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ドラマセラピー:自分に思いやりと栄養を与えよう

自己肯定感UP!をキーワードに行っているドラマセラピーですが、自己肯定感を育てる上で大事なことって、一体何だと思いますか?

いろんな大事なことはありますが、最も大事なことは「条件付きで自分を認めないこと」「自分に思いやりと栄養を、与えてあげること」だと私は思っています。

 

何かを達成した自分や、何かの技や能力や地位を手に入れた自分は認めるといった「条件付きで自分を認める」という生き方では、目標と現在の自分との距離を測ったり、他者と比較したりして「あ〜!ダメじゃないか!」という自己批判に繋がりやすいのです。

 

今日は、最初は「達成しなくちゃいけない」「手に入れなくちゃいけない」という、自分の内的な声をドラマ化してみました。この状態で、自己肯定感を育てていくのがいかに大変か!ということが、身体でわかります。

 

次に、「では、どんなサポートやケアが必要だろう?」と皆さんに考えていただいて、その部分を次にドラマ化していきました。そして、この自分に必要なものというのは、ズバリ、「自分への思いやり」と「自分への栄養」なのです。

 

元気がなくて凹んでいる時、さらに厳しい言葉をかけられても、頑張ろうという気にはなりませんよね。だからこそ、「あなたはあなたなりに頑張っているよ」という目線で、思いやりを持って自分に接することが大事です。

 

また、凹んでいる時こそ、自分の心に栄養となるものを与えることも大事です。例えば、丁寧に入れたお茶を飲むとか、公園で芝生の上で寝っ転がって鳥の声に耳を澄ませるなど、、、「栄養」を自分に与えないと、起き上がることも、立ち上がることもできなくなってしまいます。

 

この日は最後に、自分に栄養を与えたら、どんな自分になれるだろう?自分という「木」に、どんな実りがつくだろう?と言った話をしながら、絵を描いていただきました。素敵な木ばかりで、お見せできなくて残念!

 

自分との付き合い方をドラマを通して学んでいき、少しずつ自己肯定感UPを目指していきましょうね。

7月もお待ちしております!

 

自分を大切にする☆道順を明らかにする

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

今日のリワークのテーマは『自分を大切にするとは?』です。

 

自分を大切にしろと言われても、具体的にどうしたらいいかわからない。そんな思いをしたことはないですか。

そこで、自分を大切にするって一体どんなこと?どうやって?と考えてみました。

キーワードは『自分らしく在る』や『自分軸』、『自己決定』

日々の生活にあてはめながら、自己を振り返り、理解を深めました。

「小さなことから少しずつ自分軸で選んでいこうと思った」「大きなことはしなくてもいいのだと安心した」などの感想がありました。

 

午後のグループワークでは、各々が持つ断片的な情報をたどって道順を明らかにしていきました。

グループでなぞ解きをしましたが、どのグループも苦戦しました。

自分の考察(推察)を伝えつつ、一緒に悩んで答えを探す。そんな感じです。

遠慮せずに自身の考えを伝えられることが大事です。

 

グループワークでは、話し合いを通じて自身のコミュニケーションを振り返ってみる機会になります。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

CBT*私の中に隠れている「あたりまえ」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、
ケーススタディを通して自動思考に再び焦点を当てて取り組んでいきました。

自動思考(Automatic Thought) で、愛称「音間(おとま)くん」。
鬱々としているのデス。


彼のものがたりを通して、(リアルで)非常に多いケースの中に隠れている自動思考を
皆で見つけていきました。

小グループでは活発に炙り出し大会ができたご様子で
全体シェアの際には、たくさんの気付きを共有できました。
「みんなでやってみる」のちからって本当にすごいですね。まだまだ時間が欲しいところでした。

今回も

「おとま君のストーリー、まんま自分がやっていました。」
「ほとんど自分にあてはまっていました。」
「『見てたの??』って思うくらい自分のことでした。」

などのお声が複数寄せられていました。

今回は、おとま君がつらくなっていく中で考え方のクセを見つけていきましたが、
来月は 「 おとま君、考え方を広げてみると☆ 」 の巻で
実際に使えそうな発想を再びみんなで集めていきましょう。

自己価値設定に気づく

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、自分自身の存在はどのくらいの価値があるか?
その設定基準をどのように無意識に決めているかを見つめてみました。

