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3人のメンター

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
自分の資源(リソース)に繋がっていくワークの1つ「メンターワーク」」を実施しました。

自分のメンタルを支えてくれる存在は、
何も「今生きている人間」「知り合い」である必要はないんですね。

天に還った存在、実在しないアニメや映画の登場人物、自然だったり、動物・植物、
天使など神聖な存在にいたるまで
な~んでもOKなのです。

ワークのコツをお伝えしながら、
自分自身の中にもともとある資質と繋がっていきました。

理屈じゃなくて、
自然に湧き上がってきたもの

… ありましたね。
そう。あるのです。いつもは眠りこけているだけで。

4月のアクションプランと個別フォローアップ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、4月のスタートということで、今月のアクションプランを考えました。
毎月のスタートにやっているプログラムですが、自分の現状を把握して、復職や復職、社会復帰にむけて、リハビリの計画をたてるためには大切なステップです。

月一回、「復職準備チェックリスト」を使って、自分のコンディションの変化をつかんでいきます。
これが、現在地、ですね。
そのうえで、自分が復職直前にこうなっていたいという状態をイメージすると、その間を埋めるのがリハビリになります。

先月も今月も、、復職間近の方々も、比較的多くいらっしゃいます。
そうなると、復職を意識して、緊張したり、不安が増したり、いろいろと考えてしまうもの。
そういうときこそ、チェックリストで現在地をみえるようにして、何をするか、具体的に絞り込んでいくと効果的です。

その上で、個別フォローアップでは、皆さんが今、困ったり、もやもやしたり、解決したいことをマンツーマンでゆっくり話します。
その場では答えは出なくても、話していくとほっとしたり、整理できたり。
次にやることがクリアになるのも、よいところですね!

今月の月曜日は「キャリア」のプログラムです。
様々な面から、自分の働き方、仕事とのつきあい方を見直してみましょう!
しばらく働いてみた今だからこそ、実感できることがあるかもしれません。
これからの「持続可能な」働き方を考えていきましょう。

★明日4/5の午後のプログラム変更★

町田クリニック リワークよりお知らせです。

4月5日(火)14:15~「 腹式-マインドフルネス-脳よおやすみex 」 (ヨガはお休みです)

急な変更になりますが、よろしくお願いします。

土曜講座 本当に大切なものは?

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

今回の「土曜講座」は、自分にとって「本当に大切なものは何か?」を考えるプログラムでした。

仕事、お金、家族、友人、健康 … これらの言葉を聞いて何を思い浮かべますか?

「一生懸命働いて成果を出さなければならない」

「お金がなくては生活できない」

その思考は本当でしょうか?

浮かんできた思考を見直して、今後の自分に役立たない信念は消して、これからも持ち続けたい信念は残します。

次に、自分が既に持っているもの、足りないものを書き出して、その中からどうしても「手に入れたいもの」を選択します。

そして、自分の願望を絵や図で表して「ドリームマップ」「ビジョンボード」を描きます。

完成した図は、生活空間の目につくところに貼っておきましょう。自分の思考やエネルギーは意図する方向に向かい、願望が実現する可能性が高くなります。

みなさんからの感想は、

・自分の本当に大切にしたいことが視覚化できてよかった。絵を描いていて楽しい気分になった

・自分に足りないものを確認できた。漠然と思っていたものが具体化できた

・今日明確にした目標に向かって努力していきたい

・なかなか自分の思いを素直に見つめることはできないので、必要な時間だと感じた

など、書き出すこと、見える化することは思考の整理に役立ったようです。

「土曜講座」は毎月第1土曜日に、認知行動療法を中心に、日常生活や職場で役立つテーマを取り入れています。ぜひご参加ください。

 

共依存☆自己紹介のウソ・ホント

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日のリワークテーマは『共依存』です。

共依存を簡単にいうと『自分の存在意義を見出そうとして、過剰に相手の世話をするなど、相手に必要とされている状況を作り出す関係性』です。

相手に尽くすこと(言いなり、我慢など)を続けることで相手の自立の妨げになっていることに気が付かず、不安や恐れから相手の望むものを無理してまでも叶えようとしてしまいます。

 

このような関係性は、家族やパートナー、職場などあらゆる人間関係で起こりやすいパターンの一つです。

 

「自分では共依存傾向は低いと思っていたが、話を聞くうちにその傾向が高いことに気づいた」などの感想がありました。

 

 

午後のグループワークは『自己紹介のウソ・ホント』でした。

皆の前で話すことに慣れたり、他者の話すことに集中して耳を傾けてもらったりするのが狙いです。

 

自己紹介の中で1つだけウソを入れて話し、その話のどれがウソなのかを皆で当てていきました。

皆さんの面白いエピソードに笑いが絶えませんでした。

 

グループワークは、“まずは自分考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関りに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

CBT*リアルなケースで実践!

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
本日の<認知行動療法>は、再び認知に戻りまして、
皆さんのリアルなケースを元に、実践エクササイズをやってみました。

人のケースではあるけれど、自分にもあるある!当てはまる!
こう感じるの、自分だけじゃなかったんだな。
人の意見を聞いていて、自分の考え、大丈夫なんだって思えた。

本日もいろいろなお声が挙がりました。
リアルだからこそ、今の自分に必要なだけスーっと沁み込むものがありましたね。
集団認知行動療法の醍醐味です。

正解は1つだけじゃない。
リアルケースをやっていくと、認知行動療法は
考え方を「変える」のではななくて、「柔らかくする・広げる」ってホントだ。
こういう事なんだなぁと実感できるところがいいですね。

来月もまたやっていきましょう!

