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怒っていますか?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の木曜日は、「感情」をテーマにしています。
今日は「怒り」を取り上げました。

最初に、皆さんに「怒っていますか?」と聞いてみました。
、、、、、    ?
なぜか皆さん、自信をもって「はい。怒っています」とは答えられない。
なぜでしょう?

たしかに怒りは、強いエネルギーを生みます。
自分が大切にしている何かを侵害しようとする脅威に対して生まれる感情ですから、当然ですね。
「怒り」は、自分にとって大切なものを守りたいからこそ生まれるメッセージです。

なのに、それを相手に伝えなければ、当然、守りたいものを守ることはできません。
逆に、怒りをそのままぶつけても、結局は解決にならないのです。

怒りを扱うこのプログラムでは、毎回のように「自分が怒りを感じてきたことに気づいた」という方がでてきます。
ということは、これまで自分の怒りに目を向けてこなかった、ということですね。

確かにつきあい方にはコツがいる怒りですが、きちんと目を向けてあげれば、自分の大切なものが見えてくる感情でもあります。
後半は、その感情とつきあっていくためのツールとして「感情ノート」をご紹介しました。

日常の中で自分の感情に目を向けることは、そのセンサーを育てていくことにつながります。
感情をうけとめるセンサーが磨かれることは、自分の本当のニーズにきづくことにつながります。
練習してこなかったなら、ゆっくり時間をかけて。センサーを育てていきましょう。

感情のプログラム、来月も続きます。
自分の「こころのこえ」に耳をかたむけてみませんか?

★6月29日の卒業発表はありません★

リワークプログラムよりご案内です。

6月29日(木)の午後は、卒業発表は行いません。
午後のプログラムは個別フォローアップだけになります。

よろしくお願いします。

★6月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど
復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど
自己洞察ワークソーシャルスキルアップヨガ

水曜: 認知行動療法・個別プログラムなど
認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

木曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど
コミュニケーション

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど
実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

そもそも自己価値設定にある誤解

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
自己肯定感について向き合ってみました。

人間関係のストレスにとても関連している
「バウンダリー(ココロの境界線)」の弱さ。

この弱さにも自己肯定感の低さが繋がっています。

自己肯定感が低いと、こんな行動をしていて辛いんだよ~と
チェックとしてみると、
普段の自分の言動のカラクリがクリアになった方が
何人もいらっしゃいました。

自己肯定感の低さに無自覚なまま
良かれと思って取っていた行動が実はずっと自分自身を苦しめていた …

そもそもの自己価値設定によくある誤解にも触れたのですが
あーあーあーあーあーあー (これ自分だ!)の反応が
今回もとても多かったです。

今回は自己価値を低く止めているブレーキを見つけた。
さあ、次回はアクセルですね!

今の自分が一番しっくり取り入れることができそうな
自己肯定感を戻す/アップさせていく様々なアプローチを
次回は手に入れていきましょう。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職後のコンディションや働き方を確認したり、みんなで意見を出してフォローし合う時間です。

今日は、人事異動によって環境が変わることへの不安について相談がありました。

復職して周りに支えられながら仕事を続けているが、人が代わると今までのようにいかないかもしれない… 

相談者は他の方から、どう働きたいか、何が大切かを聞かれ、環境が変わってもバリバリと仕事をし過ぎて休職前のようにはならないようにしたいと、ご自分の方向性をしっかりとお持ちでした。

そして、「ご苦労さま」「残業してくれてありがとう」と感謝して今まで通り働こうと思われました。

優秀な人でも苦手なことはある、自分のできることで貢献すればよい、自分も「ありがとう」と言って帰ろうと参考にしたい意見がたくさん出ました。

また、復職のタイミングについても質問がありました。復職のタイミングは本当に人それぞれで、目安もいろいろですが、必ず「復職しよう」と思えるときがやってくるという言葉に励まされました。

リワークフォローアップは、みなさんの様々な体験を共有できて選択肢が広がります。その中から自分に合った方法を見つけていきましょう。

チームとリーダーシップ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日のリワークでは、「チームワークってなんだろう。チームとグループの違いは?チームであることの利点とは?」「どんなリーダーならついていきたいか、いいなと思うリーダーは身近にいるか、いるならどんなリーダーか、リーダーに必要なことってどんなことだろう」など、チームとリーダーシップでは、チームワークの大切さやリーダーシップとは何かについて皆で考えました。
職場でチームワークを組むことがあるかと思います。
そんな時、チームの一員としてどのような心構えでいればいいのか、自分の役割は何か、そもそもチームワークって何だろう?などを考える機会になったかと思います。
職場や仕事について思い出したり考えたりするため、若干の負荷が掛かりますが、復職を視野に入れている方には仕事の感覚を思い出す、いい機会になったのではないかと思います。

