ブログ

バウンダリー*どうしたらいいの?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
本日の<自己洞察ワーク>では、バウンダリー(ココロの境界線)に関して
こんな時にはどうしたらいいの?を検討していきました。

前回振り返った際に、
「ああ、今までずっとバウンダリーが壊れていたんだな … 」
「このせいで、ずっと自分は苦しかったんだな … 」
「うわぁ、コレ全部当てはまっちゃうよ!」

などなど、たくさんの反応がありましたが、それぞれ振り返った時に湧き上がった
「その時の記憶」をもう一度登場させて、

その時、どんなことを意識できたら自分にとってラクな展開へと運べたか?
その時、どんなふうに行動できたら自分にとってラクな展開へと運べたか?

じっくり検討していきました。

自分だけじゃない、同じような想いを分かち合うからこそ
自分のドラマにはまりこまず、向き合うことができるのですね。

腑に落ちる瞬間、これからも大切にしていきましょうね。

どんな感情も否定しなくていい・ドラマセラピー

今日のドラマセラピーは、「不満」をテーマに展開していきました。

 

人間誰しも腹が立つこともあれば、思う通りにいかないこと、ありますよね。

そういう時、どうやって、その感情と付き合っているでしょうか?

むかっときたりイライラしても「そんなこと皆もあるのだから」と自分に言い聞かせて奥にしまいこんだり、何も言わずに言葉を飲みこんだりしまいがちかもしれません。なかったことにしてしまう事もあるかもしれません。

 

でもね、それを続けていると、自分の内側に実はストレスが溜まっていく一方なんです。

そして、気がついた時には心身が消耗しきってダウンしてしまったり、あるいは、溜まり込んでいたものが突然に爆発してしまったりします。

 

私たちは人間なので、いろんな感情が湧き上がってきて当然なんですね。

だから、それらを抑え込むのではなく、遊び心を持って上手に外側に出してあげましょう。そうすることで、自分のバランスを崩さずに済むのです。

 

今日は、参加者の方に様々な役に変身していただき、その役柄になった状態で「普段は言えない、ここだけの話」をトークショウのように語ってもらうというドラマワークを行いました。

 

お坊さん、タクシードライバー、俳優、そして新聞記者などなど。

 

その役柄になった状態で、「いや、ここだけの話なんですが、、、」と、その役の持つ悩みや不満を自由に言っていただくワーク。つまり「なりきりごっこ」なのですが、その役柄を楽しみながら、時にはユーモアを交えながら、いろんな不満が飛び出してきました。

 

時には笑いも出たり、共感する部分もあったり、、、

 

「タクシードライバーや、新聞記者の愚痴や不満を演じながら口にしていったら、本当の自分が言いたいことが外に出せたみたいに楽になったのを感じました。」

そんなご感想もいただきました。

 

そうなんですよね。

ドラマセラピーでは安心に安全に、どんな感情も外側に出していくことができます。「ネガティブな思いも閉じ込めずに外側に出す」ことをすると、自分の内側が軽くなったり楽になっていくのです。

 

どんな感情があってもいいんです。

その感情を持っている自分を、優しく受け止めてあげましょう。

そして、少し遊び心を持って外側に出してあげましょう。

否定する必要はありませんよ。

 

 

次回のドラマセラピーは12月の第四土曜日に行います。

初心者、大歓迎!

演技力などは一切不要ですので、どうぞお気軽にご参加ください。

お会いできることを、楽しみにお待ちしております!

 

 

ビジネスマナーの基本★自己紹介のウソ・ホント

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。
今日のリワークのテーマは『ビジネスマナー』
ビジネスマナーでは、お辞儀の仕方から名刺交換のマナーまで、実践を交えて学びました。
もう何年も前に会社の新人研修で習った方、特に習うことなく過ごしてきた方、様々な立場の方がいらっしゃったと思います。
何気なく行なっていたお辞儀や名刺交換のマターを改めて意識して取り組むことで、よりスマートで爽やかな印象を相手に与えることができると実践を通して知ってもらえたと思います。

