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自律訓練法・異文化コミュニケーション

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

今日のリワークのテーマは『自律訓練法』と『異文化コニュニケーション』です。

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日の自律訓練法では、自律神経の働きを理解しつつ、自律訓練法のやり方などを学びました。

自宅でも気軽に行うことで自律神経が整いやすくなります。1回3分から5分程度でリラクゼーションの一環として取り入れやすい内容です。

午後のグループワーク「異文化コミュニケーション」では、異なる文化(マナー)を持つ人をそれぞれが演じ、相手の文化がどのような特徴のものだったかを考察しました。

いつもと違う自分を演じることで見えてくるものがあったようです。

参加者の皆さんは、時間が経過するごとに、自分の演じている役になりきっていけたように見えました。

「最初は演じることに抵抗があったけれど、やっていくうちに羞恥心を少し外すことができました」「役になりきって楽しかった」「明るいキャラを演じていると気分も明るくなった」との感想がありました。

 

 

少し先になりますが、8/28の実践チームワークでは、皆で新聞作りを予定しています。

午前と午後の通しですが、楽しんで作業ができるよう、内容を工夫しています。

復職に向けて、事務作業やチームとしての動きなど、職場の感覚を取り戻したい方にはぜひ参加してみてください。

by 心理師 藤田

抑うつと認知の深いつながり

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今週から再び<認知行動療法>のシリーズがスタートしました。初回の今日は 「 辛いのはなぜ?」と題して、認知と抑うつの深いつながりを理解し、認知のバランスをとっていくことの大切さを確認しました。

また、これから3ヵ月かけて取り組もうとしている認知行動療法の全体像を俯瞰もし、自分が何のためにこのストレス対処のスキルを身に着けていこうとしているのかも明確にしていきました。

 

今日のテーマにふさわしい象徴的な今日の一幕を。

「 CBT(認知行動療法)を身に着けていくと、どんな良いことがありそうか?  」のアイデアを分かち合う時に、最初はシーーーーンとしていましたが、筆者が一言「私を〇〇〇〇!」とお伝えしたら、ポンポン ポンポン勢いよく出るわ出るわ!

「自分のアイデアを発言する」ことに対してのそれぞれが内側に抱いていた定義や認知、捉え方が変わった瞬間に、「シーーーーン」が「ポンポン」にあっさりとこうして変わっていきました。もちろん、 もともと内側に既にある豊かなアイデアの量自体は「シーーン」の時も「ポンポン」の時も同じですよね。捉え方が変わると、元々自分の内側にもちゃんと持っているエネルギーの現れ方・表れ方が変わりました。その現れが、次の現れを連れてきて … み~んな出るわ出るわ状態にまで自然と変わっていきました。

1つに固まった捉え方が柔らかくなる・広がっていったその時ってどんな感覚だったでしょうか? 「あっ」と受け取り方のスペースがちょこっと広がった瞬間の感覚は  … 決して苦しさや気合ではありませんでしたね。あの瞬間の感覚とそのコツを、これから3ヵ月間みんなで体験を積み重ねながら気付き、育てていきましょう!

「自分らしく生きていけそう」 ・・・

「前向きになれそう」  ・・・

「自分へのダメだしが減る」・・・

「生きやすい。生きたいように生きられる」 ・・・

「気にしている事が少し気にならなくなる」 ・・・

「ストレスから立ち直りやすくなる」 ・・・

「ショックをやわらげる」 ・・・

「時間やエネルギーを節約できる」 ・・・

「不安に振り回されない」・・・

「蓋をして見ないようにしていた問題に客観的に向き合える」 ・・・

「他人の言動に左右されない」 ・・・

「自律神経が整いそう」 ・・・

皆さんが1つ言うたびに、皆さんがうん、うん、と頷くご様子がとても印象的でした。

 

それぞれが認知行動療法に取り組む目的は違えど、育てていきたいスキルや感覚、育てていきたいお気持ちそのものは一緒ですね。

今日は今までと場の雰囲気が違っていたことも感じた筆者でした。

これからの3ヵ月もとても楽しみです!

