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認知行動療法とは?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
今週から<認知行動療法>が新しい4ヵ月に向けてスタートしました。
本日は初回の初回になりますので、認知行動療法ってなんだろう? というところからスタートしました。

さまざまな誤解をクリアにしただけで、楽になった表情をされた方もいらっしゃいましたね。
背伸びしないで、自分自身のペースを大切にしながら、今シリーズもやっていきましょう!

1回1回のスポット参加だけでも、持ち帰って日常に活かせるポイントが毎回あります。
認知行動療法は「使ってナンボ」「身に着けてナンボ」ですので、身につくまでは触れる機会を増やしていけると良いでしょう。

「完璧にやらなきゃ」「やるからには最初からきっちり」 … という考え方が強くて、それらが苦しみの素になる傾向が大きい方は特に、今はそれらをちょこっと脱皮できるエクササイズチャンスの1つになるかもしれません。

今年の〇〇は今年の内に!

「あたまとココロの整理スイッチ」を本日は皆でONにしていきました。
2020年最後の1か月が有意義なものになりますように!

12月のアクションプランと「私を紹介してもらおう!」ワーク

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、12月のスタートということで、今月のアクションプランを考えました。
復職や転職、社会復帰にむけて、自分のコンディションがどのくらい整ってきているのかを定期的に振り返ってみましょう。

「復職準備チェックリスト」を使って、働く力として回復しておきたいポイントをふりかえってみます。
今月は、数か月前と状況は大きく違わないのに、自分の感じ方が大きく違っていたことに気づいた!という声もありました。
繰り返して積み重ねていくことの意味が、発揮されていましたね。
日常では、当たり前に感じていることも、ふと見返してみると、大きな違いになっていることに気がつくことがあります。
当たり前だからこそ、着実に「積み重ね」になっていることもあるのでしょう。

後半は、コミュニケーション・ワークとして、「私を紹介してもらおう!」というワークをやってみました。
その人を紹介しようと思って、相手の話を聞いていると、いろいろな発見もあります。
逆に、自分のことを伝える側なら、何をどんな風に、どこまで話そうか、「こころの窓」の開き方を調整することになります。

最後は、みんなでお互いを紹介し合って、知らない一面を大発見!
話の”内容”ではなく、”相手”に関心を向けることで、話題もどんどん広がっていくことが実感できたようです。
結局のところ、準備も、メモも、いりませんでしたね!

ココロの貯金箱

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、「ココロの貯金箱」と題して、交流分析の「ストローク」について検討していきました。

みなさんは普段どのような言葉を使っているでしょうか?

言葉には、ココロのエネルギーを養う・育てる・豊かにすることばと、逆に失う・削る・摩耗させることばの2種類に分かれます。

自分を向上させようとする時に使いがちな言葉の中にも一見ポジティブに聞こえるようで、その実、ものすごくココロのエネルギーを削ってしまう言葉(「ディスカウント」と呼ばれています)もあったりします。それらの言葉はなかなか自分では気づきにくいものなのですね。。

今日も、みなさんでディスカウントを出し合っていったのですが、大勢のブレイン(脳・あたま)で捻出しつくしても最後まで登場しなかった言葉・フレーズが今回もいくつかありました。

意外や意外、身近に耳にしたり口にだしがちなものばかりでした。

これが表面的にネガティブな言葉を使わないように意識していたとしても、皆さんが届かずにきた「盲点」!

目からウロコ、でしたね。

今日はメンタルが落ちてしまう時に、どういう思考の状態になっていくのかもお伝えし、みなさんの今までを振り返ってもいきました。

落ち込んだり、元気がなくなってしまう事が全くない人生などはありませんよね。

ですが、そのようになった時に、このトラップに気づく・意識できるかどうかは、更に大きく落ちてしまうか否かの大きな分岐点になっていく1つの要因になります。

これからもぜひぜひ意識していけるといいですね。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、「クレームを入れる」をテーマにしてみました。

言いにくいところを相手に伝える … 考えるだけでもココロのエネルギーが消耗しそうですよね。でも伝えなくちゃ状況が変わっていかないなと思う時に、どう伝えていこうかエクササイズしていきました。

今日のクレームのお題は皆の共通した相手先といえば … ここ(町田クリニックのリワーク)ですよね☆ 盛り上がりました!

