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どんどん辛くなるカラクリ~感情回避と感情駆動行動

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
「感情回避と感情駆動行動」について取り組みました。
・・・なんだか難しそうな漢字の羅列ですね。

シンプルに表現しますと、
ネガティブな感情(不安、つらい、怖い etc.)をなんとかしようとして
無意識に思わずやっちゃっている行動のことです。

実は、気持ちをラクにしたくて思わずやっちゃっている行動が
実は実は更に自分の首をしめていくパターンがかなりあるのです。

今日の振り返りでは
「まさに自分そのものだった。」
「あまりにどんぴしゃりで見られているのかと思った。」
「当たり前だと思っていたけど違うことにショックだった。」
「カラクリが知れて気が楽になった。」

などなど、衝撃だったのだなぁ、と感じるコメントがたくさんありました。

「なんとかしよう」が実はストレスを維持させているなんて
おもいもよらなかったですよね。

さあ、お盆休みが明けたら、
「じゃあ、どうすればいいの?」に取り組んでいきましょう!

「なんとかしなくちゃ」に振り回されないで
「なんとかしていく」ちから。

みんなでつけていく大切な2週間にしていきましょうね。

わたしを主張するスキル&SST

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

本日は3回続いた『社会的スキルの心理学』の最終日。『わたしを主張するスキル』です。

相手を尊重しながら自分の意見を素直に伝えるスキル=アサーティブ・コミュニケーション。

浸透してきた概念ですね☺。

とは言え、実際やれるかというと、なかなか難しいことですね。

今日は、様々なシーンを設定し、実際に行ってみました。

アサーティブな表現は、皆さんそれぞれの個性が出て、お互いに学びあうことができました。

また、主張とは対極のようにみえる「頼み方」のワークも行いました。

人は一人では生きていけません。誰かを助け、誰かに助けられて生きています。

誰かに助けてもらうには・・・・?

気持ちよく引き受けてもらうための3つのポイントをもとに、それぞれロープレに挑戦❣

 

午後のSSTは『つながりを育む/アクションメソッド』です。

自分を「物語る」のは、全員に向けて話す事よりも、ペアの方が話しやすいですね。

そんな効果を元に、大いに自分を発揮できるトレーニングとなりました。

以上、生きていく力のプラスにして頂けたならば幸いです❣

3人のメンター

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、「3人のメンター」を選んで
自分自身の軸に戻っていくワークに取り組みました。

メンターさんにはなにも今生きている人間に限る必要はありません。
伝説上の人、他界した人、有名人、あこがれの人、
動物、植物、自然、天使、神様、アニメやドラマ、映画のキャラクター
何でもOKです。

自分が無条件でただただゆだねることができる存在。
  

たとえ言葉にならなくても
その存在になりきった時に湧いてきた感覚が教えてくれたもの、気づきがいろいろありましたね。

CBT*その考え方を広げてみよう

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
先週検討した「おとま君」が苦しくなってしまった時の自動思考(考え方のくせ)を
どのように広げていけばよいか
それぞれの場面での広げるヒントを共有しながら検討していきました。

「あ、いつものパターンだ」と考え方のくせに気づいてはいても、
さて、ではそれをどうやって柔らかくすればよいのか?
そもそも発想がないところからスタートになるので
「目からウロコ」になった方もいらっしゃったご様子でした。

一度にたくさんのくせに取り組むよりも
1つ1つ攻略するようにエクササイズできるといいですね。

おりしも今日は7月末日。
明日からの8月、1か月間でどんなくせを柔らかくしていきましょうか。
更にその先…風がちょっとだけ涼しく感じる時期の自分を想像してみましょうね。
まずは最初にちょっとだけ☆

ノンバーバルコミュニケーション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

本日は「非言語コミュニケーション」です。

コミュニケーションを図るうえで、表情や顔色、視線、声のトーン、話す速度、ジェスチャーなどは、言葉以上に大きな役割を果たします。

同じ挨拶でも「こんなに印象が違うんだぁ!」ということを実感された様子で、皆さん納得の表情☺でした。

非言語(ノンバーバル)コミュニケーションの癖や、能力もチェックしてみました。能力は高い低いという評価ではありません。客観的に自分を振り返ることに大きな意味があります。それぞれの質問に「気づきのポイント」がたくさん隠れています。