感情とのつきあい方

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、「こころ」「あたま」「からだ」をキーワードに、自分の感情に丁寧に気づいていこうというテーマでワークをしました。

「感情」というと?、と聞いてみると、やっかいなものだと感じている方々が多くいらっしゃいました。
でも、こころに浮かぶ思いやからだで感じる漠然とした感じは、何が起きているのかを教えてくれる、大事なサインです。

まだ名前のつかないような、ぼんやりとした「感じ」に丁寧に意識をむけて、ゆっくりとその存在を認めてあげる。
そして、その「感じ」が何を自分に訴えているか、語りかけながら聞き取っていく。

そんなワークを行ないました。

嫌いな人を思い浮かべると、それぞれにいろいろな「感じ」が生まれてきました。
それをじっくり見つめていくと、思いもかけなかった感情に気づく、という経験をした方も。

大切なこの「感じ」にふりまわされず、横において手をつないでいくようにつきあっていけると、少し楽になるかもしれません。

ココロの貯金箱

こんにちは。町田クリニック リワークのご報告です。

今日の<自己洞察>では、「ココロの貯金箱」」と題して、交流分析のストロークの概念に取り組んでいきました。

メンタルがどんどん辛くなっていった時、どんな状況が起こっていたのかを理解しながら、普段からプラスのストロークを取り入れていく大切さを確認できました。

調子が悪ければ悪い程、プラスの選別をしてしまっていた … そんな話をしている時のみなさんの「これだー!!」の表情の数々が今回もとても印象的でした。無意識にマイナスのストロークを自分に与えすぎていたことに驚いた方も多かったようです。

「いま、ココロの貯金箱はどんな感じかな?」をイメージできると、無意識に外している部分に気がついていけるかもしれませんね。

午後は<ソーシャルスキルアップマラソン>がスタートしました。

みなさんの具体的なお困り事を題材にして、どのように対処していけばよいかを皆であーでもない、こーでもないと検討していきます。

便利フレーズやソーシャルスキルのコツをちょっとずつ、ちょっとずつ、無理なく自分の引き出しとして構築していきましょう☆

来週は、事前に戴いたアンケートの中で一番多かった「忙しい人に頼めない(泣)」をテーマに取り組みます。

ねじりのポーズで内臓を刺激

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

本日のヨガは、ねじりのポーズで内臓を刺激しました。

ねじりのポーズは上半身をねじることによって、血流が一時的に圧迫され、それを解いたときに体の中に一気に血流が駆け巡って内臓を刺激し、その働きを活性化します。

内臓や血管の働きが活発になることで体にたまった悪いものを排出するデトックス効果も高めます。

夏の冷房の冷えや、冷たいもののとりすぎで内臓がおつかれのときも代謝アップのためにおすすめです。

8月のアクションプラン

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、8月のスタートということで、8月のアクションプランを考えました。
復職や転職、社会復帰にむけて、自分のコンディションがどのくらい整ってきているのか、を定期的に振り返ってみましょう。

まず「復職準備チェックリスト」を使って、働く力として回復しておきたいポイントをふりかえってみます。

先月や、休職し始めた頃と比べて、どんなことがよくなってきているだろうか、ここが大切!
それと同時に、もう少し強化していきたいこともわかってきます。

こうして現在地を把握したら、今月は何をやっていこうか、プランをたてましょう。
できるだけ具体的に、できるだけ小さい行動を目標に。
「できる」という実感を積み重ねることで、循環を作っていきましょう。

小グループに分かれて、他の参加者の方と話し合う時間もあります。
肩肘はらず、自然にやりとりできるようになってくると、お互いに楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方々の疑問や不安に対して、既に復職された方々が経験を振り返ってアドバイスをしたり、復職してから現在までのコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合うグループです。

復職前の方から、復職に対する不安や産業医面談について質問がありました。

定期的に産業医面談があり、コンディションを一緒に確認しながら復帰時期を決める場合や、人事や上司を含めて面談する場合、最後に産業医と1回だけ面談があって復帰かどうか決まる場合など、職場によって面談の進め方は異なります。復帰を考え始めたら、職場に連絡を取って面談の進め方を聞いてみるとよいでしょう。

主治医から復職のOKが出ても不安なときは、まだ復帰の時期ではない、産業医には自分を良く見せようとするのではなく、正直に自分のコンディションを話すのが大切、産業医(と職場)は働けるようになってから戻ってほしい、上手くいってほしいと思っている、面談では自分ができることとできないことを伝えておくなど、たくさんのアドバイスが得られました。

また、リワークやカウンセリングで休職に至った経緯や過去を振り返るのは、ときにはつらい作業でもある、でもそれができるようになったのは回復に向かっている、リワークで不安に向き合い対処する方法を学ぶ、とにかく焦らず復帰まで心と身体を整えていくなど、同じく不安を経験した復職後の方々から、温かい励ましの言葉がありました。リワークフォローアップならではの支え合いだと感じました。

