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アクション・プランとアファメーション

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

いよいよ今年最後の月が始まりました。遣り残したことがないように、やってみたいことをやって新しい年につなげていきたいところです。

しかし、「やってみたい!」と思うことがあったとしても、「やったらどうなるんだろう?」「失敗したらどうしよう?」など不安になってしまい、その一歩がなかなか踏み出せないということもありますよね。

そういった最初の一歩を踏み出しやすくする、アクション・プランを立てました。

まずは、やりたいこと、やってみたいことをみんなでリストアップ!

 

そして、こころの葛藤を取り除くワークを行い、具体的なプランニングへ。問題が起きたときの対処まで考えるので実行率が格段にアップします。

成功させるのが目的ではなく、やったらどうなるかを確かめるのが、今回のプランニングの目的です。「絶対成功させよう!」と意気込むのではなく、実験のように結果を確かめようと気軽にアクションできるよう準備をしていきます。

そして、みなさんが実行したとの体験がよりよいものになるように。何らかの理由で思うようにできなかったとしても優しく受け止められるように。

アファメーションを使って心の習慣をよりよいものにしていく言葉を考えました。

12月中で、皆さんからどんな体験談が聞けるのか、楽しみです。そして、復職や新しい趣味ややらないといけないことなど、日常の中に活かしてもらえるとうれしいです。

 

アサーション~攻撃的自己表現の心理

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、アサーションについて行いました。

アサーションとは、自分も相手も大切にする自己表現のことで、自分の考え、欲求、気持ちなどを率直に、正直に、その場の状況にあった適切な方法で述べることです。自己表現には、非主張的自己表現、攻撃的自己表現、アサーティブな自己表現があります。時と場合、相手等によって、3つの自己表現を使い分けているかと思います。

その中で、本日は攻撃的自己表現とつながる心理をとりあげました。自分の考えは正しい、優れているとの思いこみ、自分の権威、権力等を利用して、自分の欲求を通そうとする無意識の攻撃性・・・様々な心理があると思います。

そこで、ご自身の経験を振り返っていただき、アサーティブな自己表現をしたいのに、攻撃的自己表現になってしまう状況や相手、その出来事に対する自己表現と気持ち、今後行いたい自己表現等について分かち合いました。

分担された家事を相手が行わないことについて強い口調で言ってしまうことや、仕事で余裕がない時に厳しい口調になってしまうこと等、様々な場面が挙げられました。そして攻撃的な人に対する対応の難しさ、攻撃的になりそうな際には、一呼吸おく大切さ等についても分かち合いました。また、自分の限度に気付く難しさや大切さ、頑張っていた自分から正直な人になること等、様々は方向から検討をいたしました。

コミュニケーションは相手のあることで、難しい面もあるかと思います。自分の気持ちを大切にした表現ができましたら、と思います。

11月の振り返り

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は1ヶ月の気付きを振り返り、共有し、掘り下げて広げて整理しました。

今月は不思議と「自分の心にフタをしていることに気づいた。」「少しずつそういう自分と向き合えるようになってきて、感じれることも増えてきた。」といった振り返りを何人かの人がされていました。そして、呼吸すること、話すこと、共有することといった、あたりまえのことが大切だよね、としみじみと分かち合えい深め合えたと思います。

11月もあっという間に終わり、2018年も残すところあと1ヶ月となりました。

12月もみなさんと充実した時間を過ごせるようにしていきます。

認知行動療法*読心術と先読みの誤り

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
毎週火曜日実施の<認知行動療法>、11-12月は「考え方のクセ」に取り組んでいます。

今週は 「 読心術 」 と 「 先読みの誤り 」 を検討しました。どちらも 「 結論の飛躍 」 と言われているパターンです。

「 あの人は私のことを嫌っているに違いない! 」 … そんな考えが浮かんで悶々としてしまう。あるあるですね。

「 これからどんどん事態は悪くなっていくんだ 」  … 悶々として眠れない。これまたあるあるです。

今日はそんな考えに支配されずにバランスのとれた考え方ができるよう、4つの事例を検討した上で、自分自身のケースも検討していきました。

午後の<>では、オーラソーマ®を通して自己洞察をしました。

自分のアンテナをジャッジしないで、最も「自分らしい」アンテナから存分にキャッチする☆

今日も深~いお話のシェアがたくさんありました。

 

復職への道「お願いと断る」

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は復職への道ということで、みなさんとディスカッションやロープレ、SSTをしながら復職の準備をする時間です。

復職した後はスタートダッシュ禁止。復職してからがまたスタートで、半年から1年かけて少しずつ職場に慣れていくなどなど、いろんな話を聞くと思います。そのために大切なことはいろいろあるとは思いますが、その1つとして「お願いすること」と「断ること」があります。リワークに通われる人の中には苦手な人も多いので、今日はこのテーマについてディスカッションしたり、ロープレをしたりしました。

これまでの卒業生のみなさんと「お願いしにくい心境」「断りにくい心境」について話し合った内容をまとめてレポートにし、それをヒントにみなさんが実際の場面でどうなっていたのか、あるいはどうなるのか振り返ってもらいました。

そして、どうしたら復職後、「お願い」や「断る」ことができるようになるのか、話し合いました。

いろいろ話し合ってみると、「普段からとても気を遣って(労力を使って)コミュニケーションしていることに気づいた」

「同じ苦手さを持っていても、他人軸でやりにくくなってしまっている人と、自分軸でやりにくくなってしまっている人と2パターンあることに気づいた」

など、様々な感想を分かち合いました。

 

