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認知行動療法*シリーズスタート

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日から4ヵ月に亘る<認知行動療法>のシリーズが始まりました。
今月は基本の部分をしっかりやっていきましょう。

本日一番みなさんの反応が大きかったのは
「抑うつスキーマ」でした。

いままで絶対だと疑わなかったあの考えは
まさか <症状> だったとは。

受け取り方のカラクリを理解できると
いかに自分がまんまとハマっていたか客観的に気づけますよね。

これからみんなでじっくり取り組んでいきましょう。

ココロの栄養ことば

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
今の自分にとってココロの支えになるフレーズを集めていきました。

自分のココロにとって大切な栄養になるのは
なにも立派だったり有名だったりする格言とは限りません。

昔のドラマや大好きだったアニメや歌詞で出てきたフレーズが
ずっとずっと自分自身を支えてきた・奮い立たせてきた
ということもアリなのですね。

また、過去の実際の経験で
誰かに言われたひとことだったりすることも。

更には
時には「モチベーションが上がる」言葉がベストとも限りません。

自分の感性を素直に開いて
自分のココロに沁み込む・響くことばを
いつもそばに置いてみましょうね。

自分の強みを知ろう

みなさん、こんにちは。
さいたま市の南浦和駅から徒歩1分の南浦和駅前町田クリニックです。

今日は「自分の強みを知る」というテーマを考えてみたいと思います。

皆さんは毎日の生活の中で「やりたいこと、取り組みたいことが多すぎて、どこから手をつけて良いかわからない」と感じることはないでしょうか。

会社の先輩や上司からのアドバイス、書籍やブログやYouTubeやSNS、など参考にするものが沢山ありますので、時にどうしたら良いのか悩むこともあると思います。

そんな時には、『自分の強み、個性』とは何なのか、をもう一度考えてみると良いかも知れません。

『あれもこれも』よりもまずは自分の特性を理解して、自分に合うことを無理なく自然に、取り組んでみるのが良いかも知れませんね。

自分の強みがわからない、という時には皆さんの良いところを知っている友人や先生に聞いたり、適性テストや能力テストを受けてみることも役に立つでしょう。

自分の強みや弱みが分かりそれを生活や学校、仕事の場で生かせることができれば、自分も周囲もハッピーになれますね。

当院でも、WAIS、WISCなどの能力や適性をみる検査から、うつや不安等の心理スケールまで、さまざまな心理検査を行っています。お一人お一人に合わせたお薬治療や心理療法のご提案もできますので、気になる方は是非お気軽にお問い合わせ下さいね。

初診のWeb予約ができるようになりました!

初診のWeb予約は1週間前からです。当院からご予約確認のお電話を差し上げる場合がございますのでご対応をよろしくお願いいたします。

ココロの貯金箱、赤字になってない?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
ココロの貯金箱をイメージしながら、ココロの栄養、エネルギーがどのような状態か、
マイナスのエネルギーが溜まっちゃうのはどういうことが起こっているからか、
プラスの栄養をためていくにはどうすればよいか、
などを中心に皆で取り組んでいきました。

とてもシンプルであるが故に、逆にスルーされてしまっている
落とし穴やトラップ(罠)にも気づいていきましたね。

意外や意外、良さそうに聞こえる言葉が
ココロの栄養を削ぐ「ディスカウント」だったことに気づかれた方も
多かったご様子でした。

みんなの期待のように自分はいなきゃいけない
… そう考えるのは大きな 縛り になってしまいますよね。
苦しくなるのもとても自然なことです。

自分にとってココロの栄養になるかどうかは、
自分でしか分からないし
自分で決めて良かったのですね。

愛着スタイル☆共通点探し

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中の自己理解では、大きく3つの愛着スタイル(不安型、安定型、回避型)の特徴や克服ポイントなどを紹介し、自身の傾向がどこに偏りがちなのか振り返り、より良いコミュニケーションについて考えました。

3つの中でどれがいいのか悪いのかということではなく、自身のスタイルによって生きづらさを感じるなら、改善の余地があるかもしれません。

辛いパターンに陥らないために相手選びを慎重にしてみたり、安定型の要素を取り入れたり、いくつかの克服ポイントを確認しました。安定型を目指したいとの感想が多かったです。

 

午後のグループワークは、「共通点探し」をしました。

例えば「朝ごはんはパン派かごはん派か」など簡単なもので、グループのメンバーの共通点を探すというものです。

こうした何気ない会話の中で、周りの人や話す相手の様子を見ながら、内容や声の大きさや時間など自身のコミュニケーションのあり方を意識してもらえれば良いと思います。

 

 

金曜日のグループワークやチームワークでは、楽しんで話し合いができるような題材を用意しています。

みなさん、ぜひご参加くださいね!