感情とのつきあい方ワーク② =感情ノート

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は3月最後の水曜日。ということで、前半は毎月恒例の月間振り返りを行いました。
いつものように今月やったこと、気づいたことを1人ずつ振り返りました。
その後、お互いにシェアしていくのですが、今月は使ってみたアプリやコーピングなど、いろいろな情報が飛び交っていました。
いざというときに、なかなか新しいものを探すなんて気力は出てきません。
こういうときだからこそ、いろいろ探して、やってみましょう!

後半は、セルフモニタリングのツールとして、「感情ノート」をやってみました。

感情ってやっかいなもの?でしょうか。
コントロールしようと思うから「やっかい」になるのです。
よくわからないまま、もやもやとし続ければ、どうしたって、スッキリしませんし、たまってしまえば体調も悪くなりますね。

「書く」ことは、そのために役に立つツールの一つです。
ワークでは、今日や昨日の感情を振り返って、感情ノートに書く練習をしてみました。
事実である「きっかけ」と認知である「受け止め方」を、意外と区別できていないことに気づいた人。
感情を表現できる言葉のレパートリーの少なさに気づいた人。
ぼんやりとした感じの中に、いろいろな思いや感情があることに気づいた人。

他の人の「受け止め方」を聞いてみると、いろいろな発見もありました。
私たちは意外と、「ある事実」を「こう感じる」と、この2つをセットにして自動運転させておくことが多いものです。
なぜかって、その方が楽だから。あれこれ考えたり、吟味せず、そういうこと、と結論がつけられるから。

ただ、その自動運転のせいで、苦しくなっているのであれば、少し距離を取って観察してみると、楽な方法が見つかるかもしれません。
そのためのツール、感情ノート、しばらくつけてみませんか?

17のしんどい場面を助けるフレーズ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
HSP(Highly Sensitive person)~繊細、気にしすぎてしまう、傷つきやすい人~ また、
メンタルが落ちてくる際に陥りがちな17のしんどい場面で
自分自身にどう声をかけて気持ちを助けていくか
どう意識を向けて自分自身を支えていくか
そのフレーズ達をココロの引き出しに仕入れていきました。

ちょっとしたフレーズではあるのですが、
それが意識にあるのとないのでは大違いでしたね。

人生のどこかの場面でもっと早く身に着けていれば、もっと生きやすかったのに。

そんなお声も今日はちらほらを見受けられました。
10年後ではなく、今日からは身に着けていられますね。
今日からこれらの意識、大切に育てていきましょう。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では
同僚からの休日のお誘いを断れない。ああ、断りたい(泣) をテーマにして
ココロの持ち方、伝え方、受け止め方、いろいろ皆で検討してきました。
断る場面、いろいろもっとやっていきたいですね。

働くモチベーションのありか

こんにちは。
南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

3月の月曜日は「復職準備」。再発予防のために整えたいリハビリポイントを絞り込んできました。
先週は、体調を崩した経緯の振り返りなどを通して、当時、何が起こっていたのか理解すること。
そして、そのなかで何がストレス原因になっていたのか理解することをやってみました。

この作業、大事なプロセスなんですが、苦しいですよね!
特に、最近の仕事の記憶って、辛かったことやしんどかったことの方が鮮やかで。
ともすれば、いやだったことばかり思い出すことになります。

なので今日は、まったく反対のことを考えてみました!
やる気スイッチを探そうということで、働くモチベーションを自分がどこから支えているかを振り返ってみました。

仕事をしていた時、いい時も悪い時もあったんじゃないですか?
前の部署、前の会社、前の上司、、、、
プライベートの変化だって、私たちの働くモチベーションに大いに影響してきます。

やる気カーブを描いて、どんなときに何があったか、振り返りポイントをみつけていくだけ。
そのときに何があったか、何が自分のやる気を支えていたか、ゆっくり振り返ってみました。

とすると、出てくる出てくる。皆さん、それぞれのやる気スイッチ!がたくさんみつかりました。
モチベーションのありかは、きっと、皆さんにとって大切なものです。
もしかしたら、その大切な物がなかったから、もちこたえられなかったのかもしれません。

今日は特に、参加された皆さんそれぞれに収穫があった様子。
来月は、こんな振り返りをベースにして、自分にとって持続可能な働き方がどういうものかを、いろいろな面から考えていきましょう!

来週の月曜は、月に一回の「月間アクションプラン」の日です。
復職に向けた準備状況をチェックリストで確認し、今月の行動計画をたてましょう。

正直さを伝える・ドラマセラピー

今月のドラマセラピーは、「正直さ」をテーマに行いました。

 

何か心に引っかかっている出来事って、誰にもありますよね。

 

「本当は、こう言いたかったのに言えなかったな」

 

「咄嗟に言葉が出なくて、そのまま飲み込んでしまったな」

 

頭では「終わったことだ」とわかっていても、何度も繰り返して思い出してしまうこと、ありますよね。

 

それは、伝えられなかった後悔が残っており、まだ自分の中でピリオドを打つことが出来ないことから起きているかもしれません。

 

今回のドラマセラピーでは、自分が過去に本当に伝えたかった言葉を、ドラマの中で、相手に伝えるというワークを行いました。

 

「頭でなんどか、相手に伝えていたことはあります。でも、身体を使って、実際に伝えてみる経験って全然違いますね。とても大きかったです。」

 

参加された方からは、そんなコメントも出ました。

 

そうなんです。

 

実際に身体を使ってやってみると、「身体が納得する」のです。

 

ドラマセラピーの良さは、頭だけでなく身体を使って、理屈ではうまく言い表すことのできないものを「身体と共に出していける」ことにあります。

 

3月、いろいろなものの区切りの月ですね。

皆さんが気持ちの区切りをつけて、春に向かって進んでいけますように。

 

 

次回のドラマセラピーは4月に行います。

演技力は入りませんので、どうぞ気軽にご参加くださいね。

 

お待ちしております。