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リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職後のコンディションや働き方を確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合う時間です。

今日の疑問は「復職のタイミング」でした。

復職したい気持ちはあるが、まだ戻りたくない気持ちもある…

いつになったら復職できるのか?

復職した方からのアドバイスは、

・休職に至った経緯を振り返られるようになってから

・振り返ることによって再発防止になる

・気分が安定してから

・戻ってもいいかなと思える時期が必ず来る、それまで焦らない

などでした。

他にも、

・窓口になっている上司と話しにくかったら、話しやすい人に代えてもらう

・面談では、希望する条件を提示する

・話したいことをまとめておく

・即答できないときは持ち帰って考える

・リワークは最初から週5日ではなく、徐々に日数や時間を増やす

・通勤訓練は、空いている時間から始めて、少しずつ距離を伸ばす

など、復職に必要な具体的なアドバイスがたくさん出ました。

みなさんからは、

・他の方から話を聞けて少し方の荷が降りた

・焦って復職しなくてもいいと知れてよかった

・復職して自分も少しずつステップアップしていると思った

という感想でした。

一人で考えると不安になってしまいます。人に話すと、悩んでいるのは自分だけではないことが分かります。同じ経験をしている方々に意見を聞いてみましょう。

ヒプノセラピー☆テーマを深く語り合おう

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中の「心理療法」では催眠療法の実際とその仕組み学びました。

テレビのショーなどで見る催眠は、インパクトのある見せ方をしているため、「怪しい」とか「怖い」、「操られてしまう」などのネガティブなイメージを与えています。

しかし、実際の催眠は、自分の意に反して操られることはなく、しっかりと意識がある中で行われています。

日常でも催眠に似たような状態は多くあり、皆が体験しています。

今回は、催眠に対する誤解を解くと同時に、つらい症状の消失のみを期待することなく、より安全な利用(リラクゼーション)の仕方を考えてみました。

 

午後は与えられたテーマに沿って深く語り合ってもらいましたが、その際に自身のコミュニケーションの練習だという意識をもって臨んでもらいました。

テーマはいくつかあり、それを選ぶところから始めてもらいました。

同じテーマを選んでも、グループによって話す内容が全く違ってきます。

「日本」をテーマに24時間営業のお店があることについて便利だと話す一方で、働く側からするときついので無くしてほしいと思っていたり、日本の明るい側面を捉え一方で闇の深さについて考えるグループもありました。

 

 

※金曜のグループワークは人数によって内容を変更する場合がございます。

CBT*自分の考えを広げてみた

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、認知再構成法に取り組む際の3つのスタイルをご紹介して、
皆さんそれぞれ一番やりやすいスタイルを選んでご自分のケースを実際に検討していきました。

・じっくり取り組んでいきたい
・ある程度丁寧に
・カジュアルにさらっと

どれであっても有意義な使い方ができるので
「コレならできる」「コレがぴったり」「これならしっくり」の感覚を大切にしていけるといいですね。

皆さんの学びの進み方によって、同じワークをやっていても
それぞれに大切な気付きポイントが違ったようでした。

どれもこれも、本当に大切。
それぞれのポイントを掴めたことで
「ああそうだったのか」と深く気付けたこと・大きく気付けたことがあったご様子でした。

こういう場合はどうするの? の共有も
集わなければなかなか対処の仕方のヒントとして情報が入ってこないものでしたね。

今日はそれぞれ 「 今の自分のベスト 」 で
みなさん真剣に取り組んでいらっしゃいました。

来週と再来週は 「 自動思考 」 にもう一度戻って
とても身近な「あるあるケース」を通して皆で検討していきましょう。
今日とはまた違ったスタイルで自分自身の「考え方」を広げていきましょうね。

あの人と行違っているのはなぜ?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

水曜日は、対人関係やコミュニケーションについて取り上げています。
職場でも、プライベートでも、対人関係やコミュニケーションはストレスの種になることが多いのではないでしょうか?

今月は、コミュニケーションで行き違いを生まないためにできることを考えています。
そのなかで今日は、「役割期待」をキーワードに、自分の身のまわりの人達との関係を考えてみました。

自分の身近にいる人たちとの関係、意識したことがありますか?
距離感の違いで、つきあい方を変えていますか?
職場の人達との関係、親しい人たちとの関係、自分の中でごちゃごちゃになっていませんか?

私たちは、どんな人たちに対しても、役割を期待しています。
当然、相手も、私たちに対して、役割を期待しています。
この、お互いへの役割の期待にずれがあると、行き違いが生まれることになります。

この「ずれ」をうむいくつかのポイントがありましたね。
振り返ってみると、あれもやっていた!これもやっている!、、、ああ、だから上手くいかなかったんだ。
あの人との関係で苦しかったのは、これだったのか!
などなど、今日は、たくさんの方々から、衝撃!!の声があがりました。

だからこそ、時間も延び延びになってしまって、申し訳なかったのですが、、、、

大事なことは、皆さんが、自分の現実、自分の実際を「わかる」ことです。
この実感がなければ、何も始まりませんし、何も変えられません。
今日は、そのためのたくさんのヒントがありましたね!

