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現実的なミラクルクエスチョン

こんにちは。南浦和駅 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、「ミラクルクエスチョン」と題して自分自身の内側にある前を向くエネルギーを受け取っていきました。

「ミラクル」という名前がついているにもかかわらず、実はとっても地に足ついたリアルに気付くワークだったりします。

ガイドの音声を聞いている間は「いやいやいやいや … ありえないでしょう、出てこないでしょう。」と思っていたのに、実際はたくさん「いま」の可能性を見いだせてびっくりした。

… そんな複数の方々のご感想をはじめ、「この感覚、忘れてた!」というお声もたくさんあがった今日でした。

 

自分が「現実」と思っている(イメージしている)現実よりも、如実に現実にあるものを見出す。

みつけたこと、思い出せたこと … もともと既に自分自身の内側にちゃ~~~んと存在しているエネルギーです☆

ゆっくりゆっくり再び歩みと共にできるといいですね。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、

美容院や友達等の会話の中でお仕事の話になった時、「これ以上この話には触れないで」をどのように表現しようか?

… という事がテーマとなりました。

休職のことをあまりおおっぴらにしたくない、その話題には触れてほしくない、深堀されたくない … そんな時、どのようなフレーズや態度で表現してみましょうか?その時に役立ちそうなマインドはどんなものかな?を皆で検討していきました。

それぞれが自分の練習したい場面を想定して、お相手にはその役になりきって、しつこい人、うるさい人、ゴリゴリ入ってくる人などなどを演じて戴き練習していきました。

誰かにとっては「普通にできる」感覚が、他の人にとっては「すごい参考になる!」 … この循環が不思議でもあり、面白さでもあったりします。

次回もロールプレイを主にやっていきましょう。

骨盤周辺を動かす

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

本日のヨガは骨盤周辺を程よく動かすポーズをしました。

骨盤まわりをパリガアーサナや、シューレース、クールマアーサナ、セツバンダアーサナなど、前後左右からまんべんなく動かしました。

上半身と下半身をつなぐ部分の血流を促すので、腰まわりのだるさ、便秘の解消、むくみなどを整えます。

日常生活で思い通りの動作ができていると思っていても、無意識に骨盤に負担をかけていることもありますので、ヨガを通して、動きやすい身体を維持していきましょう。

働く力を回復しよう!-リワークの使い方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、復職や社会復帰へ向けて「働く力を回復する」ためのリハビリのポイントを考えていきました。

休職したり、ながく仕事から離れていると、やはりどうしても様々な機能がおやすみモードに入ります。
体調を回復して、日常生活が規則正しく、無理なく過ごせるようになったら、
次は段階をおって、はたらく力を少しずつ回復していきましましょう。

自分の今の状況を知っておくこと、復職準備が整った自分をイメージすることで、現在地とゴールの確認ができます。
その間をどう埋めていくかが、皆さんそれぞれ、まったく違ったリハビリの道筋です。
プログラムに加えて、個別フォローも活用しながら、このオリジナルな道を歩んでいきましょう。

後半では、それぞれの休職経験を、視点を広げて振り返ってみました。
仕事だけでなく、プライベートの状況、大きな出来事、日々の環境など、様々なストレスは足し算になって聞いてきます。
すこし手間はかかりますが、全体を振り返ることで、新しい視点がもてるようになります。

ハードなワークだった!という感想もありましたが、それなりの収穫はあったようでした。
何より、そのハードなワークをやりとげた皆さんの充実感(と疲労感)が感じられた一日でした。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方々の疑問や不安に対して、既に復職された方々が経験を振り返ってアドバイスをしたり、復職者が復職してから現在までのコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合うグループです。

今日はまず、“復職したときに、誰にどこまで自分の休職の理由や症状などを話すか” が話題になりました。

復職したら思っていたよりも周りが気遣ってくれて安心した。どのように伝わっているかわからないが、様子を見て必要な人に言おうと思う。親しい同僚、信頼できる人には言っておく。ときどき休むこともあるので、同じチームの人には言っておいた方がいいなど、様々な意見が出ました。また、上司と定期的に面談の機会を持って、コンディションや思っていることを伝える、体調が悪いときには早めに伝えておくことも大事だと確認しました。

