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自己肯定感の育て方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
自己肯定感をアップさせるためにできることをいろいろなカテゴリーから
検討していきました。

まずは「ブレーキ」になっている「自己肯定感に関する誤解」を理解して
そこから自分自身を解放していくことからスタート。

その上で毎日の生活の中で積み上げていくものは
決して大きなこと、ヘビーなこと、すごく面倒くさいこと、1つに時間がかかることではありませんでしたね。

実は シンプル。

なんだかんだ理由をつけて
自己肯定感がアップするようなことを習慣化させていない、やっていない。

くだらなーい
それっぽっちで
取るに足らない

と、誤解からのイメージでずっとスルーしてきたことだったのですね。

たくさんあったアイテムの中から
まずは1つやってみようかな。
そこから始めてみてはいかがでしょうか。

ストレスとのつきあい方を広げよう!コーピングとレジリエンス

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

2月の月曜日は「再発予防」について考える一か月でした。
今日のキーワードは「レジリエンス」と「コーピング」です。

ストレスがかかったり、思いがけないできごとが起こったりしたとき、
私たちは回復するために何ができるでしょうか?

ストレスがかかっても、しなやかに受け止めて、自分の中にある力を発揮していけるのがレジリエンスです。

レジリエンスの5つの要素をチェックすると、自分がすでにもっているリソースがわかってきました。
私たちの中には、すでに「回復する力」があります。
その経験を、これまでにも何度も、何度も、積み重ねてきている自分の可能性をまず、自分が信じてみましょう。

後半は、ストレスを感じた時の「あるある」から、コーピングのアイディアを広げていきました。
いくつかのグループに分かれて話したのですが、本当にたくさんのアイディアが出ました!
メモがわりに使った模造紙には、カラフルなアイディアがあふれました。
今日は「最終兵器」としてコーピングカードも投入して、自分では思いもつかないアイディアも広げられました。
コーピングリストは100が目標です。
今日は、たくさんのアイディアを持ち帰られた方が多く、やりたい気持ちでいっぱい!という感想も聞かれました。

来月は、皆さんそれぞれのリハビリのポイントを絞り込んでいきましょう!
ストレスの原因は人それぞれ、これまでの経緯も人それぞれ。
自分なりの理解が”キモ”になります。ご一緒に、無理なく取り組んでいきましょう。

★2/29(木)は予定通り卒業発表があります!★

町田クリニック リワークプログラムからご案内です。

★卒業発表★ 今月は予定通り、開催します!

2月29(木)午後です!

復職が決まった方から、ご自身の経験をうかがえる貴重な機会です。
ぜひ、ご参加ください!

個別フォローは卒業発表の後に行います。
開始時間が遅くなること、お一人の時間が限られることをご了承ください。

よろしくお願いします。

★2月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど
復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど
自己洞察ワークソーシャルスキルアップヨガ

水曜: 認知行動療法・個別プログラムなど
認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

木曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど
コミュニケーション

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど
実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

気軽に認知を広げてみる

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、3種類のワークシートの中から自分が一番使いやすいシートを選んで認知再構成法のワークをやっていきました。
お時間かけてじっくり取り組むシート、もうちょっとシンプルな伝統的なシート、毎日使えるカジュアルなシート、
それぞれの良さを確認してながら、一番しっくりするスタイルを探しました。
まるでお見合い、でしたね。

いつものことではありますが、最後の合同シェアの時には
いろいろな「今日の気づき」が飛び交いました。
「今の自分と等身大」なできること・明日の自分に直結するような気づき などなど

決して背伸びをしない、理想を追わない、
今の自分ができる範囲で考え方が柔らかくなることが大切でしたね。

本日は臨床での様子をお伝えしながら
いかにカジュアルに気楽にやっていくか、もお届けしました。
習慣にしていけることを大切にしていきましょう。

自己価値設定に気づく

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
自己肯定感について取り組みました。

自己肯定感についての「誤解あるある」を共有すると
今までずっとその誤解の基準を元に生きてきたと振り返る方が
今回も多いこと、多いこと。。

誤解の落とし穴にこれ以上ハマっていかないように
自己肯定感について「樹」をイメージしながら理解を深めました。

「樹を育てたいのであれば、
 お水をあげるのは どこにだっけ?」
思い出していきましょうね。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職後のコンディションや働き方を確認したり、みなさんで意見を出してフォローし合う時間です。