普遍的だ、絶対だ、と思っているその設定基準は、
実は過去の出来事や記憶に残っているワンシーンが「S字フック」のようにひっかかっていることによって作られている事が多く、
バランスをもたらすことができる要素がたくさん散りばめられているのです。

本日は「これが自己価値設定の基準」と誤解されている「あるある」を通して
自己価値ってなんだ? を確認していきました。

今までずっと誤解していた基準が「絶対だ」と思ってずっと生きてきた

… というようなご感想がとても多かったです。
「自己価値の樹」の例えを通して、
何を基準にすると危うく、何を満たしていくことが大切なのかに触れていきましたが、

じゃあ、どうすれば育つの??

ですよね。
それは来週「 育てていくには、アップさせていくには 」で取り組んでいきましょう。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
「 何度も何度も同じ武勇伝を話す人にやめてもらいたい 」 をテーマに
ロールプレイをやってみました。

「その場」「その瞬間」だけではなく、
時間をかけてルールや流れを構築していくことを想定に入れる … という感覚も、1つのスキル。

本日はテーマを提供してくださった方の
生のしぐさから、伸びしろをたくさん皆で共有できましたね。
一人の伸びしろが、みんなの伸びしろになっていく素敵な瞬間でした。

★6月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど ヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど  認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど 実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

自分を知って働き方を考えるー第1弾

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、自分を知って働き方を考える-第1弾、「強み」と「モチベーション」について考えてみました。

初対面の人でも苦なく話せる、コツコツと同じ作業を繰り返せる、自分にとって当たり前のことに「強み」は潜んでいます。

強みの多い人になる必要はありません。
自分の強みを活かすこと、逆に、苦手なことは無理をしないことで、自分にあった働き方を見つけることもできるでしょう。

小さい頃からの経験を振り返ってみると、意外と、昔から自然とやっていたことを思い出せるようです。
意外と強みを持っているなと思えた人もいるし、今の職場、自分の強みと全然あってない、、、と思った人もいるようです。

さて次は、今までの仕事へのモチベーションのありかを探ってみました。
やる気がたかかったとき、やる気がおちたとき、仕事をしていれば、いろいろな時がありますね。

そのときどきで、どんな状況だったのかを振り返っていくと、自分のやる気を上向きにするポイントがしぼりこめてきます。
モチベーションって必要なんでしょうか?という疑問まで飛び出し、自分と仕事とのかかわりを再確認する時間になりました。

私たちの働き方を支える視点はいろいろあります。
自分にマッチする働き方を考えていきましょう。
来週は第2弾、来月は第3弾を予定しています!

★来週月曜日 28日の午後には卒業発表を予定しています!★
転職間近の方の体験をうかがえる機会です。ぜひご参加ください。
個別フォローは卒業発表の後に行いますのでご協力ください。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職された方が現在のコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローしていく時間です。

今日はそれぞれの疑問や悩みを出して、ざっくばらんに話し合いました。

・面接前に緊張してしまう。みなさんはどうやって緊張を緩和しているんですか?

深呼吸、アロマ、ご褒美、緊張している自分に話しかける、しっかり準備をするなどなど、様々な工夫がありました。面接だけでなく緊張する場面は度々ある、みんなも緊張するんだ、自分だけじゃないんだと分かり、ちょっと安心した様子でした。

・気分が落ち込んでしまったときはどうしてる?

気持ちが落ち着く、気分が上がるコーピングリストを作っておいて、できそうなことをどんどん試してみると効果があるようです。

落ち込んだときは思い切って休んでみたら効果があった!と体験談がありました。RWに通って体調を整えて復帰に備えている方も、ときには休んでみては?今まで一生懸命働き過ぎて疲れてしまった経験がある方は、休むことに罪悪感があり上手く休めない傾向があります。休職中にゆっくり休む練習をして、何をしたら気持ちが晴れるのか、どのくらいで復活できるのか、仕事を続けるための休養の取り方を、この機会に色々試してみましょう。

他にもTo Do リストの作り方が話題になり、便利なアプリが紹介されて盛り上がりました。今日の予定だけでなく、急ぎではないけどやりたいこと、リラックスできる動画や写真、心に響いた言葉などを集めたリストも役立ちそうで、早速作ってみたくなりました。

