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背中のこりをほぐす

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

本日のヨガは、リクエストがあり背中のこりをほぐすことをメインに行いました。

ヨガをすると、頭がすっきりしたり、心がほぐれると感じるのは、自律神経のバランスが整い、不要な緊張がなくなるからです。

自律神経は背骨の周りに通っているので、背中の筋肉が固まると、自律神経もうまく機能できません。

背骨やその周りの筋肉が緩むことで、自律神経の働きが活発になり、心身が健康になっていきます。

背中のこりを感じたのであれば、今日行ったヨガのポーズなどをとりいれ、ほぐしてあけてください。

忙しいときは、自分が気持ちの良いポーズのみで大丈夫です。

HSP*8つのOKを受け取ろう

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の自己洞察では、バウンダリー(ココロの境界線)との関連が強いHSP(Highly Sensitive Person / 繊細過ぎる人 傷つきやすい人)について検討する2週目でした。

HSP傾向が強いと、目に入ってくる、ココロに入ってくる情報があまりに多すぎる為、更に半自動的にそれらに対応・対処しなくちゃ!となってしまっている為、ものすごく疲れる・「~しなくちゃ」の気持ちと理想に現実の行動が追いついていかず、自分を責めてしまいすぎます … 。辛いですよね。

人の気持ちを察してしまいすぎるばかりに、ココロの境界線がまるで網戸のように脆くなって「あるように見えるけど、いやいや、実際はあっちとこっちをいったりきたり」状態になって苦しくなってしまいます。

本日は、{~~~していいんだよ」と境界線が健全に作られているとできる「OK」を皆で検討していきました。

そもそも「いい」ということ自体を知らなかった・気付かなった・自分の世界にはなかった … という反応もやはり今回もありました。

目からウロコだった。びっくりした … ご感想にあったコメントに触れる度、今まで本当に辛かっただろうな、と思いを馳せずにはいられません。

来週・再来週と、バウンダリーを育てるために大切なことの1つ、また、HSPにも関連の深い「自己肯定感を育てる」をテーマにした後、再び、HSP傾向の強い方々が直面しているしんどい場面について具体的に検討していきましょう。

午後のソーシャルスキルアップでは、「自分以外の(組織的な)要因が強い場合」を検討していきました。

これもまたバウンダリーのテーマも含まれていましたね。

・自分ができることをやり尽くしていることを客観的に確認することの大切さ(肯定的な意味で)

・タイミングを選ぶことの有効性

・全体を見渡して、一旦とめてみることの有効性(エコと効率の良さ、しなやかさ / 諦めるのとは全く違う)

今回の「センススキル」も、さまざまな場面で活用することができそうでした。

 

来週はワイワイとロープレ中心にやっていく予定です。

10月のアクションプランをたてよう

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、10月のスタートということで、10月のアクションプランを考えました。
復職や転職、社会復帰にむけて、自分のコンディションがどのくらい整ってきているのかを定期的に振り返ってみましょう。

まず「復職準備チェックリスト」を使って、働く力として回復しておきたいポイントをふりかえってみます。

先月や、休職し始めた頃と比べて、どんなことがよくなってきているだろうか、ここが大切!
それと同時に、もう少し強化していきたいこともわかってきます。

こうして現在地を把握したら、今月は何をやっていこうか、プランをたてましょう。
できるだけ具体的に、できるだけ小さい行動を目標に。
「できる」という実感を積み重ねることで、循環を作っていきましょう。

小グループに分かれて、他の参加者の方と話し始めると、時間がたつのもあっという間です。
自然に笑顔になったり、新しいアイディアに驚いたり、コミュニけーションが楽しめるのは、回復のサインかもしれません。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方々の疑問や不安に対して、既に復職された方々が経験を振り返ってアドバイスをしたり、復職者が復職してから現在までのコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合うグループです。

今日は復職された方々の振り返りを中心に行いました。

朝のコンディショニングチェックでは、身体が疲れているなと感じる程度でしたが、最近の出来事を振り返るうちに、人間関係や職場環境によって、少しずつストレスが溜まっているかも…と気づきがありました。

色々細かく言ってくる人への対応はどうしたらよいのか?

