ブログ

CBT*あるあるケーススタディ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、ケーススタディを通して
自動思考に気付くエクササイズを皆でやっていきました。

自分一人でやるのではなく、みんなの話を聞けるからこそ
客観的に考える事ができたり、
ナチュラルに「あ、自分もそうかも」と気づけたり。
気づいた時に不要な衝撃を感じることなく取り組むことができるのはグループならではの醍醐味だな、と
毎回感じながら実施させていただいています。

グループが苦手な人がたくさん!
会話が苦手な人もたくさん。
同じような人たちが多いから「こんな自分でも大丈夫」と安心して参加できること、
大切だな、と思っています。

「あれ?これってもしかして『考え方のクセ』臭くない???」
とふと感じるアンテナを今日も磨いていきました。

「なんだかよく分からないのだけど、でも、これって…とひっかかる。」
そういう感触は大切な大切なスタートです!
 

目的論+S.S.T

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

 

本日は、先週に続いて、アドラーとフロイトの二大巨匠のアプローチの違いを確認しながら、目的論で考えるワークを行いました。

アドラーは約100年も前、第一次世界大戦後の荒廃したウィーンで反社会運動をする多くの少年少女たちを診察し、ウィーンでは心理治療だけでなく、子育てや教育にも心理学的観点を導入しました。ウィーン初の児童相談所、教育相談所も作りました。

日本では2013年、岸見一郎さん著「嫌われる勇気」、その後の「幸せになる勇気」で一時ブームにもなりました。

今でも…今だからこそ…私たちはアドラーから多くのことを学べますね(^_-)-☆

 

本日は職場、プライベート、家庭、教育などの身近な4つの事例から、皆さんそれぞれがオリジナリティ溢れる、実践的なワークを繰り広げることができました。

午後のS.S.Tはロールプレイングでした。

「上手に謝ろう」がテーマです。皆さん、もともと誠実な方ばかりです。

 

責任は自分に非のある範囲に対してのみ。そこに対しては素直に謝罪し責任をとる。

「謝罪に対して重要なのは、相手と自分が公平である事」・・・エリザベス・ロフタス博士の言葉を胸に刻みながら、ペアでロープレ披露。

 

エスプリの効いたもの、ユーモアセンスあふれるもの、情景が浮かぶ演出。

などなど「さすが❣」でした。とにかく、笑い声の絶えない時間を共有できたことに感謝します。

 

本日のリワークを通して、メンバーの皆様が心身ともにパワーをみなぎらせることができたならば幸いです。

”好き”を育てていますか?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

10月の月曜日は、”キャリア”をテーマに考えています。
今さらキャリアを考える?と言われても、、、と思うかもしれませんね。
でも、一度仕事から離れられるこの一時期に、しばらく働いてみた経験をふまえて、改めて仕事との距離感を考えてみるのもよいかもしれません。
いくつかのチャートやワークをやりながら、これまでの働き方、これからの働き方について考えてみましょう。

今日は、RIASECの六角形モデルを使って、興味や関心をキャリアとつなげて考えてみました。
興味や関心の根っこは”好き”という自然な気持ちです。
だから、興味がないものはないのでしょうがないのですよね、、、、。

おもしろいもので、やってみると意外と、もともとの仕事が自分の興味や関心とマッチしていたんだ、と改めて気がつく人が多いのです。
今日も、何人もそういう感想をもった方がいらっしゃったようです。
今の仕事は興味があるといいきれないなぁという方ももちろんいますが、だからといって転職は早まらないで!

これからまだまだ、キャリアを探索する様々なワークやチャートをやっていきます。

自分なりに、これまでの経験と照らして振り返ってみて、ああ、そういうことで今の仕事なんだ、と納得したり。
ああ、こういうところがしんどかったんだなと気がついたり。
そういう振り返りを通して、少しずつ、自分なりに”持続可能な”働き方に近づけていきましょう。

来週は、価値観と危機経験について振り返ってみましょう。
また違った側面が見つかるかもしれません!

★10月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

 

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

CBT*認知再構成法

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、
先週に引き続き「認知再構成法」(コラム法)を実施しました。
今週は自分自身のケースで実際に検討していきましたが
書き出すだけでも気づけることがやっぱりたくさんありますね!

後半には更に1件デモンストレーションを
通して客観的な気づきを得る時間を過ごしました。

職場でありがちな出来事をテーマにだしてくださったおかげで
自分のことと重なりながら検討できたかたがとても多かったようでした。

ちょっとした自分自身の「こうでなきゃ」の思い込みから
いろいろなストレスがスタートしていく典型的なエピソードでしたが、
皆さんご本人にとっては自分の傾向に気付けない内は
ただただ本当に苦しいばかりですよね。

今日のちょっとした気づきが、これからの大きな自分を支える力になっていきますように!