参加者からの感想は、様々なアイディアがもらえて参考になった、早速実践したい、色々と新しい気づきがあった、活発に意見交換ができた、話したり聞いたりすることは大切だと思ったなどでした。

1人では煮詰まったり、ネガティブな考えにグルグルと囚われてしまいがちです。話してみたら、みんな同じ悩みを持っていた、そんな見方もあったのかと気づくことがたくさんあります。ぜひ話にきてください。

 

効果的な人への頼み方☆すごろく作り

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

職場では、業務を進めていく際に、人に頼み事をしないといけない場面が多く出てきます。

でも、人に頼み事をすることに対して抵抗感を覚える人は多くいます。

そこで、頼み事をする側にも受ける側にも多くのメリットがあることを振り返り、「気まずさ」は本当なのだろうか?そこから考えていきました。

実は、思っている以上に人は親切にしたいものだということが見えてきます。

互いの認知の落差に気づき、双方にとってより良いコミュニケーションとは何かを学びました。

「頼む時のハードルが下がった」「頼む相手のメリットを考えることで気持ちが楽になった」などの感想がありました。

 

 

午後のグループワークでは、すごろく作りをしました。

グループそれぞれにテーマを決めて作ってもらいました。

「恋愛マスターすごろく」「老後スタートすごろく」「スターの一生すごろく」の三つでしたが、ユーモアのつまった面白いすごろくができました。

 

作り終えたすごろくを他のグループの人に渡して実際に使ってもらい感想を言い合ってもらいました。

切ったり貼ったり、人と話したり、構成を考えたり。こうした作業が脳の認知機能を高め、複雑なコミュニケーションの練習の場にもなります。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

★6月の卒業発表★28日(月)午後!

町田クリニック リワークプログラムよりご案内です。

6月も、転職間近の方が経験を皆さんに語ってくださる卒業発表があります!
月間スケジュールのとおり、6月28日(月)午後になります。
ぜひご参加ください。

その日の個別フォローアップは、卒業発表終了後からになりますので、ご協力ください。
よろしくお願いします。

ココロの境界線*ストレスあるある

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
日常のストレス場面において、バウンダリー(ココロの境界線)のテーマがどのように絡んでくるのか
皆で検討していきました。

一番多く時間を割いたのは、
「 自分が辛い・大変な時に、相手に頼めない・ヘルプを出せない 」でした。

そこにはどんな想いがあるのだろ?

・相手に迷惑がかかってしまうから
・相手の残業時間が増えてしまうから
・相手に負荷がかかってしまうから
・相手から嫌がられるのが怖いから
・相手もすごく忙しいから
・断られたらショックだから

いろいろな想いが湧き出てきましたね。

その「想い」に至る土台のところにこそ
実は既にバウンダリーのテーマがべっとりじっとり隠れているのです。

そもそも ね、

の切り口から紐解いていきました。

「あなた」の自由を尊重しているようで あれ? これってしていないってことだよね。
していないのは 自分自身が そうじゃないからだ。わぁ!(びっくり)

ここに気付いていき、
バウンダリーの観点から、今までとはちょっと違った対処をするとしたら
どんなことができそうだろうか、イメージを膨らませていきました。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
「友人からの電話を切りたい」
をテーマに取り組みました。

改めて考えると(そして客観的に取り組めると)
いろいろなアイデアが出ましたね!

午前中の<バウンダリー(ココロの境界線)>での学びも
早速取り入れて、学習効果バッチリでした。

出てきたアイデアを使って実際に口に出してみる・身体で表現してみるロールプレイの時間がまた
イイカンジで役を演じていらっしゃって今日も盛り上がっていました。

上手にやることが目的ではありません。
自分に今まではなかった「感覚」に慣れていく、ということが一番の目的。
みなさん、最近「上手にやろうとしない」ことに慣れてきたご様子で何よりです。

ロールプレイ等に参加しなくても、
見てるだけ、聞いているだけが精一杯の「できること」でも大丈夫です。
ご自分のできることで一緒にマラソンをしていきましょう。

にがてでも みんなでやれば こわくない ☆

怖さが笑いに変わる瞬間の感覚、
おもしろいし、不思議ですね。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、です。