自分の意見はどこまで言ってもよいのか?

同僚からの個人的な質問にはどこまで答えればよいのか?

などなど、職場の人間関係は悩むことが多いですね。

細かく言ってくる人は「嫌だな」と思うよりも、細かいことが気になる人、きっと繊細さん(HSP)かもしれない。良く気づく人だなぁと感心してみるのはどうでしょうか。

おかしいと思うこと、責められる必要がないことに対しては、自分の意見を言ってもよいのでは?ただし、感情的にならずに、相手の言ったこと、したことの事実に対して、自分はこうしたいと前向きな意見であれば相手も受け入れやすいと思われます。

また、個人的な質問に対しては、ときには曖昧に濁すということも必要です。ここまでは答えるけど、ここからは聞かないでほしいという境界線(バウンダリー)を引くことが自分を守るために大切です。

参加者からは、以前より「まあいいか」と思えることが増えている、バウンダリー、アサーション、認知行動療法など、リワークで学んだことが自然と身についていると、リワークの成果がうかがえました。

身体の疲れは分かりやすいですが、心の疲れは気づきにくいものです。ときどき心身の声に耳を傾けて、毎日頑張っている身体と心を労わってください。

職場のLGBTQ

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

今日のリワークのテーマは『職場のLGBTQ』です。

 

「職場のLGBTQ」では、身体の性と心の性を考えたり、職場内の対応について学んだりしながら他者理解を深めました。

まずセクシャルマイノリティーの種類について確認し、身体の性(男性、女性、どちらでもないのどれか)性自認(自分の心は、男性、女性、どちらでもないのどれか)、性指向(恋愛感情の対象は男性、女性、両方または恋愛感情が全くない)性表現(見た目は男性、女性、どちらでもないのどれか)この違いに個人差があることを確認しました。

職場のLGBT(Q)層に該当する人は、「左利きの人の割合とほぼ同じ」と言われています。

そのような中で、職場における職場のLGBT(Q)層の採用面接から福利厚生までの困難さについて学び、また、実際の対応について考えました。

皆さんには、自分の性自認や性指向などについて考えてもらいましたが、人それぞれ細かい点で違いがあり、自分の性指向についてマイノリティなのではないかと疑ったことがある、など、自分について語れる方のみ、自己開示してもらいました。(任意の開示ですので安心してください)。

 

性の多様性を認めようという動きのある一方で、まだ理解がされていない点も多くあり、それによってメンタルヘルスに問題を抱えてしまう方もいます。

他者への理解を深め、暮らしやすい環境をつくり上げていきたいものです。

 

「考え方のくせも根深い」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、先週のデモンストレーションを踏まえ、「認知再構成法」のおさらいをしつつ、今度は自分自身のケースで実践的に取り組んでみました。

考え方がなかなか広がらない …
どこがツッコミをどころか分からない …
この考えに手の入れ様なんて全然ないのではないか …

そんな状態から、今まで皆で検討してきた典型的な 「 考え方のくせ 」 が隠れているのをひょっこり見つけてしまった瞬間、みなさんの目がまん丸大きくなりましたねぇ!
本当に自分自身ではまるで空気のように当たり前すぎてしまって、「これが絶対」「これが正解」と思っている世界の中にどれだけ入り込んでいるのかを感じられたかと思います。

スキーマとは違う くせ なのですが、それでも習慣化してしまうと … べったりになってしまいますね。

これからも、できる部分から無理なく取り組んでいきましょう。

来週からは「行動」の部分に焦点を当てて検討していきます。 う・動けない …  そのカラクリを理解して、無理なく脱却を図っていきましょう!

