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ストレスの全体を見渡す

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
本日の<認知行動療法>では、「ストレスの全体像を見渡す」というテーマに取り組んでいきました。

本日は初めて認知行動療法に触れる方も多かった為、
認知行動療法の基本モデルのお話しを改めてお伝えした上で
自分自身のストレス体験とストレス反応の全体像を見渡してみました。

それはまるで自分の外側(体験・状況)と内側(反応)の地図全体を見るかのよう。

ストレス反応の中でも特にネガティブな感情に翻弄されている状態の時には
しっかり「全体像を見渡す」と意識していくことで

感情にそれ以上振り回されなくなったり、
自分のパターンに気づくことができたり、
物事をとらえるココロのフィルターにバランスが戻ってきたりします。

本日はこの「アセスメント」の極意ポイントも確認していきました。

客観的に見つめていくことで
自分を本当に苦しめている部分の実態を見つけられ、
それが「意外だった」と思われた方も多かったご様子です。

次回(18日)は、考え方を広げていく・柔らかくしていく方法に
改めて取り組んでいきましょう。

怒りと適応について考える

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、「怒り」を取り上げました。

怒りは、強いエネルギーを生みます。
自分が大切にしている何かを侵害しようとする脅威に対して生まれる感情ですから、当然ですね。
「怒り」は、自分にとって大切なものを守りたいからこそ生まれるメッセージです。

人それぞれ、大切にしていることが違うので、実は、怒りポイントは人それぞれです。
「自分にとって」であれば、相手にとっては違うのもやむを得ないですね。
その怒りが現実的なものか、冷静に見直すことで、本当に望んでいることに手を伸ばすこともできるかもしれません。

後半は、「仮面」というキーワードを使って、「適応する」ことについて考えてみました。

いろいろな感情の言葉をみると、自分が好ましいと思っている感情、苦手にしている感情があることに気づきます。
これはどうも、これまでに経験した「感情」と関連した出来事や言葉ともつながっていそうです。

「怒り」を好ましい感情って思う人いるんですか? この素朴な疑問!
他の方が「私、結構そうかもしれません。」 そのこころは?
「怒りを、行動のエネルギーにしている気がする。」 なるほど!
その変換装置ほしいねと、多くの方が思ったようです。

「仮面」は決して悪いものではありません。
自分が苦手に思っている感情を感じたり、受け取ったり、見たりすることを避けていることも少なくありません。
自分の本当の気持ち、思い、欲求がわかって、意識的に使い分けることができれば、案外、役に立つものかもしれません。

自己肯定感の誤解

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
今月の<自己洞察ワーク>では、自己肯定感について取り組んでおります。

今日は「そもそも自己肯定感って?」をテーマに、
自己肯定感が低い時にはどういう状態になりやすいか、
また、自己肯定感についての「あるある」な誤解を整理していきました。

強みがある
他の人よりも何か秀でているものがある
今までになにか成功した経験がある
人に好かれている

だから自己肯定感が高くなる。

・・・実はコレ、大きく誤解されていることなのです。

今日は自己肯定感を1本の樹に見立てて、肯定感を構成する諸要素を検討していきました。

一番大切な 「 根 」
全ての出発点である 「 根 」

わかりやすく見えるものでは なかったですね。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では
「 欲しくないものを受け取らない 」 のロールプレイをやってみました。

守られた場の中でハートの「チクっ」に皆で笑いながら慣れていきましょう。

来週も困り事を起点にロールプレイをやっていく予定です。

股関節を柔らかく

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日のヨガは股関節を柔らかくしました。

仕事などで座りっぱなしの姿勢をつづけていると、骨盤の前側にある腸腰筋や、後ろ側の大殿筋や中殿筋も硬くなり、骨盤は後傾してしまうので、猫背や肩こり、腰痛になりやすいです。

股関節が柔らかくしておけば、しなやかな筋肉のおかげで骨盤が正しい位置に保てますので、ヨガで股関節まわりを柔らかくしておくのは大切です。

本日は、ヤモリのポーズ、スワンポーズ、プラサリータパドッタナアーサナ、などもとりいれ、色々な角度から柔らかくしました。

2月のアクションプラン-まずは現在地の把握から

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、2月のスタートということで、今月のアクションプランを考えました。
毎月のスタートにやっているプログラムですが、自分の現状を把握して、復職や復職、社会復帰にむけて、リハビリの計画をたてるためには大切なステップです。

月一回、「復職準備チェックリスト」を使って、自分のコンディションの変化をつかんでいきます。
これが、現在地、ですね。
そのうえで、自分が復職直前にこうなっていたいという状態をイメージすると、その間を埋めるのがリハビリになります。

今月は、復職間近の方々も複数いらっしゃったこともあり、今月の行動目標も、ポイントを押さえて絞り込めているようでした。
短い時間でしたが、「行動宣言」も兼ねて、小グループで話すと、様々な方向に話題も広がっていったようです。

実は結構、話す機会が少ないと、いざというときに口が動かないもの。
その意味でも、「話す」機会をもつことって大切です。
それを実感した方もいるようでした。

大切にされる自分づくり・皆の答えを予測しよう

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

「大切にされる自分づくり」では、自他ともに尊重しあえる関係づくりについて学びました。

優しく接すれば接するほど、相手から軽んじられて雑な扱いを受けてしまうのは何故なんだろう?

