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★1月30日午後の卒業発表はありません★

リワークプログラムよりご案内です。

1月30日(月)の午後は、卒業発表は行いません。
午後のプログラムは個別フォローアップだけになります。

よろしくお願いします。

不安と恐れ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の水曜日は「感情」をテーマにしています。
今日は、日ごろから感じている方も多いのでは?と思う「不安」と「恐れ」をテーマにしました。

どちらもつらい感情ですが、人間にとってどうしても生まれてしまう根源的な感情のひとつです。

自分が不安を感じたときの経験から、どんな反応をしていたかじっくり振り返りました。
そうすると、どんな状況で不安を感じたか、そして、どんな反応をしていたのかなど、様々なことに気づきました。
この自分なりのサインに気づくこと。そのサインから、ああ、自分は今、不安を感じていると気づくこと。
これが、まず最初のステップです。

リハビリ中の皆さんは、まさしく今、いろいろな不安を抱えています。
その相手(不安や恐れ)を知らなければ、どうやってつきあっていったらわからなくて当然ですよね。

今日は特に、あー、あてはまるー、、、、あー、自分やってるー、、、という方が多い回でした。
そりゃそうなんです。
不安は、いつも、私たちのそばにあるもの。
なくなることもあまり期待できないので、付き合い方、が大事になるんですね。

来月になりますが、一周挟んで次回、「怒り」について考えてみましょう。
これも、扱い方に四苦八苦している方がいらっしゃるかもしれませんね。

人と比べてつらい

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
人と比べてつらい・・・劣等感について取り組んでいきました。

自分で何をどう定義して設定しているのだろう?
ずれた中で感情に振り回されてしまうと、ますます辛くなってしまう状況を振り返り
今までハマっていたポイントが明確になって愕然とした方も多かったご様子でした。

劣等感ってどんなところから生まれるの?
源に気づくことによって、自分自身の方向性に気付けた方もいらっしゃって何よりです。

軸のありか、着目していきましょうね。

「持続可能な働き方」をめざして

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

1月の月曜日は、キャリアをテーマに考えています。
特に今月は、いくつかのチャートやワークをやりながら、これまでの働き方、これからの働き方について考えていきました。

今日は、前半と後半で2つのワークに取り組みました。
前半は、RIASECの六角形モデルを使って、興味や関心をキャリアとつなげて考えてみました。
今の仕事を考えると興味があるといいきれないなぁという方も多かったのですが、意外とこれまでのキャリアって、興味の方向性はあったんだ、という側面もみつかったようです。
興味の方向性が対極にあるように見えても、なんだか広がりすぎているように見えても、それはそれ。
自分なりに、これまでの経験と照らして振り返ってみると、ああ、そういうことで今の仕事なんだ、と納得した方もいたようです。

後半は、ライフキャリアレインボーを描いて、自分が担っている役割とバランスのとり方について考えてみました。
今まで、自分がすべての役割に100%で取り組もうとしていたことに気づいた
思ったより、人生の残り時間って少ない
職業人としての割合が高くて驚いた
いろいろな視点があったようですが、小グループでのシェアをゆっくりして、新しい視点にも気づくことができました。

来月は、リハビリの大切なポイントの一つ、再発予防について考えていきます。
これまで、様々な視点で見直してきた働き方、仕事のマッチングなどを材料にして、具体的な対策を考えていきましょう!

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職後のコンディションや働き方を確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合う時間です。

今日は復職された方が多かったので、復職後、日々感じていることを話し合いました。

復職してしばらく経ち、周りが忙しそう… 自分はもっと仕事を引き受けた方がよいのか?

もう大丈夫だと思われて、配慮が少なくなり普通に扱われる、自分は変わったのに…

それをどう伝えればいいのか?

みなさん、同じような思いを抱えており、様々な意見が出ました。

・周りに巻き込まれず、突っ走らないでブレーキをかけられている。状況を客観的に捉えられていることは大切

・みんなが忙しい職場は危ない。忙しくない人がいてもいい

(そう言われてみれば、最近相談されることが多い、話しかけてもいい人と思われたのだろう!)

・自分が変わったのではなく、仕事のスタンスが変わった。仕事との距離をどのくらい取るかを模索しながら働いている

・できることと、やることの区別をする

・産業医など第三者の意見を入れて、自分の働き方を伝える

・気分が落ち込んだり調子が悪いときもある、症状とは上手く付き合っていく

あるある、そうだよね~、同じことを考えていた、とみなさん頷かれていたのが印象的でした。

みなさんからの感想は、

・自分と同じ状況、気持ちの方々を知れて、自分だけじゃないと心強くなった

・できなくなったことをマイナスに捉えていたが、今日の話を聞いて、今の自分にできることを確実に丁寧にやっていこうと思えた

・自分のペースを保って働きたいと思った

などでした。

復職してからも、感じること、悩むことは多々あります。ときどきフォローアップで話して思いを共有しましょう。

話し方・聞き方☆あなたの美徳のテーマ

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

今日の午前中のリワークテーマは『話し方・聞き方』です。

あらゆるビジネスシーンで気を付けたいのが言葉。

より丁寧な話し方や聞き方にはどんなものがあるか、言いづらいことをいう時にどんな言い方が失礼ではないかなどを皆と検討しつつ、一般的な言い回しについて学びました。

ビジネスモードの自分を思い出すきっかけになった、すっかり忘れていたことの復習になったなどの感想がありました。

 