そして、実際にロープレをすることで、より自分の傾向に気づいたり、いろんな立場の役をやってみることで「違いが悪いことではなく、立場が違うだけ」と思えたり、「相手がどう思うかは分からないが、素直に気持ちを伝えることがまずは大切」などいろいろ発見もあったようです。

ロープレをやればすぐに実際の場面でできるようになるわけではないと思いますが、いろんなやり方があることを知ったり、自分のパターンが分かることによって新しい選択肢が見つかったりするのだと思います。日常の中で少しずつ活かしていって、復職の準備につなげてもらえればと思います。

ディベート『企業は副業を解禁すべきか?」

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は仕事着デーということで、職場の雰囲気を醸し出しながらディベートをしました。様々な視点で物事を考えること、グループの中のコミュニケーションを体験すること、そして、これからの時代をどうやって生きていくのか考えていくきっかけ作り・・・などなど、いろんな目的が詰まったプログラムです。

様々な視点で考えると、その中で自分の考え方や気持ちが変化していくことに気がつきます。

今日は振り返りも濃密に行なうことができ、それぞれの考え方のパターンに気づいたり、人によって受け止め方や考え方が本当に違うんだなぁということを実感することができました。とてもいいプログラムなので、またテーマを変えて行ないたいと思います。

 

 

CBT*心のフィルター

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
毎週火曜日実施の<認知行動療法>、11-12月は「考え方のクセ」に取り組んでいます。

今週は、「心のフィルター」と「マイナス化」を検討しました。

心のフィルターが生成されていくカラクリ。初めてこの話を聞かれた方は目が真ん丸になっていましたね。「思い当たる事がありすぎる~!!」「そうだったのかー!!」といった表情がズラリと並ぶのは、毎度毎度の光景です。

選択的にネガティブなことだけが記憶に残ってしまう … そのネガティブが更なるネガティブを呼び込み、強力なフィルターを作り上げていく … 。気が付いた所からその呪縛を解くことができるようになっていきます。ちょっとずつ、ちょっとずつ、ですね。

次回はこれまた非常に多いパターン、

「あの人は私のことを嫌っているに違いない!」

… そんな考え方のクセを皆で検討していきます。(シリーズ途中からのご参加、大丈夫です。)

午後の<>では、第3週目恒例のアートヒーリングを実施しました。

今日デビューのお2方の世界☆

感じたその色にただただ触れていく。それだけで良いのです(^-^)

自己表現を愉しむ

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

月・木のリワークの中で、月に1回「自己表現を楽しむ」というプログラムを行っています。

コミュニケーションを通して「失敗したっていいじゃないか」「みんな違ってそれでいい」「自己表現って楽しい」などなど、新しい心の習慣作りにつながったらと思っています。

今日はその中で「なりきってみよう」をテーマに行ないました。日常生活の何かになりきって自己表現してみることを試してみました。

そうすることで分かったのは、なりきることはとっても難しく、やっぱり自分が出てくるということ(自分は自分という気づき)。そして、「ちゃんとやろう」という意識を持つとコミュニケーションってとってもやりづらくなるということ。いい意味でのテキトーさ、良い加減さが大切ということでした。

そして、みなさんのアドリブ力の高さに驚かされた一日でした。

 

疾病理解講座「パニック症」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は疾病理解講座「不安症群/パニック症(パニック障害)」について行いました。

まずは、パニック症の症状や治療法等について説明を行いました。そして、治療法(例)として考えられる認知行動療法で不安状況における認知の変更の仕方やエクスポージャーの基礎となる不安階層表の作成方法について検討いたしました。

また、不安になる場面やその対処法について分かち合った際には、ご自身の経験を踏まえて話されることや認知を変える難しさ、なかなか対処法が見いだせないこと等について分かち合いました。

パニック症は、前ぶれもなく強い不安感が湧きおこり、動悸や頻脈、息苦しさ等がおきるものです。そのため、予期不安もあり、広場恐怖を伴うことも多いとされております。

パニック症の実体験もあり、パニック症の実態について、より一層、理解が深まったものかと思います。

お得なトーク!オトーーク

みなさん、こんにちは!南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、自分の話したいことが話したいように自由に話せ、さらにさらに他の人の話もたーくさん聞けるお得なトーク、オトーークの日でした。

例えば好きなものの話をすると、どんなに自分がそれを好きなのかを再確認して、さらに好きという気持ちが実感できたりします。そして、自分では選ばないテーマやまったく知らない世界のことを他の人から聞けるので、本当に自分自身の世界が広がっていく感じがあります。

今日もいろんなテーマで話し合うことができました。

今回のテーマは「Kindle Oasis」「自己肯定感のあげ方」「災害ボランティア」「川柳」「私の故郷について」「総合建設業」

というバラエティ豊かなテーマをそれぞれが発表。今回もみなさんらしさがギューッっとつまった話が沢山聞けました。

 

「いろんなことに興味がわいた」「人の体験談はとても面白く、頭にすっと入ってくる」「気持ちよく話すことができた」「話をする場数を踏むことができるので、また機会があればまた参加したい」などなど、みなさんにとってとても充実した時間となったようです。

 

やる前は5分と聞くと長いと感じる人が多いようですが、やってみると意外と話せてしまうものです。皆さんの中に5分では納まらない豊かな世界があることに気づいてもらえればうれしく思います。

何も準備がなくても参加できるようになっていますので、気軽に参加してみてください。