復職前の方々からは、不安なことを話せて少し気持ちが落ち着いた、今の自分にできることをしていきたい、復職後の方々からは、日常のモヤモヤを振り返ったり、自分を客観視できた、少人数でたくさん話せた、自分の経験から参考になることを伝えたいという感想をいただきました。

復職前に、こんなことを聞いてみたい、どうやって不安を乗り越えたらいいのだろうと悩んでいる方、復職後、何だかモヤっとしている、疲れているかも、なかなかコンディションを振り返る時間が取れない方など、ぜひリワークフォローアップへ参加してみてください。

 

 

 

 

 

不安症・非言語コミュニケーション

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

本日は、午前に不安症について考え、午後に非言語コミュニケーションのグループワークを行いました。

疾病理解「不安症」では、不安障害の種類や特徴、治療法などを学びました。

午後は意図的に言葉を使わないコミュニケーションを体験してもらいました。

言葉を使わないということは、ジェスチャーで伝えたいことを表現するということです。

そして、やっているうちに雰囲気に慣れて表現も大きくなり、自然と笑い声が聞こえてきました。

そして、「脳をつかって楽しかった」 「羞恥心を少し脱ぎ捨てるこができた」などの声がありました。

 

非言語コミュニケーションワークは、伝えたいことや表現してほしいことなどを考えつつ、表現もするので正直、頭も体も非常に疲れます。

金曜日は週の終わりに近く、朝から疲れている方も多かったと思いますが、今日のワークの疲れが心地よいものとなって良い眠りの入り口になればと思います。

金曜日のグループワークやチームワークでは、知恵をしぼったり、記憶したりひらめきを大事にするなど、脳トレのような感覚で気軽に参加できるようにしています

 

また、楽しんで話し合いができるような題材を用意しています。

みなさん、ぜひご参加くださいね!

by 心理師 藤田

自分の感度の高さに気付く

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今日は、認知行動療法の「考え方を広げる・緩める」際に、HSP(Highly Sensitive Person)の観点を取り込んでみる試みをしました。

HSPってどんな人? … ココロのアンテナの感度が良すぎてしまう人。それが故に、気にしすぎてしまう・傷つきやすい等の傾向があり、それが生きづらさやストレスに繋がってしまいがちなのです。

5人に1人はこの傾向があると言われていますが、ここリワークではその割合が往々にして逆転し、5人に4人 …と毎回なります。まずは「ああ、自分だけじゃないんだ」と気づけるところからスタートしています。

今まで学んできた「考え方のクセ」や「12のヒント」以外にも、自分のアンテナの高感度さの傾向に気付き、そこから考え方の風穴をあけていく、ココロと頭(思考)のひとつの引き出しを作っていきました。

今日は認知行動療法のプログラムでしたので、HSPそのものについてはさらっと触れた程度でしたが、それでも気付きが多かったですね!

HSPについては、9月10月の<自己洞察ワーク>プログラム「バウンダリー(心の境界線)」「自己肯定感」と共に更にじっくり取り組んでいく予定です。

また、認知行動療法プログラムは、来週再びスタート地点に戻り、新しい3ヵ月のクールを迎えます。スタイルを今までと少し変えて取り組んでいきます。引き続き、しなやかさを構築していきましょう。

ココロのアンテナの感度に気付く

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今日は、認知行動療法の「考え方を広げる・緩める」際に、HSP(Highly Sensitive Person)の観点を取り込んでみる試みをしました。

HSPってどんな人? … ココロのアンテナの感度が良すぎてしまう人。それが故に、気にしすぎてしまう・傷つきやすい等の傾向があり、それが生きづらさやストレスに繋がってしまいがちなのです。

5人に1人はこの傾向があると言われていますが、ここリワークではその割合が往々にして逆転し、5人に4人 …と毎回なります。まずは「ああ、自分だけじゃないんだ」と気づけるところからスタートしています。

今まで学んできた「考え方のクセ」や「12のヒント」以外にも、自分のアンテナの高感度さの傾向に気付き、そこから考え方の風穴をあけていく、ココロと頭(思考)のひとつの引き出しを作っていきました。

今日は認知行動療法のプログラムでしたので、HSPそのものについてはさらっと触れた程度でしたが、それでも気付きが多かったですね!

HSPについては、9月10月の<自己洞察ワーク>プログラム「バウンダリー(心の境界線)」「自己肯定感」と共に更にじっくり取り組んでいく予定です。

また、認知行動療法プログラムは、来週再びスタート地点に戻り、新しい3ヵ月のクールを迎えます。スタイルを今までと少し変えて取り組んでいきます。引き続き、しなやかさを構築していきましょう。