午後はグループで自己紹介をしました。
自分のプロフィールの中に「ウソ」を入れて紹介します。そのウソはどれなのか、皆で考えていきました。
紹介者は、人前での自己開示をしていかなくてはなりません。そして、聞き手は相手をよく観察すること、物事を明らかにしていくために効果的な質問は何かを考えること、などが課題です。
人の話を集中して興味深く聞くことで見えてくるものがあります。
紹介者の話から皆で様々な推察をしました。
自分の推察が当たった時はとても嬉しい気持ちになります。しかし、紹介者はウソを見破られるのではないかとハラハラしていたようです。

楽しみながら人前で話すことに慣れていってもらえればと思います。

※金曜のグループワークは人数によって内容を変更する場合がございます。

考え方のクセを見つけて癒す

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、
みなさんがメンタルを落としていく典型的なパターンを元に作られた1つのエピソードに沿って
自分自身が普段無意識にハマっている「考え方のクセ(=自動思考)」を見つけていきました。

考え方のクセを解説している単純なリストを見ていた時には
「自分にはないな」
「自分には関係ないことだな」 と思っていたものの

あるあるエピソードの中に潜んでいる「考え方のクセ」を
ほら!これだ! と皆で実際に見つけていくワークをやってみると

「ああ、コレ、全く同じこと自分やってる」
「そのエピソード、そのまんま自分だった」

・・・気付けましたね。

まずは、リアルに気付くこと。とても大切でした。

さあ、気付いたら、今度は
<どうやってその考えを広げていこうか、柔らかくしていこうか>

それぞれの考え方のクセに対して<広げるヒント>
自分自身のココロの引き出しにしっかり入れていってあげましょう。

次回は

自分の中の「おとま君」を救え!
ハマってしまった考え方のクセから抜け出す第一歩。与えていきましょう!

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職後のコンディションや働き方を確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合う時間です。

今日の疑問は「復職のタイミング」でした。

復職したい気持ちはあるが、まだ戻りたくない気持ちもある…

いつになったら復職できるのか?

復職した方からのアドバイスは、

・休職に至った経緯を振り返られるようになってから

・振り返ることによって再発防止になる

・気分が安定してから

・戻ってもいいかなと思える時期が必ず来る、それまで焦らない

などでした。

他にも、

・窓口になっている上司と話しにくかったら、話しやすい人に代えてもらう

・面談では、希望する条件を提示する

・話したいことをまとめておく

・即答できないときは持ち帰って考える

・リワークは最初から週5日ではなく、徐々に日数や時間を増やす

・通勤訓練は、空いている時間から始めて、少しずつ距離を伸ばす

など、復職に必要な具体的なアドバイスがたくさん出ました。

みなさんからは、

・他の方から話を聞けて少し方の荷が降りた

・焦って復職しなくてもいいと知れてよかった

・復職して自分も少しずつステップアップしていると思った

という感想でした。

一人で考えると不安になってしまいます。人に話すと、悩んでいるのは自分だけではないことが分かります。同じ経験をしている方々に意見を聞いてみましょう。

ヒプノセラピー☆テーマを深く語り合おう

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中の「心理療法」では催眠療法の実際とその仕組み学びました。

テレビのショーなどで見る催眠は、インパクトのある見せ方をしているため、「怪しい」とか「怖い」、「操られてしまう」などのネガティブなイメージを与えています。

しかし、実際の催眠は、自分の意に反して操られることはなく、しっかりと意識がある中で行われています。

日常でも催眠に似たような状態は多くあり、皆が体験しています。

今回は、催眠に対する誤解を解くと同時に、つらい症状の消失のみを期待することなく、より安全な利用(リラクゼーション)の仕方を考えてみました。

 

午後は与えられたテーマに沿って深く語り合ってもらいましたが、その際に自身のコミュニケーションの練習だという意識をもって臨んでもらいました。

テーマはいくつかあり、それを選ぶところから始めてもらいました。

同じテーマを選んでも、グループによって話す内容が全く違ってきます。

「日本」をテーマに24時間営業のお店があることについて便利だと話す一方で、働く側からするときついので無くしてほしいと思っていたり、日本の明るい側面を捉え一方で闇の深さについて考えるグループもありました。

 

 

※金曜のグループワークは人数によって内容を変更する場合がございます。

CBT*自分の考えを広げてみた

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、認知再構成法に取り組む際の3つのスタイルをご紹介して、
皆さんそれぞれ一番やりやすいスタイルを選んでご自分のケースを実際に検討していきました。

