすい人、行動に出やすい人、気分などのメンタルに出やすい人、いろいろな特徴をみつけられました。

月に1度のなんでもトーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

今日は月に1度(第2土曜日)のフリートーク「なんでもトーク」を実施しました。

・平日にはなかなかリワークに来られない方
・プログラム中にはお話しきれないことを吐き出したい方
・ふと思ったことを誰かに話したい方
・「こういう時、みんなならどうするの?」をきいてみたい方

「なんでもトーク」ですので、テーマは本当になんでもOK!
一見、自分とは関係なさそうなテーマなのに、
意外や意外、それぞれのお話の根底に
自分用にカスタマイズして持ち帰れる「お土産ポイント」があったりして
本当に面白いですよね。

今日もみなさんから様々なお話をお聴きすることができました。

ストレスケア・アートセラピー

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

「ストレスケア2」では、前回同様に視覚、聴覚、体感覚、言語を使ってストレスを軽減する取組みについて考えました。

嫌な出来事を思い出した時のことを詳細に思い出していき、その感覚を別のものに置き変えていきます。

例えば、ドスの効いた低い怖い大きな声で「ばかやろう!」と聞こえたなら、その声の質、スピード、大きさを変えてみるのです。

そうすると、思い出した時のストレスが軽減していることに気が付きます。

姿勢や目線を変えるだけで、悲しい気持ちが減ったのを実感したとの感想がありました。

 

午後は、アートセラピーで、あらかじめ線が描かれている紙に色を塗ったり、線を足して別の絵柄にしたりして作品を仕上げました。それぞれの個性、世界観が表現されている作品ばかりでした。

また、川柳にも挑戦しました。

人間関係についての川柳では、笑いもあり楽しく詠むことができました。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。