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CBT*何でもかんでも自分が悪い

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
毎週火曜日実施の<認知行動療法>、11-12月は「考え方のクセ」に取り組んでいます。

今週は「自己関連付け」を検討しました。メンタルの調子が悪い時ほど、それって私が〇〇したから?私のせい?と必要以上に思ってしまいます。

ネガティブにネガティブに考えてしまうそのカラクリもお話しながら、皆でバランスのある考え方を見出していきました。たった1つの自動思考でも、可能性として7つも8つも違った捉え方があるものですね。

自己関連付けもまた100%悪者でもありません。その恩恵も確認しながら、不都合になっていく「境界」はどんな感覚になった時なのかを意識付けしていきました。

さて、来週は

2018年最後の火曜日。ファイナル恒例の 「 リフレーミング2018」を実施します。去年これを実施した時、「これを毎年続けられたら、1年1年1つ1つ進んでるって感じがするから卒業しても続けたい 」 とシェアされた言葉がとても印象的でした。

今年もやりましょう!1年の締めくくりに☆

午後は第3週目恒例の<>でした。

  

みなさんそれぞれのテーマで自分にとって必要な色に繋がっていきました。

自己表現を楽しむ(12月)

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

月・木のリワークの中で、月に1回「自己表現を楽しむ」というプログラムを行っています。

コミュニケーションを通して「やってみること自体が前向き」「みんな違ってそれでいい」「自己表現って楽しい」などなど、新しい心の習慣作りにつながったらと思っています。

午前中は、ボイス・トレーニングということで、表情と発声のコツをお伝えしました。そのあと、いろんな感情表現を試してみました。

午後は、ドラマセラピーの1つ、プレイバックの手法を用いてボディ・ランゲージも含めた自己表現を試しました。

ワークを通して、本当に人それぞれ自己表現って違うんだなということが実感できます。そして、それぞれの自己表現に刺激されて、みなさんの自己表現がだんだん豊かになってきていました。今日は皆さんの変化・成長を目の当たりにできた一日でした。

新たに12月よりドラマセラピーが始まりました。

12月からドラマセラピー(土曜日)がスタートしました。

ドラマセラピーというのは、演劇の手法やワークを取り入れたセラピーです。

演劇というと「うまく演じることができなかったらどうしよう」と思われるかもしれませんが、劇はあくまで入り口として使っていくので、演技の上手い下手は全く問題ではありません。

それよりも、その役をやったり劇の中で何に気づいたのか?という部分の方が大事なんですね。

まず最初は「今日よばれたい名前」を決め、簡単な「マイポーズ」を披露。

それからフルーツバスケットやジェスチャーゲームなど行いました。

その後、袋に入れた役柄を書いたカードをひいてもらい、他の参加者には見えないように「〇〇役」としてインタビューに答えるというワークをしました。

袋から引かれたカードは、大金持ち、コメディアン、歌手などなど、、、

それぞれが役になって、インタビューで聞かれた質問に対して答えていきます。

当然、適当に思いついたことをポンポンと言っていくのですが、これが何ともおかしくって、、、

ところどころ大笑いがでました!

終了後、「普段なら言えないことを口に出せて、すごく気持ちよかったです」というご感想も出て、とても嬉しかったです。

私たちの中にある様々な可能性や気づかなかった自分の力を、ドラマセラピーを通じて今後どんどん発見していっていただければと思います。

次回は1月26日の土曜日です。

皆様に会えることを楽しみにしてお待ちしています。

 

 

 

 

 

 

論理療法~イラショナルビリーフからラショナルビリーフへ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、論理療法について行いました。

まず、論理療法の原理について見直し、ビリーフが感情や行動を生みだすことを確認いたしました。

ビリーフにはイラショナルビリーフとラショナルビリーフがあります。健康的な感情・行動につながるためには、イラショナルビリーフをラショナルビリーフに変えることとなります。その際に、イラショナルビリーフを論理性、経験主義、実用性の観点から見直していくことについて、確認をいたしました。

本日は、自分がイラショナルビリーフを抱きやすい場面におけるイラショナルビリーフとそのイラショナルビリーフをラショナルビリーフに変えたものについて分かち合いました。

自分は何もできない人間だ、約束は守るべき、試験には受かるべき、頼まれたことはやるべき、早く復職をすべきなどなど、様々なイラショナルビリーフがあげられました。そして、自分であげたイラショナルビリーフについて、ラショナルビリーフに変更いたしました。