ハラアーサナの練習

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

本日のヨガはハラアーサナの練習をしました。

ハラアーサナは鋤のポーズとも言います

。首や背中への負荷が大きいため、体が十分にほぐれたレッスン後半に行います。

首に負担がかかるので、首を痛めている人は、このポーズは行わないようにしましょう。

ハラアーサナがやりにくい、できない方は、お尻やハムストリングの柔軟性が足りなかったり、肩甲骨周りが硬かったり、必要な腹筋や背筋がついていなかったり、首の後ろが硬かったりなどが原因かと思います。

ハラアーサナは消化力を高めるポーズです。内臓の位置は加齢とともに下がり、これが消化力の低下につながる原因の1つと考えられています。

しかし、鋤のポーズを行うことで内臓の位置を正しい場所に戻します。

脳の疲労回復やリラックスにも良いです。

少しずつ、練習してみてください。

11月の振り返りと個別フォローアップ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、11月最後の月曜日ということで、月間の振り返りを行ないました。
今月やったこと、気づいたこと、今後に役立ちそうなこと。
各自で振り返った後、全員でシェアしていきます。

普段の私たちは、あれもこれもと思いが飛び交ってしまい、なかなか「ここ」にとどまってじっくり考えるというのは難しいものです。
自分に視点をゆっくりむけること、少しの変化もないがしろにせず、しっかり味わうことが役に立つように思います。
日々のちょっとした取り組みの積み重ねで、いつのまにか変化しているような気がします。

今日は、少人数でゆったりとシェアの時間がとれました。
それぞれが書いたキーワードをの付箋から、それどんなこと?とか、もっと詳しく聞かせてほしいとか、様々な興味が広がりました。

今月は、多くの方が「自分」に手綱を取り戻しつつある手ごたえを感じていたようです。

個別フォローアップでは、それぞれ、今、感じていることや抱えている課題、今後へのもやもやなどを話し合いました。

グループで語り合うことで気づくこと、1対1で丁寧に話し合うことでわかること、うまく組み合わせていきましょう。
来月で今年も終わります。それぞれのペースを大切に、また歩みを進めていきましょう。

自分の中の否定感情へ思いやりを向ける

自己肯定感をはばむ一番大きな感情は、実は「怒り」です。

怒りは他者に向かうものと、自分へ向かうものと二種類ありますが、後者の場合は、それが自己否定感を生み出し、どんどん自分を追い詰めていってしまうからなんですね。

 

では、どうすればいいのか?

 

ドラマセラピー では、今の自分の中にある否定感情をキャラクターとしてピックアップし、そことの対話をしていくワークを行います。なぜキャラクターとしてピックアップするのかというと、自分と同一化することを避けるためです。こうすることで、自分と、否定的な感情を別物だと認識することができます。

 

今日は、そのキャラクターをスカーフで色分けし、一つ一つの椅子に置いていきました。そして、順番に、そのキャラクターとイマジネーションを使って対話していただきました。

 

・何をそのキャラクターが言っているのか?

・本当は何を望んでいるのか?

 

もしも心の中に「ちゃんとするべきなのに、出来てないじゃない!って、声をあげているキャラクター」がいるとしたら、その子は何を求めているでしょうか?そのキャラクターが欲しいのは、「そういうこともあるよね」という共感であったり、「自分なりに出来ている部分もあるよ!」という、自分が頑張ったという事実を認めてもらうことかもしれません。

 

クリスマスプレゼントを与えてあげるように、キャラクター達に「欲しかったもの」を渡していきながら、思いやりの言葉を伝えるワークも行なっていきました。

 

自己否定感を、まったくのゼロにすることは難しいかもしれません。しかし、そこと対話を持ち、共感や思いやりを向けていくことで、負担を少なくしていくことはできます。ドラマセラピー では、それを体を使い、楽しく遊びながら実感として感じていただきます。

 

来月の12/26は、今年ラストのドラマセラピー です。初心者大歓迎!どうぞお気軽にご参加くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビジネスマナー★アートセラピー

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日のリワークのテーマは『ビジネスマナー』『アートセラピー』です。

