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考え方(イラショナルビリーフ・ラショナルビリーフ)と感情

こんにちは。

本日のデイケアの報告です。

まずは、ゲシェンクというゲームを行い、そのゲームを行っている際の感情やビリーフを考えていただきました。

ゲシェンクというゲームを知らない参加者も多かった中、試行錯誤状態で行いました。

終了後、「ゲームに勝ちたい」と思っていたが「勝てなくても楽しかった」等の感想がありました。

もし、「勝たなければならない」と考えながら、ゲームを行っていたら、楽しむことはできなかったということを振り返り、極端な考え方をすると苦しいということを確認しあいました。

後半は論理療法。あるケースをもとに、イラショナルビリーフとラショナルビリーフ、それぞれからどのような感情を抱くかについて考えました。イラショナルビリーフからは不健康でネガティブな感情、ラショナルビリーフからは健康でネガティブな感情を抱くこと、

そして、同じ出来事であっても、ビリーフによって、感情が異なることを確認しあいました。

コンセンサス

今日は、スリー・テンというコンセサス(=合意形成)を目指すグループワークを行いました。

コンセンサスを得るためには、自分の意見を伝え、相手の意見も聞き、お互いの意見を尊重しつつ、折り合いをつけていくという高度なコミュニケーションが求められます。

今月は「自分の言いたいことを人に伝える」ということをテーマに取り組んできたところもあって、みなさん白熱したディスカッションをされていました。

表面的な意見だけではなく、何を大切にしているのか、どういう前提で物事を考えているのか、深くお互いのことを知ることが必要だということが分かりました。

私の取扱説明書

火曜午前中の<自己洞察ワーク>、

今週は 「 私のトリセツ 」  … 自分自身の取扱説明書を作ってみました。

人に合わせるのではなく、本当の自分を上手~く使ってもらうには。

対人関係で苦しい想いをする場面において、自分を上手に相手に分かってもらっていない、ということが往々にしてあるのですが、相手が理解する以前に、自分自身が「どんな自分なのか」を理解できていないことが多かったりするのですね。

人に合わせるのが忙しくて、周りを慮るのに忙しくて・・・ちゃんと自分で自分の取り扱い方を分かっていない場合が多いのです。

今日は第1弾として、まずはみなさん真剣に自分自身を見つめていきました。

一通り書き終えた後に、グループになってシェアしていきました。ツッコミどころ … たくさん出てきましたね~!質問されてハっと気付いていた場面がたくさんありました。

「その言葉だけじゃ周りにはちゃんと一番分かってもらいたい部分がぼやけてて伝わりきってない」そんな体験ができた1日だったのではないでしょうか。

(おまけ)あ~!中央のイラストに落書きしてる人いる~。カワイイ♡

今日だけでもかなり集中して作業をしましたが、実はまだまだ3合目くらいでしょうか。来週は更にグイっと本丸です☆

来週からご参加される方は、最初のコンディションチェックの最中に黙々と今日やった書く作業をやっていただきますね。

午後の<>はアートヒーリングでした。

こちらはココロのスイッチ系。

 

完成した後、「朝に選んだ4本のボトルの中で最も引きつけられたボトルを棚から持ってきてくださーい♪」の一言で発見した数々のシンクロ。

 

 

 

ボトルに関連して描いてください … な~んて一言も言っていないのに、似たような色合いになるのが不思議です。色のシンクロ、どれもこれも。ほぼほぼ全員!

↓ こちらは吐き出し系。

 

作成中と完成品です☆

 こういう絵だってアリアリ!