4月の振り返りと個別フォローアップ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、4月最後の木曜日ということで、今月の振り返りを行ないました。
今月やったこと、気づいたこと、今後に役立ちそうなこと。
各自で振り返った後、全員でシェアしていきます。
それぞれの出したキーワードにピン!ときたら、「それ、どういうこと?」と詳しく聞いてみました。

今月は、プログラム以外の場面でやってみた事や感じたことなども、いろいろ話題に上がりました。
そのときの心の持ちようやそうなるまでのプロセスなど聞いていくと、自分にも重なる経験もありました。
リワークプログラムに参加する1つの効果は、こういった近い経験をしている方々と共感し合えることでしょう。

個別フォローアップでは、それぞれ、今、感じていることや抱えている課題、今後へのもやもやなどを話し合いました。
抱えている事情は人それぞれ。自分のおかれている状況が、人から見ると、まったく違って見えることもあります。
毎週1回、月曜日か木曜日にありますので、ぜひ、気軽に話に来てください。

グループで語り合うことで気づくこと、1対1で丁寧に話し合うことでわかること、うまく組み合わせていきましょう。

もうすぐGWに入りますね。
リハビリ中の方にとって、生活リズムを崩さないことは大事ですが、休みは休み!
ぜひ、気持ちを自由に開放して、楽しい時間を過ごしましょう。

脱フュージョン*ぐるぐる思考から距離をとる

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
ACT(アクセプタンス&コミットメント セラピー)の中から
脱フュージョンを中心に検討していきました。

ぐるぐる思考って本当に止まりませんよね。

あの人はきっとこう思っているのだろうな…
これからこんな嫌~な展開になっていくのだろうな…
上手くいかないヨカンがする…

こんなぐるぐるがいつのまにか
ただの思考(イメージ)から自分自身の中で「事実」のような認識になってしまうことがよくあります。
想像か実際かの区別がつかず、ぐっちゃぐちゃの状態はフュージョン(融合)と呼ばれています。

そのぐっちゃぐちゃの中で なんとかしようと もがくこと こそが
つらさや苦しさをどんどん膨らませていくのですね。

本日はそのつらさから離れていく方法のあれこれに触れ、
今の自分にとって使いやすそうな方法を見つけていきました。
  

自分を助けるちょっとした思考の習慣を
無理なくつけていけるといいですね。

 

先週今週の大事なポイントは
事実をの中を生きているようで、実は「認識している世界」の中で生きていることに気付く
でした。

これらが大切な土台となって
来週から4ヵ月にわたるシリーズの初回に戻り、再びスタートです。

認知行動療法の基本をしっかり身に着けていきましょうね。

「あのこと」のもう片側

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
リフレーミングに取り組みました。

事実は1つ。ですが捉え方は本当にさまざまあります。
ですが、無意識の内に私たちは「これはこういう事でしかない」と限定していることで
自分で更につらさを膨らましてしまうことが往々にしてあったりするのですね。

確かにつらいし、嫌な体験。
でも、本当にそれだけだろうか?
無理やりポジティブ思考になるのではなく、あくまで「バランス」。
「こういう側面 も あるよね」に気付くワークを実施しました。

仲間達から客観的に伝えられて
「目から鱗がポロっと」の方も何人もいらっしゃいましたね。
ハッとされたその感覚、これからも大切にしていきましょう。

見限る勇気-大切なこと、捨てること

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の月曜日は、「私を知って働き方を考える」。
働いてきた今だからこそ、もう一度、自己分析してみようと思います。
キャリアを様々な面から見直すことで、今までのしんどさが何だったのか、どうしたら持続可能に働いていけるのか、考えていきます。

今日は、「大切なことを大切にできていますか?」とうい問いかけから始まりました。
大切な事が何か分かっていなければ、大切にしようがありません。
そして、そこに時間とエネルギーをさかなければ、結局、大切にはできないのではないでしょうか?

今日は、「キャリア・アンカー」と「時間の構造化」という2つのキーワードから、この問いを考えてみました。

キャリア・アンカーは「人生の碇」という意味です。
自分が大切にしたいと思うのは、結構意外なことだったりもして、戸惑いや驚きもあったようです。
さらに、その大事なことにそって、時間を使えているか、振り返ってみました。
となると、優先順位をつけていくことも必要ですね。

大切な事、望む事、そればかりで時間を使えないし、環境がそれを許さないことも、現実にはあるでしょう。
それなら、望まない事や大事ではないことを強いられる環境を、できるだけ避けていくことも大切です。

どんなことでも、何が起こっているのか、気づくことから始まります。
自分の中にやっと芽生えた違和感、困り感、大事にしていきましょう。
何が嫌なのかわかれば、あとは、そうでない行動を選び取る(だけ)です!

来月の月曜日は、再発予防について具体化していきます。
ストレス源がどんなことだったかわかったら、自分なりの対処や、環境への働きかけを考えていきましょう。
持続可能な働き方のために、考えていきましょう!