次回は、ズレを失くすためにも不可欠な「コミュニケーション」の実際を「話す」と「聞く」のポイントをおさえておきます。
話すのは苦手だけど、聞くのは大丈夫、と思っている人!
本当に聞けていますか? ちゃんと聞くって意外と難しいものです。実験もしてみて、確かめましょう。

月に1度のなんでもトーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

本日は月に1度開催しています<なんでもトーク>の日でした。

復職を果たして平日に参加できない方
ここで学んだこと、気づいていったことを改めて語りながら思い出したい方
普段周りに聞けないことをみんなに訊いてみたい方

テーマは本当に「なんでも」OK。
今日もみなさんがそれぞれの今の想いを語り、分かち合っていきました。

話すことは「手放す」こと、でもありますね。
今日も大切な時間となったようでなによりです。

うつと食事☆非言語コミュニケ―ション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。
「疾病理解」では、うつと食事の関係について学びました。
うつに関係する脳内の神経伝達物質がつくられるために必要な栄養素や脳の疲れを軽減するための糖質コントロールについて知識を深めました。
手軽に実行のできる食事の仕方など食べたいものを食べる時にも、食べる順番を変えたり咀嚼回数を少し増やすなどのちょっとした工夫でできるため取り入れやすい内容だったと思います。

午後の非言語コミュニケーションは、伝えたいことや表現してほしいことなどを考えつつ自身も表現もするので、正直、頭も体も非常に疲れたと思います。
しかし全身で自己表現したことで、適度に汗をかき気持ちが前向きになった方もいたようです。

金曜日は週の終わりに近く、朝から疲れている方も多かったと思いますが、今日のワークの疲れが心地よいものとなって良い眠りの入り口になればと思います。

グループワークは、“まずは自分の考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関わりに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

※金曜のグループワークは人数によって内容を変更する場合がございます。

認知再構成法を客観的に触れてみる

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
本日の<認知行動療法>では、認知再構成法のデモンストレーションを実施しまして、
みなさんに客観的に大切なポイントを体感して戴きました。

リアルなケースで取り組みましたので、
「できごと」自体から、「ターゲットとなる思考」自体から、
自分のココロをごまかさないことがいかに大切なのかも皆で感じることができましたね。

自分の「あたりまえ」と、他者の「あたりまえ」もホント全然違うんだな~ということも
今日は認識することがみなさんできたご様子でした。
リアルに体験すると「ああ、このことか」と腹に響いた方も多かったようでした。

来週は、もっともっとカジュアル・シンプルに取り組めるスタイルをご紹介しながら、
今度は自分自身のテーマで実践的にやってみましょう。

「え?こんな簡単でいいの?」
「ああ、これならものぐさな自分でもできる♪」
🎵マークがつくようなお声をいつもたくさん戴くフォーマットです。

じっくり派
カジュアル派
自分にしっくりくるのがどちらであってもいいように!

 

ココロにメジャーをとりつける

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
本日の<自己洞察ワーク>では、
問題解決セラピー/短期療法/ブリーフセラピー などと表現されるメソッドで使われている
とても有益な「コツ」に取り組んでいきました。

ああ、これってストレスだなぁ。
ああ、こうなったらいいのになぁ。

そう感じる場面において、想いをひとかたまりにしないで
スケール(目盛り・度合)をつけて捉えてみる試みです。

今日のワークをやってみて
いかに今まで「白黒」「0か100か」が自分の思考にこびりついていたか
改めて確認できた方 … 多かったですねぇ!

「 だからコーピングが上手くいかなかったんだ、ピンとこなかったんだ 」
「 今まで大きな変化ばかり求めていたから、自分の進歩に気付けなかったんだ 」
「 どうでもいいことに、すごくエネルギーを使い過ぎていたかも 」
「 意外と大丈夫だったのか。イメージだけでビクビクしすぎてた 」
「 自分の気持ちをごまかしすぎていたことに気がついちゃった 」

などなど。本当に、などなどなどなど …
たくさんの気付きがあったご様子でした。

土曜講座 マインドフルネス

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

今回の「土曜講座」は、ストレスコーピングの1つである「マインドフルネス」でした。

マインドフルネスは、「今ここ」の体験に気づきを向けて、それらを判断したり評価することなく、そのまま受け止めることです。ストレス体験を良い悪いと判断せず、「こういうストレスがふりかかってきてるんだなぁ」とただ眺めて客観視します。

マインドフルネスを続けると、ストレス感情に素早く気づけるようになり、心や脳が穏やかに休息する時間を持てるようになります。

マインドフルネスには様々な種類がありますが、今回は日々簡単に取り入れられる方法を紹介しました。五感を使ったワークや、認知(自動思考)、気分・感情に焦点を当てたワークを実際に体験してもらいました。

みなさんからの感想は、

・イライラしているときや落ち込んでいるときに取り入れていきたい。思考や感情を判断しないことを改めて意識していきたい

・今までリワークで何回もマインドフルネスの瞑想を体験してきた。今回は、色々な方法があることが分かり試してみたい

・意外と毎日マインドフルネスを取り入れていることに気づいた

などでした。

マインドフルネスを日常生活に気軽に取り入れて、穏やかに毎日を過ごしましょう。

協調とリーダーシップ☆どの物語に共感する?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

午前中の「復職支援」では、職場における協調とリーダーシップについて考えました。
協調とリーダーシップでは、チームワークの大切さやリーダーシップとは何かについて学びました。
職場でチームを組むことがあるかと思います。
そんな時、チームの一員としてどのような心構えでいればいいのか、自分の役割は何か、そもそもチームワークって何だろう?などを考える機会になったかと思います。
職場や仕事について思い出したり考えたりするため、若干の負荷が掛かりますが、復職を視野に入れている方には仕事の感覚を思い出す、いい機会になったようです。

午後のグループワークは、今日は同じ物語を別の視点から見た時にできるもう一つの物語について考え、4人の登場人物の中から共感を持てる人は誰かを話し合って決めていきました。
主観的な視点、客観的な視点など様々な考察をしながら順番を決めていきます。
しかし、多数決を採用していないこともあり、なかなか決めることができないようでした。
最後にグループごとに決めた順位その理由、話し合いが難航し点などを発表してもらいました。

グループワークは、“まずは自分の考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関わりに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

※金曜のグループワークは人数によって内容を変更する場合がございます。