便秘と一緒で「 出すってたいせつーーーーー☆ 」

皆がそれぞれ互いに互いの今を尊重しつつ、今日の午後もまったり充実したひとときでした☆

新聞要約プレゼン

今日の午前中は復職準備チェックリストを使って、現状の確認と今後の課題について話し合いました。

午後は新聞要約プレゼンです。

政治・経済だけでなく、芸能界のゴシップからスポーツまで、自分の関心のある記事を1つ選んで、1分間に要約して発表するというものです。

興味関心の幅を広げること、認知機能の向上、コミュニケーションの向上など、様々な目的が詰まったワークです。発表した後は、発表されたテーマをもとにフリートーク形式で雑談します。

今日も様々なテーマで、おしゃべりを楽しみました。

今日のテーマは以下のとおりです。

 

 

 

 

イラショナルビリーフのタイプ


こんにちは。

本日はまず人生すごろくゲームを行いました。ゲームが終わった後、ゲームを行いながらどういうビリーフ(考え方)と感情を抱いたか等についてシェアいたしました。

その時に絶対に勝たなくてはならない等、ねばならない、must等と考えると、ゲームをあまり楽しめないことや苦しくなってしまうことを確認しあいました。

次に論理療法の理論。

固定的なイラショナルビリーフには要求の方向性があります。自分自身に対する要求(私は~ねばならない)、他者に対する要求(人は~ねばならない)、世間に対する要求(世間は~ねばならない)があります。

自分自身がどの方向のイラショナルビリーフを抱きやすいか、こんなラショナルビリーフ(柔軟な考え方)で上手くできている等について、分かち合いました。

自分のビリーフの傾向を知る一助になったかと思います。

職場復帰後の人間関係

今日は職場復帰後の人間関係について考えました。

復職するときに「職場の人に休んでいた自分はどう思われているんだろう?」という疑問が頭をよぎることも多いのではないでしょうか。

こうした疑問は不安へと変わっていきやすいと思います。

今日話し合った中でも、「偏見があるかも」「理解してくれない人がいるかも」「(知らない人は)どういう人なんだろう?と思うかも」「仕事の評価とセットで判断されて肩身が狭くなるかも」「何か月も休みやがって!と思っているかも」「職場の人もどう対応したらいいか分からないかも」など、様々な意見が出ました。

こうした不安に対してどう対処したらいいか、についても話し合いました。

これらは自分の中で作り出したイメージなので、本当にどう思っているかは職場の人とのコミュニケーションの中で確認していくしかありません。

相手も対応の仕方が分からない場合も考えられるので、どう関わってくれたら嬉しいのかうまく伝えられるといいのでは、などと話し合いました。

具体的に復職のことを考えると、心の準備ができてくるようです。

 

 

 

ADHD治療薬について

皆様こんにちは、南浦和駅前 町田クリニックです。今日は最近一般にもよく知られるようになってきたADHD(注意欠陥多動性障害)の治療薬についてのお話です。

ADHDとは、「計画を立てたり優先順位をつけるのが苦手」「つめが甘くて最後まで物事を仕上げられない」「約束や用事を忘れる」などの不注意の症状と、「落ち着いていられない」「待てない」「つい余計なことを言ってしまう」などの多動・衝動性、どちらかまたは両方が小学校の高学年以前からみられて(ただし子供の頃に気づかれないことも多いです)、人間関係・学業・仕事での支障をきたしている場合に診断します。

治療薬には大きく分けると2種類あり、1非中枢刺激薬(日本ではストラテラが代表)と2中枢刺激薬(コンサータ)に分けられます。非中枢刺激薬であるストラテラは比較的ゆっくりとしかし着実に、注意・認知機能を改善し、時に睡眠覚醒リズムや気分・不安にもよい効果が出ると言われます。一方で中枢刺激薬であるコンサータは不注意や多動・衝動性に対する確かな効果と、学業・仕事面での改善実績、および即効性が実証されています。全世界でのADHD薬の約7割のシェアを誇るのもその確実かつ早い効果によるものと考えられます。

ここで気になるのは、中枢刺激薬であるコンサータの心血管系に与える影響です。心拍数や血圧がごくわずかに上がるという作用は報告されているのですが、長期連用したときに重大な心血管系へのリスクにつながるのかについて、これまで数多くの追跡研究がされています。結論にはばらつきがありますが大まかに言うと、「心血管系のリスクがない方にとっては、重大な(致死的な)リスクの増悪は認められない」「ただし、重大ではない変化、例えば一過性の不整脈、脈拍上昇やその他の症状の発症頻度はやや上がる」とう報告が大多数を占めます。