認知再構成法

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、
認知再構成法について、リアルな皆さんのしんどかった場面を題材にして
デモンストレーションをして、客観的にどうやってやっていくのかを学んでいきました。

・「できごと」の拾い方
・本当にストレススイッチを押したのは何だ!?
・おりこうさんにならない
・「なんで」の正体に気付く

などなど、沢山のポイントがありましたね。
臨場感あふれたデモの中で、
認知行動療法の本を読んだだけでは上手くいかない「落とし穴」ポイントには
どんなことがあるかをお伝えしていきました。

みなさんそれぞれに大きな気付きがあったようで何よりです。

引き続き、考え方を広げていきましょう。

心の境界線を育てる6つの大切なこと

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
心の境界線(バウンダリー)を育てる6つの大切なことに触れていきました。

今日から早速できることから
時間をかけてじっくり育てていけるポイントまで
さまざまなアプローチがありましたが、全部一度にやろうと思わなくても大丈夫。

今の自分でもラクにできることって何だろう?
まずはそこから手を付けていく、意識をむけていくところから
ゆっくり自分のペースで育てていきましょうね。

何がストレスだった?-経緯の振り返り

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

6月の月曜日は、復職や社会復帰へ向けて「リハビリのポイント」を考えています!
体調を崩した経緯も人それぞれ、もどる職場も、望んでいる自分もそれぞれ。
となると、リハビリして備えておきたいポイントも、人それぞれです。

今日は、今月のキモ!でした。「体調を崩した経緯を振り返る」ことをしてみました。

体調を崩した経緯やおかれている状況は人それぞれ。
当然、ストレスの原因になったことも、みな違います。
ストレス経験を振り返ることで、自分にとって何がストレッサーとして大きかったのかを知り、再発予防に役立てることができます。

実際には、ある一つの出来事だけが、ストレスを生んでいたわけではないのかもしれません。
仕事だけでなく、プライベートの状況、大きな出来事、日々の環境など、様々なストレスは足し算になって効いてきます。
すこし手間はかかりますが、全体を振り返ることで、新しい視点がもてるようになります。

辛い経験を思いだす作業なので、正直、とってもしんどいのです!
それでも、皆さん真剣です。無言でワークシートをどんどん埋めていきました。
書き出してみると、結構大変だったな、自分。
ああ、そっか。やっと楽になったとたん、限界に気づいたんだ。
あればっかり気になっていたけど、結構、違うこともあったみたい。
やってみると、本当にいろいろな視点がうまれてきます。

さて次回は、働くモチベーションのありかを探してみましょう!
働いてきて、辛いことばっかりでしたか? そういうわけじゃないんじゃないかな?
自分にとって、働く意欲につながったこと、探してみましょう。

ストレスケア①★非言語コミュニケーション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

午前中の「心理療法」では、聴覚、視覚、体感覚などを使ったストレスケアについて学びました。
不安感や緊張感の強い時にはどのような姿勢をしてどんな声のトーンで話しているでしょうか。
その姿勢や声のトーンにより不安や緊張を増幅させているかもしれません。
逆にいうと、不安感や緊張感などのストレスの負荷が多い時に、それらを必要以上に増幅させない姿勢や声のトーンもあるということです。
今回は心と体が密接に関わっていることを自身の感覚に集中して感じることができたのではないかと思います。
次回のストレスケア2では、より具体的にストレスにアプローチしていきます。

午後は非言語コミュニケーション(ジェスチャー)でした。
お題に沿って全身で表現します。ほんの少し自分の殻をやぶってみる、そんな体験から自信が生まれるかもしれません。
お題は、すぐに伝わるもの、高度な表現力を求められるものなど様々でしたが、薄っすらと汗をかきつつ笑いながら表現できました。
非言語コミュニケーションワークは、どうやったら伝わるのかを必死に考え行動するので、正直、頭も体も非常に疲れます。
しかし全身で自己表現したことで、適度に汗をかき気持ちが前向きになった方もいたようです。
視覚を通じて得る情報はとても多いといわれています。
言葉以外で自身を表現することも意識して人とのコミュニケーションを楽しみましょう♪