ブログ

強みを発見しよう!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、私を知って働き方を考える-第4弾、「強み」について考えてみました。
強みと才能は切り離せませんが、才能は特別な人だけがもつ、特別な能力だと思ってはいないでしょうか?

初対面の人でも苦なく話せる、コツコツと同じ作業を繰り返せる、自分にとって当たり前のことに「強み」は潜んでいます。
自分の「強み」を人と比べて優れていることと思ってはいないでしょうか?
自分の中で苦もなくできることを探していくと、それが強みにつながります。
意外と、他の人は当たり前にはできないものです。

強みの多い人になる必要はありません。
自分の強みを活かすこと、逆に、苦手なことは無理をしないことで、自分にあった働き方を見つけることもできるでしょう。

小さい頃のことも含めて、自分の経験を振り返ってみると、意外と、昔から自然とやっていたことを思い出せるようです。
強みになりそうなこと、潜在的にもっている強みから、仕事に活かしたいものを選んでみました。

実は、環境によって、強みを発揮できるかは大きく違ってきます。
自分の強みを発揮できた出来事や経験を振り返った時、その背景や理由、どんな環境だったのかも合わせて思い出すと役に立ちます。
その理由や環境が、自分を活かして働ける職場に求める風土や文化につながることが多いものです。

来月も、キャリアの続きを考えます。いろいろな側面から私を知って働き方をみなおしてみましょう!

来週の27日月曜日は、今月&今年の振り返りと卒業発表を予定しています。
個別フォローは少し遅めの始まりになりますので、ご了承ください!

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職後のコンディションや働き方を確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローしていく時間です。

今日は、復職への準備、再発予防などについてじっくり話し合いました。

・「自分が変われば…」という考えは危険。(会社の制度など)自分だけではどうしようもないこともある。時間や働き方を会社と調整することで、働きやすい職場に改善されるきっかけになる。

・復職直後はがんばり過ぎない。目標を低くしてセーブするくらいでちょうどよい。どのくらい有休が取れるか確認しておいてこまめに時間給を取ったり、突っ走っているときにブレーキをかけてくれるよう信頼できる人に頼んでおく。

・身体が疲れると心も疲れる。身体を休める「おうち入院」がお勧め。短時間でもスマホ、TVを見ず、何もしないで休んでエネルギーを取り戻す。

復職前後の「あるある」から、目から鱗の「そんな考えもあったのか~」まで、同じ経験をしたみなさんからの意見は受け入れやすく、本当にすべてが参考になりました。

みなさんからの感想は、

・1人では難しかったが、復職経験者から意見を頂いて異なる視点を得ることができた
・「命は仕事より大事」という言葉が響いた
・復職期間は休んでいるだけではなく、復職対策を考える大事な時期だと思った
・何となく思ったり考えたりしていることを、言葉でアウトプットすることで自分の中で明確にできる
・自分は相談したいことはなかったが、話を聞いて意見を伝えられて良かった

などでした。

土曜日のこの時間は比較的少人数で、復職に関して日頃思っていることをじっくり話せるのが特徴です。自分から話題を提供しなくても、話すことによって自分の考えを整理できるという感想が印象的でした。

健康で長く働き続けるために、みなさんでフォローし合っていきましょう。

自分を許す☆自己開示と受容

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

午前中の「自分を許すとは?」では、自分を許せなくなる背景を考え、その捉え方について考えました。
「自分は何をやってもダメなんだ」「人の期待に応えることができなくて情けない」などなど、自分を責め立てる、自分にとってはなじみの言葉を大事に抱えていないでしょうか。
変わりたい、幸せになりたいと言っているのに、とっている行動は自分を責め続けること・・・
そんな自分を許していく一歩について話していきました。
「まったく自分を許せていないことに気づいた」「自分が自分の味方になろうと思った」などの感想がありました。

午後のグループワークでは、話し手は、皆に言える範囲の辛かった経験などを自己開示し、聞き手はそれに対して受容的な態度で聞くということを意識してもらった。
「話してスッキリした」「皆が受容的に聞いてくれるので話して良かったと感じた」などの感想がありました。
グループワークは、“まずは自分考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関りに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