『ビジネスマナー』では、上座・下座の位置確認や挨拶、名刺交換のポイントなどを学びました。エレベーターやタクシー内の上座はどこ?名刺交換のNG行為は?交換する順番は?などなど、いざ、聞かれると明確に答えることが難しい場面を振り返ってみました。

新人研修で習ったけれど忘れてしまっていて、思い出すいいきっかけになったと話す方もいました。

『アートセラピー』では、紙にたくさんの円を描くことで心が癒されました。

うまく描こうとか、失敗した、という感覚を捨てて、ただただ心のままに色を重ねていきます。こうした単純な動作がリラックスに繋がっていき、心を豊かにしていきます。

最後には皆の作品を鑑賞して、思うままに感想を伝えあい和やかに過ごすことができました。

 

金曜日のグループワークは、楽しみながらコミュニケーション力を高めたり、練習したりする時間です。

気軽に参加してみてくださいね。

CBT*全体を振り返る

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日は4か月にわたって取り組んできました<認知行動療法>の総まとめをしてみました。

といっても、シリーズ途中からご参加されている方も多いので、自分自身が今どんな認知の状態で、これから何を育てていけるとストレス対処力が上がっていく・必要以上にメンタルを落とさずに済んでいけるかの確認の意味合いが強い1日となりました。

他者のシェアを聞いて改めて学べるところ、気づけたこともたくさんありましたね。

<認知行動療法>で身に着けるストレス対処スキルは一生使えるものです。

ちょっとずつ、無理なく、「知ってる」→「身に着ける」へ熟成させていきましょう。

 

来週からシリーズが再び始まります。基本中の基本に戻ってリスタートです☆

 

こころの窓の開き方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、対人関係を育てていくキーワードとして「自己開示とフィードバック」について考えてみました。
対人関係は、自己開示とフィードバックを繰り返して、やりとりしているといえるでしょう。
相手との関係で自分の「こころの窓」をどのくらい開こうか加減することで調整します。

自分のことを伝えるのは結構勇気のいることで、難しいなぁと感じている人も多いものです。
逆に、相手について感じたことを率直に伝えることも、結構勇気がいることです。

日常の人間関係を振り返ってみると、自分なりのくせがあることに気づきます。
形にして書いてみることで、気づいたこともあるようでした。

自分はその人との関係をどうしたいか、あるいは、何のためにその方たちとつきあっていくのか。
自分の意思で、窓の開き方は調整してよいのです。

自分がやりやすい人と、やれそうな人と、少しずつ勇気を出してトライしてみませんか?

リフレーミング*自然体と強み

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、「自然体と強み」と題して、
リフレーミングのスキルを習得しました。

物事はニュートラル。1つの出来事や状態はさまざまな意味があったり機会となっていたりします。
また、自分自身が「弱み」と定義している部分も、じつは「事実」は 「 ニュートラル 」 。
その認知のバランスをとっていくワークを通して、自然体の中にある強みを認識していきました。

リフレーミングは、決して「ポジティブ思考」になる為や「気やすめ」ではありません。
リフレーミングそのものに対しての誤解とブロックが今日は取れた方もいらっしゃったご様子でした。

このリフレーミングの感覚は、先月に取り組んでいた 「 自己肯定感 」 を育てる上でも
非常に大切な思考のあり方の要素です。
普段からこの感覚を標準装備で持ち合わせていると、必要以上にメンタルを傷めずにすむ場面がたくさんあります。

これもまた「慣れていく」ことが大切であり、
1つ1つのエクササイズは、小さく、簡単で、とても日常的なテーマから始めていくと良いのです。
「気が付いたら … あれ?なんだか身についてる!」くらいのナチュラル感だと、
本日触れました、まさに 「 自然体 」 … この上ない強みになりますね☆

ですので、小さく! 細かく! デス。

本日は、状況リフレーミング の類に取り組みました。
小グループで分かち合うからこその気付きがたくさんあったご様子、何よりです!
これから2020年最後の1か月で、このリフレーミング感覚を育て上げていきましょう。

そして、次回、2020年最終火曜日(12/22)には 「 リフレーミング2020 」 と題して、
内容リフレーミング にも取り組んでいきます。
分かち合いと受け取りのスケールは更に大きなものに☆