自分の心が苦しい時等に自分のビリーフを見直すことで、少し、気持ちが落ち着く面もあるかと思います。

認知行動療法*今年の3大べき思考

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
毎週火曜日実施の<認知行動療法>、11-12月は「考え方のクセ」に取り組んでいます。

今週は 「 べき思考」を皆で考察していきました。

自分にも相手にも。この「~しなくてはならない」想いが強くなりすぎてしまうと、やはり非常に辛い状態になってしまいますね。

来年は同じ落とし穴に落ちないように!「 2018年私の3大べき思考 」も出し合って、振り返っていきました。

この「縛り」で今年は自分を苦しめたよね!そのカラクリに気付き、たくさんのトラップワードも確認し(あのドヨメキは皆さんのココロの目が開いた証!)、自分の状態にスっと気付けるようにし、更に

2019年、落とし穴から自分を守るプロテクトフレーズもこの時間でしっかり構築していきました。

ココロの整理整頓&大掃除、来週も続けていきますよ☆

来週は「考え方のクセ」いよいよシリーズ最終回。

これまた … みなさんよーーーーーくやってマス。しっかり見つめていきましょう!

(スポットのご参加、大丈夫です)

午後のでは、

オーラソーマ®を使って自己洞察をしていきました。

皆さん色を見つめつつ、その色を超えて … ご自身の深~い部分に触れていらっしゃいました☆

ライフスタイル(整理収納)

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は年末の大掃除に役だつようにと整理収納アドバイザーとして8年間活動し、700軒以上のお宅の収納についてアドバイスしてきた佐々木カウンセラー(現在は、アシスタントしてリワークをサポートしてくださっています)に整理収納についてワークを交えて教えてもらいました。

「片付ける」と一言でいっても人それぞれ目指す状態は違うとのこと。そして、整理収納していくプロセスの中で自分の気持ちと向き合ったり、自分のことを知ることができる。さらに整理収納していく中で自分の心が変化・成長していくということが分かりました。

実際にワークで整理分類してみると、本当に人それぞれの価値観やルールで整理しているようです。家族であってもやっぱり一人一人違うわけですから、ちゃんとコミュニケーションを取り合って理解しあわないと、ケンカやすれ違いがおきてしまうんだなということも実感できました。

今日教わった整理収納を大掃除に活かしていただき、部屋と心を整えるのに役立ててもらえればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

RWフォローアップ*ブレーキきいてる?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

第2土曜日は、復職された方を中心に<リワーク*フォローアップ>を実施しています。

今年最後のフォローアップ。この1年は皆さんにとっては特別な1年になりましたね。じっくり振り返ろうと思いきや、今日もたくさんの方にお集まりいただき、いつものようにお話をお聴きするだけでまたまた予定30分オーバーに!

静かにじっくり … どころかヒートアップ☆ 今月の大きなテーマは 「ちょっと待って!ブレーキきかせて!!」でした。

メンタルの不調に理解がない・とにかくとにかく忙しい!・どうしても労働状況のコントロールが利かない等 … 職場環境が恵まれなかったすると、ついつい復職直後でもトップスピードでお仕事をしてしまう罠に足をとられてしまいがちです。

その気持ちは本当によく分かる!私も半年以上前はそうだったから。(そして再び休職に)」

その姿の数々(そう!一人じゃなかった!)に、当時の自分はこう映っていたのか。。と客観視できたコメントは、1年の内に復職→再休職→再復職し、激動の1年を過ごして、落とし穴のキツさからの克服という学び(今はすっかり安定し)あってこその深みがありましたね。そして今日はみなさんの希望の女神の役になっていました ☆

ここは、こうして一人の実際の経験がみんなの学びにできる場所。

来年も引き続き、安定した復職の維持をみんなで支え合っていきましょうね。

次回は1月12日(土)9:00~です。(時間途中からのご参加、大丈夫です)

午後は<>実施しました。

ゲシュタルト心理学とゲシュタルト療法

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、様々な心理療法の中で「ゲシュタルト療法」について行いました。

ゲシュタルト療法とは、ゲシュタルト心理学の考え方を取り入れたもので、未完結な問題などの再体験を通じて、「いま、ここ」での気づきや自己の全体性の回復を重視する心理療法です。

ゲシュタルト心理学の「ゲシュタルト」とは、「全体性をもった形態」という意味があります。そして、全体は部分の総和以上のものであることを前提とします。確かに、メロディを聞く際に、1つ1つの音で捉えずに、1つのメロディとして捉えるかと思われます。

まずは、「ルビンの盃」と「娘とおばあさん」の図を見ていただき、何に見えるか等について分かち合いました。2つの図が見えますでしょうか?