そんな疑問を一緒に考えていきました。

「自分のことをもっと大事にしようと思った」「適度な優しさを意識してみようと思った」などの感想がありました。

 

午後は、ライフスタイルで「運動」について話あった後、「皆の答えを予測しよう」というグループ対抗のワークを行いました。

「夏の食べ物といえば・・・・?」というお題に対して、スイカや素麺など様々なものが頭に浮かぶと思います。ただの思いつきではなく、いかにも皆が答えそうな答えを考えて、一斉に答える。

数あるお題に対し、答えの一致した数が多いグループが勝ちです。

その後も別のワークを行い、脳を使ったのでかなり疲れたと思いますが、笑うことでリフレッシュの時間になったのではないかと思います。

※新型コロナ感染症対策として、金曜日のグループワークは、予定を変更することがあります。

また、2月は感染予防として話言葉を使わないグループワークなどを取り入れる予定です。

場面の中に潜む自動思考に気づく

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月の<認知行動療法>では、考え方のクセ(自動思考)を1つ1つ丁寧に検討していきましたが、
最終週の今日は「あるある」なストレス場面の中に潜む自動思考を見つけていく形で
全体を振り返っていきました。

場面や文脈の中で「クセがここにある!」と気づいていくエクササイズ。
より実践的に「気付く」力を育てていきました。

来週からは全体を見渡す力、総合的に考え方を柔らかくしていく力を育てていきましょう。

1月の振り返りと個別フォローアップ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、1月最後の水曜日ということで、月間の振り返りを行ないました。
今月やったこと、気づいたこと、今後に役立ちそうなこと。
各自で振り返った後、全員でシェアしていきます。
それぞれの出したキーワードにピン!ときたら、「それ、どういうこと?」と詳しく聞いてみました。

今月は、ご自分の回復のプロセスについて、実感をもって語られたことが多かったように思います。
その変化を周りの方々も感じていて、思わず拍手がでた場面もありました。
ある方が出したキーワードについて詳しく聞いてみたら、それ、私も!と、お互いの間に通じ合った感触があったり。

いつも、一番の力になるのは、経験者、お互いの言葉ですね。

個別フォローアップでは、それぞれ、今、感じていることや抱えている課題、今後へのもやもやなどを話し合いました。
抱えている事情は人それぞれ。自分のおかれている状況が、人から見ると、まったく違って見えることもあります。
毎週1回、月曜日か水曜日にありますので、ぜひ、気軽に話に来てください。

グループで語り合うことで気づくこと、1対1で丁寧に話し合うことでわかること、うまく組み合わせていきましょう。

今日の振り返りもふまえて、来週の月曜日は2月のアクションプランをたてるところから始めます。
その前にまずは、今月も頑張った自分をねぎらって。また次の一歩をすすめていきましょう。

3つの苦しい関係性

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
今月の<自己洞察ワーク>では、バウンダリー(ココロの境界線)に取り組んでいますが、
本日はココロの境界線を引けなくする 「 ブロック 」 に焦点を当てて検討していきました。

今までの人生の中で過ごしてきた様々な環境が影響して、
ココロの境界線を引くのを妨げるブロックになっていくのですが、
その中でも代表的な3つの苦しい関係性を見つめてみました。

みなさんにとって最も印象的だったのは
「相手から必要とされる必要性」(共依存)のようでした。

この共依存の関係性の傾向が強いと、
とにかく相手の役に立っていないと不安でたまらなくなってしまいます。
自分を必要以上に犠牲にしても「相手のために」とやってしまう …
気が付いているのにやらないと、強い罪悪感に襲われてしまう …
ほか、さまざまな辛さも生まれてしまいます。

3つの関係性の経験を通して自分自身を見つめ、ブロックのカラクリを理解していきました。

カラクリに気づくと、

やみくもにバウンダリーを壊す行動を止めることができるようになっていきます。
本日はそれができた方からのお話を皆で聴くこともできました。

皆の経験を分かち合えるって実りが多いですね!

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
先週に引き続き、「相手の長い愚痴を途中で切り上げる」をテーマにエクササイズしていきました。

大切なのは「上手に言うこと」ではなくて、
ココロの「チクっ」に体験的・体感的に慣れていくことの方です。
今日もアットホームな雰囲気で大笑いしながらエクササイズをわかちあっていきました。

来週もロールプレイを実施する予定です。

首こりに効果のあるポーズ

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日のヨガは全員、首が凝っているということで、そこをほぐしていきました。

何回か練習をした頭を下にするウッターナアーサナは脳を休ませ、心を穏やかにしてストレス緩和になります。

また、立った状態での前屈は上半身の重みで背中が伸び、首回りの血流が良くなります。

膝裏とハムストリングが硬い方は、膝を曲げてかまいませんので、腰に負担をあたえないよう気をつけてください。

首こりの原因は、スマートフォンやノートパソコンの普及によって、姿勢が悪くなってしまったからもあります。

長時間使用する時は、目の高さで見るように心掛けましょう。