・じっくり取り組んでいきたい
・ある程度丁寧に
・カジュアルにさらっと

どれであっても有意義な使い方ができるので
「コレならできる」「コレがぴったり」「これならしっくり」の感覚を大切にしていけるといいですね。

皆さんの学びの進み方によって、同じワークをやっていても
それぞれに大切な気付きポイントが違ったようでした。

どれもこれも、本当に大切。
それぞれのポイントを掴めたことで
「ああそうだったのか」と深く気付けたこと・大きく気付けたことがあったご様子でした。

こういう場合はどうするの? の共有も
集わなければなかなか対処の仕方のヒントとして情報が入ってこないものでしたね。

今日はそれぞれ 「 今の自分のベスト 」 で
みなさん真剣に取り組んでいらっしゃいました。

来週と再来週は 「 自動思考 」 にもう一度戻って
とても身近な「あるあるケース」を通して皆で検討していきましょう。
今日とはまた違ったスタイルで自分自身の「考え方」を広げていきましょうね。

あの人と行違っているのはなぜ?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

水曜日は、対人関係やコミュニケーションについて取り上げています。
職場でも、プライベートでも、対人関係やコミュニケーションはストレスの種になることが多いのではないでしょうか?

今月は、コミュニケーションで行き違いを生まないためにできることを考えています。
そのなかで今日は、「役割期待」をキーワードに、自分の身のまわりの人達との関係を考えてみました。

自分の身近にいる人たちとの関係、意識したことがありますか?
距離感の違いで、つきあい方を変えていますか?
職場の人達との関係、親しい人たちとの関係、自分の中でごちゃごちゃになっていませんか?

私たちは、どんな人たちに対しても、役割を期待しています。
当然、相手も、私たちに対して、役割を期待しています。
この、お互いへの役割の期待にずれがあると、行き違いが生まれることになります。

この「ずれ」をうむいくつかのポイントがありましたね。
振り返ってみると、あれもやっていた!これもやっている!、、、ああ、だから上手くいかなかったんだ。
あの人との関係で苦しかったのは、これだったのか!
などなど、今日は、たくさんの方々から、衝撃!!の声があがりました。

だからこそ、時間も延び延びになってしまって、申し訳なかったのですが、、、、

大事なことは、皆さんが、自分の現実、自分の実際を「わかる」ことです。
この実感がなければ、何も始まりませんし、何も変えられません。
今日は、そのためのたくさんのヒントがありましたね!

次回は、ズレを失くすためにも不可欠な「コミュニケーション」の実際を「話す」と「聞く」のポイントをおさえておきます。
話すのは苦手だけど、聞くのは大丈夫、と思っている人!
本当に聞けていますか? ちゃんと聞くって意外と難しいものです。実験もしてみて、確かめましょう。

月に1度のなんでもトーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

本日は月に1度開催しています<なんでもトーク>の日でした。

復職を果たして平日に参加できない方
ここで学んだこと、気づいていったことを改めて語りながら思い出したい方
普段周りに聞けないことをみんなに訊いてみたい方

テーマは本当に「なんでも」OK。
今日もみなさんがそれぞれの今の想いを語り、分かち合っていきました。

話すことは「手放す」こと、でもありますね。
今日も大切な時間となったようでなによりです。

うつと食事☆非言語コミュニケ―ション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。
「疾病理解」では、うつと食事の関係について学びました。
うつに関係する脳内の神経伝達物質がつくられるために必要な栄養素や脳の疲れを軽減するための糖質コントロールについて知識を深めました。
手軽に実行のできる食事の仕方など食べたいものを食べる時にも、食べる順番を変えたり咀嚼回数を少し増やすなどのちょっとした工夫でできるため取り入れやすい内容だったと思います。

午後の非言語コミュニケーションは、伝えたいことや表現してほしいことなどを考えつつ自身も表現もするので、正直、頭も体も非常に疲れたと思います。
しかし全身で自己表現したことで、適度に汗をかき気持ちが前向きになった方もいたようです。

金曜日は週の終わりに近く、朝から疲れている方も多かったと思いますが、今日のワークの疲れが心地よいものとなって良い眠りの入り口になればと思います。

グループワークは、“まずは自分の考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関わりに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

※金曜のグループワークは人数によって内容を変更する場合がございます。