やる気!スイッチのありか

こんにちは。
南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、月末の水曜日ということで、前半は今月の活動の振り返りをしました。
それぞれで振り返った後、全員で話し合っていくのですが、今月も、皆さんの様々な経験をみんなで共有することができました。

ここしばらくのすがすがしさもあるのか、今月は、次のステップへ向けた皆さんの行動が加速しているようでした!
人それぞれ、タイミングはいつ来るかわかりません。
でも、それぞれのタイミングはいつも静かにやってきているように思います。

後半は、モチベーションのありかを探っていくワークを行いました。

仕事や家事をしていても、やる気の出るとき、でないとき、誰にだってあるものです。
何もしなくてもやる気は続くわけではありません。自分で補給していかなくては、いつか枯渇してしまいます。

これまでの経験で、やる気が出たとき、やる気がなかったけど持ちこたえていた時、なにがあったでしょう?
他の方々とゆっくり話し合うことで、自分のこともよく見えてくるようです。

 

HSPから自分を守ろう

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

9月10月の<自己洞察ワーク>では、バウンダリー(ココロの境界線)について取り組んでいます。

その中でも今週は、とりわけココロの境界線と強い関連があるHSPについて検討していきました。

HSPとは、Highly Sensitive Person … とても繊細な人、とても敏感な人。それゆえに、人よりもたくさんの情報が入ってきてしまいます。

細かなことに気が付きすぎてしまう、些細な刺激・微細な刺激にも反応してしまう、半自動的に対応作業で動いてしまう …

ストレスも量産してしまうのです。

今日はHSPの土台となる特徴について理解をし、その中で典型的なあんなケース、こんなケース … と触れていきました。

以前からHSPに興味があって(自覚がうっすらあって)本やネットで調べたことがあっても、生で、それもたくさんのご本人達とわかち合える機会はやはりそう滅多にはありませんよね。「やっぱり違う!」とのご感想がとても印象的でした。

 

HSPは「克服すべきもの」ではありません。大切な3つのポイントを大事にしていくことで、人生の質もぐっと変わっていくようです。

筆者「で、みなさん、いままで(ポイント)大事にしたこと、ありますか~(^-^)?」

皆さん「 ・・・・・・・・・・・(汗) 」

ですよね。そういう風に意識したこと、ない方が殆どです。

10月はこの「・・・・・・」の部分がみなさんの成長のプロセスのお話になっていく光景を目にすることになるでしょう。

この秋も皆で取り組む時間を大切にしていきたいと思います。

 

凝り固まった背骨を動かしほぐす

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

本日のヨガは、凝り固まった背骨を動かしほぐしました。

筋肉は運動などで動かさなかったり、同じ姿勢をとり続けたりすると、だんだんとこわばり、凝り固まります。

背骨・肩甲骨・股関節の動きが悪くなると、肩凝り、腰痛、むくみといった症状がでてきますが、この3点の可動域の低下の可能性もあります。

今日はこの3点、背骨・肩甲骨・股関節をじっくりほぐしました。

背骨をほぐすポーズはキャット&カウ、スフィンクスポーズ、寝たままの三日月ポーズをしました。

強みは日常にある!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、2か月かけて取り組んできたキャリアのプログラムの最後に、自分の「強み」について考えてみました。
強みと才能は切り離せませんが、才能は特別な人だけがもつ、特別な能力だと思ってはいないでしょうか?

初対面の人でも苦なく話せる、コツコツと同じ作業を繰り返せる、自分にとって当たり前のことに「強み」は潜んでいます。

強みの多い人になる必要はありません。
自分の強みを活かすこと、逆に、苦手なことは無理をしないことで、自分にあった働き方を見つけることもできるでしょう。

実は、環境によって、強みを発揮できるかは大きく違ってきます。
自分の強みを発揮できた出来事や経験を振り返った時、その背景や理由、どんな環境だったのかも合わせて思い出すと役に立ちます。
その理由や環境が、自分を活かして働ける職場に求める風土や文化につながることが多いものです。