ぐるぐる思考をどうにかしよう

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月の<認知行動療法>では、ネガティブな感情や思考の実態を理解して
必要以上に不安や恐れにひっぱられずに目の前のテーマに取り組めるになろう!
… というテーマに取り組んでいます。

その中で今週は、
「アクセプタンス&コミットメント」とはどういうものか?を皆で学びました。

私達は事実の中で生きているように思っているけれども、
さてさてその実態は … というとこから始まり、

ぐるぐる思考の正体っていったい何なのか

そして自分自身のイメージ世界の中に
いかにべったりと癒着しすぎてハマってしまっているかを
確認していきました。

これじゃあねぇ … !
ずっとこれをやってたのか … !

いつものことではありますが、
皆さんの「自分の状態に ただ 気づけた」時の様子は
本当にパワフルだなと思わずにはいられません。

来週はその「べったり感」からどうやって距離を取っていくか、抜け出していくかに繋がる
さまざまな方法やアイデアを共有していきましょう。

今の自分でもこれならできそう
「風穴」は、そんな軽やかなモードからポチっと開いていくようですよ。
新しいモードとの出会い、獲得していきましょうね。

コミュニケーションの行き違い -役割と期待

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

水曜日は、対人関係やコミュニケーションについて取り上げています。
職場でも、プライベートでも、対人関係やコミュニケーションはストレスの種になることが多いのではないでしょうか?

今月は、コミュニケーションで行き違いを生まないためにできることを考えています。
そのなかで今日は、「役割期待」をキーワードに、自分の身のまわりの人達との関係を考えてみました。

それぞれの対人関係を振りかえると、いろんな人とのかかわりをもって暮らしていることに気づきます。
距離感の違いで、身の回りの人達との関係が違うでしょうか?
職場の人達との関係、親しい人たちとの関係、区別できているでしょうか?

私たちは、どんな人たちに対しても、役割を期待しています。
当然、相手も、私たちに対して、役割を期待しています。
その役割がどんなことか、何を期待しているのかは、自分しか、あるいは、相手しかわからないことです。
この、お互いへの役割の期待にずれが生まれると、対人関係での行き違いが生まれることになります。

今日は、職場での関係について、様々な役割と期待、コミュニケーションのズレについて、たくさんの分かち合いがありました。
上に立つ立場の人、下にいる立場の人、それぞれ、相手に対して何を期待していたのか、振り返ってみると発見もあったようです。
これが正解!というのはなかなか難しいのですが、相手の性質や職場の風土によっても、よい案は違ってきそうです。

自分の今までのやり方を振り返って、何が起こっていたのかを「わかる」
これがすべてのスタートになります。
今日は、そのためのたくさんのヒントがありました!

自分にとって何が大切?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、価値観ワークを実施しました。

目の前の事を一生懸命にやりすぎるあまりに、本当に自分が大切にしていることから
そ~っとそ~っとズレていっていることに気付けないまま、
大変な努力をしているにも関わらず、幸せ感、納得感、一致感が得られない。。
そんなことはありませんか?

不安などに押し迫られると、本当に自分にとって大切な「軸」を忘れてしまいがち。
本日は自分にとって大切なことはなにか?を改めて見つめ、思い出し、
ランキングの形で全体を整理していきました。

・大事だと思っていたことが、実はもう今はどうでもよいことだった
・ランキングの下の方ばかりに時間をとられていたことに気がついた

ほか、たくさんの気付きがあったようでなによりです。

自分にあった働き方-パーソナリティから考える

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

12月の月曜日は、今こそ、働き方を見直そう!というテーマで、キャリアについて考えています。
今日はパーソナリティと働き方との関係を考えてみました。

まず「エゴグラム」を使って、心のエネルギーの状態を5つの側面からとらえてみました。
今の自分は、どの側面にエネルギーが集まっているか、バランスはどんな感じなのか、視覚的につかめます。

どの側面のこころのエネルギーが高いのか、低いのか。
このでこぼこが個性をあらわしてるともいえますね。

パーソナリティは行動のパターンといわれていますので、自覚している側面であれば、自分で変えることができます。
今までの職場や仕事内容との間に、何かのミスマッチがあるのなら、それを埋めるための工夫を考えることもできます。