休職前は毎日仕事に行くことが当たり前だと思っていたが、復職後は毎日仕事に行くことが最初の目標となった。みなさんが、毎日仕事に行けるように心掛けていることやリラックス方法は?寝不足だと体調不良になるので睡眠時間を確保するようにしている、通勤時間に音楽やラジオを聴いてリラックスする、帰宅したらすぐに寝て、朝早く起きて家事をしたりお風呂に入るなど、様々な工夫が挙げられました。

また、睡眠薬や服薬についても意見を出し合いました。眠れなさそうなときに、睡眠導入剤を使ったら眠れて朝スッキリと目覚めた。服薬に対して不安や罪悪感があったが、必要な時に使えばよいと思えた。自分で気分のコントロールをするのは難しい。服薬によって順応できるなら上手に付き合っていけばよい。Drと自分に合う薬を探していくのも大切と、服薬に対する考え方もそれぞれでした。

リワークフォローアップは、少人数でじっくりと自分の話ができて、他の参加者の話も聞けると感想をいただいています。みなさんのご参加をお待ちしています。

自己理解★苦手な人への対処法

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日のリワークのテーマは『自己理解(私はわたし)』『苦手な人への対処法』です。

「自己理解、私はわたし」では、今の自分と子供のころの自分が思う「私」を考え検討しました。

外面的な要素と内面的な要素、そして否定と肯定、客観的事実などに分類し、時とともに変化する自分への印象を比較する事で自己理解を深めていきました。

子供の頃の方が、感情表現が豊かだったという方もいれば、その逆の方もいました。

「自分が短所だと思っていたことが、長所にもなると気づいた」などの感想がありました。

 

午後のグループワークでは「苦手な人への対処法」として、深刻になりすぎないために、苦手な人をキャラクター化してみました。

まずは、自分が苦手とするタイプを3つの中から選ぶ、またはそれ以外の人物を思い出してもらい、その特徴を捉えていきます。

次に、個々に想起した苦手なタイプを持ち寄り、グループになって最強のキャラクターを皆で考えてみました。

皆の意見を持ちよるため、十分な話し合いが不可欠でしたが、笑いながら作業を進めることができました。

「苦手な人をキャラクター化したことで気が楽になった」などの感想がありました。

 

今後も苦手な人と遭遇した際に、ここで考えたキャラクターを思い出して、深刻になりすぎないようにしてもらえたら嬉しいです。

 

 

金曜日のグループワークは、楽しみながらコミュニケーション力を高めたり、練習したりする時間です。

気軽に参加してみてくださいね。

強い人・キツい人が怖い

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、ケーススタディの一環として「強い人・キツい人」への自分のあり方を振り返っていきました。

相手側の自覚/無自覚問わず、圧を感じずにはいられない状況の中で、どうココロの距離をとり客観的視点をつけていくか、具体的に皆で検討しました。

一人きりで向き合うと…辛いですよね。でも今日は大勢の仲間達と守られている空間だったから、遠巻きに、かつ客観的に振り返ることができた、というご感想も散見されました。グループの醍醐味でした!

自分の素の反応を否定することなく、相手軸 → 自分軸に戻っていく「きっかけ」の気付きを複数身に着けていけるといいですね。

自分を尊重するコミュニケーション-アサーションとは

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

11月の水曜日は、一か月かけて「アサーション」に取り組んでいきます。

「アサーション」は日本語にするのがなかなか難しい言葉なのですが、「さわやかな自己表現」とも呼ばれています。
自分のことも、相手のことも犠牲にせず、円滑な対人関係をはぐくむのに大切な視点です。

今日は、自分のコミュニケーションのタイプを知ることから始めました。
振り返ってみると、攻撃的な行動、受け身的な行動をとることがどうしても多くなります。
アサーティブであることで、決して、問題や悩みがなくなるわけではなりません。
率直にコミュニケーションをしていくために、かえって葛藤を引き起こすこともあります。
ですから、アサーティブであることも、そうしないことも、自分の自由意思で選ぶことができます。

お互いの大切なものを伝え合い、合意を目指して話し合うプロセスも体験してみました。
そのなかで、アサーティブに行動することの難しさ、それでも、率直に心を開くことで得られる気づきなど、実感できたようです。

まず、自分を大切にすることからアサーションは始まります。
次回は、そのための考え方を理解していきたいと思います。

卒業発表と11月のアクションプラン

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、急遽の追加で、復職間近の方が卒業発表をしてくださいました。
時系列に沿って、ご自身の経緯やそのときの状況、気持ちなど、とても分かりやすく、率直に伝えてくださいました。
「共感の嵐」が吹き荒れていましたね!

