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リフレーミング☆サイコロトーク

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日はリフレーミングについて考えました。

リフレーミングとは、“今までとは別の視点でものごとを見直すこと”です。

私たちは日常的に、その時の状態によって、解釈や意味を良くも悪くも変化させて取り入れています。

一見、不幸に見えるそのエピソードを別の視点で捉えたら・・・

誰でも辛いときには苦しくなったり、悲しくなったりします。

でも、その辛い気持ちを辛いまま抱えていると、もっと辛くなってしまいますね。

そんな時に、別の視点でものごとを捉えることができたら、その先の流れが変わっていきます。

辛さを学びに変えて、再出発することができるかもしれません。

 

午後はグループに分かれてサイコロトークをしました。

各グループで1から6までテーマを決めてもらい、サイコロを振って出た目のテーマについて語るというものです。

「生きる意味」など深いテーマを扱ったグループ、「趣味」など比較的話しやすいテーマを扱ったグループに分かれました。

それぞれ一人ずつ話してもらいましたが、その際、自身のコミュニケーションがどうであったのか振り返りの材料にしてもらっています。

CBT*肝心な疑問形のうしろ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、認知再構成法に取り組んでみました。
前回、デモンストレーションによって、客観的な気づきの感覚を体感したので、
今回は自分自身のリアルな出来事をテーマにして実際に認知を広げていきました。

実際にやってみると、考え方を広げる以前に
そもそも自分のストレスに繋がっている肝心要の本当の思考にたどり着けていない
・・・という大切なポイントに気づかれた方も本日はとても多かったですね。

思考に触れているつもりで実はたどり着けてないパターンはいくつかあるのですが、
その1つ、
「思考が疑問形になっている時」のお話もさせていただきました。

「自分がいつもモヤモヤしているのは、これをやっててたどり着けていなかったからだと気づいた。」
「疑問形に隠れた、その奥の考えに繋がったら、自分の本当の気持ちにも気が付いた。」
などなど、本日もたくさんの気づきがあったご様子、なによりです。

認知再構成法は、エクササイズすればするほど、できるようになっていきます。
本日はしっかりからカジュアルまで3つのパターン(やり方)をご紹介しましたね。
「どれが正解」は不要です。今の自分に一番フィットしたスタイル、一番やりやすいスタイルで
考えを広げてみる習慣、ちょっとずつつけていきましょう。

★2月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど
復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど
自己洞察ワークソーシャルスキルアップヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど
コミュニケーション

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど
認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど
実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

こころの窓のひらき方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

水曜日はコミュニケーションについてです。
今月は、「無理なくわたしを伝えるために」と題して、日ごろのやり取りのクセやアサーティブな表現について考えてきました。

今日は「わたしを伝える」こと直結する「自己開示」について振り返ってみました。

対人関係を育てていくキーワードとして「自己開示とフィードバック」について考えてみました。
対人関係は、自己開示とフィードバックを繰り返して、やりとりしているといえるでしょう。
相手との関係で自分の「こころの窓」をどのくらい開こうか加減することで調整します。

自分のことを伝えるのは結構勇気のいることで、難しいなぁと感じている人も多いものです。
逆に、相手について感じたことを率直に伝えることも、結構勇気がいることです。

これまでの友人との関係を振り返った方、最近のできごとを考えるヒントになった方、自分の居心地のよい距離感に気づいた方など、今日もいろいろな点から発見があった様子です。

ここでもやはり、大事なのは、自分の意思や願い。相手にどう思われるかではありません。

自分はその人との関係をどうしたいか、あるいは、何のためにその方たちとつきあっていくのか。
誰に対しても、どんなときでも、心の窓をオープンにすることがいいわけでは決してありません。
窓の開き方はそのときどき、自分の都合で調整してもよいのです。

★臨時開催★2月21日午後 卒業発表があります!★

町田クリニック リワークプログラムからご案内です。

2月21(月)午後

一緒にリハビリに取り組んでいる、復職を控えた方の経験がうかがえる貴重な機会です!
「生の声」本当に励みになりますし、意見交換もできます。
ぜひご参加ください。

個別フォローは卒業発表終了後になります。
開始時間が遅くなること、お一人の時間が限られることをご了承ください。

よろしくお願いします。

ココロの境界線を育てる6つの大切なこと

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月の<自己洞察ワーク>では、対人関係のストレスに非常に関係している
「バウンダリー(ココロの境界線)」について取り組んでいますが
本日は、「バウンダリーを育てる6つの大切なこと」を主なテーマに検討していきました。

今日も沢山の方々から
「いままでこういう(バウンダリーの)概念を持ったことがなかった」というお声が多数あがりました。

自分が犠牲になることに

すっかり無頓着になってしまっていた
当たり前になっていた
疑問に思ったことがなかった
しょうがないよね、で自分を丸めこんで終わらせるしかないと思っていた

ずっとずっとそうやって生きてきた、働いてきたのなら
やっぱりとっても辛いですよね。

ストレスを育てない・大きくしないで目の前のことに取り組んでいくには
どんな風に意識していくことが今の自分にできそうか?