ノンバーバルコミュニケーションを使いながらのロールプレイングでは・・・
「一生懸命料理を作ったのに、味付けに失敗して意気消沈のAさん」にどう対応するか?というお題です。
皆さん、とてもお優しい心とお気遣いの人❣さすがの対応でした。
ロールプレイは色々なお人柄が現れて、新たな発見があります。

午後のSSTは引き続き「非言語的コミュニケーション」…ジェスチャーゲームをしました。

『コミュニケーションを成長させるには、諦めない中で内省したり、気づきを重ねたりすること』
→伝わらないことを『人のせいにしない』
→伝わるまで諦めない『スタミナが大事』ということ

ジェスチャーゲームは『手を変え品を変え、相手に伝わるまで諦めずに試行錯誤する』ことの楽しいレッスンになりました。笑顔いっぱいでした。

以上、本日のリワークで豊かなコミュニケーション力に気づいて頂けたならば幸いです❣

ココロの栄養ことば

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
ココロの栄養になる言葉をいろいろ集めてみました。

自分自身の人生を小さい頃から振り返って
自分自身に向けられた言葉をはじめ、漫画やドラマ、歌などからも
ココロに沁みる、エネルギーの源になるフレーズをあつめコレクションシートを作成しました。

あんなに自分にとって大切なことばだったのに
日々の生活の中で意外に置き去りになっていたり薄れていったりしていましたね。
思い出すことができて良かったです。

皆で語り合うことで新しいことばとの出会いもできました。

★7月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

 

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

CBT*自動思考の「あるある」

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
1つの典型的なエピソードの中から自分が苦しくなっていく時の
「考え方のくせ」パターンと同じものを見つけ、検討していきました。

エピソードと重ねてみると自分自身の様子を客観的に気付くことができたご様子、何よりです。
また、1つの場面の中にも3つも4つも「考え方のくせ」が入っていたことも意外でしたね。

いつものことではありますが
今回も「全部自分がやっていた!」と驚かれる方が複数いらっしゃいました。
そういう時には逆に「今は1つだけ取り組んでみよう」をどうぞ意識してみましょうね。
ゆっくりゆっくり。1つ1つ。

人づきあいの技術

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

本日は「社会的スキルの心理学 Ⅰ」です。

人は、他の人との関係の中で生きています。スキルという限りは人間関係も練習次第ともいえます。

まずは

1)人の話を聴くスキルの重要度をチェック!

初級、中級、上級編でロープレも行ってみました。

そして・・・

2)ソーシャルスキルの傾向をチェック → 言語スキルでは?非言語スキルでは?何が得意なのかなぁと自身を分析。

3)ソーシャルスキルの測定では → 信頼度の高いスケールを使って全体像を把握。あれ?自分て結構社会的スキルが高いんだぁとニコリとした方。更に精査して初歩的スキルは?高度なスキルは?感情処理のスキルは?と、客観的に具体的な姿が見えたと思います

4)4つのソーシャルスタイルでは → 自分、そして気になるあの人?を当てはめて見ることで・・・苦手だと思っていたタイプの人間も違う見方ができたようです。

最後に「幸せな人間関係を築くためには、他人や自分のポジティブな面を見ることが大切!」という結論が出ました。

 

以上、本日のリワークで新たな気づきをゲットして頂けたならば幸いです❣

HS傾向のしんどい場面に17のお助けフレーズ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
HS(Highly sensitive ~繊細、傷つきやすい~)傾向にある時のしんどい場面で
どのように自分自身に言葉をかけてあげると
気持ちにバランスが戻ってきやすいか検討していきました。

どれもこれも今まで自分自身に対して厳しくするばかり追い詰めるばかりだったと振り返った方も
多かったですね。
具体的な言葉が今まで全く出てこなかった(分からなかった)だけだったかも、と気づかれた方も
多かったのが印象的でした。

ちょっとの違いの積み重ねがこの先の大きな違いを生み出していくかもしれませ。
小さな意識づけ、大切にしていきましょうね。