ブログ

コミュニケーションって何だろう?

こんにちは。
南浦和クリニックのリワーク報告です。

復職・社会復帰へ向けて考えていきたい要素のひとつに「コミュニケーション」があります。
水曜日は、このコミュニケーションについて、考えていきたいと思います。

今回は、そもそも「コミュニケーション」って何だろう?とテーマにしてみました。
「コミュニケーションできた」というのは、どういう状態だと思いますか?と聞くと、「お互いにキャッチボールできたこと」「共有できたと思えたとき」「聴く・話すの体制ができていること」などの意見がありました。

また、自分のコミュニケーションの癖を振り返ってみると、「一方的に話しすぎる」「聞いてもらえないと黙ってしまう」「沈黙が嫌い」など、いくつもあがってきました。

双方向のコミュニケーションに必要なことやミス・コミュニケーションにつながる点などを実感するワークもやってみました。
同じ情報を聞いているのに、表現されたことはまったく違っていて、お互い頭の中をのぞいてみたいね!と笑いがあがります。

自分の枠組み、相手の枠組み、それぞれの存在に気づき、どんな改善ができるか、ワークをしながら実感できたようです。

 

ココロの貯金箱

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

火曜日の「自己洞察ワーク」、本日は交流分析より「ストローク」というテーマに取り組んでみました。
私達が日常活動するのに必要なココロのエネルギーについて検討し、メンタルの調子が悪くなるとどうしてネガティブな思考・ネガティブな反応が優勢になってくるのか、そのプロセスの理解を深めていきました。

プログラム終了後…感動しておりました。
今日の皆さんのご感想スリップの束こそが「宝の気付き」で満ちた貯金箱のようでした!
次回、ぜひぜひ再び宝を分かち合って、自分自身にプラスのストロークを許してあげる扉を再び開いていきましょう。

来週も引き続き、交流分析より「ストローク」、ココロの貯金箱です。
次回は自分自身にダイレクトに届けていく、プラスのストロークワークをしていきます。

今日の話は、認知行動療法の中に出てくる話ともたくさんリンクしていく部分がありました。
何度も聞きたい … というリクエストを戴きましたので、
この「ネガティブになっていくカラクリとプロセス」の理解、来週もおさらいしていきましょう!

午前中は「ココロの栄養素」のお話でしたが、午後は実物=食物の栄養素のお話「ライフスタイルチェック<食事>」でした。

バランスポーズにチャレンジ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

本日のヨガは、バランスポーズにチャレンジし、安定感を鍛えました。

立位の片足のバランスポーズは、足裏の使い方も重要です。

足裏全体に均等に体重をかけて、しっかりとマットを踏みしめるよう意識します。

そして、不安定なポーズをとると、無意識のうちに首や肩に力が入りやすいです。

緊張もまたバランスを崩す原因の一つです。

呼吸をたっぷりしながら、緊張をとりリラックスさせて行っていきましょう。

自分の呼吸に意識を向け、視線も一点集中し、チャレンジすると、グラつきもへると思います。

首こりをほぐす

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

本日のヨガは首こり効くポーズをとりいれました。

頭の重さはだいたい5キロ〜6キロあると言われています。

ですので、頭が少し前に出ている姿勢でいると、首にかかる負担はとても大きなものになります。とくに運転に集中しているときやデスクワークや、パソコンやスマホ、自分でも気が付かないうちに頭が前に出がちです。

首まわりをほぐすことは、首を正しい位置に整えることにもつながります。

ササンガアーサナ、マルジャーラアーサナ、ハラアーサナなどは、首こりにもおすすめです。

一月から第一、二、三、五週目もヨガがありますので、宜しくお願い致します。

ネイルケア・マインドフルネス瞑想・言霊グループワーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、午前にネイルケア、午後にマインドフルネス瞑想と言霊のグループワークを行うなど、リラックスを目的にした1日でした。

午前のネイルケアでは、爪のお手入れやハンドマッサージなどを通じて「無心になる時間を得られた」「手がポカポカしたりして、とても気持ち良かった」との感想がありました。

また、女性だけでなく、男性参加者もいらっしゃり新しい体験になって良かったと話されています。スベスベの綺麗な指先や良い香りのクリームに癒されながら時が過ぎました。

 

午後の瞑想では、調和的な場をつくることを意識して始めました。

日頃の疲れや緊張をほぐしながら、今の自分を感じてみました。

自然と涙が出たり、気持ちよくなって眠気がやってきたり、どちらもリラックスしている証拠です。

グループワークでは、3つのグループに分かれて行いました。

テーマになっている言霊にそって話し合うことで、共感力を養うのがねらいです。

普段は命や愛などの漠然としたテーマを取り上げてディスカッションする機会はなかなかないのではないでしょうか。

人の数だけの価値観があり、それを話し合い共有し共感する。そこに、温かい何かを感じていただければと思っています。

来月のハンドケアの日(第二金曜日)もリラックスをテーマに1日過ごせるように企画したいと思います。

 

ストレス反応への対処法を身につける

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月から毎週木曜日は認知行動療法(CBT)を実施することになりました。

今日は「認知行動療法って?」と題し、認知行動療法の全体を見渡して、これから取り組んでいくと何ができるようになるのかをイメージしていきました。また、取り組んでいく上で大切なポイントもいくつかシェアさせていただきました。

ストレスフルな状況に対して「どう考えていくか?」(認知)「どう動いていくか?」(行動)

ストレス反応への2つの対処スキルが融合された認知行動療法。

まだまだ本格的な取り組みではなかった今日のワークだけでも、みなさん様々な発見や気付きがあったご様子でした。

「目からうろこ」の反応だった方、長年辛かった想いが整理できた方もいらっしゃったようです。

これから3か月に亘って丁寧にやっていきましょう!