いかがでしたでしょうか。ADHDとは正しく治療すれば、生活や人間関係、学業や仕事での達成度が大幅に改善するものであり、「そういう性格だから仕方ない」と放っておくべきものではありません。薬の効果とリスクを正しく知って適切に使用すれば確実な治療効果が得られます。大人やお子さんのADHDでお困りの方は、どうぞお気軽にご相談くださいね。

子供の自分を褒めてあげる

火曜午前中の<自己洞察ワーク>、

4月中旬からスタートしました「シリーズ交流分析」。本日の9回目をもって最終回となりました。

スタートした頃に自宅近くに巣作りを始めたつばめが、卵を産み、ひな達を育て、もう間もなく巣立ちだな~という頃に、このシリーズも終了となり、ちょうど2ヵ月間となった皆さんと取り組んだ日々とぴったり重なり、ジ~~~ンとなった今日でした。

シリーズ後半では、どんどん自分の源泉へと遡り、ほろ苦い子供の頃の自分と向き合い、皆で解放を許してもいきました。みなさんお1人お1人の表情。。。忘れられないです。

シリーズの中で体感を持って「続けると違うんだ」という経験をされていくご様子を、とても嬉しく、とても眩しく拝見していました。

午後の<>では、

オーラソーマ®を使って、色を通して自分自身を思い出すワークをやりました。

今日は大人数でしたので、いつもの4本ではなく、1本集中で色と自分を見つめていきました。

ワーク終了後、撮影し忘れていたことに気が付き、撤収の際に「集合写真」をば☆

最初は「どうやって感じるの!?」丸出しで戸惑っていた方々も、回を追うごとに自分の内なる感覚を自然としっかりキャッチできるようになっていくのが面白くもあり、毎度すごいなぁ、と思うところです。

 

来週は第3週目恒例<アートヒーリング>です。

ココロのスイッチを作るもヨシ!

ココロの何かを解放するもヨシ!

自己主張大会

今日は午前中に生活習慣の中で運動について考える時間をとり、

午後は自己主張大会をしました。

例えば、「朝ごはんにはパン?ごはん?」などと2つの立場に分かれてディスカッションしてもらいます。その中で、自分の意見を主張しようというものです。

「自分の意見を相手に伝える。相手の意見をぶつけられる。」という体験をしてもらうことが目的です。

みなさん自分の意見を言うことと、相手の意見を聞くことのバランスがすばらしかったです。自己主張することで分かり合えることもあり、「そういう意見もあったんだ」と気づきも多かったようです。

自分の意見を言わないと分からない、聞いてみないと分からない。改めてコミュニケーションの大切さに気づくことができました。

 

自己主張 に対する画像結果

 

ビリーフについて

こんにちは。

 

本日のデイケアでは、まずは、トランプでババ抜きと神経衰弱を行いました。

ババ抜きでは誰がババを持っているんだろう?早く自分のカードがなくならないかな?ババがきてしまった際にも気づかれないようにどんな表情をしようかな?等と思いつつみんなで、楽しみました。また、神経衰弱では、どこにどのカードがあるかな?どのカードが開かれたかな?この数字は出たのにどこだったのか思い出せない等と頭を使いながら楽しみました。

後半は、論理療法。論理療法では同じ出来事があっても、誰もが同じ感情を抱くわけではない、ビリーフ(考え方)が感情を決定していると考えます。ビリーフには「ねばならない」「must」といった固定的なイラショナルビリーフと「好ましい」「better」といった柔軟なラショナルビリーフがあります。

まずは、ゲームを通じての考え方や感情についてそれぞれ振り返っていただきました。どんな考え方を抱きながらゲームを行ったのか?そんな時、どのような感情を抱いたのか等振り返りました。それぞれ、同じゲームを行っていながらも、違う考え方や感情を抱いていることを感じとっていただけたかと思います。

次に、論理療法のビリーフ(考え方・認知)について、普段の生活の中で抱いているラショナルビリーフについて振り返り、どのようなビリーフを抱くことで健康的な感情を抱くことができるか等について考えました。

そして、最後に論理療法の理論を振り返って終了。日常生活の中でもセルフヘルプの一助として、活用いただけましたらと思います。