そのあとは、11月のスタートということで、11月のアクションプランを考えました。
復職や転職、社会復帰にむけて、自分のコンディションがどのくらい整ってきているのか、を定期的に振り返ってみましょう。

まず「復職準備チェックリスト」を使って、働く力として回復しておきたいポイントをふりかえってみます。

先月や、休職し始めた頃と比べて、どんなことがよくなってきているだろうか、ここが大切!
それと同時に、もう少し強化していきたいこともわかってきます。

こうして現在地を把握したら、今月は何をやっていこうか、プランをたてましょう。
できるだけ具体的に、できるだけ小さい行動を目標に。
「できた!」という実感を積み重ねることで、循環を作っていきましょう。

 

 

効果的な人への頼み方★ディベート

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日のリワークのテーマは『効果的な人への頼み方』『ディベート』です。

職場では、業務を進めていく際に、人に頼み事をしないといけない場面が多く出てきます。

でも、人に頼み事をすることに多くの人が抵抗感をおぼえますよね。

そこで、頼み事をする側にも受ける側にも多くのメリットがあることを振り返り、「気まずさ」は本当なのだろうか?そこから考えていきました。

実は、思っている以上に人は親切にしたいものだということが見えてきます。

互いの認知の落差に気づき、双方にとってより良いコミュニケーションとは何かを学びました。

「頼む時のハードルが下がった」「頼む相手のメリットを考えたことがなかった」「テクニックだけでなく、考え方そのものを振り返ることができて腑に落ちた」などの感想がありました。

 

午後のディベートでは、いくつかのテーマから2つ選んで議論しました。

1:「男女の友情は成立するか否か」

2:「日本の国民食はカレーかラーメンか」の2つです。

1:では否定派と肯定派、審判に分かれ、2:ではカレー派とラーメン派、審判に分かれました。

互い主張を交わし、個人的な考えや嗜好とは関係なく、どれだけ説得力のある主張ができているかで勝敗が決まります。

自分がどのグループに入るかは、クジ引きで決めたため、本来はラーメン派の人がカレー派になり、ラーメンへの愛を押し殺しながらカレーを見事に主張する場面がありました。その逆も然りです。

「職場での会議を思い出して緊張したが、その緊張感を乗り越える機会になると思った」との感想がありました。

全体の雰囲気としては議題そのものが軽めだったこともあり、笑いのある楽しい時間になりました。

金曜日のグループワークは、楽しみながらコミュニケーション力を高めたり、練習したりする時間です。

気軽に参加してみてくださいね。

大きな力と小さなこと

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月の<認知行動療法>では、行動に焦点をあてた「問題解決法」に取り組んでいきましたが最終週の今日は、前回の「ぶーたれ大合戦」(ブロック)の後半部分の検討と、実際に1本デモンストレーションを皆でやっていきながら、箇所箇所のポイントをおさらいしていきました。

テキストで「ここはポイントだな」とマーカーを引いているのと、実際にやってみて「ほら!こういう所だよ☆」とポイントに気づいていくのは、やはりリアル感と活用感が違ってきますよね。実際にやってみて「ああ、こういうことか」と理解できることも多かったようでした。

今日は特に「小さくする」ってこういうことなんだ。 … ということ、小さくすることの大切さを得られたご感想が目立ちました。

今回はたくさんの「ぶーたれ」(ブロック)の存在と向き合ってみて、そこにある宝をどう発掘していくかを検討していきました。大きな力の源は意外なくらい・皆さんにとっては想定外レベルの小さい動きが要になっていること、そして今までそこをいかに鮮やかにスルーしてきていたことをいつもよりも体感していただけたように思います。

どうぞ感じ取れた感覚を大切に育てていけますように … ☆

今日のデモンストレーションで登場した問題は「ダイエットできない!」でした。

「天の声」達からはたくさんのアイデアをが出てきましたね♪