来週は「あるあるエピソード」の中に
自動思考を見つけていくワークをやっていきましょう。
考え方のクセを見つける感覚、どんどん磨いていきましょうね。

水平的な思考

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

 

本日は、アドラーとフロイトの二大巨匠のアプローチの違いを確認しながら、実践的なワークを行いました。対比することで個々の良い点が見えてきます。

 

実践的なワークとしては、3つほど行いました。

詳細はここでは内緒(W)です。。。ご興味があれば是非ご参加ください(^_-)-☆

 

皆さん、信条とか行為、動作的なことまで具体的にさせることができ、柔らかく『私』発信をする手掛かりを見つけられたことと思います。

 

最後に自己受容の大切さについても、再確認、再認識することができました。

 

 

本日のリワークを通して、メンバーの皆様が心身ともにパワーをみなぎらせることができたならば幸いです。

CBT*認知再構成法~デモを通してみんなで検討

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、「認知再構成法」に取り組みました。
今シリーズではフォーマットを今までよりもぐっとシンプルスタイルにして皆さんと一緒に検討しました。

プリントで字面を追いかけるよりも、実際にみんなで1つのケースについてワークした方が

・忘れがちなポイント
・「ここが肝だよ!」ポイント
・要注意☆落とし穴ってこうやって足をとられるんだよ

など、体験を通して意識付けができるようになりますね。
今日も大いに盛り上がった時間となりました。

モニターさんのシェアを通しても
実際に本当に胸がすーっと楽に軽くなっていったご様子を目の当たりにして
これぞ「百聞は一見にしかず」でしたね!

自分自身のことを検討することももちろん大切ですが、
こうしてグループで向き合う時間は
客観的な立場で俯瞰する感覚を養ったり
他者のことでも自分に共通することがあったら「距離をとって」みつめることができる大切な機会です。

来週も時間に余裕ができたら
また1件みんなで盛り上がりましょう!
その前に、さらにいろいろなスタイルをご紹介、自分自身の実践ワークをやってから、ですね。

意識のマップ

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

 

本日は、意識のレベルを研究したことで有名な精神科医デヴィット・R・ホーキンズ博士の意識のマップについて検証を行いながらのワークです。

 

キネシオロジーテスト(筋肉反応)によって20年以上、20万回以上かけたテストで数値化された各レベルを熟視しました。

そこに『生まれた共感』を皆さんそれぞれ大事にしていただけたと思います。

 

さて、演習としては『自分でできる後ろ向きな考えの飛び越え方』をゲーム形式で行いました。

 

自分一人では思いもよらなかったような色々なアイデアをいただき、ぱぁっと視野が広がったという方。心がフッと軽くなったという方。

 

何よりです✧♡

 

ホーキンズ博士曰く

『自分自身にも、ほかの人々に対しても、思いやりのパワーを呼び起こすまでは、本当に治ったり根本的に癒されることはありません』

 

本日のリワークを通して、思いやりのパワーが大幅アップできたことに感謝です

5つのわたし-まずは自分を知ることから!

んにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の月曜日は「キャリア」について見直してみましょう!
いろいろなチャートを使って、自分と働き方のちょうどいい距離感をさがしてみます。

今日はその1回目。
「5つのわたし」をキーワードに、「エゴグラム」を使って自分の特徴を理解してみました。
こころのエネルギーの状態によって、私たちは様々な考え方や行動パターンをとります。
「エゴグラム」では、そのエネルギーを5つの働きからとらえてみます。

自分の行動パターンや対人関係は、自分の性格だから変わらないよ、変えられないよと思いますか?
もちろん、そういう部分もあるかもしれません。
でも、ちょっとした意識づけで、行動を変えていくことで、心のありようは変わってきます。

参加された皆さんも、自分のことを理解することは関心が高いようです。
まずは、よい・悪いを抜きにして、自分を知ることから。
わかったうえで、何が無理につながっているのか、何がどうストレスになっているのか、考えていきましょう。
そして、変えたいことが出てきたら、少しずつ変化させてみればいいのです。

来週は、興味と関心を六角形モデルで探してみましょう。
自分の関心や興味が、キャリアとどうつながってきたでしょうか。
ミスマッチのありかを探すこともできるかもしれません。

ココロの境界線

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
私とあなたの ココロの境界線~「バウンダリー」について取り組みました。

日常のお仕事、パートナーシップ、人間関係において
「こんなしんどさありませんか?」チェックからスタートし
バウンダリーが育っていないとどんなストレスを引き寄せてしまうのかを検討しました。

おあつらえ向きなチェック項目から
リアルな日常の中のあんなこと、こんなことまで
様々な形でバウンダリーが不十分であったが故の不具合がありましたね。

「ああ!これもバウンダリーがなかったからだったのか!」
今日はそんな気づきがたくさんあったご様子でした。

 

来週はバウンダリーを育てる6つの大切なことを通して
今の自分でできることを探していきましょう。