『あなたの美徳のテーマは?』では、それぞれに与えられたテーマに沿って、自分を振り返り、そのテーマを取り入れる必要はあるのか、すでに充分足りているのかなどを考え、グループ内で発表し、その感想を参加者からフィードバックしてもらいました。

 

「みんなに褒めてもらって嬉しい」「褒められてくすぐったい感じがする」

などの感想がありました。

 

他者からの言葉も受け取ることで、新たな発見や決意の機会になったようでした。

自分を守るつもりで苦しめる考え方のクセ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、自動思考の中でも抑うつにとても関連のある考え方のクセを12個について
自分自身を振り返りながら検討していきました。

12個とも全部やっていてギョッとした。
こんな考え方ばかりしていたから鬱になってしまったのも当然だったんだな。
こう考えるのは当たり前だと思っていて疑いすらしなかった。

などなど、本当にたくさんの気づきがありましたね!

人生のどこかのタイミングでは、この考え方で自分自身を守ることができたりしたのでしょう。
ですが「そればかり」をやっている内に、軌道がずれてしまったり、的確な認知からかけ離れたりしてしまっていたのですね。

考え方のクセは悪者では決してありません。
パスタにちょっとかければ美味しい「塩コショウ」のように
ちょっとだけその発想を活用できれば、時には自分を助けることだってありましょう。

ですが、パスタの量以上に塩コショウがかかっていたら、どんなに元が美味しくても食べられないのと同じように
自分を守る考え方のはずが上手に機能してくれてなくなっちゃいますね。

考え方のクセと仲良くなるには、
まずは自分の考え方の傾向に気づくこと。引き続き取り組んでいきましょう☆

私の取扱説明書

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、自分自身の取扱説明書を作成してみました。

実際に書いてみて相手に説明してみると、
意外な質問などがくるものですね。

あれ…? あんまり伝わっていないんだな。
あれ…? 全部伝わり切っている訳じゃないんだな。
あれ…? それは口に出さないと分かってもらえないのか。普通分かるのかと思ってたけど。

みなさん気付くことも多々あったご様子でした。

自分にとって大切なことであればあるほど、伝えられていなかったことに気付けた方も何人もいらっしゃいました。
「だから辛かったんだな」
つらさのカラクリの1つに気付けたことも、大切な第一歩ですね。

月に1度のなんでもとーく

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークデイケアのご報告です。

本日は月に1度の<なんでもとーく>を実施しました。
本日も「いまの自分」に必要なテーマを各々共有されていました。

一見自分とは関係のない話を聞くのか … とおもいきや、
意外と大切なポイントは自分のテーマにも重なってきたりして
本当に面白いですよね。

・ミスした時に落ち込んじゃうのを止めるには?
・忙しすぎて追い込まれた時の気持ちの切り替え方は?
・態度の悪い同僚にストレスを感じちゃう時は?
・新しい興味やスキルを開拓していきたいのだけど
・自分のタイミングと会社側のタイミングが合わなくて
・復職後どのくらいで残業始めた?
・キャリーバッグを買う時どこをチェックすればいい?

などなど …
ここまでお仕事の話題が集まる回も本当に珍しかったですが
時々笑いも湧き上がりながら活発な意見がとびかっていました。
2時間、本当にあっという間ですよね。

リフレーミング★コラージュ療法

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。
本日はリフレーミングについて考えました。
リフレーミングとは、“今までとは別の視点でものごとを見直すこと”です。
私たちは日常的に、その時の状態によって、解釈や意味を良くも悪くも変化させて取り入れています。
一見、不幸に見えるそのエピソードを別の視点で捉えたら・・・
誰でも辛いときには苦しくなったり、悲しくなったりします。
でも、その辛い気持ちを辛いまま抱えていると、もっと辛くなってしまいますね。
そんな時に、別の視点でものごとを捉えることができたら、その先の流れが変わっていきます。
辛さを学びに変えて、再出発することができるかもしれません。

午後のアートセラピーでは雑誌などを切り抜いて貼るコラージュ療法を行いました。
好きな雑誌を選んで、その中から好きな言葉や画像を切り取り、思うままに台紙に貼っていきました。
自分の心にグッときた画像や文字を集めるのは楽しい作業です。
そしてできた作品は、それぞれの個性が詰まっています。

できた作品を手にしながら、自分の思いを語ったり、感想を皆でシェアしました。
「集中して取り組めた」、「あっという間だった」などの感想がありました。