<拡大図>

新しく認知行動療法にご参加される方をお迎えする度に、皆で総力を挙げて 今日学んだ大切なポイントや概論をお伝えしますので(←この繰り返しがまた大きな底力となるのです!)、シリーズ途中からのご参加でも大丈夫です。

目標を立てるとき-アクションプラン

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワー報告です。

今日は、2020年水曜プログラムのスタートとして、目標を立ててみることにしました。
目標をたてるとき、どんなことに気をつけるとよいでしょうか?

できるだけ肯定的な表現を使って、実現したいイメージを脳に送ります。
否定的な表現が浮かんできたら、それを反転させて表現を変えてみましょう。

今回は、リワークでの目標を5つの領域で具体的に書き出してみました。
それぞれ、リワークを通して何を手に入れたいか、具体的にイメージできたようです。

許し受け取るマインドマップ2020

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は2020年リワーク初日ということもあり、年初恒例の「許し受け取るマインドマップ2020」を実施いたしました。
みなさん無意識に自分自身にかけているブロックや、「やりたい」と「やらねば」がすり替わってしまっていること等、描きながら気が付いたことがたくさんありました。
描いているうちに「ああ、自分は〇〇を大切にしたいと思っているのだなぁ。」とご自身の深みに触れられた方が一番多かったでしょうか。

初めて実施する方々は最初は戸惑っておられましたが、次第に集中して夢中で描いている様子がとても印象的でした。

ささっと軽やかに描き上げる。
しばらく白い紙のままじーーーーーーっくり自分と向き合って最初に描く一言。
どちらの姿も素晴らしかったです。

みなさんの姿を目にしつつ、描かれる想いの数々と共に、2020年を一緒にここで過ごしていこうとジ~ンとしていたひと時でした。

リセットヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

本日のヨガはお正月のたるみをリセットヨガをしました。

まずは、腹式呼吸です。

腹式呼吸は、自律神経を整えたり、便秘にも効果があると言われています。乱れた食生活で疲れ気味の心身をリフレッシュしました。

そして、ねじりのポーズ、アルダマッツェンドラアーサナで、内臓にも刺激を伝えて老廃物の排出を促しました。

年末年始は、運動不足の上に暴飲暴食を繰り返していると体の感覚が麻痺してしまいます。

ヨガをする事で、本来の自分の身体の状態を取り戻していきましょう。

今年も宜しくお願い致します。

ADHDの薬物治療~コンサータ、ビバンセによる児童期・思春期からの早期治療の有効性~

皆様こんにちは。南浦和駅前町田クリニックです。

【厚労省】「コンサータ錠」の処方や流通対策を指示

上記の記事にもありますように、コンサータ及び新規発売薬のビバンセが、流通規制されることになりました。これまでコンサータを服用されてきた方にとっては一定の猶予期間がありますが、いずれは氏名等を医療機関と薬局にて登録の上、診断・処方を受けるたびにIDカードを毎回提示する必要が出てきます。

ADHDの正しい診断・検査・治療が行のために万全の体制がとられるのは良いことと思いますが、これにより患者さんが不利益を被ることのないよう留意して参りたいと思います。当院でも、新体制に対応するべく現在準備を進めております。

~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪

さて今日はコンサータ錠(メチルフェニデート徐放錠)に代表される中枢刺激薬による物質(アルコールやタバコ・薬物)乱用依存リスクについて、「むしろ中枢刺激薬を使うと物質依存リスクや反社会性リスクを減らせるかもしれない」というベネフィットの方向から考えてみたいと思います。

そもそもADHD患者さんは、不安障害や気分障害にくわえて、物質使用障害の併存リスクが一般人口と比較して高いと一般的には言われています。

しかしあるメタ解析研究(総患者数は、中枢刺激薬治療群が674人、非薬物治療群が360人)では、児童期に中枢刺激薬による治療を行うことで将来の物質乱用依存リスクを約2分の1に軽減すると言われています。

また別の前向き研究(6~18歳のADD HD患者114人を前向きに5年間追跡)でも、中枢刺激薬治療群では中枢刺激薬以外の治療群と比較して有意に物質使用とニコチン依存の頻度が少なかったという結果がでています。以上より、中枢刺激薬を早い時期に服用したほうが将来の依存リスクを軽減する可能性があります。

他にも、児童期にメチルフェニデートを投与したADHD患者176人について思春期後期および成人期まで追跡したところ、治療開始年齢が6~7歳と早い群では治療開始が8~12歳と遅い群よりも、将来の薬物乱用および反社会的パーソナリティ障害の発現が有意に低いことを報告した論文があります。

このように、中枢刺激薬を適切に児童期に用いることでADHD患者さんの依存性物質への保護的な作用をもたらすことから、ADHD児童においてはメチルフェニデートの徐放錠の作用は依存リスクとして考えるよりも物質依存/2次障害を予防しうるベネフィットとも考えられるのです。

~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪

当院では年齢にかかわらず、ADHDと診断された患者さんとともに、今ベストな選択は何なのか、それが薬物治療であるとしたらどんな薬物なのか、どのような服用方法が好ましいのか、などについてお子さんや親御さんの考え方を十分に組み入れてご相談に応じています。

もちろんADHDに限らず、気分障害圏、不安障害圏など様々な方のお薬のご相談を承っております。お困り事がありましたらお気軽にご相談くださいね。