日常にあてはめると、一方的な見方ばかりしてしまうと固定化した概念でとらえやすく、不適応になりやすくなってしまいます。そのため、多角的な視点から物事を捉える必要があります。

また、ゲシュタルト療法では、「今、ここ」での気づきを大切にします。そこで、「私は今○○に気づいています」と伝えあってみました。汗をかいていること、普段の生活でゲシュタルト心理学の考えを取り入れていたこと、体調がすぐれないこと等様々な気づきについて、分かち合いました。

最後に、様々な見方があるという観点から、従来の見方を他の視点から見たものについて、分かち合いました。

面倒だと思っていたことの見方、自分の性格に関する見方、職場に関する見方等、様々な視点から分かち合いました。

ゲシュタルト療法は気づきに始まり気づきに終わるとも言われております。これから、様々なワークを通じて気づきを深めていきたいと思います。

心の習慣作り(12月)

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は心の習慣作りというプログラムを行ないました。これはスキーマ療法といって、「今まで生きてくる中で培ってきた心の習慣を見直し、それが生き辛さにつながっているのであれば、手放し、新しい心の習慣を身につけていきましょう」というものです。

これまでの人生をゆっくり丁寧に振り返るので時間がかかるし、時にハードに感じることもあります。このリワークの中でどうやって進めていこうか試行錯誤している感じですが、みなさんの人生に新しい風が吹いて、少しでも楽になったり、少しでも生きやすくなったらいいなと思っています。

今日は、午前中にボディ・スキャンという身体に意識を向ける瞑想、「近づく」というワークをしました。そして、生きている中で誰しもが抱く大切な感情である中核感情欲求について説明しました。午後は、この中核感情欲求を中心にこれまでの生い立ちをそれぞれ振り返りました。

振り返っていく中で、自分の性格や、家族からの影響、これまでの生い立ちに気づかれていたようです。いろんなことがあっての今。どんな自分であれ、ここまでやってこれたことをしみじみ振り返ってみると、「よくやってきたな」という想いが生まれるものです。

今日はようやくスキーマ療法の入り口に入ったかなという感じです。少しずつ、これまでの人生を振り、これからの人生について見つめていきます。

 

 

 

 

CBT*みんなのは凄い&私のは大したことない

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
毎週火曜日実施の<認知行動療法>、11-12月は「考え方のクセ」に取り組んでいます。

今週は「拡大視縮小視」「感情的理由付け」を検討しました。

今日は予定を変えて事例はナシ、いつものパターンで自分自身のハマっているケースを見つめました。

とってもプチなロールプレイを即興でやって戴くと「あ、ホントだ。そういう反応してるわ、私!」でしたね☆ 爆笑の中でどんどんみなさん「ホントだ」「ホントだ」と認識されていきました。Good Job! Mさん(^-^)v

当たり前のように、ものすご~くナチュラルに、拡大視縮小視をありとあらゆる場面でやっていたりします。

今日一番の大きな反応は「毎日のここ(リワークデイケア)でもみなさんよーくハマってますよね。特にお昼休みに(o^-‘)b 」でした。みなさん見事な大きな頷き(笑)!! ね!! 知らず知らずにやっているのデス。

気が付けると … すごーく納得。落とし穴から足を抜くことだってできる。

でも、気が付かないままズブズブと思考のクセにハマっていけば、ココロがそれはもう … しんどいですよね。

引き続き、年末までどんどん理解を深めていきましょう。

新しい年にはもう同じ落とし穴には2度と落ちない自分になるために☆

(途中からのご参加、いつでも大歓迎です。)

今日の午前中はいつもよりも30分オーバーでした。今日はいつものコンディションチェックの際に4つのテーマで「ココロが崩れない思考のもっていき方のコツ」を検討しました。

実際のコンディションのシェアからの話なのでリアルでしたね。「活きのイイ魚」ならぬ、鮮度抜群の「活きのイイ話」です。ココロが落ちていきそうな場面でどんなポイントに焦点を当ててどう喰い止めていくのか。

リアルタイムなシェアからの学び。ちょっとしたコツなのだけど、知ってると知らないでは大違い→身についている(使える)のとついていないではもっと大違い→習慣化まで染みていたならそれはもう!

ただの知識に終わらせない、毎日のことだからこそ☆ 実体験から実践的なケーススタディ。こういう積み重ねも大切ですね。

午後は第1週目恒例のアロマテラピーでした。

2018年締め括りの1か月。今月も皆さんそれぞれのテーマにそって「自分にとってベストな香り」と共に過ごせますように☆