高い低いで、良い悪いがある訳ではないのですが、皆さんそれぞれ、この側面が高いのが気になる、低いのは嫌だなど感じたようです。
それは一方で、自分がどんなイメージでいたいのか、どんな風にありたいのかを教えてくれているようにも感じます。

後半は、偶然の出来事をキャリア探索に活かそう!という視点で、今までの「たまたま」の出来事を振り返っていきました。
思い返してみると、いろいろ偶然の出来事、予想していなかったことに遭遇している私たち。
それをどう受け止めるかは、自分の構えにも関係してくるかもしれません。

次回20日(月)は、私を知って働き方を考える④ -強みをとりあげます!

月に1度のなんでもトーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークデイケアのご報告です。

本日は月に1度のフリートーク「なんでもトーク」を実施しました。
平日のプログラムありきの時間とはまた違って
自由さの中で語り合うこともまた実りが大きかったですね。

気付きの種は、そこここに散らばっています。

プログラムテーマという「枠」がないからこそ、
普段着の自分のままナチュラルに受け取っていけることもありましたね。

本日一番みなさんのココロに響いたことは、
再発防止の為にも 「 自分自身を責めない 」 は鍵となる
だったご様子です。

本日はリワーク現役さんが多く
まだまだ自分を追い詰めてしまう傾向のテーマに取り組まれている方もまた多く、
皆でこの大切なことを確認できました。

 

次回は1月8日の開催となります。
年が明けて 「 2022 」 のビジョンを語るもよし。
「 いまのテーマ 」 を語るもよし。実り多い時間をまた一緒に過ごしていきましょう!

協調とリーダーシップ☆物語をつくろう(チームワーク)

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中の協調とリーダーシップでは、チームワークの大切さやリーダーシップとは何かについて学びました。

職場でチームワークを組むことがあるかと思います。

そんな時、チームの一員としてどのような心構えでいればいいのか、自分の役割は何か、そもそもチームワークって何だろう?などを考える機会になったかと思います。

職場や仕事について思い出したり考えたりするため、若干の負荷が掛かりますが、復職を視野に入れている方には仕事の感覚を思い出す、いい機会になったのではないかと思います。

 

午後の実践チームワークでは、午前中に学んだ「役割」を意識しながら取り組んでもらいました。

まずは個人で簡単な物語を考え、それを持ち寄ってチームとしての作品を作ります。

チームで土台になる物語を考えたら、絵を描く人、物語を書く人、色を塗る人などに役割を分けて作業をします。

最後に各チームの作品を紙芝居形式で発表してもらいました。

 

物語の思わぬ展開や登場人物に笑いが起き、楽しい時間となりました。

 

それぞれが持ち寄った物語を一つにまとめ上げていく過程は、非常に難しいものがあったようです。

しかし、タイトな時間の中で、一つの目標に向かって各チームが一丸となって協力し合う姿は見ていてとても微笑ましいものでした。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

感情に振り回されるカラクリ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、
3週に亘る「感情に振り回されなくなろう」シリーズの第一弾
「感情回避と感情駆動行動」について取り組んでいきました。

嫌だな、つらいな、苦しいな、などのネガティブな感情を
断ち切ろう、回避しようと思わずとっている行動が
実はストレスを維持している大きな要因であることが往々にしてあります。

ネガティブな感情を感じるのが好きな人はいませんよね。
ですが、ネガティブな感情は自分を守る内側からのメッセージであり、大切なものなのです。

本日はそれぞれの感情の意味や役割を理解し、
さらに、
・その特徴 … 本能的なこの機能はどういうことを何よりも大事にしているのか?
・それゆえどういうことが起りやすいのか?
・どのような経過をとっていくのか
を理解していきました。

この事を把握すると、感情を大事にしつつ、振り回されなくなるのですね。

来週は、自分の認知の世界にどう入り込んでいくのかのプロセスとカラクリを
理解していきましょう。
今までいろいろな「落とし穴」にまんまと足を取られて取られて … を続けてきたんだな~と
毎回みなさんしみじみ分かち合っています。
次回も「みんなで」が力になる。そう感じる1日になりそうです。