今日の話題は、

・忙しい職場での働き方の見直し

・面倒さをどう捉えるか

・薬の効果を感じられるのはどんなときか

・復職のタイミング、リワークへの参加の仕方

などでした。

休職中の方へは、同じ経験をした方々からの具体的なアドバイスが参考になりました。

また、復職してからもそれぞれ悩みを抱えていることが分かりました。

みなさんからの感想は、

・いろいろな意見やアドバイスがいただけて有意義だった。自分もヒントになることを提供できたら良いなと思いました

・日頃の疲れをリワークで話すことができて良かった

・みなさん復職後に試行錯誤されて頑張っていて、具体的な話が聞けて勉強になった

 

リワークフォローアップは、休職されている方と復職された方がお互いに話せる貴重な機会です。

ぜひ参加してみてください。

不登校と睡眠障害について

みなさん、こんにちは。さいたま市の南浦和駅から徒歩1分の南浦和駅前町田クリニックです。

近年、小・中学校の不登校児童は増え続け、厚労省にデータによると令和4年度には29万余りに達したとされ、不登校に至ったきっかけ・原因として最も多いものが「無気力・不安」で49%、次いで「生活リズムの乱れ、あそび、非行」で13%となっています。

また不登校になる子どもの多くに睡眠障害が合併していると言われています。

睡眠障害の中で最も多いのが、睡眠覚醒リズムが後ろにずれていく「睡眠相後退症候群」です。初めは「夜スムーズに眠れない、朝起きるのがつらい」、「学校に行くのがぎりぎり、または少し遅刻してしまう」程度であっても、不登校が長期化するにつれ「昼夜逆転してしまい家族が起きている日中に寝て、家族が寝ている夜に起きだしてくる」「家族と全く会話がない」という状態になってしまうこともあります。

その背景には、発達特性や思春期に発症する精神疾患が隠れていることもありますが、環境要因として「ゲームやスマホへの依存」が関わっていることも少なくありません。

睡眠は子どもの健全な成長と脳の発育にとって重要なものですから、良い睡眠覚醒リズムを取り戻すことは、勉強の遅れを取り戻すと同じ、あるいはそれ以上に重要なことと言えるかもしれません。

改善方法としては、①寝る前にスマホやパソコンを見ない ②午前中に起きて日の光をあびる(ガラス窓越しのひなたぼっこでも効果があります)③睡眠の記録をつけて睡眠リズムを可視化してみる ④睡眠覚醒リズムを取り戻すのに効果のある軽めのお薬を使う 等の方法があります。

睡眠リズムの改善は、簡単なようで意外に難しいこともありますので、ご家族、学校の先生や医院のスタッフとチームを組んで取り組んでみるのもお勧めです。睡眠表を書いて誰かにみせることを習慣にするだけで、一定程度改善することも少なくありません。当院では不登校や睡眠障害のご相談も受け付けております。お一人で悩まずにぜひお気軽にご相談くださいね。

月に1度のなんでもとーく

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークデイケアのご報告です。

今日は月に1度の「なんでもとーく」の日でした。
比較的少ない人数で本当にいろいろなテーマからお話をしています。

自分とは一見関係なさそうなジャンルの話でも
自分にも役立てることができそうな発見や気づきがあるのが本当に不思議ですね。

復職後のペースづくり、大切なことを思い出すためにご利用されている方もいらっしゃいます。
日々の煩雑さに流されても、ときどきは「自分」を思い出す時間。
自分自身に与えていきましょうね。

許しの心理学★非言語コミュニケーション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です

 

「自分を許すとは?」では、自分を許せなくなる背景を考え、その捉え方について考えました。

「自分は何をやってもダメなんだ」「人の期待に応えることができなくて情けない」などなど、自分を責め立てる、自分にとってはなじみの言葉を大事に抱えていないでしょうか。

変わりたい、幸せにりたいと言っているのに、とっている行動は自分を責め続けること・・・

そんな自分を許していく一歩について話していきました。

 

午後は意図的に言葉を使わないコミュニケーションを体験してもらいました。

言葉を使わないということは、ジェスチャーで伝えたいことを表現するということです。

多くの参加者が、表現することは少し恥ずかしい、緊張するなどの思いを抱えながら参加しますが、段々と表現することに夢中になっていきます。そして最後には表現することの楽しさを味わうことになるでしょう。

 

 

非言語コミュニケーションワークは、伝えたいことや表現してほしいことなどを考えつつ自身も表現者として参加するので、正直、頭も体も非常に疲れます。

しかし全身で自己表現したことで、適度に汗をかき気持ちが前向きになった方もいたようです。

 

 

 

 

 

 

※グループワークは、参加人数によって内容が変更する場合があります。