速攻でできそうなこと
時間をかけてじっくり身に着けていくこと

さまざまなレベルのアプローチを今日は皆さんで得ていきました。

今日登場したエピソードも本当に「あるある」でしたね。
このプログラムを実施すると毎回のことではありますが、
「自分の陥っていた苦痛のパターンとカラクリがはじめて理解できた気がした。」
… そんなお声の数々に、今日も うん、うん、と頷く筆者でした。

再発しないために-きっかけとセルフケア

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

2月の月曜日は、復職準備として「再発予防」のためにできること考えています。
今日は、シグナルとメンテナンスをキーワードにして、ストレスケアについて考えてみました。

自分の日頃のコンディションを意識すると、下がりすぎも、上がりすぎもあること、それぞれサインやきっかけも違うことに気づきました。
日頃の自分に整えるためにできること、それが「メンテナンス」です。

今日は特に、上がりすぎ、頑張りすぎたときに自分がどんな風になるのか、気がついた方がいました。
自分がこうなったら、それは自分では対処不能だから、とにかく病院に行くと、レベル分けができている方もいました。
リワークでは、毎日、各自が来た時と帰りのコンディションをチェックしています。
その積み重ねが「日頃の自分」「いつもの自分」を感じることにつながり、
そのいつもの自分とちょっと違うサインへの感度を高めることになるのです。

後半は、ストレスケアの道具箱を増やそう!ということで、模造紙に落書きしながらアイディアをだしあいました。
自分がストレス対処と思っていたことが、意外と偏ったものだったと気づいたり、
自分ではそう思ってなかったけど、十分、ストレス対処になっていたり。

やはり、人と話してみると、視点が広がりますね。
ストレスケアの道具箱は目標100!と言われています。
できるできない、得意不得意、それはあって当たり前。

何かの役に立つかもしれないですから、どんどん人のアイディアをもらって、道具箱をいっぱいにしておきましょう。

月に1度のなんでもトーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークデイケアのご報告です。

本日は月に1度の「なんでもトーク」を実施しました。

お話戴くことは本当になんでもOK。
おしごと、プライベート、皆さんに質問したいこと、いろいろで、
一貫性がある訳ではないのですが、
意外と「この日一番の『持ち帰りポイント』」となるのは、
自分自身が話したテーマじゃない、他の人が話した事の中にあるのが不思議ですよね。

 

今日も大切な大切なポイントの確認をいくつか皆でしました。
実際の経験を語り合う中で、リワークで育てたスキルを思い出す・取り戻していく感覚は、
リアルに身についていくプロセスそのものです。
普段のプログラムには入っていないメンタルポイントを今日はお話することもありました。

来月は3月12日(土)、またお会いしましょう☆

CBT*デモでありリアル

こんにちは。 南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、認知再構成法のデモンストレーションを実施しました。
いつもは自分自身のケースに取り組むのですが、
今回は少しだけ趣向を変えて、皆さんは観衆&「天の声」係。

*客観的に観察する
*客観的にきづく
*客観的に発想を広げてみる

ってこういう感覚 … を体験していきました。

自分自身のことだと、どうしても「距離を取る」感覚を出せずに、

*変えられない
*どうにもならない
*これは絶対

の発想に支配されていることに気が付かない状態も多いのですね。

ですので、「他人事」として取り組んでいくワークをしているはずなのに
あれれれ?

*これって自分のケースとまるっきり同じだ!
*これって自分にも言えちゃうことだ!
*これって自分にも使える(広がった)発想だ!

と気付かれる方も多いのです。

 

デモンストレーションとはいえ、実際に皆さんから出して戴くリアルなケースですので、
本当にリアル。生々しいテーマです。

*他人事であることで、客観的な視点を発揮しながらも、
自分に置き換えて考えることができてとても参考になった。

*エクササイズを皆で共有することで、自分だけでは出てこないアイデア
(でも自分にとっても「あるある」なこと)が知れてためになった。

*人の体験でも自分事と照らし合わせて考えられて、直接的な痛みを感じることなく、良い学びになった。

*自分のことじゃないと、こんなにいろいろな発想がでたことに自分自身でびっくりした。知らない自分に出逢えた感じ。
*こうやって人のケースを通して新たな気付きを得られることは、自分を客観的に見るための近道でもあるんだと思った。

*具体的な例でのエクササイズは、やっぱり分かりやすくていいな。
*リアルなケースだと、より身近に自分の中に入ってきたのでとてもありがたかった。

などなど。などなど などなど … 。
ライブ感がいつもよりも高い反応のご感想の数々でした。

 

デモンストレーションであり、ケーススタディでもあるこのスタイルは、
非常に体験的・体感的に得られるものが多く、考え方を広げる力がグッと育っていきますので、
できることならこれだけを毎週やりたいと想うくらいの筆者です。

今月は引き続きあと2回、広げる経験を重ねていきましょう。

「やりとり」について考えてみる

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

木曜日は、私たちのストレスのなかでも大きな部分を占める対人関係やコミュニケーションがテーマです。

人とやりとりした後で、気まずい思いをしたり、しっくりこない気持ちで終わることはありませんか?
その一方、スッキリしたり、暖かい気持ちになったり、安心したり、なにかが解決したり。
今日は、このやりとりを3つのパターンに分析してみました。

日頃の自分のやりとりを振り返ってみると、
あの人とはこうだった。
あの時はこんな感じだった。
あー、いつもこんなことをしてたんだと、ヒントがたくさん見つかりましたね。

自分がどんなやりとりをしていて、それがどう不快な気持ちにつながっているのかわかれば、
それを意識的に調整することもできます。
自分が使いやすいモードを意識することで、相手とのやりとりを主体的に切り替えていく事もできそうです。

後半は個別フォローの時間でした。
今日はいつも以上に希望者が多く、1人ずつの時間が短くなってしまってすみません!

グループの場で得られたいろいろなヒントを使って、
自分のことを、自分のこととして考えていくための個別フォローです。
今日も、皆さんまったく違ったテーマで、まったく違う話ができました。

相談するのって苦手、どう話したらいいのかわからない。
そんな方も、まずは、座ってみませんか?
相手を前にすると、話したいことが出てくる方も多いですよ。

来週は、他者と自分との間にあるこころの構えについて考えましょう。
これが意外と、対人関係の根っこを決めているかもしれません!